90歳前後の親世代 & 60歳前後の子ども世代 (original) (raw)
この週末は、2日とも両親関係の用事で出かけました。
土曜日が私の実家、日曜日は義父のホームです🚃
私の実家までは2時間ちょっと、義父のホームまでは1時間ちょっと。
とても遠い…とは言えませんけれど、そこそこ疲れる距離です。
2日連続でこのような動きをするのは、私としては忙しかった感じ。
体力なさすぎでしょうか?
実家の用事は、6月に介護付き有料老人ホームに入居している母の今後のことを相談することでした。
母自身が望んだことでしたし、私たち家族も安心と安全を得ることができたとホッとしていたのです。
でも、ホームでの暮らしは母が想像していたものとは違ったみたい。
スタッフさんはとてもよくしてくださると感謝しているのですけれど、話し相手がいないことが辛かったようです。
見た目にはお元気でも認知症を患っていらっしゃる方が多くて、脳の機能には全く問題がない母はどう向き合ってよいかわからなかったのかもしれません。
アメリカの大統領選や日本の首相選挙、株価などにもとても興味を持っている母。
大谷選手の試合や記録のチェックも欠かしません。
読書も楽しんでいます。
ニュースで話題になったことなどを話題にしたくても、無関心な方が多くて会話が成り立たない空虚感に襲われていました。
名前も知らない方同志が親しげに会話していることにも、その会話が毎日同じということにも、戸惑ったようです。
母も私たちもホーム長さんに相談したりしました。
『〇〇さんは、ホームで暮らすにはお元気すぎるのかもしれませんね』
と言われたのです。
耳も遠く、シルバーカーなしでは歩けない母が《元気すぎる》とは⁉️
食事の面でも満足できなかったようです。
昨夏、ホームの見学で試食させていただいたときは家族みんながおいしいと思ったはずの食事が、どうも違っていたようで…。
さまざまな経緯を経て、母をもう一度自宅に戻すという結論を出しました。
土曜日はその相談。
段取りや必要な手続きなどを、父と弟と話し合うことにしていたのです。
義妹も一緒に来てくれたおかげで、とても穏やかな話し合いとなりました。
もともとの性格+年齢を重ねたことで、頑固に短気になりつつある父は、弟と私だけを相手にすると声を荒げたりすることがあります。
でも義妹や夫、孫がいる場所では《優しくてにこやかなおじいちゃん》でいてくれるのですよね。
あとから聞くと、弟が義妹に同席してくれるように頼んだそうです。
本当にグッジョブ👍
弟の後ろから、『こんにちは~』と明るく入ってきた義妹の姿を見て、思わず手を合わせたくなるくらい感謝の気持ちでいっぱいでした。
こういう話の日に実家を後にするときは、いつも疲労感でいっぱいなのですけれど、土曜日はそれもずいぶん軽くて。
ま、それでも往復4時間超の移動はかなり疲れます。
日曜日は、義父のホームの秋祭りでした。
昨年は私たち夫婦と次男で行ったのですよね~あれから1年か…。
今年は、義弟夫婦を誘ってみました。
夫と義弟は用事でもなければ連絡も取り合いません。
2人揃って、父親である義父に会いに行ったこともありません。
ですからよい機会かなと思い、義妹に連絡してみたところ、参加してくれました。
ファミリールームをお借りして、久しぶりに5人でおしゃべりしました。
義父が知人のつてで絵の通信添削を受けていることや、ホームでの生活に耳を傾けました。
食事もおいしく、スタッフも感じがよくてとてもよいホームだとずっと言ってくれていた義父…でも昨日は、食事に関する不満を話していました。
ここしばらく、食事の質が落ちているように思う…と。
フードサービスの会社が替わったのかもしれませんし、昨今の食材の値上がりなども関係しているのかもしれません。
母がホームの食事に満足できていないこととも、何となく重なりました。
でも子ども世代が4人揃って会いに行ったことを、義父はとても喜んでくれました。
これからも、時々は一緒に出向こうと義弟夫婦と話して解散しました。
それにしても。
義両親も両親も90歳前後です。
そしてその子どもたちは60歳前後。
高齢になっている両親には、大変なことがたくさんあるでしょう。
でも60歳前後の身体も、元気いっぱいというわけではないのですよね。
自分たちも通院していたり、疲れやすくなっていたり、無理が効かなくなったりし始めています。
まだ仕事もありますし、自分たちの子ども世代のヘルプを求められることだってあります。
両親のことを大切には思っていても、私たちもなかなか大変よね…。
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