ドジョウ料理を求めて安来市へ (original) (raw)

以前、福井→出雲ロードバイク旅をしたときに、食べたかったけど食べられなかったグルメ。それはドジョウ料理でした。実は過去に浅草の駒形どぜうで食べたことがあるのです、予想以上に美味しくてまた食べたいなぁという想いがあったのですが東京は遠い。そんな時にロードバイク旅で見つけたのが安来市のドジョウ料理でした。さて、この安来市ですが、はじめ見たときは やすぎ 市とは読めませんでした案内看板などをみて安来市=やすぎしと気付いたのですが、ここで記憶の彼方からあるワードが浮かびました。それはドジョウすくい、そうなんです。安来市はドジョウすくい音頭で有名な地域なのです。では、ドジョウも美味しいに決まってます。と言うことで、今回はドジョウ料理を求めて、安来市へ出向いたお話しです。ただ、今回は「岡山エンデューロ」の翌日に訪問しました。ドジョウ料理だけに福井から安来市まで走るには、少し遠いですから。

福井→出雲ロードバイク旅でドジョウを食べたかったお話しはこちら ↓
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おかやまエンデューロのお話しはこちら↓
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朝起きて、朝食を済ませ津山市を出発です。安来市へ向かうまでに津山城を見学しようかと思ったのですが、岡山エンデューロの疲れもあって(DNFしたのに疲れた?)そのまま安来市へ向かうことにしました。高速道路を使えば1時間ちょっとの行程です。今回も高速道路会社のお得な料金パックを使って中国地方の高速道路乗り放題なので日頃は、下道で走ることが多い私ですが贅沢に高速道路を乗り継ぎます。普通日なのでか高速道路はガラガラですので、ストレスなく移動を行います。移動中は、ワイヤーズXを受信したり落語のCDを聞いたりしますがワイヤーズXに関しては、運用局が激減したような気がしました。途中、蒜山高原SAで休憩し、安来市へ入ります。このSAですが、数年前に訪問したときより少し働いている人も少なくなった気がしました。人手不足なのでしょうか?

SAのゴミ箱に注射器を捨てる人がいる?

高速道路を下りて少し走ったら、そこは鳥取県から島根県安来市の県境です。この県境の看板、前回の福井→出雲ロードバイク旅でも思い出深い看板でした。そして、ほどなくして道の駅あらエッサに到着し、お目当てのドジョウ料理のお店に入店です。このお店、Web情報によると古民家を移築改築したお店らしいのですが、店内はすごい広いです。とても大きな古民家だったんでしょうね。外から見た感じは、それほど広く見えなくて店主と数人で運営しているお店と想像していたのですが、入店したら驚きの広さに加えて収容人数の多さにビックリしました。

着席してメニューを見て注文したのは、せっかくなので高いメニューを注文ししようと言うことで「ドジョウがてんてこ舞い鍋御膳」を注文です。この時は、「ドジョウがてんてこ舞い」という言葉になにも意味を見いだせてなかったのですがこのあと、このネーミングの妙に気付くことになります。しばらくすると、お料理が運ばれてきます。鍋の中にドジョウが入っていますがその上には、透明な円錐のカバーがかかっています。はて?と思っていたら、店員さんが説明をしてくれます。「火を付けてしばらくすると、ドジョウが暴れるので透明な円錐は外さないでください。」「ある程度、ドジョウが落ち着いたところで生卵を入れて、卵とじにしてください。」とのこと。そうなんです、ドジョウはまだ生きているのです。暴れると言っても、それほどのことはないだろうと思って火を付けたあとを観察していると驚きの光景が広がります。鍋の出汁の温度が少しづつ上がっていくのですが、ある程度の温度に達したところでドジョウが大暴れ、まさにてんてこ舞いになりました。なるほど、だからドジョウがてんてこ舞い鍋なのか?

少し豪華なランチです。

youtu.be

美味しく頂きました

ドジョウの味ですが、シロウオに近い味です。シロウオに少し小骨があるような感じの食感といえば分かるでしょうか? それに良い出汁の味が出て食感プラスαでおいしい!という感じでした。魚介系の上品な味が好きな方にはたまらないと思います。そして、鍋だけでなく天ぷらも美味でした。これは、是非次の機会にも食べてみたいですね。自宅での再現は難しそうですし。

ドジョウ料理の解説がされていた。