偶像たちが目にしみる (original) (raw)
「いつでも、どんな時でも俺たちを応援してくれてありがとう」
ありがとうを言うときは理由とセット。この人の好きなところだ。
教えてくれてありがとう。
会いに来てくれてありがとう。
名前を呼んでくれてありがとう。
そんな貴方に、伝えたい言葉がある。
戸塚くん、生まれてきてくれてありがとう。
・
ここ数年で、はてなブログを書くアイドルオタクが減った、と聞いた。
それは実際に今もはてなブログを利用している私自身にも心当たりがある。
皆、別のフォーマットに移行したり、時代の流れに変化、適応していったり。
そもそもの話、私がブログを1万字書いたところで、戸塚くんには一銭も入らない。
それならCDを買い、動画の再生回数を上げ、いいねを増やす。その方が戸塚くんの為になるに決まっている。
あのね、でもね、んな事は分かってんです。分かってて私はまだこうしてはてなブログのダッシュボードに向かい合っている。スマホから更新するのめっちゃ面倒臭いよ。でも、私は好きなアイドルを語ることをやめられない。
この船に立ちはだかる氷山は、さしずめ資本主義的志向が色濃くなった現代の“推し活”文化か。今に冷たい海へ沈んだっておかしくない。
上等じゃないか。私が最後の楽団員になってやる。
誰にも読まれなかろうが、何の生産性もなかろうが、目には目を。歯には歯を。言葉には言葉を。いつも言葉の限りを尽くして愛をくれる戸塚くんへ。
10秒の動画で愛を叫べるこの時代に、私はこのブログで愛を叫びたいのです。
・
I love you to the moon and back.
“月に行って帰ってくる”そんな突飛なことが出来るくらい愛している、というイディオムらしい。
月に行くにあたっては予算や移動時間がわからないので要検討ではあるけれど、現時点では少なくとも関東地方の片隅から0泊2日で大阪まで行って帰って来られるくらい、戸塚くんのことが好きだ。
「まだ見ぬ景色を君に見せてあげる」
その大阪でのコンサートで、私の席から程近いお立ち台の上で、戸塚くんはそう歌った。
高校生の時、友達と精いっぱいのおしゃれをして大冒険気分で行った日比谷。
生まれて以来、20年振りの横浜。
羽田空港に寄り道して、旅行の匂いがする!ってはしゃいだソロコン。
そして、先日の大阪。
思い返せばいつだって、私を初めての場所に連れてきてくれた、「まだ見ぬ景色」を見せてくれたのはA.B.C-Zと戸塚くんだった。
それは単純に、行ったことがなかった場所に行くきっかけをくれただけではなくて。心象風景としての「まだ見ぬ景色」を見せてくれるのもまた戸塚くんである。
アイドルを応援するってなんなんだろうって分からなくなってた時に誘われて入った去年のえび座。
1度離れてしまって申し訳ない、と、もう1度好きにならせてくれてありがとう、という感情をペンライトのように移り変わらせながら、私は2度目の戸塚担人生を少しずつ歩み出した。
ファンクラブの更新手続きをするたびに、きっと私は思い出す。帝国劇場の絨毯の感触。特効のけむたい匂い。拭っても拭っても止められなかった涙の温度。気丈に「とっつー」を全うした横顔。
ステージの上で借り物の人生を繰り返し生きて、怒ったり、泣いたり、笑ったり、恋をしたりすることが、戸塚くんにとって一種の治癒、消化あるいは昇華に繋がっているのかもな、とは何となく感じてはいた。
でも37歳は「戸塚祥太」のままで発散できている瞬間が多かったように思う。何者にもなれない自分を自覚し受容した時に、ようやく人は「何者か」になれる。最近の戸塚くんを見ていると特にそう感じる。
この1年が戸塚くん自身にとっても、「まだ見ぬ景色」をたくさん見られた1年だったらいいな。そして今日からの1年は、もっと。
この先、ずっと遠くへ進んでほしいけれど、重圧と制約のあるスターダムの人生は果たして本当に戸塚くんを幸せにするのだろうか。
戸塚くんを見ていると、そんな心配がたびたび付きまとう。いや、戸塚くんを心配するふりをして、その時私に芽生えるであろう寂しさや喪失感から目を逸らしているだけか。
ともかく、ソロコンで満員の客席を見渡す戸塚くんは今までにないくらい穏やかな表情と声色をしていて、心配も、心配のふりもどちらも必要なさそうだった。夜も傷も雨も着こなす人だけれど、やっぱり光がいちばん戸塚くんを美しくさせる。
お言葉にあまえて、私自身を光と仮定し、それが戸塚くんを照らせているのだとしたら、その光を一身に受けた戸塚くんはもっと強い光となって私達を照らし返す。同時に、そんな戸塚くんの背中を見る後輩たちをも照らす。そして後輩たちがまたそれぞれのファンを照らす。光の往来。光の連続。
何億光年もあとになって届く光ではなく、今まさに瞬く光。
今、戸塚くんががむしゃらに駆ける足元を照らす頼りない灯のひとつとして加担できているとしたら、それより嬉しいことはない。
生まれた星のもとが違う、という表現がある。アイドルとファンなんてまさにその代表例だ。戸塚くんは最初から私だけのよだかの星ではない。でも、戸塚くんを見ているとそんな当たり前のことさえ忘れてしまう。だから羽目を外してこんな文章を書いてしまうのだ。戸塚くんには一銭も入らないし何の得にもならないのに。
それでもやっぱり私は書くことをやめられない。損得や美徳で測れない人をまた好きになってしまった以上は。何もかも釣り合わない私達だけれど、諦めの悪さだけはお揃いだ。
どうかもう暫く、その性懲りの無さを「才能」とか「愛」という名前で呼び合って、またステージと客席で、お互いの運命を捻じ曲げ合えますように。
いつでも、どんな時でも、ステージに立ち続けてくれてありがとう。
戸塚祥太さん、38歳のお誕生日おめでとうございます。
開演時刻を過ぎ、暗転した会場中央のモニターに映像が流れ始める。
土砂降りの中、1人だけ傘を持たずに走って帰る制服姿の女の子。
町の電器屋さんの前でしばらく雨宿りをすることにした彼女は、店頭のTVから流れる映像に目を奪われます。
そこに映っていたのは──……。
【A.B.C-Z Concert Tour 2024 F.O.R 11/4 昼公演@オリックス劇場】
- 1.君じゃなきゃだめなんだ
- 2.Red Bee
- 3.Fantastic Ride
- 4.花言葉
- 5.I-MI-JI
- 6.拝啓、今日を共に生きる貴方へ
- 7.Jigsaw
- ~A.B.C-Zショッピングチャンネル~
- 8.Stay Back(塚田ソロ)
- 9.月に行くね、光の連続(戸塚ソロ)
- 10.じゃないほう讃歌
- 11.WAI WAI STAY
- 12.火花アディクション
- 13.Crazy Accel
- 14.STAR SEEKER
- 15.InaZuma☆Venus
- 16.終電を越えて〜Christmas Night
- 17.チートタイム
- 18.SPACE TRAVELERS
- 19.宇宙旅行
- 20.ヒリヒリさせて(新曲)
- ~MC~
- 21.リマレンス(五関ソロ)
- 22.浮遊(橋本ソロ)
- 23.渚のBack In Your Heart
- 24.世界一
- 25.One Way Blue
- 26.Enamel Slow
- 27.Dance Monster
- 28.FORTUNE
- 29.Twilight Blue
- 30.君の隣で目覚めたい
- EC1.怪奇な美少女
- EC2.頑張れ、友よ!
- おわりに
1.君じゃなきゃだめなんだ
4人体制始まりの曲で幕開け。
最後に4人で手を掲げて重ねるシーンが照明も相まってすごく美しかった。
2.Red Bee
メンバーがモニターに抜かれて名前が出る時、他3人は「はしちゃーん♡」「塚ちゃーん♡」「五関くーん♡」て感じだったのに戸塚さんの時だけ声にならない声で身悶えしていた。
真っ赤な照明にシルエットが浮かび上がって痺れる!てか、あっかんべーしないんかい!しないんだ?!
3.Fantastic Ride
久々にノーマルFantastic Ride。踊ってくれてありがとう😢
4.花言葉
曲間で軽く挨拶。
「みんな元気~?俺はね~……(何も言わず移動)」(五関)
五関さんの独特挨拶に困惑するはしとつ。動揺して出遅れる戸塚さん。
「……みんなで幸せになろう!💧」(戸塚)
「散ってしまいそうな」は戸塚くん。「ずっと君を守るよどんな時も」は橋本くん。聞き慣れたパートを違う声で歌われると、やっぱり「そっか~…」とはなってしまう。まだ。
5.I-MI-JI
やってくれたな多田慎也。
嵐(大野櫻井相葉のユニット)の謎曲の続編(?)をなぜかA.B.C-Zがやってくれてる。なんで?
豹柄衣装ってこの曲の為だと思ってたら普通にOPから着ててびっくりした。
6.拝啓、今日を共に生きる貴方へ
白いワシャワシャを首にかけてセンターマイクで歌う戸塚くんなんてそうそう見られるもんじゃないので双眼鏡でロックオンしてました。
良い意味で「タイトルこれで合ってますか?!」1位
7.Jigsaw
モニターにMVの映像が合成されててどの戸塚くんを見ていいか分からなかった(実物を見よう)(でもMVのビジュめっちゃ好きで……)
全員チャレンジ成功してたと思う!
~A.B.C-Zショッピングチャンネル~
下手側に五関さんが登場。背後はグリーンバックで、モニターでは『くくる』の画像が合成されていた。変な人のZoom?
「どうも~!緊急で動画回してます!」(五関)
「皆さん、心理テストって好きですか?今日は皆さんの心を丸裸にしちゃいますよ~!!😉」
五関さんが取り出したのはご自身のうちわ。
「このうちわ!みんなはこのビニール剥がす派?(客席にちらほら挙がる手)あぁ~、せっかちさんですね」
※心理テスト
「部屋に飾ってくれてるのかな?後ろ向きに飾るよって人!(客席挙手)人見知りですね~」
※心理テスト
「まぁ表向きで飾ったってね、そんな微笑まれてもって感じですもんね」
8.Stay Back(塚田ソロ)
ここまで“格好良い”に振り切った塚田くんのソロは初めて見たかも!
屋良くんの振付による格好良さと塚田くんが持つパワフルさが絶妙に融合していた。
9.月に行くね、光の連続(戸塚ソロ)
先にソロコンで初めてパフォーマンスを見るという不思議な体験をした曲。
大まかにどういった構成なのかはレポで拝見していたので、階段のセットが運ばれてきた時からドキドキしてた。
その階段を這い上がるようにして登場した戸塚さん。衣装はご友人である又吉直樹さんデザインのグリーンのパジャマ。
各シーンの覚えているところで言うと、「さよならとただいま I'm home」では、手を振って、立っているステージを指して、客席にマイクを向けてた。
「pinkのsea 血じゃないかそれ」では右手を手刀にして左手首をシュッと切る仕草。
少なくとも今年の春くらいまでにはソロコンで披露した新曲はできていたわけで、その上でこれをグループのアルバムに入れた背景を思うとこちらも色々と来るものがある。
10.じゃないほう讃歌
アイドルを目指す女の子のアニメーションが流れて、その女の子をA.B.C-Zが応援するような構成。
1番は橋五(前の曲が曲なので記憶が朧気)、2番は戸塚田。
11.WAI WAI STAY
橋本くんは声がお洒落だな~とこの曲を聴くと特に思う。
骨格がお洒落な人がどんな奇抜な服を着ても様になるように、いわゆるトンチキな歌詞も橋本くんが歌えば様になる。
12.火花アディクション
モニターに戸塚くんの顔ドアップから始まって何事?!?!と思ったら火花だった
13.Crazy Accel
モニターに戸塚くんの顔ドアップから始まって何事?!?!と思ったらクレアクだった
クレアクやってくれるんかい😭とベイベッベイベ~~~🎵のないクレアクはクレアクちゃうやろ😭の狭間
14.STAR SEEKER
スタシカ?!?!?!
スタシカやってくれるんかい😭とソ~グルーミンナ~~ア~~ア~~イ🎵のないスタシカはスタシカちゃうやろ😭の狭間
15.InaZuma☆Venus
イナビ?!?!?!
イナビ?!?!?!
イナビやってくれるんかい😭😭😭
16.終電を越えて〜Christmas Night
「皆さ~ん!五関さんと塚田さんが2階席に行きましたよ~~」と言ってる戸塚さんを見ながら「戸塚さんは(どこ)⁉️⁉️」て絶叫してしまい連番してた友人に「そこにいるよ?!」と教えてもらった。大パニックすぎる。
17.チートタイム
18.SPACE TRAVELERS
この辺の曲を聴いた記憶がないんですが、戸塚さんが客席にいた女の子をおぶってステージを縦断していて萌え萌え♡大発狂をしていたからでした
後日そのお母様の投稿を見かけたのですが「おんぶして良いですか?」と断りを入れていたらしい⬅️正気で逆に怖
色々飛び越えて「パパ~~~‼️‼️‼️💖💖💖😭😭😭」て絶叫してた。
19.宇宙旅行
目の前のお立ち台に戸塚さんが来て発狂してしまい、五関さんからの宿題どころじゃなかった
てか戸塚さんも全然できてなかったし。「んん~??😾」みたいな顔してペンラにガンつけながらでたらめにボタンポチポチしてて笑った そうだね ペンラが悪いよね?祥太は悪くないよー(盲目花畑)
なんかここまではボーッと…と言うと語弊があるけど、同じ空間に4人がいる実感があんまり無い状態で見てて、でも目の前に戸塚さんが現れた瞬間に目のピントだけじゃなく脳のピントがようやく合って急に覚醒(めざ)めちゃってヤバかった
20.ヒリヒリさせて(新曲)
思った以上にジャニ伝2幕の河合さんどこでこんな曲見つけてきたん?枠の曲っぽい。忍者とか男闘呼組とかその辺りの雰囲気。**愛憎…駆け引き…一夜の衝動…みたいなヒリヒリじゃなくてもっと人生の話だった**(カス説明)(YouTubeでMV載るので見てください)
冒頭に戸塚田土台で五関さんを飛ばし(手前に立ってる橋本くんを飛び越える)、橋本くんがバク宙して曲が始まるんだけど、この回は五関さんが上手く飛べなくて仕切り直しに。
真っ先に舞台袖に向けて大きく×の手振りをして止めさせたのが戸塚さんで、その判断の速さに歴の長さが詰まっててグワ~~~と喰らってしまった。
塚田くんの反応は見逃してしまってたんだけど、見せ場のある橋五は一瞬喰らいつつもすぐに切り替えてて流石だった。
「……2回目やるなら条件がある」「さっきよりもっと大きい歓声ちょうだい😠」(橋本)
「僕からもお願いします」(五関)
~MC~
話題はハプニングもあった新曲について。
「難しい!塚ちゃんよく百発百中で行けるね」(五関)
「もっと肩踏んじゃっていいよ!信頼して」(塚田)
「(信頼)してるんだけどねぇ」(五関)
「単純に、土台が3人から2人になったから安定度が落ちてる」(戸塚)
「土台もうちょい低くする?」(塚田)
「めっっちゃくちゃ良いグループじゃん……😭」(橋本)⬅️噛み締めつつも喰らってるような色々混ざってる言い方だった
「でも、2人(戸塚田)の俺を飛ばすぞ!って気持ちは伝わった」(五関)
「ロケットの打ち上げも結構失敗するって言いますから。それに比べたら(五関さんの方が)成功率高いですよ」(戸塚)
「こんなこと言うと恥ずかしいかもだけどさ、2回目の五関くんカエルみたいだった」(橋本)
「飛んだ時にちょっと斜めっちゃってどうしようもなかったのよ。空中で直すの無理じゃん」(五関)
「その後の振付も五関くんテンパってたよね」(塚田)
サビの肘を上げる振りを再現する塚五。妙に肘が直角で確かに不自然ww(本番は気にならなかったけど)
「歌詞がめちゃくちゃ刺さったよね。_“こんなもんじゃない~🎶まだまだやれる〜🎶”_ってwww」(五関)
「また失敗しちゃうかもしれないけど」(塚田)
「いや、失敗じゃなくて経験を積んでるの」(橋本)
「また経験を積むかもしれない」(五関)
大阪公演からセトリに新曲を追加したことでお疲れのメンバー。五関さんは前の晩にホテルでゆっくりお風呂タイムを過ごしたそう。
「浴槽がすごい縦長で。半分くらいお湯をためたんだけど、ちょっと浅く座ったらツルンッ‼️て」(五関)
「溺れかけてたんだ」(塚田)
「しょうがないからこう(浴槽の縁に)肘をかけて入ってたんだけど、肩スゲー痛くて」(五関)
「俺はたっぷりお湯張って、ザバーン!って入って贅沢な気分を味わう!漏れちゃうんだけど」(塚田)
「漏れ……💧」(戸塚)
「じゃあその後は体勢どうしてるの?」(五関)
「ちょっと腹筋入れとけば」(塚田)
「なんで風呂入って逆に疲れなきゃいけないんだよw」(五関)
「_俺は脚長いから脚で止めれる_」(橋本)
「エェ⁉️」(五関)
「もうね(優雅な入浴姿すぎて)薔薇の花ちょうだい🌹✨って感じ。……いや今の違うな、忘れて」(橋本)
「薔薇の花?どれくらいですか?」(五関)
「忘れてください」(橋本)
客席に男性ファンが増えていて嬉しいえび達。
前日の公演では前列に熱烈な橋本担の男性がいたらしく、
「その人に良亮が『ありがとね』って言った瞬間『はぁっ……♡』って(崩れ落ちる真似)」(五関)
「骨盤底筋がしっかりしていないんじゃないですか」(戸塚)
「wwwwwwwww骨盤底筋ってどこよ?wwwwwwwwwww」(五関)
「ココです。(己の股間を鷲掴み)(真剣)」(戸塚)
「どうやって鍛えるのか分かりませんけどね」(五関)
「ドジャースロゴの服着てる方も結構いらっしゃいますね。橋本さん効果ですかね」(戸塚)
「ねぇ!ドジャースね!」(五関)
「1番興味無いでしょ」(橋本)
「翔平くんもねぇ、凄いよねぇ行った年にね」(五関)
「何持ってないんだろうね」(塚田)
「めちゃくちゃ絵とか字が下手……いや個性的だとか」(戸塚)
「それも可愛いってなっちゃうけどね」(五関)
「にんじんが食べられないとか」(戸塚)
「ウ~~~ン…………………………………(沈黙)見つけたいなー」(五関)
※ここ盛り上がりも落とし所も見つからなさすぎて私が河合郁人だったら発狂していた
「オフィシャルでは何も(弱点)ないんですかね?ワンちゃんを溺愛しているとか?」(戸塚)
戸塚さんのグッド・切り返しで犬話題に。
「うちのティーはもう人見知り犬見知りがすごくて」(五関)
「とっつーは会ったことあるんだよね」(塚田)
「本当にちっちゃい時ね。俺の家からラジオで生放送やって」(五関)
「コロナ禍の時ね。五関くん犬飼ってること全然言ってなくて。なのに明らかに犬の鳴き声が聞こえてて」(塚田)
「生放送でティーが鳴くたびに(Twitterで)『…犬?』『えっ、犬?』って」(五関)
「俺その時スタジオにいてさ、すごい鳴き声聞こえてるのに隠すのも良くないと思って!💦ほらみんな、変な妄想するじゃん」(塚田)
すいません
「俺だってウィン、ファン、ルンルン以外の犬が急にいたらみんな『えっ?』てなるだろうし。五関くんと犬って結び付かないじゃん」(塚田)
— A.B.C-Z (えーびーしーずぃー) (@abcz_official) 2022年7月10日
マジで可愛すぎる五関家のティーちゃま
戸塚さん以外は全員犬飼いのA.B.C-Z。ツアー中はなかなか愛犬に会えず寂しいそう。
「昨日ごはん会があったんですけどもー。そこでず~~っと動物の話してて。すごい会いたくなった」(橋本)
**「ヘェー」(戸塚)**⬅️相槌じゃなくて“音”を発してた
「 (戸塚さんに)分からないでしょ」(塚田)
橋五の方に身体を寄せ、3:1の構図を作る塚田くん。
「じゃあ連れてくれば良いじゃないですか現場に」(戸塚)
「じゃあずっとここ(ステージ上)にいていいの⁉️」(塚田)
※A.B.C-Zが計6匹の犬を飼っていることを踏まえてご想像ください(塚田3匹、橋本2匹、五関1匹)
「いや裏でスタッフさんに見てもらうとか~……」(戸塚)
それは粗相をしたら大変だし、慣れない場所に居させるとストレスになってしまう、という塚田くんの正論にむくれ始める戸塚さん。
「とっつー、折れてくれますか?」(五関)
「あぁハイハイ分かりました。お返ししますよ😩(手のひらを差し出しながら)」(戸塚)
おはよう!
あけおめ! pic.twitter.com/cDpKDb9PJC
「多分だけどね、言われたくないと思いますけどね、五関さんまだジャンプ引きずってます。なんかそれを感じるMCでした」(橋本)
「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」(五関)
「助けてあげたかったんですけども」(橋本)
「wwwありがとうございます、お気持ちだけで」(五関)
21.リマレンス(五関ソロ)
歌っていて涙が出るくらいキーが高いと言っていたソロ曲。
とてもお綺麗でした五関さん……。
次の橋本ソロのセット準備の間に現れたのは、全身をツアーグッズで固めたグッズマン(塚田)?!
グッズマンの手にかかれば、ツアーTシャツは帽子にもズボンにも大変身。頭を通す部分を下にすればトイレにも行けるぞ!
22.浮遊(橋本ソロ)
ステージには天蓋つきのベッドを模したセットが登場。
ベッドサイドの照明がカメラになっていて、まるで橋本さんを押し倒しているかのような構図がモニターに映し出されて大変だった。そんなシャツの襟のタグに“橋本”て書いてあるのも一周まわって良すぎ。
23.渚のBack In Your Heart
塚五が2階席へ。
「(周囲のオタクに)次バラードだからシッ❗」(塚田)
24.世界一
1階席前方のお立ち台にはしとつ(上手橋本、下手戸塚)。
顔をくしゃっとさせながら歌う戸塚くんこそが世界一でした……。
25.One Way Blue
26.Enamel Slow
27.Dance Monster
28.FORTUNE
この辺のエモーショナル曲コーナーめっちゃ良かった(確か戸塚くん先導だったはず)
モニターに戸塚さんが抜かれて、身体を横向きにくねらせて「踊れ」と我々に命じた瞬間の会場の沸き上がり方すごかった
29.Twilight Blue
大きな船の先頭を模したセット『F.O.R号』に立って歌う4人。
~挨拶~
30.君の隣で目覚めたい
EC1.怪奇な美少女
EC2.頑張れ、友よ!
戸塚くんが「感謝カンゲキ雨嵐」のサクラップを歌い始めて弾け飛びそうになりました
どちらも嵐から降りてきた同士の戸塚担なんだけど、元二宮担友人は大喜びで全力でコールして、元櫻井担私は衝撃のあまり項垂れてたんですが、これは何かの研究に役立ちますでしょうか?
おわりに
新星A.B.C-Zに会いたい。戸塚くんに会いたい。そんな一心で友人を半ば巻き込む形で、生まれて初めて訪れた大阪の地。
本来は8月の予定だったのが台風で中止になり、11月に振替え公演の場を設けてくれました。
4人のA.B.C-Zとの思い出が増えるごとに、5人のA.B.C-Zとの思い出が遠ざかっていく感覚とこれから戦っていくんだな、と思ってはいたけれど、目の前にいたのはまっさらな4人ではありつつ、その優しさと温かさは5人だった時と地続きだった。
5人時代の曲を歌った時には少し感じてしまったけれど、それでも思っていたより「5-1」ではなくて、しっかり「4」だった。
メンバーが減った。事務所が変わった。デビュー曲やメンバー紹介曲などのライブ定番曲もセトリから外れた。それなのに物足りなさは全くなかった。
「寂しくさせない」5人体制最後の公演をその言葉で締め括った橋本くん。その約束を果たす為にどれだけ4人が力を尽くしてくれたかは想像に難くない。
今を肯定することは過去を否定することに繋がるようでなかなか言えないでいたけれど、今なら言える。
最高のコンサートで、最高のA.B.C-Zだった。
その手応えはメンバーも同じだったようで、公演終盤の挨拶や後日更新されたブログで「4人でやっていく覚悟と自信がついた」「期待してもらえていると思えた」と言ってくれている。それが本当に嬉しかった。
個人的にはOPの映像に凄くグッと来てしまった。奇しくも私自身がA.B.C-Zを好きになったのが、映像に出てきた女の子と同じくらいの年の頃で。
そんな彼女が雨宿りのためにたまたま立ち寄った先で、『君の隣で目覚めたい』のMV(戸塚くんが雨に打たれるカット)を見かけて心を奪われる。私が戸塚くんに抱いているイメージと一致した映像でもあって、不覚にも目頭が熱くなった。
私にとって戸塚くんは、雨の日に傘を差し出してくれる人ではない。一緒に雨に打たれてくれる人でもない。傘を持つ人を羨んでは、こんなに雨に降られっぱなしなのは私だけなのかな、と崩れそうになっていた時に出逢った、私よりずっとずぶ濡れの人。それがあまりにも情けなくておかしくて、愛おしかった。
開演前に友人と色んなJr.が書いてくれた戸塚くんのソロコンの感想を読み返していて、印象的だった単語がある。
“博愛”
HiHi Jetsの猪狩蒼弥さんのブログに書かれていた単語だ。
今回のツアーは、戸塚くんだけではなく、A.B.C-Zの4人、スタッフの方々、ファン、関わる人達をまるっと総じて“博愛”というその言葉が似合う公演だった。
すぐに振替の日程を組んでくれたこと。急遽新曲のパフォーマンスを追加してくれたこと。オーラスの『サポーターズ』は、そんなA.B.C-Zとスタッフとファンの“博愛”の結晶だったと思う。
その“博愛”の関係性は客席とステージだけには留まらない。遠く離れていても変わらない。むしろこの先、もっともっと拡大していく。
そんなキラキラとした確信とりくろーおじさんのチーズケーキを抱えて、上り方面の新幹線に揺られて帰った。
「ね、なぜ旅に出るの?」
「苦しいからさ。」
「あなたの(苦しい)は、おきまりで、ちつとも信用できません。」
「正岡子規三十六、尾崎紅葉三十七、斎藤緑雨三十八、国木田独歩三十八、長塚節三十七、芥川龍之介三十六、嘉村礒多三十七。」
「それは、何の事なの?」
「あいつらの死んだとしさ。ばたばた死んでゐる。おれもそろそろ、そのとしだ。作家にとつて、これくらゐの年齢の時が、一ばん大事で、」
「ついにゴッホ(37歳没)の年齢を超えちゃったんですよ。次は太宰治(38歳没)が待っているので、ひょっとしたら僕も何か書かなきゃいけないのかな?とかは考えますね(笑)。で、39歳になるとチェ・ゲバラ、40歳にはジョン・レノンがいて……という。昔は自分よりも年上だった偉人たちの年齢に、気が付いたら近付いてしまって『あの人たちは偉業を成し遂げているのに、自分はなんなんだろう?』とは思います」
──A.B.C-Z「F.O.R-変わりゆく時代の中で、輝く君と踊りたい。」インタビュー|戸塚祥太が語る新作とアイドル論 - 音楽ナタリー 特集・インタビューより
夢にまで見た、大好きなアイドルのソロコンサート。
それを“今日”と呼べる日が、遂に来た。
【戸塚祥太 Solo Tour 2024 guerrilla love@Zepp Haneda 10/26公演】
- 1.新曲①guerrilla love
- 2.ドラマ(2015)
- 3.君といた(2013)
- 4.V(2016)
- 5.月に行くね、光の連続(2024)
- 6.新曲②Departed
- 7.新曲③散歩
- 8.Knee Socks
- 9.Sex
- ~ポエトリーリーディングコーナー~
- 10.Fly
- 11.Replicant,Resistance
- 12.Lonely Dancer(2017)
- 13.If you don't know break up you don't know love(2023)
- 14.Dolphin(2017)
- 15.トキメキイマジネーション(2014)
- 16.星が光っていると思っていた(2022)
- EC1.頑張れ、友よ!
- おわりに
曲名に続く()内は発表年。
※この先8000字以上の文章となります。忙しい方は『おわりに』だけでもご覧頂ければOKです!!
整理番号順に入場してから、改めてL、O、V、Eの4ブロックに振り分けられる。Arctic Monkeysのアルバム『AM』が流れている。
Elvis Presleyの『Love me tender』が流れ、バンドメンバーの方々に続いて戸塚さんが登場。
片手にウイスキーボトル(中身は不明)、もう片手にカート・コバーンの『病んだ魂』。真っ赤なギターを引っ提げるスーツ姿はAlex Turnerのように見えて彼よりもラフで、『レザボア・ドッグス』の中に放り込むにしては些かいたいけで危うすぎる。そのスタイリングひとつにしても、きっと様々なスターへのリスペクトが籠って混ざり合っていて、その結果としてオリジナリティをもって昇華される、“戸塚祥太”というジャンルのエンターテイメントが私は好きだ。
1.新曲①guerrilla love
L!O!LOVE!の曲(記憶がなさすぎるだろう)
100年経ったらどうせみんな死ぬ!!みたいな歌詞だった気が
真っ黒のサングラスを着用。
「『guerrilla love』へようこそ!歌って踊ってジャンプして、幸せになろう!」
2.ドラマ(2015)
戸塚さんが演奏の傍ら手を挙げて優しく煽ってくれて、ライブハウス初心者の方でもノリ方がわかりやすかったと思う!
10代の頃から好きだった人にあんなに優しく格好よく「跳べるかい?」と尋ねられたらもう応えるしかない。
「『どうせ僕なんてまあ』 もう言えない星の眩さが照らすから」という歌詞の“星”を“君”と歌い変えていてメロメロになったー💖💖💖
3.君といた(2013)
好きになったばかりの頃からずっとずっと支えてもらってきた曲。まさか生で聴ける日が来るなんて。
是非歌ってほしい気持ちはありつつも、今の戸塚くんが歌ったら意味合いが変わってきてしまう、“君”が特定の人になってしまう気がして勝手に悩んでいたけど杞憂だった。“君”は誰でもなかったし、私のことだったし、同じ会場にいた全員のことでもあったし、彼のことでもあったと思う。それがすごく嬉しかった。
この曲にかぎらず戸塚さんの歌詞では“君”が頻出ワードで、そういうフレーズを歌うたびに勝手に戸塚さんを指さすのが楽しかったな。戸塚さんに幸せが訪れるように、直接祈れてよかった。 絶対絶対大丈夫だよ。
4.V(2016)
初めて入ったえび魂で披露したソロ曲。当時の気持ちを思い出して泣きながら聴いてた。「いつでも 今でも」で身体を揺らすのが好き。
戸塚さんに「歌える?」と訊かれてラスサビ前の「Wow…Yeah…」の応酬が始まる一幕も。戸塚さんから「120点‼️」頂きました!
戸塚さんがパフォーマンス中楽しい時にやってくれる、舌を思い切りべーっと出して笑うやつがたくさん見られて嬉し~~~!!
5.月に行くね、光の連続(2024)
入る予定だったえびツアー大阪が延期になったので、この曲とはここで初めましてでした。
過去のソロ曲のエッセンスが少しずつ織り込まれた感じ。ツアーのレポで見聞きする限りでは結構磨り減らしながらやっていたようだったけど、そういう公演も経てポップな仕上がりで見られました。他の曲は比較的一定のスタンスを保ってやれている印象だけど(だから10年以上前の曲でも無理矢理感なく歌えてる)、この曲は結構局所的で衝動的な感情が強く籠っているから、その日の戸塚くんのコンディションでだいぶ左右されそうだなとは思う。それこそ経年の変化を味わえるvintage的な曲。
歌い終えると会場中から歓声が。
男性客の方から「とっつーカッコいい‼️‼️‼️‼️‼️」と力強い声がかかり、思わず相好を崩す戸塚さん。
その声に続けてひときわ通る声が。
「とっつーカッコいい‼️‼️‼️‼️‼️」
(^∀^)「wwwwwww……この声はwwwwww」
「とっつーカッコいい‼️‼️‼️‼️‼️」
(^∀^)「wwwwwwこ、この声はwwwwww」
※見学②ふぉ~ゆ~辰巳雄大さん
気を取り直して公演の話を。
(^∀^)「見ての通り、バンドスタイルでやらせてもらっています。もしかするとこういった会場(ライブハウス)に不慣れな方もいらっしゃるんじゃないかと思うんですけど。呼吸できてますか?大丈夫ですか?」
\大丈夫ー‼️/
(^∀^)「今日はこのバンドメンバーと、会場にいるみんなと、幸せになるよ」
(^∀^)「最初に歌ったのは『guerrilla love』という新曲です。2020年にできた曲なんですけど、こうして聴いてもらえてよかった。この後も新曲をやっていきます」
6.新曲②Departed
レオナルド・ディカプリオ主演映画から命名とのこと。
戸塚くんに合わせてバンドの皆さんもステップを踏む場面があって格好良かった。
7.新曲③散歩
「どうして?それは?なんで?あなたが?」
ソロ曲って出せて年に1曲なので、その時の戸塚くんのやりたいこととか言いたいことをギュッと4~5分にしてまとめなきゃいけなくてやる側も見る側もハイカロリーになりがちなんだけど、そういう縛り抜きで、かつ戸塚さんの中のトレンドや思想を練り込んで作れた曲という感じがして良かった。 作曲も戸塚さんだと後から知って納得。
8.Knee Socks
Arctic Monkeysのカバー。
ギターリフがめっちゃかっこいい。
洋楽カバーは想定内だったけど「Tuesday night」って歌詞あるの粋だな~!(初日が火曜夜だった)
この時点で戸塚さんの発汗がすごくて、ジャケットの裾から汗が絶え間なく滴り落ちていて「大丈夫?!?!」になった。
9.Sex
THE 1975のカバー。
若者の性の儘ならなさみたいなものを描いていて、オリジナルは疾走感があってポップな曲調だったからだいぶスロウリーでイノセントなアレンジが施されていてびっくりした。
テンポは原曲よりスローで大人っぽく、歌声のキーは少年みたいに高いアンバランスさが絶妙だった。
~ポエトリーリーディングコーナー~
赤い冊子(おそらく黒川隆介さんの詩集『火の玉』)を手にした戸塚くん。バンドの生演奏をバックに、自作の詩『河に』(河に…)を朗読。
「君に指摘された賞味期限切れの調味料を、昨日やっと捨てました。」
これまでのソロ曲同様、太陽(沈む日)が印象的な内容で、聴き入りながら「そういえば祥太の太って太陽の太だな」などと思ったり。
そして、戸塚さんの知己であり詩人の黒川隆介さんが同じ本を持って登場。黒川さんの紡ぐ言葉を戸塚くんが追い掛けたり、声を重ねたり。さながら連弾のよう。 黒川さんと声をあわせて詩を読む時、ちょっと大げさに息を吸う音をマイクにのせて合図を送る戸塚くんがすごく好きだった。
黒川さんがお1人で朗読をしているのを聴いている、スポットライトに照らされる戸塚さんの立ち姿が神々しかった。詩集を持つ黒川さんの手が震えているように見えて、生身の人間のパフォーマンスを見ているな……と実感しながら固唾を飲んで拝聴しました。
朗読を終え、お互いが持っていた詩集を交換し、目線を交わす姿が素敵でした。
「僕は16歳から詩を書いていて20年以上になりますけど、詩を生業にしている者からみても、戸塚さんの言葉の遣い方は素晴らしい。詩人・戸塚祥太に拍手を」(黒川さん)
他にも、メディアの様々なランキングに立て続けに戸塚くんの名前が載った話題を振ってくれる黒川さん。
(^∀^)「長髪が似合う1位って誰なんだろう?やっぱり永野さんかなぁ(髪をかき上げる永野のポーズ)」
(^∀^)「先輩なので」
人生の、とか広義の意味合いでの『先輩』発言だと思うんだけど、戸塚くんの自認がグレープカンパニー所属だったらどうしよう
そして会場に来ていた永野(大好き♡)
「戸塚祥太 Solo Tour 2024 guerrilla love」を観ました!
とっつーのエンターテイナーっぷりに圧倒されました!
感動しました!!
とっつーは凄い!
観て良かった!!#guerrillalove #戸塚祥太 #ABCZ pic.twitter.com/Jpn6Xckwjh— 永野 (@naganoakunohana) 2024年10月26日
戸塚さんと黒川さんは同じ楽屋だったそう。
「祥太くん、開演前に『ここにいる(人生が)つまんない人をいなくならせたい』と言っていたよね。実現できていると思います」(黒川さん)
「大阪公演の時点ではサプライズにしたいと言っていたので、家族にも内緒にしていたんです。初めてのソロコンサートで詩人をサプライズで出したいなんてめちゃくちゃ変わってると思う…笑。もっと華やかな人がいるでしょ」(黒川さん)
(^∀^)「詩人は1番華やかですよ。自分の言葉を紡いで、世界を翻訳してくれるわけですから」
「戸塚祥太というアーティストがどういう風に成り立っているのか、**戸塚祥太を構成する1つ1つの光の粒が視覚化されていて感動しました。**本当に素晴らしい」(黒川さん)
ここは戸塚さんのステージなんだし僕はもうこれで……と低姿勢な黒川さんに、えー!そんなことないよー!とオタク達。
(^∀^)「ねっ!そうだよね!」
袖に捌けていく親友を名残惜しそうに見送る戸塚さん。黒川さんは最後に客席に向けて深く一礼し退場されていきました。
終演後、戸塚くんが出演していた朗読教室を舞台にしたドラマ『この声をきみに』 が見たくなって久々に見返しました。河合くん(紛らわしい役名)好きだったな。
ここからバンドメンバーともお話を。バンドマスターのパクシンさんがギターのクマガイさんのお名前を間違えてしまったことでワイワイしたり笑
「祥太くんはリハで上手くいかなかったところを、次の日には必ず仕上げてくるんです。バンド業界ではなかなか見たことがないくらい素晴らしいミュージシャン。だから僕達もいつもより家で練習したりして笑」(パクシンさん)
ここからは撮影可能タイム………と思いきや?
(^∀^)💦「ストップ!!!ごめんちょっと、、!!!止めます、、、!!!!!!💦💦💦」
戸塚さん、撮影可能のアナウンスをすっかり忘れて歌い始めてしまい「もっかい最初からやらせてください!!!!」
(^∀^)💦「早急に説明し始めてしまいすみません。ここから3曲は、スマートフォンでの撮影が可能でございます!撮りたい人は撮って、『心のフィルムにアタシは焼き付けるんだ😎』と言う人はそういうスタイルでも良いです!のちのちSNSにアップしちゃったりなんかしちゃっても構いません」
オタクもオタクで、先の大阪公演では撮影OKだったことをレポで把握している人が多い中、(……?)(あくまで大阪だけのサービスだったのかな……?)と探る雰囲気が漂っていたのちょっと面白かった。戸塚くん気付いてくれて、そしてすぐに仕切り直してくれてありがとう!
これはこれで現地にいた人しか観られない幻のFlyが観られたということで!
(^∀^)「撮るとねぇ……蟹を食べてるみたいな状況(=集中して静か)になっちゃいますけど。ノッちゃっていいんで!」
(^∀^)「やってみよう!行ってみよう!guerrilla?」
\LOVE‼️/
10.Fly
SMAPのカバー。2018年のABC座にて披露。
仁王立ちしながらスタンドマイクで歌う姿が実に画になる。
間奏では永野ポーズを再び。
終盤はマイクスタンドを高く掲げてフィニッシュ。
Shota Totsuka Solo Tour 2024 #guerrillalove
10/26 Zepp Haneda
“Fly” #戸塚祥太 pic.twitter.com/uMJYOiJ3Zj— きそがわ (@ksgw___8) 2024年10月27日
11.Replicant,Resistance
錦織一清さんのカバー。2023年のABC座にて披露。
私を戸塚祥太さんメロメロ部に引き戻した楽曲を1年も経たずもう1度観られて嬉しい!
12.Lonely Dancer(2017)
スタンドマイクで凛と歌うFly、熱く踊るReplicant~からより自由にステージを往来する戸塚さん。拡大して動画撮ってたら歌いながら迫り来た戸塚さんで画面も視界もいっぱいになって死ぬかと思った。
13.If you don't know break up you don't know love(2023)
ソロ曲というよりも、もっと創作物として独立した位置付けだと勝手に思っていたので驚き。
昨年の帝劇では大勢のJr.を従えて、精神のストリップショーのような魅せ方をしていたこの曲を今回はソロで。下手側に置かれた全身鏡に映る自分と向かい合ったり、オープニングで持っていた『病んだ魂』を開いて顔を埋めたり……。
後々思い出したのは映画『パーフェクトブルー』。
アイドルを卒業して女優に転身した主人公が、窓ガラスに映ったアイドル時代の自分に責められたり、「私が本物」と言われたりしてどんどん自分を見失って不安定になっていく物語。行く先々に現れるもう1人の自分に「あなた、誰なの?」と問い掛けるこの映画のシーンが、この曲の戸塚くんと少し重なった。
本当の自分は本当にここにいるのか。それとも鏡の向こうなのか。その証左はなんなのか。
まず喪失の物語として紡がれたこの曲が、自分とは何者なのか、今自分は何を持っているのかを追求する新たなフェーズに移ったようにも受け取れる。
14.Dolphin(2017)
渦のような感情を言葉に乗せて、がむしゃらに疾走するようなポエトリーリーディングの要素を取り入れ始めた頃の曲。
発表当時はこのチャレンジングな要素を理解しきれなかった部分があったけど、今はめっちゃ大好き!晴れた空、眩しい海、研ぎ澄まされた空気と感覚。アトラクションのように鮮やかな情景が浮かび上がる。
15.トキメキイマジネーション(2014)
会場の温度がぶわっと上がった体感。敬愛する作家の1人である伊坂幸太郎さんとのやり取りの中で生まれた楽曲です。
戸塚くんがかなりポップな路線に全振りしてくれた貴重な楽曲で、音源化もなく幻のソロ曲と化していたのがここで復活!こちらもコンサート円盤でしかパフォーマンスを観たことがなく、念願が叶いました。
「戸惑いも隠し事も 連れてくればいいじゃない」でこちらを手招く姿が相変わらずラブリー!!!すっごく大っ好き!!!
16.星が光っていると思っていた(2022)
公演前日にXYZコンの映像を見返していた時もざっくざくに泣いてしまって、今回も「才能って何だと思う?」の畳み掛けのシーンで泣いてしまった。
大阪のレポを見ていたので、「RUN!A.B.C-Z!」のあとの「RUN」を全力で言えて悔いなし。
何度聴いてもカタルシスに浸る曲終わりのフレーズ。呼応するように煌めくミラーボール。ゆっくりと天を仰ぐ戸塚さんの輪郭がただただ美しかった。
ひとまずここで終演。
会場中の「とっつー!」コールを受け、グッズのスウェットTとブレスレットライトを身に付けた戸塚さんとバンドメンバーが再登場。
「名前を呼んでくれてありがとう」
「呼吸できていますか?居心地は悪くないですか?子供の頃、友達の家に遊びに行って、……あぁ、なんかもう帰りたいなぁ……、っていう時みたいになってませんか?笑」
「今日は色々な曲を歌って来ましたが、僕が1番リスペクトしている、世界で1番格好いいと思っている、そんなグループの曲を歌いたいと思います。この曲でZepp Haneda、1つになりましょう。皆さんも多分知っている曲だと思います。知らなかったらゴメン!笑」
EC1.頑張れ、友よ!
1番サビで戸塚さんがマイクを客席に向け、羽田の夜に響き渡る大合唱。
眩しさなのか、遠くの客席を見ようとしているのか、時折目を細めながらステージを駆ける戸塚くんを見ながら、あなた1人の為に集まる人がこれだけいるんだよ、と強く強く念じていた。
バンドメンバーの皆さんが楽しそうに肩を組んで先に捌け、戸塚さんが客席へ向けて手でハートを向けてくれました。捌ける間際には投げキッスも!
おわりに
この公演の1週間前、変な夢を見た。
A.B.C-Zには河合さんがいて、代わりに(という表現は適切ではないだろうけど)戸塚くんがいなくなってしまった世界だった。
そんな日々の中で、夢に戸塚くんが出てきた。ようは、夢の中で夢を見る夢を見た。
「これは夢だ。戸塚くんはもういないんだから」と気づいて、目の前に立つ戸塚くんに遺される側の苦悶や葛藤を必死に説いていた。
二重の夢から目を覚ますと、ここは戸塚くんがいる世界だった。河合さんはもうA.B.C-Zにはいないけれど、Xを開けば、戸塚くんが彼の誕生日を祝っている。そしてその投稿にすぐ気付いてありがとうと返す河合さんがいる。これはこれで変な世界なような気もするし、これ以上に最適な世界はないようにも思える。
悲しいことも、儘ならないことも、傷つけたことも、楽しいことも、馬鹿馬鹿しいことも、たくさんあった。
それらを全て通過してきて今。今で本当によかった。
私も、あなたも。
私にとって戸塚くんは、雨の日に傘を差し出してくれる人ではない。一緒に雨に打たれてくれる人でもない。傘を持つ人を羨んでは、こんなに雨に降られっぱなしなのは私だけなのかな、と崩れそうになっていた時に出逢った、私よりずっとずぶ濡れの人。それがあまりにも情けなくておかしくて、愛おしかった。
お互いに傘を差し出せるほどの距離へ踏み込み合うことはできないけれど、己の身に降り注ぐ雨粒さえも抱きとめて慈しむような、その姿が遠くに見えるだけでどれだけ救われたことか。
私には私にだけ降る雨があり、戸塚くんには戸塚くんにだけ降る雨がある。他人の雨を笑わない。比べない。軽んじない。雨は冷たくて悲しいばかりではない。私は戸塚くんからそう教わった。
スーツのジャケットから汗を滴らせ続けながらステージに立つ戸塚さんは、まるでゲリラ豪雨の最中にいるみたいだった。
それでもやっぱり、光を浴びて燦然と泰然と生命を全うする戸塚くんの美しさは格別だ。
私と戸塚さんの間には10歳以上の歳の差がある。戸塚さんが芸能の道を選ばなかったとしたら、生まれ育った街も違うから、同級生や先輩後輩にはならない。サラリーマンをやる性分でもなさそうだから、私の上司や取引先にもならないだろう。私が蛍光灯の下でひとりぼっちで泣く時、戸塚くんは大勢の前でスポットライトを浴びて踊る。そんな相容れない、混ざり合わないはずの私達の運命を、私達が主体的に捻じ曲げるこの瞬間こそが、戸塚くんが言うところの『時が止まる交差点』なのかもしれない。
公演中、こちら側の客席に近づいてきてくれて。
先週見た夢と同じ構図だった。私のまっすぐ先に本物の戸塚くんがいた。
目線は遠くの客席を見ていたけれど、大好きな人に向かって「ありがとう」とめいっぱい声を上げた。
もっと気の利いたことや、可愛いことを言えたらよかったのかもしれないけれど。結局1番伝えたいのはその一言に尽きた。
ありがとう。
どうしようもない子供だった私と出逢ってくれてありがとう。
大人になった私ともう1度出逢ってくれてありがとう。
ずっと走り続けてくれていてありがとう。
今ここで生きていてくれてありがとう。
前借りでも後出しでもない、今思った「ありがとう」を今伝えさせてくれてありがとう。
またどうしようもない雨が私に降り注いだ日は、この夜の思い出を傘にしようと思う。
戸塚くんにとっても、そうであったら嬉しい。