日本宗教学会第83回学術大会 (original) (raw)

2024年9月13〜15日に天理大学を会場に日本宗教学会第83回学術大会が開催されました。
本ブログ管理人も2日目から参加して、個人発表・パネル発表を聴けるだけ聴いてきました。
大会プログラムから、教派神道、近代神道神道新宗教関係の発表題目を下に紹介します。
タイトルで決め打ちしてるのでもしかしたら他にもあったかもしれません。
また、管理人は近代仏教関係の発表も聴いに行ったので、管理人が聴けたものもあればプログラムの都合により聴けなかったものもあり。

平田篤胤キリスト教-『本教外篇』の検討を通して-」服部 直美(東大)
「 「平塚らいてう」をめぐる生長の家の言説」郭 立東(東大)
新宗教の衰退とジェンダー問題-大本の事例から-」熊田 一雄(愛知学院大)
「大正期新宗教と女性の「主体性」 」川瀬 貴也(京都府立大
「教導職と神道教派-制度の視点から-」遠藤 潤(國學院大
アジア主義超国家主義と宗教-道院・世界紅卍字会大本教-」玉置 文弥(京都府立大
「聖地の高等教育と仏教者-旅順高等学校長の川瀬光順-」大澤 広嗣(文化庁
「総力戦下の「宗教弾圧」と再編される聖/俗」永岡 崇(駒大)
「宗教団体法による「宗教結社」統制の具体相と特質」神田 秀雄(天理大)
「新言霊学と近代化、ナショナリズムに関する考察」藤原 友弥(カリフォルニア大)
「統計資料に見る近代の神道-「稲荷講社」の事例から-」青木 涼悟(明治学院高)
新宗教の生成史と神社講社-稲荷講社と金明霊学会をめぐって-」石原 和(同朋大)
金光教高橋正雄における「生活気分」及び「生活者」 」藤井 麻央(大谷大)
「柴田花守「救頭燃談語」の政道論」内田 裕一
「大正期神道実行教の教師と神道奨学会」今井 功一(國學院大
「教会を設置すること-初期天理教において-」澤井 治郎(天理大)
天理教の天啓継承問題の探究-教祖存命の理と茨木事件の再考-」村山 元理(駒大)
「宗教と道徳の間に」田島 忠篤(道徳科学研究所)
「文化資源としての山岳信仰-霊山の文化観光推進-」佐伯 敬史(國學院大
「信仰を継続させるための工夫-宗教者の日記分析を中心に-」髙田 彩(國學院大
新宗教の信仰継承における教団イベントの役割-天理教を事例に-」道蔦 汐里(東京工業大

パネル
『19世紀の神道家にとっての地域と学問』
「史資料収集・国学受容と近世神社縁起」小林 優里(東大)
佐賀藩神職と神学寮」三ツ松 誠(佐賀大)
「近世伊予国で展開した神道説の継承と変容」新田 惠三(皇學館大)
国学者の文献考証と三条教則理解」古畑 侑亮(獨協大
司会:三ツ松 誠(佐賀大)

『近代日本の教化政策と仏教』
「明治期における教化政策の系譜と仏教」谷川 穣(京大)
「三教会同前後における教化政策の転換」松岡 悠和(京都府立大
「大正~昭和前期における教化政策の系譜と仏教」大谷 栄一(佛教大)
「植民地期日本仏教による朝鮮人教化の困難性をめぐって」山本 浄邦(佛教大)
コメンテータ:藤本 頼生(國學院大
司会:大谷 栄一(佛教大)

『“翻訳”をめぐる諸課題について-天理教を事例に-』
「翻訳とは何か-何がどのように翻訳できるのか-」堀内みどり(天理大)
「「みかぐらうた」の「翻訳」と身体-アサドの翻訳論の視点から- 」加藤 匡人(天理大)
天理教ブラジル伝道と教義翻訳の実相-“教祖伝”を事例に-」中西 光一(天理大)
「「異文化伝道」における「翻訳」について」尾上 貴行(天理大)
司会: 堀内みどり(天理大)

録画部会
富士塚とお中道」大谷正幸