V系音源レビュー (original) (raw)

みなさんこんにちは。
太陽がなかなか殺意を止めてくれない暑さの中、みなさんいかがお過ごしでしょうか、、、
突然ですが厨二病陰キャの方ってたま〜に目立とうとしてしまうと場を凍らせてしまうことってありますよね?
僕は幾度となくこういった経験をして周りからは引かれ、人がいなくなってしまった経験がごまんとあります。話を戻しますがヴィジュアル系もこのどうかなりそうな暑い夏を吹き飛ばしてくれるインパクトと-180℃まで冷やしてくれる寒色なギターの曲がとてもあります。そう!このLamielの「開眼」。ボーカルの方がとてつもなく黒夢フォロワーらしく初期の黒夢直系の曲を聴かせてくれるのです。まあこの長い前置きもさておいて解説していきましょう。

1.開眼 曲Lamiel
宗教色強めの妖しげ万歳のイントロ

2.加害者と僕 ★★★☆ 曲aie
怪しげなアルペジオのループから儀式的なドラムとボーカルの掛け声から鋭いシャウトで始まる至高のヴィジュアル系ナンバー。
黒夢のUNDER的な部分と後のDir en grey的な匂いがするカッコいい曲。サビのメロディアスも定期的なドギツいシャウトもヴィジュアル系のお手本ですね。
ところどころギターが初期のSUGIZOっぽいんですよね〜
kannivalismや初期蜉蝣みたいなコテオサ系に影響を与えてそうです。

3.Siva ★★☆ 曲晶
なんかどこかで聴いたイントロから始まるハイスピードチューン。ボーカルに変な加工が掛けられてて何言ってるか分からないのがなんとももどかしいです。
ギターはぶっ通しで2つとも同じようなフレーズを掛け合いしていますが聴いててなかなか楽しいですね!尊師をテーマにしたであろう歌詞とか曲調もちょっとPIERROTっぽいかも

4.破戒の人形 ★★★ 曲Ruka
初期BUCK-TICKを彷彿とさせるデカダンなロンド調の曲。なんともこのゴシックな雰囲気がとても良い雰囲気を醸し出していてお紅茶を啜りながら王になっているような感じがします。
地味にギターのフレーズがかっこいい

5.Decadence ★★★★ 曲aie
ちょいとオルタナタックなイントロから始まるヴィジュアル系ロック。ギターの鐘の音のようなカッティングからサビのくどすぎるほどキャッチーなメロディーまで何から何まで完璧な曲。
初めて聴いた時はね、あまりの格好良さに固唾を飲みましたよ。理想的すぎる曲構成にメロディライン。またベースも素晴らしいのでね、、、みなさんも一生のお願いだから聴いて欲しいです!

6.空が堕ちるアノ日 ★★★☆ 曲晶
ラスト2曲目は畳み掛けるようなキラーチューンで幕を下ろすこの曲。初期ROUAGEを感じさせてくれるスピード感とバカの一つ覚えみたいなカッティング、そしてポップすぎない絶妙なメロディラインで100000億点をあげたいくらいの曲ですね。ただDecadenceが格好良すぎるのでちょいとインパクトは欠けるかも…

総評★★★☆
ダーク、ハード、メロディアスというLaputaが作り上げたヴィジュアル系の基本をしっかり履修しており黒いコテ系の基本中の基本な曲がしっかり詰まっています。ミニアルバムというボリュームなので飽きずにキラーチューンを摂取できるのでオタクの皆さんはお家にひとつ置いてあると幸せになれると思います

Lamiel/開眼
https://puresound.co.jp/user_data/sp_artist_product_detail.php?pid=101002771&aid=lamiel&bck=

たまにはV系以外もね。
ヒスブル唯一のベスト盤。しかもラストの曲が名曲すぎて高騰中

1.RUSH!★★★ 曲たくや
Hysteric Blueのデビュー曲。彼らが世に出た頃はまだ10代でありティーン特有の爆発力があります。録音環境が良くないせいか楽器の音がプロデューサーの佐久間正英さんのベース以外わかりづらいのが何とも歯痒いですが
かなりギター上手いですよ。
歌詞はとても可愛らしいのに歌詞もドラムのたくやが書いたらしい

2.春〜Spring〜 ★★★★★ 曲たくや
イントロからもうノリノリはアッパーなポップロック
実はドラムのたくやはヴィジュアル系が好きなようで原曲は黒夢のミドル曲みたいな感じらしい。これも佐久間正英Pがめちゃくちゃ味付けしたおかげで65万枚超えのヒットを記録し紅白出演も成功したとのこと。

Hysteric Blueの曲はやけにギターの主張が激しい曲が多いんですがどっちかというとピアノとベースとやけに頭に残るメロディーが特徴の曲。本当にこれ18で書いたのかよ

3.Little Trip ★★★☆ 曲ナオキ
ここに来てギタリスト作曲。アルバムからのリカットシングル。相当JUDY AND MARYにそっくりで98年末に活休したJAMがもう復活したのか?という反応があったらしい。ちなみにYUKIも私の声だ〜とか言ってたみたいでこれのせいでJAMのパクリとか言われる理由になってるとか。この曰く付きのギタリストはかなりJAMが好きなようで大阪城公園で路上ライブやってた頃はJAMのコピバンをやってたらしい。実際TAKUYAを彷彿するプレイというかフレーズを弾くので決して下手じゃないよ

4.なぜ… ★★★★ 曲たくや
随分feminism期の黒夢色が強い曲。ICE MY LIFEにかなり似ており曲はハイクオリティ。ラルクを彷彿させるベースに注目が行きがちですがこれまたギターが叙情的でシブいフレーズ弾くんですよねぇ…
これだけはV系の曲に聞こえる。

5.ふたりぼっち ★★★★☆ 曲たくや
20歳が考えたとは思えぬ激シブアルペジオから始まる曲。この曲のギターはマジでセンスの塊
ただこれはJUDY AND MARYの「小さな頃から」とSIAM SHADEの「大きな木の下で」となんか被るんだけど切ないのよぇ〜
夏の終わりから秋にかけて必ず聴きたくなる曲

6.今見える明日、戒める今日 ★★★ 曲たくや
かなり平坦な曲ではあるのですが開放感があるポップス
しっかしこの歳でこんな哲学的歌詞だけども前向きな浮かんでくるのも文才だろマジで

7.直感パラダイス ★★★★ 曲ナオキ
Hysteric Blueの曲でもトップクラスにノリのいいキラーチューン。ギターの音の切れ味はかなり良いのにドラムがオモチャの音みたいなのがちょっと残念。それにしてもメロディーが青空を切り裂くようなキャッチーな曲で歌ってても絶対気持ちいい曲なのでよく俺はカラオケで歌っている曲でもある。
2000年リリースなのに8cmCDでリリースされたからか5万枚しか売れなかったらしい。おかしい

8.Dear ★★★★ 曲たくや
もうすぐ20歳になる人達、そして親元を離れて暮らしている人達に聴いてもらいたい曲。歌詞にね、「いつまでも子供のつもりがもうすぐハタチ割と早いもので」ってちゃんとフレーズだけでご飯10杯くらい食えるくらい泣けるんだよね。これ書いてる人もうすぐ20歳だからいろんな感情が込み上げてくる。ギターもなかなか

9.グロウアップ ★★★★★+★ 曲たくや
全曲サビか?!というくらい何かをすっ飛ばすようなアニソン。夏の田舎の子供の大冒険のようなドキドキ感と
また超元気が出る曲で正直5億回くらいは聴いていますよ。マジで。Tamaちゃんのストレートすぎるボーカルはなにか清涼剤に似てるというか越える何かを感じますね!この曲に関しては。
曲が4分切っているのも聴きやすい理由でもあるよね。ガチで鬱病が治るので全人類に聴いていただきたい。間奏のギソロとドラムマジでかっこいい

10.だいすき ★★★☆ 曲ナオキ
貫禄が出るに出ているウエディングバラード。
かな〜りベタな曲なのですがこんなバラードも作れちゃうんだからもう20歳にして頂点に立ってますね
ラスサビがかなり震える。
ちょっと河村隆一さんの歌声で聴いてみたくはある。

11.好奇心 ★★★★★ 曲たくや
イントロだけ聴くとおっ?コケたか?ってなるんだけど聴き進めていくとなかなか展開が面白いロック歌謡曲
80年代的なメロディと少々メンヘラ臭い歌詞がなかなかにマッチしていてソフトヴィジュアル系的な要素を感じますね。これもほんとギターカッケエ。演奏が勢いの良かった前期もいいですが大人っぽさが出ていてバンドの成長を感じる曲ですね。

12.Reset me ★★★★ 曲たくや
夏らしいアッパーなハイテンポなポップス。この頃になると正直売り上げ的にはキツいことになってしまっているのですがやはり聴けば頭にちゃんと残るアーティストなんですよね。何かの賞を受賞するくらい業界的には評価が高い曲らしい。実際ライブでも盛り上がるし切なさも感じるしなかなか好きな曲。ピアノのアレンジがめちゃくちゃ秀悦。ONE LOVE期のGLAYにタメ張るくらいいい曲だと思うけどな。

13.フラストレーション ミュージック ★★ 曲たくや
タイトルも歌い方も後期JUDY AND MARYみたいな曲。
そんな悪い曲でもないんだけどイマイチパッとしない曲
Cメロの爽やかさ良いと思うよ。あと地味にベースがかっこいい。

14.ベイサイドベイビー ★★★ 曲たくや
これもアッパーなポップロックなんだけどなんかちょっとパンチに欠けてきたような感じがするかも…
ラルク黒夢からの影響を公言しているが。なんだかFANATIC◇CRISISにちょっと似てきた感じがする。
それでもギターはやはり面白いことやってくれるんだよね。特にラスサビの暴れっぷりは必聴。

15.Home Town ★★ 曲佐久間正英
プロデューサーの佐久間氏作曲。まあいい曲ではあるんだが個人的にはこれのカップリングのカクテルを入れて欲しかった感はある。アレはガチで名曲。ストリングスが壮大な感じと夕暮れを演出してくれています。

16.浮気なスポーツカー ★★☆ 曲ナオキ
未発表曲。軽快なジャズナンバー。あんまり印象に残る曲ではありませんがなかなかドラムかっこいいっすよ
ちょっとYUKI意識すぎなボーカルですが悪くはないよ

17.祭りのあと ★★★★★★★ 曲たくや
未発表曲2。オイオイオイ!なんだこれ!マジで涙腺やられるぞ。全体的にメロディが切ないんですよ。そしてギターとピアノがマジで心エグってくるのよ。ホントに…
ギソロとか花火のそれだもん。ガチで泣くって
ひと夏の恋の終わりのような感じでもう会えないという感じがひしひしと伝わってきてヤベェ。スーパーカーのLuckyと並ぶ甘酸っぱい青春ソングだと思っているぜ

総評★★★★★
短期間ではありますが一世を風靡したバンドなだけあって楽曲それぞれのパワーはやばいです。若さ故の勢いとパンチ力がね本当に。Tamaちゃんの歌唱力も勿論演奏もちゃんと上手いですからね。特にギター。
ナオキくんがやらかしてくれたおかげのせいでサブスクには配信されない、9割お蔵入り状態なのが本当にやるせないです。高い金払ってでも買うべきCDだと思っているのでほんとに、、、一生のお願いだから聴いて欲しいです。特に若い人達

Hysteric Blue/Historic Blue
https://www_amazon_co_jp/Historic-Blue-Hysteric/dp/B00006YXX6

ピコピコ期唯一のLaputaの両A面シングル

1.深海 ★★☆ 曲kouichi
えぇ、、これシングルかよ…と思わずにいられないポップもかけらもないもはやユーロビートでもありトランスっぽい曲。この曲は峠より首都高の方が似合います。どう聴いてもjunjiの曲にしか聴こえない。ギターソロがかなり格好良いのが救い。

2.Bland-new color ★★★★★ 曲kouichi&junji
もはやただのユーロビート。スーパーユーロビートに入っててもおかしくないくらいな曲。このサビのやたらとポップでメロディアスなところとかツボを押さえに押さえまくってる曲。峠攻めたくなる。

総評★★★★
テクノポップ的な音楽と考えると完成度は半端ないですがどうもバンギャ受けは良くない模様。個人的にはこの曲たちに触れて後期Laputaに惚れたので複雑な気分。

[深海/Brand-new color https://amzn.asia/d/89gtBEq]

一応2006年に出たベスト盤で聴けます

全曲:大日本異端芸者の皆様

1.LINDA ~candydive pinkyheaven~ ★★★☆
ミクスチャーメロコア
ハードなサウンドに載せたノリノリの曲。
ディルの某サッカーソングにちょっと似てますがまあいい感じ。山嵐風のラップしたりとバンギャ受けというより、ヤンキー受けのほうが良さそうな曲。

2.ブラックスパンコールギャング ★★★
ハイスピードなハードジャズ。ちょっとガレージ・ロックやらロカビリーを彷彿とさせるやんちゃな曲。

3.別れ道 ★★★★
この音源のリリース時に流行っていた青春パンク系の曲を切ない歌詞に乗せた疾走曲。
歌詞は失恋を経験している方なら痛いほどわかるであろう辛い歌詞ですね。

4.☆BEST FRIENDS☆ ★★★★
なんだかんだガゼットでも上位に好きな曲。
日本一知名度のあるメロコア曲みたいなくっさい友情ソングでたまらんのです。ギターソロ後には中途半端にラップしてますけど…
とは言っても普通に大衆向けのアニメとかで使われたらかなり人気出そうではあるよ。

総評★★★★
聴きやすい曲だけ集めたガゼットのミニアルバム。こんだけポップなのに、なんでジャケ写アレなんすかねえ…

ちょいちょい大日本異端芸者的なDQN臭もあってりしてなかなかいいんじゃないでしょうか。

1.魔女と林檎 ★★ 曲圭
タイトルからして感じるちょっとメルヘンな感じのロックンロールな曲。あのジャケ写のせいでちょっと聴く気失せてしまいますが、ちゃんとかっこいいのでご安心を。女に媚びてる感がなあ…

2.モノドラマ ★★★ 曲晃
カッティングサウンドが気持ちいいフツーのJ-POP。なんか曲が単調であんまり面白くないです。

3.溢れるは純情 ★★ 曲晃
シンセのサウンドと共に疾走する曲。可もなく不可もなく。

4.メロウホロウ ★★★★ 曲圭
爽やかで眩しい青空を突き抜けるような清涼感あふれる疾走曲。普通にこの曲少年漫画原作のアニソンかなんかで使えそうな感じの地味にかっこいい曲。

5.湿度 ★★★★ 曲圭
女性目線の歌詞のまあまあ気持ち悪いラブソング。かなりシリアスな曲調で最近のV系ぽくていいんじゃないすか。歌詞が女々しいのに歌い方男らしいのがちょっとポイント低いかも… とはいえ曲の方はSUGIZO直系ギター全開でしかもフツーにシューゲイザーなのでマジで曲はいいんですよねぇ
オルタナティブアイドルにもカバーして欲しい曲のひとつだったりする。

6.キズナ ★★★★ 曲圭
なんかアイドルの曲にありがちなテイストと曲名で一見クサく見える曲。ただ曲の方はkannivalismの頃からやることはちっとも変わっていなく、ただのポップスバンドにしてはツインギターの美味しいところを上手く引き出してるのでいい曲だと思います。

7.ナカユビタテル ★☆ 曲晃
初期の曲を現代風に焼き直した昭和歌謡風の曲。サビだけは無駄に曲がいいのでプラス★+1。もうちょいアレンジ頑張ればShiverっぽくなれんのに…

8.たとえば君と僕と ★★☆ 曲圭
なんかCMかなんか聴いたことがある気がするぽっぷす。なんか王道過ぎてこんな風にしとけばチャート入りするだろ的な感じのかほりがプンプンします。

9.ザザ降り雨 ★★★ 曲晃
初期風のシャッフル歌謡曲。初期の頃のしょうもない歌い方しなくなったので十分聞きやすくなってます。

10.何千何万何億の君への想い ★★★☆ 曲圭
なんか急にストーカーくさいタイトルでいきなり陳腐になりました。壊れるほど愛したって1/3も伝わらないのが世の法則なのに…
ギターのサウンドはやはり素晴らしいんですよ。
最初聴いたときあんまいい印象なかったんですけどよく聴けばかなりギターが心地良い白系ポップスじゃないですか。今ではかなりハマってしまった曲でかなり好きな曲になりました!

11.凛然アイデンティティ ★★★★ 曲圭
なんか急に懐かしい感じのミクスチャーロックが始まりました。バロックはこういうのを求めてるんやで!! なんだかキラキラしてる雰囲気ありますけど、怜さんのラップが聴けたり現代風にしたサグライフ直系曲。

12.teeny-tiny star ★★ 曲圭
RaphaelWhite love storyの劣化アレンジみたいな曲。ギャル高校の文化祭のライブの様な雰囲気のキラキラ感です。

13.ギズナ (アコースティックver.)
ボーナストラック

総評★★★
9年ぶりに制作したアルバムにしてはなんだか守りに入ってる感を拭えない、全曲75点狙ったような惜しいアルバム。怜さんの歌唱力は上がってるし、ギターの音作り素晴らしいから特別いいとも言えないし、貶すこともできないなんだかやるせないアルバム。 万作さん抜けたダメージはかなり大きいようです。

ノンフィクション(通常盤) https://amzn.asia/d/7F7KUgn

現代に産み落とされた白系アルバム

全曲圭

1.BIRTH OF VICTORY
オーケストラとギターのインスト

2.PUER ET PUELLA ★★★★
幻想な雰囲気がまとうミドルナンバー。バックでなっているシンセとギターの音がワクワクさせる白系全開の曲。サビの開放感が気持ち良すぎです。PIERROTのHEAVEN聴いたときのあの開放感と幻想感を感じられて、非常にいい気持ちでスタートする曲です。

3.STARRY BOY ★★★★★
この曲も開放感溢れるギターとメロディがすばらしい疾走パンクナンバー。やけにポップなのにいやらしさを感じない純白な曲。まじでアニソンとかスポーツ系ドラマの曲にしても全然違和感がない汎用性の高さも感じる素晴らしい曲。とにかく聞け!

4.SKY FITS HEAVEN ★★★
さっきの飛び抜けた明るさとは一転、ハードなオルタナティブロックナンバー。この曲だけは犯罪者と地獄をテーマにした次回作のほうがあってる気がしなくもない少し重苦しい曲です。

5.IN THE ATMOSPHERE
なんか宇宙的なインスト

6.LAST SCENE ★★★☆
女性アイドルとコラボした白いバラード。リズムとギターのせいでかなり個人的にはヴィジュっぽい感じの曲で優しい曲になっています。

7.AN ETERNITY ★★★
ピアノとテクニカルで音作りのすばらしいギターのサウンドが映画音楽のような美しさがあるバラード。とにかく壮大で素敵なホールで生で聞きたくなる曲。

8.FLOWER OF ROMANCE ★★★★★
ヴィジュアル系らしいシリアスな夜が似合う曲。ノリは完全にビートロックなんですが、ギターが圭さんの独断場過ぎてあまりヴィジュアル系臭さがなく一般人にも聴きやすい曲。この曲にも突き抜けるような清涼感があってとてもキレイです♪

9.YOU ★★★☆
ヴィジュアル系子守唄。力強くも優しいボーカルとギターがここ良すぎて眠りを誘う曲。でも歌詞はなんだかちょっとチープになったか?

10.GIRL ★★☆
ラルクのkenプロデュースの若干EDMっぽい要素の入ったギターポップ。かなり近未来的なサウンドをしていてなかなか秀悦ですけど、なんか韓国アイドルの曲にも聴こえなくもない曲。

11.RINGING THE LIBERTY ★★★
1stトラックのボーカル入りバージョン。こっちのが泣ける

12.PERFECT WORLD ★★★★☆
ディズニーの映画のエンディングのようなパーティソング。子供のコーラスも入ってあたたかくぽかぽかとした気持ちになれます。バロックといったらDQNぽい感じの曲も好きだけど、こういうみんなが幸せになれるような曲もいけるみたいなので俺的にポイント高い!

総評★★★★★
文句なしの純白なアルバム! あまりにも綺麗過ぎて汚れたぼくの心なんてミストになっちまうほど美しいです。間違いなく名盤でしょう。

PUER ET PUELLA

ボーカルの方ナイトメアの黄泉と同級生らしいですね

1.うらトイストーリー 〜おもちゃの兵隊ヴァージョン〜 ★★★
このふざけたタイトルからもうオサレ系臭がする曲ですが、曲は以外にメロディアスなパンクナンバー。なんだかボーカルの歌い方がわざとらしくてなんだかむずむずしますね…

2.金魚 ★★★
わけわからんお経から始まる疾走感ある正統派ロック。まさかイントロのアレからサイコルシェイムがやりがちな曲が始まるとは誰も思わんでしょw 無駄に爽やかでいい曲。でも声質は良いんだから普通に歌えやと言いたくなる

3.線香花火 ★☆
エモーショナルなアルペジオから始まるバラード。ギターの絡み合いがなかなかいいですが、相変わらず何言ってるかわからない&わざとらしいボーカルと陳腐な歌詞のせいで台無しになってちまってます。

4.ハローベイビィ ★
スピッツの曲みたいなギターとちょっとマシになった歌の曲だなと思ったら、いきなりシャウトし出してうるさい曲。ギャーギャー言う前のところの路線で貫いてたら名曲だったのに

5.心の魔法 ☆
シャッフルリズムの聞くに耐えない曲

6.郵便屋さん ★★
ハーモニカがかなりいいアクセントになってる70年代ロック。相変わらずアルペジオだけは心地いいですね

7.秋風の残骸 ★★☆
なんか急にまともなアコースティック曲が始まりました。昭和のバラード曲みたいでヴィジュアル系がやる曲とは思えないです。途中からバンドサウンドになりますが、ここまで微妙な曲ばかり続いていたので名曲に聞こえて来ます。
ただ曲が長ぇ

8.スタートライン ★★☆
元気のいいギターのサウンドから始まる青春パンク。曲はそんな悪くないですけどちょっと上手くなった文化祭バンドみたいなクオリティです

9.らっちょ 〜無花六区のテーマ〜 ★
サビはまあいい感じの曲。いままで曲とそんな変わりません

10.蔓草の飛行機 ★★★★★
餞で一番の名曲。夏の終わりを感じさせるポップスで歌詞もかなり良い感じでぼく的にはかなりポイント高い曲ですね。ROUAGEの空蝉をかなりポップにしたような感じといえば分かってくれますかね… なんかそういう感じで子供時代の夏の日々が走馬灯のように思い浮かぶのです。ギターの絡み合いやドラムがかなり秀悦でこのアルバムの中だとかなり完成度の高い曲です。特にギターソロが最高なんですワ。後年ギターの癒茉さんのYouTubeのチャンネルでベースの方抜きで再録されたバージョンもあるのでそちらもいかがでしょう?

総評★★
ドマイナーのポンコツバンド

餞 ハナむケ。青春バリバリ特攻集俺は腐ったトマトじゃねぇアルバム