諏訪大社 〜四社巡り〜 (original) (raw)

延喜式内社(名神大)
信濃国一宮
官幣大社別表神社
祭神 建御名方神八坂刀売神
【下社秋宮】
393-0000 諏訪郡下諏訪町5828
【下社春宮】
393-0000 諏訪郡下諏訪町193
【上社前宮】
391-0013 茅野市宮川2030
【上社本宮】
392-0015 諏訪市中洲宮⼭1
公式サイト https://suwataisha.or.jp/

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さて、三日目は、
特に予定を組んでなかったので、
ずっとゆっくり参拝したかった、
諏訪大社にお参りしました。
創建年代は不明ですが、
日本最古の神社の一つとされます。
建御名方神と妻の八坂刀売神を祀ります。
一口に諏訪大社といいますが、
諏訪湖を挟んである、
下記の二社四宮の総称になります。

上社本宮
上社前宮
下社秋宮
下社春宮

上社は諏訪湖の南岸、
下社は北岸に位置しています。
それぞれの社格に序列はありません。
この四宮を全てお参りすることを、
「四社巡り」というそうで、
今日はそれをやってみます。

下社秋宮鳥居 諏訪大社下社秋宮境内ガイド

まず最初に伺ったのは下社秋宮。

ネイリの杉

境内正面には、
この根入りの杉。

神楽殿 大しめ縄

楽殿重要文化財で、
天保六年(1835)の造営で
大しめ縄が大迫力。

青銅製日本一の狛犬 青銅製日本一の狛犬

青銅製日本一ともいわれる、
この狛犬は彫刻家・清水多嘉示作。

幣拝殿/左右片拝殿

幣拝殿も重要文化財で安永十年(1781)の落成。
幣殿と拝殿が一体となった二重楼門造りで、
左右にやはり重要文化財の片拝殿が並びます。

御柱

諏訪大社の四宮には、
社殿の周囲四隅には、
御柱祭で使われた
御柱が建てられています。
一之御柱は社殿右手前、
二之御柱は左手前、
三之御柱は左奥、
四之御柱は右奥の順番です。
寅年と申年の御柱祭毎に、
新しい柱に建て替えられます。

諏訪大社下社春宮鳥居

さて、お次は下社春宮。

鳥居前の巨木 結びの杉

駐車場のすぐ横に、
巨木がありましたが、
特に案内はありません。
境内の結びの杉は、
先で二又に分かれてるとか。
ん?、なんでそれが結びなんだろう⁉️

諏訪大社下社春宮神楽殿

楽殿 は天和年間(1681-1684)頃の造営。

下社春宮 幣拝殿/左右片拝殿

幣拝殿は重要文化財で安永九年(1780)落成。
秋宮と同様に幣殿と拝殿が、
一体となった二重楼門造りで、
やはり左右に重要文化財の片拝殿が並びます。

春宮二之御柱

これは春宮二之御柱

浮島 浮島社

境内左手にどんな大水でも、
水がつかないという浮島があり、
その先に「万治の石仏」がありますが、
これはまたこの後の別記事に致しました。

諏訪大社上社前宮鳥居 諏訪大社上社前宮案内

上社前宮です。

十間廊 内御玉殿

十間廊は古くは神原廊とも呼ばれ、
上社の例祭の御頭祭が行われます。
前宮本殿へ向かう石段脇には、
内御玉殿があります。

前宮本殿

前宮本殿は伊勢神宮の古材で作られた社殿で、
大祝の精進屋があったところに建っているそうです。

水眼の清流

水眼の清流がとても涼やか。

二之御柱 三之御柱

この清流に沿って、
二之御柱、三之御柱が並びます。

東参道の銅鳥居 入口御門 布橋

最後は上社本宮です。
東参道から伺いました。
入口御門は重要文化財で、
文政十二年(1829)の造営。

北参道の鳥居 雷電為右衛門の像

改めて北参道に出て鳥居をくぐりました。
社殿六棟が重要文化財に指定されています。
鳥居の左手に信州出身の、
あの雷電為右衛門の像があります。

「雷電為右エ門」関連の記事

高島社

この高島社は、
諏訪藩祖の諏訪頼忠公、
高島藩初代藩主の諏訪頼水公、
高島藩二代目藩主の諏訪忠恒公を祀るもの。

上社本宮 幣拝殿/左右片拝殿/脇片拝殿

本宮の幣拝殿は独特の形式で、
正面に幣殿と重要文化財の拝殿が続き、
その奥に本殿はありません。
拝殿の左側を右片拝殿、右側は左片拝殿といい、
山を背にした建物を脇片拝殿という諏訪造です。

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