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こちらは2024年ミュージカルロミオアンドジュリエット感想ノート(2,2幕の各曲感想)の続きです。

mariasashowmustgoon.hatenablog.com

5月16日から7月15日の2か月間、代役対応などはあったものの、最後まで走り抜けることができて本当によかったです・・・ちょうどこの期間、ムーラン・ルージュで甲斐クリスチャンが芳雄さんの代役で連投、みたいなこともあって、いつ止まるかもしれない、という不安はずっとありました。最近また感染症流行も出てきてしまっているようなので、耐えきったというか、やり遂げていただけたのには本当に感謝です。私も元気に通えてよかった!

というわけでキャスト感想ですが、お察しの通り小関ロミオだけ長いです。でも、主演だから最初に書かせてください。目次作っておくので適宜飛ばしてください!

(以下敬称略)

ロミオ

小関裕太

【通称:小関ロミオ、こせロミ】

2017年に初めてロミジュリを見た時からずっと夢見てきた小関ロミオ。甲斐ロミオが発表されたときに「ああ、もう小関がロミオをやることはないんだ」と思っていたのに、2024年にかなってしまった。望めば叶うって本当だった。しばらく本当に信じられなくて、夢かもしれない、自分に都合がよすぎる、と何度も思ったし、ビジュアル見てもあまりによすぎて夢かと思ったし、当日まで本当に実在するのか、とドキドキしていたし、初日の「いつか」もあまりの美しさに息するのを忘れてしまい、挙句初日の幕間で「本当にいた・・・」と大号泣する始末。思い入れがありすぎる。

初期はどちらかというと全体的に儚さが強調されるような演技と天真爛漫さのバランスが魅力で、女の子からの人気も当然すぎるThe王子様!という感じのイメージ。後期は僕は怖いや憎しみエメ、薬売りでの声の強さが出てきて、葛藤とのバランスを感じるようになりました。あとやっぱり何よりダンサータイプのロミオだなと。僕は怖いのアイソレやばすぎて大興奮だった。死に操られているときと抗っているときの違いがしっかり分かる動きが本当に素晴らしい。(曲感想にも書いてたけど何度だって書く。)

バルコニーでの浮かれっぷりや「恋の翼に乗って」の説得力とか、ファンタジーな雰囲気さえ纏えるのが小関ロミオの特徴だと思う。ディズニープリンス。ジュリエットに差し出す手先が紳士でやっぱり少し慣れているようにも感じる。ロザライン、クラウディア、シルビア、それ以外にもたくさん過去に女の子がいたんだろうな・・・。

私は1幕で恋に落ちてしまった浮かれポンチが2幕でどん底に落ちる*1のが大好きなので、こせロミって本当に、ド好みです。浮かれに反比例した絶望が、でかければでかいほど良い。

そして何よりルックスが完璧。正直私が今まで見てきた小関の舞台の中で一番ロミオのビジュアルが好きです。金髪も長めの前髪も、デニムのコートから伸びる長い手足も、いつもより濃い目の眉毛のメイクもアイシャドウも、君の作るすべての要素を愛してたのに。(BGM:Over/Mr.Children

アイシャドウのおかげで大きな瞳に入る光も良く見えて、潤み方も強調されていてよかったです。カテコではもう涙でほぼ取れてるんだけどね!

歌も今回すごい成長したというか、こんなに歌えるんだ・・・!!と思いました。もともと小関は音感もリズム感もいいんだけど、音域というところでいつも苦労をしていた印象だったので、ロミオは特に音域広いから大変だろうなと思っていたんですが、僕は怖いが少しキー下げていたと思うけどそれ以外はそのままで、しっかり音域広げてたと思います。感情に乗せることは得意だと思うので、そういう意味でも歌声にさらに強さが出たのも収穫。そして小関ならではとフェイクやせりふっぽさもあって、素晴らしかった。あと、小関ロミオの世界の王はほぼハンサムライブ(甲斐翔真談)*2

私にとって、これ以上の役はもう見れないかも、とまで思わされたロミオでした。オタクの夢かなえたろかスペシャルでした。本当にありがとうございました。

岡宮来夢

【通称:くるロミ】

真面目な優等生系ロミオ!!歌がうまい!!あとお顔が小動物でかわいい・・・いろはちゃんとのペアのとき、小動物同士じゃん・・・!みたいな気持ちになる。作画が同じ。ちゃお作画。

2回しか見れていないのでちゃんと見れた気がしていないんだけど、マブでの「僕はそんな遊びはしない」の言い方に、あぁ、しっかりした親御さんに育てられたいいところの子なんだなぁという気持ちになってました。これはモンタの仲間たちが「なんで急に敵の娘に・・・!?」ってなる気持ちもわかる、箍が外れそうにもない感じなので。だからこその転落が激しい、という印象のロミオでした。

初見の時決闘の体の使い方をみて「殺陣ができる人の身のこなしだ・・・」と感動したのを覚えています。空間の埋め方・距離感の詰め方がうまい。

ジュリエット

吉柳咲良

【通称:さくジュリ】

イメージがミサミサとピーターだったので、えっ…!?きゃぴきゃぴしてる・・・!という初見感想。ハスキーボイスが売りではあると思っていたんだけど、こんなきゃぴ声維持できるんだ、とびっくりしてました。そんな感じで1幕は「全力かわいい」を演じている印象だったけれど、やっぱりさくらちゃんのすごさは2幕から。私は強いジュリエットが好みなので、覚悟を決めたあとのさくジュリが大好きでした。「私の親じゃないわ」「神様に誓って言えるの?!」このあたりがわたしのツボでした。

SNS強者の印象もめちゃくちゃ強い、写真すごい上がってたし、共演者への絡み方も、一時期のテニミュキャスト見てるみたいで面白かった。笑

挨拶ではよく泣いちゃってたけど、さすが主演の舞台をたくさん踏んできただけあって、挨拶の内容は本当にしっかりしてて、本当に20歳か・・・???人生3回目くらい・・・・?みたいな気持ちになりました。

奥田いろは

【通称:いろジュリ】

初見で子役の男の子みたいな声だな・・・と思うほど、幼さを残した歌声で、「は、犯罪だよパリス、何ならティボルトも・・・」と思ってしまうような幼さ。とっても少女で何も知らなさそう。無垢という言葉がぴったり。そういう意味ではとてもジュリエット然としていたかも。

後半は2回しか見れていないんだけど、ラストの「2人のパラダイス先に行ったのね」からのスピード感がすごく好みだった。一直線な感じ。あとお顔が本当にかわいい&小さい。小関の顔もめちゃくちゃ小さいのに、それと比較しても小さい。キスシーンの瞬間、いろはちゃんの顔が小関の手で全部かくれるのにはビビった。小関の手は大きいですが、それにしてもです・・・

どちらも乃木坂出身ということで、結構いくジュリ(生田絵梨花*3)と比較してる人多かった印象だけど、いくジュリよりも幼さと覚悟のなさみたいなものは感じたかな。若いまま亡くなってしまったようなイメージ。いくジュリは作中で一歩大人に近づくイメージがあるので。

ベンヴォーリオ

内海啓貴

【通称:ヴォリよし*4

大正解キャスト。よくぞ。ベンを予想してたオタクめちゃくちゃいたし、発表のの時「だよね~」みたいな空気流れたのをよく覚えてる。本当に、うまい。何もかもうまい。一人芝居でのコメディのバランスも、シリアスな場面での立ち振る舞いも、代償のロミオに対するひきつった笑顔で励ます様子も、踏んできた場の数の違いを感じた。サー氷*5通ってる時にこんな風なことをあきよしに思う日が来るなんて思ってなかったよ・・・

どうやって伝えようのうまさは歴代随一といっても過言ではないと思う。あんな風にラストを上げるパターン初めて見た。

体の使い方もさすがにうまい。運動神経のいいひとの動き方。なんというか、すべての技能に優れている上にお茶目でいい人。裏話を聞いていてもベンマキュのムードメーカーというか、お兄さんなのに、みんなと一緒にふざけてくれる、みたいな感じでよい雰囲気だなぁと思ってました。本人としても「自分の演じるベンヴォーリオは、皆になんだか一番仲良くなれそうと思ってもらえる人にしたい」と話していたので、それがしっかり生かされた可愛らしくも頼りがいのあるキャラクターになっていたと思う。

とにかく、内海啓貴、向かうところ敵なしすぎる。

石川凌雅

【通称:りょがベン】

りょがベンはマジでずっと楽しそう!1幕は特にずっとにこにこ楽しそうなイメージ。にしてもロミオに逃げられて「また消えた」で嬉しそうな顔するのはなんでなんだ。振り回されるの楽しんでないか?多分りょがベンは人のことが好きなベンヴォーリオなんだろうなぁというイメージ。ヴォリよしが「人から好かれる」キャラ造りだったのに対し、りょがベンは「人が好き」なキャラ造りだったんじゃないかなと思います。

あとこのベン、めちゃ令和って感じがする。AEDのときにロミオに隠れてさっとスマホ片手に隠して、マウストゥマウス回避した瞬間にロミオの動画撮り始めるのなんて、すごいな、と思っていたんですが、先日笹森くんのバースデーイベントの配信で凌雅くんがステージにまで自分のスマホ持ち込んで「まってケーキの写真撮っていい??」って言いだした瞬間、これかぁ~~~!!!と思いました。この令和っぽい勢いが、りょがベンにはありました。

あと私は霊廟のりょがベンがロミオに話しかけるやつが大好きすぎて毎回泣いてました。

マーキューシオ

伊藤あさひ

【通称:あさマキュ】

今回のダークホース。研音、いい俳優そろえてますね。

まず歌がうまい。本当にミュージカル初めてか・・・?マブとか、ずっと安心して聞けた。こんなに安心して聞けるマブ、今までだと新里くんくらいだったので、それに並ぶ安定感ってすごいことだぞ・・・

演技については最初は「何を考えているのかわからないなぁ」と思っていたんだけど、日を増すごとにどんどん変わっていって、最終的に大阪公演では私の大好きな「ロミオに対する激重感情でできてるマーキューシオ」になってて頭抱えました。

特にマーキューシオの死、ロミオしか見えていないあさマキュ。後ろにベンいるのに一切見ない。何考えているのか普段はよくわからない、冷ややかでキレると怖いマキュが、ロミオのことが好きでロミオの腕の中で死んでいくという図が、私は一番好きです。それを体現してくれて、本当に、ありがとう。あさひくんまたミュージカルでてくれませんか!?その演技力と歌唱力をもってすればもっといろいろな作品で活躍できるよ~~~!!!なんで円盤東京公演だけなんだ~~~!!!

笹森裕貴

【通称:ささマキュ】

今まで見たマーキューシオの中で一番「いいやつ」。こんなに仲良くなれそうなマキュ、見たことなかった・・・自分の親マキュが平間マキュだったこともあるので、マキュって怖いやつってイメージがやっぱりどこかあるんだけど、ささマキュ、怖くないどころか、ずっとかわいいヤンキー、もはやピンク髪ギャル。綺麗は汚いの時に女の子たちにちょいちょいやられてタジタジになってるの見て、ささマキュ、その気にならせて最後に捨てることできるんか?!と謎の心配をしたりしました。

それなのに立ち姿が超優雅で貴族然としているのがすごい。そして蹴りになると腰回りの回り方が素晴らしく強い。いいところの坊ちゃんなのに中身ヤンキーなの大好きです。ささマキュのお辞儀の仕方本当に好きだったな。

マキュの死の「ガキだけだぜぇ?」の言い方がお茶目でかわいい、ロミオに心配させないようにしているのが良い。人がいいマキュ。好きでした・・・

ティボルト

太田基裕

【通称:もつティボ】

「いつキレるかもしれない危ない男」という言葉に納得感のあるティボルト。どこかずっと危うい雰囲気。張りつめてとがらせた切れ味の鋭いナイフみたいな印象。歌い方に癖があるので、Club SlazyのオタクはずっとBloomさんだぁ・・・みたいな気持ちになってました。Kingさんもいたのでね・・・(大ちゃんがインライでラブスレぶりにもっくんと共演したって言っててにっこりしちゃった)

ロミオを煽るときの態度がなめくさりすぎてて(ほめてる)、ジュリエットに対する「強くて優しい従兄」があまりに幻想過ぎるんだなと思ってしまうくらいでした。そりゃ刺されるよ。相手がロミオじゃなくても刺されてるって。

私が見た限りではもつティボは本当の俺じゃないナイフ刺しチャレンジはずっと成功していたのですごいな~と思ってました。水田のナイフ刺しチャレンジは割と失敗も見ました。

水田航生

【通称:水ティボ】

「キャピュレットに生まれていなければロミオになれたかもしれない」系ティボルトの系譜が大好きな私、水ティボがツボでした。前回の立石ティボに近い系譜ですね。大楽がこせみずの組み合わせで見れたの本当によかったです・・・君嘘では親友だったのが今回殺しあってるんですから、舞台って楽しいですね。

優しさと愛がにじみ出ている水ティボ、ジュリエットの名前をつぶやくときの切なさがたまらない。舞踏会でジュリエット受け止めるときの「ジュリエット!」の声、めちゃくちゃ優しくてときめいてしまう。あと水ティボってなんか、生活しっかりしてそうなので、キャピュレット卿に「まともな仕事についたらどうなんだ」って言われるたびに、多分なんか仕事はしてると思うよ・・・!みたいな気持ちになりました。もし仕事してなくても、多分株とかやってる。

その一方、決闘で刺されたあとの叫び声が辛い。なんでロミオになれなかったんだろうな、キャピュレットでなければなぁ。そしてよく考えたら、君嘘でも好きな女の子を小関に取られてるんだな水田、と書いていて気づきました。お兄ちゃん不憫だ。

あとふとした時に、ティボルトってセクシー枠だったんだな~と思わせる仕草があったりして、普段水田のことこてこて関西弁ツッコミお兄さんだと思っている節があるので、以外というか、セクシーいけるんだ・・・になってました。水田の舞台観るようになって久しいのにあんまりこういうキャラクター見たことなかったな~。

栗山廉

【通称:栗山死】

こせロミの鏡。初日見たとき、なんとなく髪の毛のふわっと感に、「非・人間的な死」が通常好みの私は、なんか人間らしい死だな~と、あまりしっくりきてなかったんですが、こせロミと相対した瞬間、ああこの「死」はロミオの鏡なんだ、と、その瞬間にパズルのピースがぱちっとハマったようにすっきりしました。僕は怖い、憎しみエメのこせロミと栗山死の関係性を見ていると、鏡写しになった「死」はロミオの恐怖そのものが彼の運命にまとわりついてしまった結果の産物なのだと思います。死に引っ張られるたびに体がひきつるように動くこせロミと、その周りをなぞるように踊る栗山死、「まとわりつく」という表現が個人的にはしっくり来ています。

あと単純にめちゃくちゃお顔がよくて・・・精悍な顔立ちで、なんとなく小関と横顔が(というかたぶんお鼻が)似ていて、そういうのも相まってこの2人のダンスが好きでした。小関にバレエを教えてくれてありがとうございます!!動画まで!!ありがとうございます!!!!

キム・セジョン

【通称:キム死】

これぞ「無機質」の死。今まで見た中だと小㞍さんタイプの死に近いイメージです。髪の毛長めだけどワックスでペタッとしてるのも、人外じみてて良かったです。元来私が好きなのは「非・人間的な死」なのでキムさんのタイプではあるですが、今回2回しか見れなかった・・・!!!そのため感想が薄めです・・・

栗山さんの死よりも少しドライな印象のある死。より傍観者的な死といってもいいかなと思います。くるロミとの相性が良いというお話も聞いたんですが、私はその組み合わせで見ることができず・・・でも確かに、死との共存タイプのくるロミとはいい意味で距離感が出ることでラストの薬売りで初めて目が合った瞬間にぞわっときそうだな~と、思います。こせロミとの組み合わせでも薬売りのその瞬間はぞわぞわしてました。

シングルキャストピックアップ

雷太/パリス

ボイパまでありがとう。始まる前「ロミオはどこで変なラップとか入ったらわたしらじゃなくて雷太が怒るよ!!」とか冗談で言ってたら、初日ご本人でびっくりしたし、頭の中で「これ絶対雷太、雷太だよ、すげえよ・・・」になってました。割とパリスって、「全然結婚できる!」タイプと「絶対無理」のタイプいると思うんですけど、雷太のパリスは自分の調子によって「好きかも」「やっぱ無理かも」があったので、多分二分されそうです。笑

あと大公カバーに入った日も見たのですが、それも良かった!!若い大公ということで、なんとなく「自分の至らなさ故の嘆き」みたいなものがあるように感じて、ヴェローナⅡの響きの切なさが増したように思いました。本来あまりよくはないことかと思うんですが、私は雷太の大公見れてよかったな~と思っています。

渡辺大輔/大公

ティボじゃない大ちゃんが出てきたときの感慨深さったらなかったです・・・なんせ2017~2019で何度も古川雄大に殺される渡辺大輔見てますから、エメに大ちゃんいるだけでちょっと感動ものです。個人的にはNext to Normalから続いて、大人組といわれる人たちの中にいる大ちゃん、もう私の中では違和感なくなりました、良かったです。

あと公演終わりのインライすごくうれしかったです・・・みんなのパパみたいになってくれてる大ちゃんに感謝してます。次はまたNext to Normalで!!!

彩吹真央/キャピュレット夫人

今まで一番好きになれた夫人。涙の谷や明日には式をでも、ジュリエットのことをしっかり想ってくれていることがわかるのが本当に切なくて、このママなら、もう少し早くジュリエットに寄り添ってくれていたら変わっていたかもなあ、とも思わせてくれる存在でした。だからこそ服毒や何故での慟哭が辛かった。思わずキャピュレット夫人に感情移入して泣いてしまうこともありました。

吉沢梨絵/乳母

可愛らしくてコメディエンヌであたたかい乳母。私個人的に梨絵さんのイメージがレディベスのメアリーだったもので、こんな可愛らしい方なんだ!と今更知りました。梨絵さんの悪魔と踊らないで大好きなので・・

ジュリエットへの寄り添い方が、年上の友達のようで、それでも彼女は~のときの「でも私の子に違いない」の言葉だけで涙が出てくるのは、ジュリエットのことを心から愛しているんだろうなぁというのが伝わる表情だったり声だったり、そういった意味で、さすがだなと思わせる乳母でした。SNSでもカンパニーのことすごく見てくださってるイメージで、素敵なお姉さまだなぁと思ってました。

以上、キャスト別感想でした!!小関への思い入れは強すぎたけど、他にもやっぱり今後注目したい俳優さんは増えたなと思ってます。

今回のロミジュリ、結果として13公演行きました。自分の仕事の繁忙期とテニミュドリライムーラン・ルージュ!とも重なって物理的にいけない日も多かったのですが、本気で行ける日は全部詰め込んでこの公演数だったので、思い残すことなど・・・ひとつも・・・なくないです!!!!!もっともっと見たかった!!!!円盤決まってるのがギリギリ救いですが、大阪の大楽が本当によかったので東京楽だけなのが悔しいです。

本当にずっとずっと楽しくて幸せでした。小関裕太という俳優と同じ時代に生まれて、ロミオアンドジュリエットのミュージカルに元々通っていて、小関裕太のロミオを待ち望んで、そのロミオが誕生する瞬間に立ち会えて、自分がいける分はすべて詰め込んで通うことが出来たことに感謝しています。

この瞬間、私が世界で一番楽しい!!!と胸を張って言える時間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました!

あと個人的に、初日も大楽も「この日のタイミングではここで見たい!」という席が取れてたのも、自分の誕生日にロミジュリをマチソワできたのも良い思い出になりました。最高だ!!!

ちょっとオタクとして充実した日々を過ごしすぎて、若干燃え尽きそうな気がしてましたが、この夏はまだムーラン・ルージュ!が残っているし、あきよしのソロコンがあったり、TRUMP新作があったりまだまだ忙しいので、暑さに気を付けながら日々楽しく生活できるように頑張っていこうと思います。生きる活力!!!

欲を言えば、また小関ロミオに会いたいな!!!叶うといいな!!!お願いします!!

こちらは2024年ミュージカルロミオアンドジュリエット感想ノート(1,1幕の各曲感想)の続きです。

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推しが絶望するの大好きオタクにとってのロミジュリ、2幕からが本番みたいなところあるので、こちらも盛りだくさんとなっております。

M20, 街に噂が

初日に初めて聞くようなフェイクしてびっくりしたんだけど、大楽も初めて聞くフェイク入れてました。小関そういうところあるよね!!!後半になるにつれて「どうして分かってくれないんだ!!」という感情が前にくるようになった印象。あとここのマキュも好きでした、ナイフを首にあてて、それをしてしまった自分にも嫌な気持ちになってるささマキュとか・・・

私2021年の浮かれポンチによる「街に噂が」でめちゃ怖い思いをしたんだけど(その内容はこちらのブログに書いてあります。)、そのあたり今回のロミオ2人ともちゃんとみんなに向き合おうとしていたと思います。特にくるロミ。こせロミは「自分の気持ちを分かってほしい」が多い印象。

M21, 今日こそその日

まじでここの水ティボって切ない。ずっと「こんなはずじゃなかった」ってが見えるのにもかかわらず強がっているような印象。「復讐してやる」の声色が恐ろしかった。

あともうここ私ずっとダンサーさん見てたな・・・今年もキャピュレットダンサーさん好きだったな~~!!

で、今更なんだけど、水ティボの今日こそその日ってキー低い…気が…した…どうでしょうか。

M22, 決闘

大好きです決闘。あさマキュがロミオを見るたび苦しい顔をしてて辛くて、ヴォリよしもマキュを止めたいけど、ロミオが来てるのを見て「お前がいるとややこしくなるから一旦黙ってくれ」って感じで、ロミオをたしなめるのも良くて・・・ささマキュは蹴りが強い。腰から下、強い。りょがベンもかなり表情も体もぐるぐるしてて、おさめたくてもおさめられない、の感じがすごい。

くるロミは体の使い方うまいなと思った、あんまりばたばたしすぎないというか、必然がある動きをする印象。こせロミは一生懸命でこちらが泣きそうになる。マキュを止めるときも体当たり!って感じ。くるロミはちゃんと手で止めに行ってるように見えた。

あとね、水ティボがマキュを指で挑発するんすよ、ヴェローナと同じで。いやこれもやばかった。

M23, マーキューシオの死

公演序盤はささマキュの「ガキだけだぜぇ?」とか、死に際の「どっちの!家も」とか、手が落ちるのとかすごく好きでささマキュに狂いそう・・・と思ってたのですが、最終的に、前楽のあさマキュにド狂いしました。みなさんあさマキュのパンフレットに記載のマーキューシオ像読みましたか?個人的に大拍手でした。特に平間マキュのオタクに読んでほしい。

そう、あさマキュ、ロミオのことしか本当に見えてない。好きな男の腕の中で逝くことができて良かった・・・という謎の気持ちが出てきてしまって、なぜか前楽のマキュの死、めちゃ泣きました。(BGM:恵みの雨/レ・ミゼラブル

大楽は手をこせロミにとられて身動きとれなって、そのまま死にゆくの、それもやばかったです。どっちも激重の気持ち。最高。私はあさマキュの死の虜になってしまいました。本当になんであれが円盤に入らぬのか?!

こせロミの「あーーーーーーーーー」の声がクレッシェンドしてひっ迫した音になっていくのも良かったです。

M24, 代償

大楽でこせロミがマキュのナイフ拾って泣いてるところから、一気にティボルトへ憎しみと殺意にスイッチする、目が憎しみに染まるのを見てしまって、心臓がバクバクでした。もつティボはあからさまに煽り、という感じでロミオに迫るので、ロミオがティボルトを刺したのはこの煽りの影響かも、と思うことがあったんですが、大楽でのその瞬間、確実にロミオが「殺意」を持った瞬間に気づけて、なんというかすっきりしました。相手が煽るというより、自分がやってしまったことにおびえながらも、ロミオへの復讐心とキャピュレットの名前のもと、近づかなければならない、といった感じの水ティボとの組み合わせだったのも功を奏していたと思います。

水ティボは刺されたあとずっと叫んでるの怖い。悔しさや悲しみから来ていそうな叫びの印象。こせロミが走っていなくなるのは、走りながらも体がこわばっているように見えました。大公に呼ばれたのちの「ここに」の時も呆然自失で声も低く、震えていて、すごくよかったです。

以前のバージョンや序盤は、しゃがみこんだロミオはベンに抱えられるイメージだったけど、ベンに体起こされるようになったおかげで顔が見えるようになりました。「マーキューシオ」ってつぶやいているのも見えるようになってとてもよかった。ヴォリよしが「大丈夫、大丈夫だから」ってひきつった笑顔で言ってくれるけど、全然大丈夫じゃないんですよね・・・

M25, ヴェローナ

大ちゃん大公・・・!ティボをずっと見てきた身からすると、ここでティボルトを見送る大ちゃんを見るとすごいエモい気持ちになってしまう。

とはいえすみませんここもいつもうつむいてる小関ばっかり見てました!ベンたちもすごく良いです。りょがベンはマキュのことを呼んだり、ヴォリよしはロミオに伸ばす手が震えていたりと、ふたりとも親友たちへの感情がぽろぽろ落ちて行って体までボロボロになっていくように見えていくのが切なかったです。

M26, 憎しみ~エメ

本当にありがとうございます小関裕太をロミオにしてくれて!!! と思わざるを得ない1曲。

職は憎しみより絶望の割合が高い印象だったけれど、日を追うごとに憎しみや怒りの割合が高くなって、目を見開いたときに赤いライトが入って目が赤く見えるのがマジで最高。私本当にここの赤ライトと瞳の関係が好きで、多分甲斐ロミオの時も同じこと言っていたと思うんですが、小関ロミオは普段の瞳が八の字眉のタレ目だからこそ、ここで赤く光るときのギャップがえぐかったなと思います。あと個人的に大楽の席からだと「眠れぬ夜が永遠に繰り返される」が真正面で爆沸きしました。

くるロミは目が><になりがちという印象(2回しか見てないので定かではないのですが・・・)

こせロミの「ティボルト」の声の変わり方とここでの「憎しみ、憎しみ、愚かなこの僕」の声は本当にグッとくる、特に地方での歌い方がすごかった。なんで円盤・・・なんで・・・

M27, 神はまだお見捨てにはならない

やっぱりぐちゃぐちゃになってる推し見るのって最高じゃないですか。

ここのこせロミ、本当にすごくて、まさかのブロマイドまで出ちゃった。公式、正気???ありがたすぎて3セット買いました。1セットはめっちゃデコりました。とんでもなくかわいくできたので大切に使います。

大楽にやっと気づいたんだけど、「でもどうやって行けばいい」のあとに神父様も「どうしたものか・・・」といった表情していて、本当にいい人なんだなと思いました。最後に気づくことが多すぎる。

M28, ひばりの歌声

やっぱり女の子の扱いがうまい小関裕太。髪をなでる、顔を寄せる、抱きしめる、キスをするの動作全てが美しく洗練されている。いい意味で、慣れている感じがする(いいのか?)

確か刈谷の公演のときに、すごく顔を見せてくれる日があって、ジュリエットをいとしく思いながらも泣くのを耐えているような表情を見てしまって、ヒエ・・・って思ってたんですが、大阪では見えませんでした…私は2回くらいしか見せてもらえなかったです。笑

ジュリエットのもとから去るときのやわらかく切ない笑顔がたまらなかったです。心配させまいとする表情・・・

そしてさくジュリちゃん、ブーツを履く時間をしっかり稼いでくれてありがとうね!

M29, 明日には式を

私、大楽のここでキャピュママに泣かされたんですよ。だってママがあまりにも辛そうで・・・きっとママ、ジュリエットの「私はロミオを本気で愛しているの」にかなり心を打たれていて、自分の生きてきた道と違う幸せの形がジュリエットにはあるかもしれないと悟っているんですよね・・・パパから目を背けるのも、そういううしろめたさがあるのだと思う。

さくジュリの「私の親じゃないわ、あなたも、あなたも!」の強さと激しさ、前後の表情が最高でした。大好き。

M30, 娘よ

岡田さんって、どこか「ダメ」な父親、似合うなあと思います。Next to Normalのダン、ファントムのキャリエールとか。私は見ていないけれど、エリザベートのフランツとか・・・愛が空回りする親が似合う。ずっとどこか空回りしてしまっているのが見ていて不憫に思えてしまうことがあるようなキャピュレット卿だなと思います。

M31, 彼女無しの人生

これの前の「神様に誓って言えるの!?」「そうなりますよう」のさくジュリが本気で好きです。さくジュリの強さががんがん出てくる2幕に光る感じ、良いです。

そしてマントヴァ、ここジュリエットのことを思い浮かべて笑う日とずっと辛そうな日のどちらもありました。ワイン持ってすすめてくる男に絡まれてイヤイヤしたり突飛ばしたりするロミオばっかり見てました。ごめん・・・

スマホがない」の流れは結構ちゃんとしててよかったなと思います。ちゃんとやばそうな空気でてて。ともすればコメディになってしまうので・・・

M32, 狂気~服毒

ヴォリよしここめちゃ良い。何より歌がうまい。スコーン!!て上出るのが気持ちよかったです。あとジュリエットの薬がソース瓶のふたじゃなくなって本当によかったです!!!(かつての記憶)

M33, どうやって伝えよう

ここもヴォリよしまじ、歌の表現も表情も素晴らしすぎる。「君の命より大切な」の「大切」の歌い方すごくよかった。ラスト高音になるの初めて聞いたので初日度肝抜かれました。りょがベンは「子供のころから何も隠さずに話してきた」らへんで笑顔になるの、それまでのりょがベンの仲間が大好きでいつも楽しそうにしていた様子をそのまま投影されたようで泣きそうになった。

後ろの写真なんですが、あの、別途ください。自撮りしてるロミオもカラーサングラスしてるあさマキュもすごい良いので、ください。

M34, ロミオの嘆き

薬売り・・・まじ・・・大好きです。こせロミ、笑ってるんですよ。「欲しいだけもって行くがいい」の声を太くした出し方とかも超良い。死とのダンス、体幹が鬼のように良い。びっくりした。人間ってあんな床と並行に体倒せるんだ・・・

始終体の動かし方が素晴らしくて、死と合わせるところの音ハメ的な気持ちよさがある。ラストの体の向きを下手に向ける(死は上手に向く)やつがすごく好きです。ここで運命が決まったのだなと感じることができる。

M35, ロミオの死

「本当に君なのか」からは苦しさ辛さが出ているんだけど、「終わりだ」の2回目くらいから声色が明るくなっていく。こせロミがあまりに笑顔で泣くのが切なすぎる。最後のキス、横から見れるの素晴らしすぎる。美しさが尋常じゃない。薬の飲み方も、一滴も残さないように振り落とす。こせロミの場合の服毒の苦しみ方は、気管がつぶれて、灼けて、息ができなくなる感じ。くるロミは吐血している感じなので、内臓系が壊れていく感じ、といったイメージでした。

最後の「ジュリエット」の言い方としてもこせロミはあまりに幸せそうだったなと思います。ああ・・・終わるな・・・終わるな・・・・・(もう推しが作中動くことがないので、一瞬虚脱になることが多い瞬間です)

M36, ジュリエットの死

これは初期はさくジュリがめちゃくちゃ良い!!と思ってました。鬼気迫るというか、目がいっちゃってるように見えて、そのまま死んでしまうのが切なくてつらかった。

そして大阪で見たいろはちゃんのスピード感のある一気に死に向かって走っていく感じがすごく良くて好きでした!若さゆえの過ちがあったようなイメージ。ロミオとの幸せに一直線!になるのがいろジュリ。もう絶望、それなら私も逝く!がさくジュリというイメージでした。

M37, 何故

ここずっとベン見てました。ヴォリよしは周りからの接触にも反応するけど、心はここにあらず。りょがベンは心さえ閉ざしてしまう。2人とも絶望で崩れていくのだけれど、ヴォリよしは泣いていなくて、というか受け止めるのに時間がかかって泣けるような状態でもないように見えて、りょがベンは思い切り泣いている。なんというか、それまでずっと笑顔でいたりょがベンがここで涙流してるの見るとすごくつらかったです。

M38, 罪びと~エメ

りょがベンがロミオに何か声かけていることに気づいた日にはTLお祭り騒ぎだった覚えがあります。あまりによい、ロミオに対するベンの姿勢として大好きになってしまった。笑顔(涙はボロボロ出てるけど)で別れを告げるりょがベン。みんなが和解していくのに気づいて、は、と目を見開いて、大公に状況説明しに行く感じ。

ヴォリよしはぎりぎりまで泣かないんだけど、神父様に抱きしめられて泣く。大楽でそこからロミオに駆け寄っていったのを見て泣いてしまった・・・

本当にこのベンたちが良くて、全然上にいる死のことが見れなかったのが後悔・・・でもベン大好きになれたので、これでよかったと思います!!

以上、各曲感想でした!

ほぼこせロミの話になってしまったのだけれど、曲や場面によっては他のキャラにド刺さってしまったりして、Wキャストしっかり見届けられてよかったと思います。

それでは最後のキャスト感想に続きます。

2024年5月16日、最推しである小関裕太くんがロミオになりました。

前回2021年のロミオは甲斐翔真くんだったので、事務所でも先輩で、年上の最推しはもうキャスティングされないかと思っていたけど、オーディションを、受けてくれたと。そんな、私に都合のいいことってある・・・?

2017年に本バージョンのロミジュリ初めて見た時から、「いつか小関裕太のロミオがみたい」と思っていました。2019年に初めて地方まで通った時には毎公演アンケートに「小関裕太くん(と木村達成くん)にロミオやって欲しい」と書いてたので、決まったときは信じられなくて、嬉しくて、手の震えが止まりませんでした。解禁タイミングが私がちょうどルパンの東京楽に行く前だったのですが、正直公演中もずっと気が気じゃなくて、休憩中のお姉さま方がロミジュリの話してるのを耳をそばだてて聞いてしまったくらいです。帰り道に古川雄大オタクのフォロワーに「おめでとうございます!!」と言われたのを私は忘れません。ありがとうございました・・・生きてここまで来れて本当によかった。

信じられな過ぎて公演始まるまでずっとこんな感じでした。

小関裕太くんがロミオやるって本当ですか!?!?!?!?!?!?(n回目)

— まりあさ (@AmuMariasa) 2024年5月3日

公演中もこんな幸せなことはない!と毎日感謝しながら通ってました。本当にありがとうございました。4人目の推しのロミオ、爆誕です。*1

あまりに思い入れが強くて、私の感想ノート(アナログ)が大変なことになりましたので、ブログにも残しとこうと思います!

前にもやったけど曲の感想とキャストの感想をざっと分けて書きます。n2nの時にやったやつですね!ロルバーンみっちり17ページ分、こっちにも書いていきます。

こちらの記事では1幕の感想のみ記載しています。

2幕はこちらです!

mariasashowmustgoon.hatenablog.com

※注意:本ブログは2017年から2024年のロミジュリを観劇し、2019年以降は毎回推しがロミオをやっていたせいで浴びるようにロミジュリを見てきたオタクの、偏った好みによる感想です。見れていない部分も多いです。また各キャラクターについてはWキャストの場合、通称っぽいものを記載しますが、注釈ではなくキャスト感想の方に私が使っていた通称を書いておこうと思います。

M1, ヴェローナ

大楽のボルテージがめちゃくちゃ高くて、これこれこれ・・・!となりました。声の圧や床の鳴る音に圧倒されるのが本当に大好きで、特に初日楽のボルテージが上がったタイミングでのモンタギューとキャピュレットの怒号や叫び声が最高に上がります。大楽は前方席だったので、体にズシンと響き渡るダンスがたまらなかった・・・

このシーンでのベンヴォーリオが梯子から降りてくるとき、りょがベンは仲間と一緒に笑いながら出てきて、ヴォリよしはクール風に出てきてました。キャラ全然違う!

ここでキャピュレットの旗振ってるダンサーさん好きでしたね、あと水ティボが指クイでマキュを挑発するのを見てときめいてました。

M2, 憎しみ

毎回モンタの2人ばっかり見ててすみません!これは毎年そうなので許してほしい。今回はマキュ2人ともナイフ1本だけでした。あと自分スローのときのマキュの体幹でにっこりしてました。自分スロー大好き。

大楽でやっと上手側見る余裕が出たんですが、水ティボがキャピュレット夫人を翻弄してる仕草をしてて、み、水ティボ~~~!!!

この後のヴぉリよしの「しつけが!いいから!」の言い方と電話かけてる時の謎ダンス好きでした。*2

初日はこのあとの「いつか」のことばかり考えていてドキドキが止まりませんでしたね…

M3, いつか

初日は本当に息が止まってて、連番フォロワーに「すごい大きい溜息出てたよ」って言われてびっくりしました。息できなかったみたいです。私は一生、あの日の新国立中劇場の通路で、青白いスポットライトを浴びて振り返る小関ロミオを拝めたことを忘れません。

大楽は下手前方だったので、階段で右手を見つめる小関ロミオを堪能してました。素晴らしすぎた。

「女たちは僕のことを追いかけてくる、何もしなくても」の説得力。そして「遊びならば何人かと付き合ったけれどむなしいだけ」も納得感ある。小関ロミオは絶対に今までも「告白されたので一応」みたいな感じで付き合って、好きがわからなそう。公演序盤は割とにこやかな感じを残していたり、恋に恋するウキウキがあるイメージでセットの上に上がっていったりしていたけど、後半はずっとどこか遠くを見ていてアンニュイだった。

くるロミは遊びで付き合ってなさそう。ちゃんとその時は「好き」って思っていそう、それでも「ちょっと違うかもしれない、ごめんなさい」ってしっかり謝って別れてそう。置き去りにしなそう。

というわけでロミオしか見ておらずジュリエットのこと全然見てなくてすみません!!2人とも序盤から安心して見れる歌唱力でした。さくジュリの第一声は正直びっくりしました、私のさくちゃんのイメージが、デスミュのミサミサだったので・・・

M4, 結婚の申し込み

雷太パリス、面白お兄さん過ぎる。動きがあんなにうるさいパリス見たことなくて最高だった。あともうずっとお気に入りになってしまったりいこちゃん(キャピュレットダンサーの金髪赤グラデの子)を見てました。

大楽が水ティボ堪能ポジだったので見てたんですが、ずっと辛そうにキャピュレット卿に声かけようとしててしんどかった。ぽっと出の男に金があるってだけでジュリエット取られそうなんだもんな・・・

M5, ティボルト

私やっぱり水ティボめっちゃ好きでした。キャピュレットに囚われ、自分を殺して生きてきた男・・・本当は争いなんてしたくないし、ジュリエットを守りたい一心なのに、ティボルトとして生まれてきてしまったことが呪いになっている、ということが明確に感じられて切なかったです。

M6, 結婚のすすめ

プリティーラブリー乳母!「これ以上ない良縁です」でダンスするの本当キュートだった。「若くてきれいなうちに結婚」のときにジュリエットのほっぺぷに~ってするのかわいかったです。ジュリエット2人ともその余韻ですこしぷくってしてる顔があざとくて良いです。

M7, 涙の谷

私本当に涙の谷に弱い。今回のキャピュレット夫人、しっかりジュリエットのことを思っているタイプでした。娘の幸せをちゃんと願っている感じがしました。涙の谷のときもつらそうな表情で・・・

今まではティボルトがジュリエットのことを好きと聞いたから当てつけ、みたいな感じで思ってしまっていたところがあったんだけど、今回は全然違う。ジュリエットのための教訓です。やっていることも言っていることもひどいけれど、そう思えたのは彩吹さんのおかげです。

M8, 結婚だけは

この曲なぜかとても好きで、公演なくても私はなぜかよく歌ってしまう・・・

毎回「尼寺へ行くわ、そのほうがマシよ」で強さが出るタイプのジュリエットが好きになりがちです。さくジュリちゃんがそのタイプでしたね。さくジュリは「生まれたその日から16年間親には一度も逆らったことない」はダウトだろ!!と思いながら見てました。お転婆でしょ絶対!いろジュリはちゃんと逆らったことなさそうでした。もはやあまり外にも出してもらってなさそう。家の前のお花畑が遊び場って感じ。

M9, 世界の王ブリッジ

(パンフ見ながら書いて、↑そういうんだ~~と初めて知りました)

初日にヒューマンビートボックス聞いて「もしかして雷太?!」と思ったらやっぱり雷太でした。すごい。さすがの人材、使ってくれてありがとう。各楽日、必ずモンタ(ドラゴン)ポーズでのリレーダンスしてたのが良かったです!

M10, 世界の王

まじでこせロミってこせロミ。置き去りのくだりもAEDのくだりも、普段わっちゃわちゃしてる時の小関だし、ほんと、好きすぎる。

そして世界の王も、ハンサムライブの小関裕太・・・もう最高すぎる。お前こそが世界の王(BGM:あいつこそがテニスの王子様

人を巻き込んでいく雰囲気とか、後ろでいろんな人にハイタッチしながら移動していくのも、身軽に動いたりフェイクが自由だったり、もう本当に大好きな小関ロミオ・・・愛してるぜ小関ロミオ・・・(BGM:お前はプリンス

世界の王みてるだけでも小関裕太ロミオ過ぎる・・・と思えました。前楽でいつもより余計にターン多めに入れてたのもかわいかったんだけどなんで円盤に残んないんですかね?!

ヴォリよしが盗塁するのはちゃんと毎回見てました!あとくるロミはベンと毎回遊んでるのがかわいかったです。

M11, マブの女王

あさマキュ歌うっ、、、ま、、、になってびっくりしました。後半公演は「わからないさぁ~~~↑」でちょっとシャウト気味になるのすごくよかったです。ささマキュは出席確認してるのかと思うほど客席のぞき込んで笑ってる。

ただ、まぁ、すみません正直な話をします!ここほぼロミオ見てます。毎回ベンに携帯奪われてて、そんなんだからマントヴァでも同じ目に合うんだよ?!と思ってました。注意して!

あとここのくるロミマジで超真面目。「僕はそんな遊びはしない」の言い方がちょっと怒ってるレベル。生徒会長みたいなロミオ・・・!ってびっくりしました。こせロミは「いやいや・・・いやいやいや・・・」ってずっと言ってるイメージ。笑

M12, 僕は怖い

ア゛~~~~~~…最っ高。

小関みたいなダンスがバチバチにできるタイプのロミオ、沼過ぎる。演技とダンスの融合が素晴らしすぎる。死とのつながりをしっかり感じることのできる「僕は怖い」とても良い。

最初のうちはラストでひっくり返ることもあったけど、最後はちゃんとやり切ってた!死に操られている、抗っているときがしっかり体で表現されていた。初日に死に後ろから引っ張られるような振りでの胸のアイソレうますぎて幕間その話ばっかりしてた。

そしてこれは衣装さんに感謝なんだけど、ターンの時にコートの裾がひらっとするのが、良い。

あと、りょがくんがインスタストーリーに、ベン2人がギター弾いて、それにあわせて小関が歌って、それをあさひくんがグミ食べながらスマホで動画撮っている、という動画が上がってからというもの、「君が爪弾くギターの音色」の部分でそれを思い出してつらくなってたりしました。あまりに楽しそうな青春の一場面だったので、そこから死の匂いを感じ取ってしまうロミオの恐怖が、つらい。

くるロミは、低音の僕は怖い。すごく歌うまい。あと、動きがすごく自然な感じだなと思いました。死と共存しているような印象。

M13, 天使の歌が聞こえる

舞踏会でベンマキュが女の子と踊るの好きすぎる。ベンの相手の子がベンに一目ぼれしちゃってるのがめちゃくちゃかわいくて良い!マキュの相手がりいこちゃんなので最初のうちはそっちばかり見てたんですが、それを知ってからずっとベンの方見てました。本当にかわいいので円盤でみんなに見てほしい。こせロミはジュリエットのことめっちゃ笑顔で出迎えてるのが面白いです。

そして天使の歌・・・きらっきら。キスし損ねた後の「やっちゃった!!」からの「やっぱり好きだ!」の顔、メロメロです。小関裕太、さすがにキスシーンがうまい。歴戦の猛者って感じする。

M14, 本当の俺じゃない

ナイフ・・・初日「ナイフ床に刺した!?!」と、めちゃびっくりしました。刺す範囲決まってる(バミリがある)のも面白かった。初っ端変な感想ですみません。

水ティボが「囚われのプリンセス助け出す」って上手側見るのがすごくよかった。この曲の水ティボ、ロミオになれなかった男だなあと思ってしまって辛かったです。

もつティボは目がうろうろするのが「自分の居場所はここじゃない」感があってよかった。

M15, バルコニー

下手側すごい走ってくるこせロミ。ちょうど大楽で「あの光は!あそこにいるのはジュリエット!」がほぼゼロずれで、逆に全く見えなかったという悲しい思い出・・・

ジュリエットからの言葉に一喜一憂して「自分の心に嘘はつけない!」とでもいうように(一度頭の中でセリフ付けてしまってからずっとそれにしか見えなくなってしまっていました)でバルコニーに上がっていくの好きだった。あんなに「恋の翼に乗ってすべて乗り越えた」が似合う人おるんか?メロメロになってしまう・・・

刈谷からは鉄骨殴って手を痛めるっていう演出が追加になったんだけど、平気そうなふりしてジュリエットに笑いかける→痛い顔をするの流れがかわいかったです。

あとマジで、皆言ってたけど、バラを咥えるの、やばすぎる。小関ロミオだからできる。「おやすみ」のときにジュリエットに手でおいで?ってやってからキスするのも、降りてからの華麗な投げキスも、メロで窒息しそう。

やっぱりなんか・・・慣れてるよねこせロミ、女の子をメロメロにする術を身に着けてる。くるロミはずっと恋に純粋に向き合ってて自然体で、真面目な子ほど盲目になっちゃうよね、という印象だった。

ジュリエットたちは、いろジュリちゃんはずっと「キャ~~~♡」って感じで若くてプリティ、さくジュリちゃんはもっと感情しっかり出していってた印象。

M16, 愛の為に

(↑愛ゆえにじゃないんだ、ずっと愛ゆえにって呼んでた)

(大楽でセリフ飛ばすこせロミ、バレリアンって言われたのに大麻でしょ!?って言ってびっくりしちゃったけど、まあ大丈夫です!)

浮かれ~~~!って感じでやってきたけど、相手の名前を聞かれて答える「ジュリエット」からすごく真剣な表情になるのが良かった。津田さんの受け方すごく好きでした。「争いに終止符を打つ」での表情とか・・・くるロミが神父様持ち上げたときはさすがに笑っちゃった、たくましいのね。

こせロミの捌け方もルンルンの顔しててかわいい、ここのロミオ達2人とも可愛いです。

M17, 綺麗は汚い

UFO日替わりないのがさみしい。(2019年が楽しかった人)

ここ、ささマキュがいい人過ぎる。優しい男過ぎる。あさマキュは仲いい人になついてる印象。りょがベンがもうずっとにこにこで楽しそう。ヴォリよし、サタデーナイトフィーバー。

今期から客席降りでダンサーさんたちが通路で踊ってくれるのが戻ってうれしかった~!なんだかんだ通路近い席多かった気がするので毎回楽しめました。

「ここだよ!」でロミオが出てくるのが中央からになって、いろんな人に「あのおばさん・・・」みたいに言われながら「ああ、ちょっと聞いてみるよ!」って言ってから乳母に声かけに行くこせロミ好きでした。あと毎回「そのおばさんとデートか?」のあとの「あぁ、Ciao♡」にやられてた。ウィンクとか投げキスとか、いちいちかっこつけててよかったです。

こせロミは「見た目通りたくましいのね」で、くるロミは「見かけによらずたくましいのね」だったんだけど、個人的にはこせロミの方がひょろい印象があったのでなんでぇ・・・?って思ってた。

M18, あの子はあなたを愛している

乳母ソロ、毎回泣きそうになってた。りえさんミックスボイスでラストまで行くの本当にすごかったなぁ。そのあとの「いったぁい!足が棒のようですぅえ~んえん」とか「彼ってどの彼?イケメンがたくさんいてモテちゃって!」とかのお茶目な感じと「ウェディングドレス着てもらえないわね」のところでのうれしいと悲しいの狭間での言葉とかのバランス感覚って結構難しいのかなと思うんだけど、本当にずっとジュリエットの良い母であり友達なんだなあと思える乳母だったなぁと思います。

M19, エメ

ここ、エメ、ジュリエットを迎えるこせロミの表情、本当によすぎて、配信で何度見返したことか・・・あんなに幸せいっぱいな顔で見つめられてときめかない人なんかおらんやろ。幸せがあふれまくっていた。この瞬間が続けばいいのにね・・・

一回上手で見たとき、キスシーンでちょうど2人のお顔が見えて、あまりに「絵画」で「ファンタジー」で「ディズニープリンス&プリンセス」過ぎて鳥肌立った。美・・・RJ終わるな・・・って思ってしまうシーン。

さくジュリは前楽と大楽で泣きそうになってて、それに対して笑顔があふれるこせロミで、グッときました。

懺悔なんですが、私ほぼ周りのモンタ、キャピュ、死、見れてない。今まで以上に見れてない。本当にすみませんでした。

次の2幕感想に続きます。

ちょっと前にこんなツイートをしてました。

13500円の舞台は何の気なしに行くのに13500円のバッグは1週間悩んでも買えない

— まりあさ (@AmuMariasa) 2024年1月4日

観劇オタク、バッグ買うのも一苦労。

私自身はバッグ大好きなので、買う時は買ってしまうのですが、たいてい1万円台くらいでいい感じに見えるのでは?と思うものを観劇用バッグとして買ってます。

オタクの観劇バッグ(1万円前後)のレポとかって需要ありそうだと思ってるけどそんなにない、、、?なんか普通に調べるともっと高いやつか、それ専用っぽいバッグしかでてこないので、市販でそれなりに見えるやつが欲しいってなった時参考にできるもの少ない気がしてる。

— まりあさ (@AmuMariasa) 2024年1月4日

というわけで、私の場合の観劇バッグまとめです。個人の意見ですので、ちょっとだけでも参考になればいいな…の気持ちです。

好きなブランドに偏りがありますがお目溢しいただけると幸いです!

先に出しちゃいますが今回紹介するバッグはこちらの3つです。事例が少なくてすみません!全部可愛い私のお気に入りです。

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【前提条件】

①持っていくもの

○必需品

・チケットホルダー

→推しのチケホルか宝塚とディズニーコラボのチケホル

・オペラグラス

→アトレック8×32

ほぼ壊れかけでギリギリの命だけどこれ以上のものが見つからずにここまで来ています。

www.vixen.co.jp

・財布

→ミニ財布。何年使ってるかわからないお気に入り。

ネットで調べたらサイズはW100×H70×D35(mm)でした。

・化粧ポーチ

→ガチャガチャで引いたちっちゃいやつ。可愛い。

www.takaratomy-arts.co.jp

・ハンカチ2枚

→手を拭くハンカチと涙を拭くハンカチを別で持ってる

○余裕がある場合

・水筒/ペットボトル

→古川雄大の水筒か甲斐翔真の水筒か350mlのペットボトルかのどれか

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・アクスタポーチ

小関裕太のポーチの中に色々入れてる

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・防寒具

→夏の劇場はストール必須。冬は場所によりハンドウォーマーがあると快適

②金額感

・1万円台

→基本的な指標が「帝劇何公演分か」

帝劇1公演分(2022年くらいまで)を予算としてることが多いです。

③その他条件

・肩からかけられる

・軽い

・汎用性がある(舞台以外にも使える)

・A4入れることはあんまり考えない(入れる時はトート持って行けばいい)

【私が使っている観劇バッグたち】

①チャールズアンドキース Osiris オシリス メタリックアクセントトラペーズトート(黒)

charleskeith.jp

→昨年下半期買ってよかったもの。何もかもちょうどいいサイズ感。

中に取り外しできるポーチが入っていて荷物仕切りに便利。必要なもの+αが入るので、エコバッグとかを割と入れることが多い。アクスタポーチもギリ入る。

色も黒なのでどんな服でも持っていきやすい。白ステッチ入ってるのも好き。

今は在庫切れてるのが残念だけど、同じくらいの大きさは割と出てると思う。

② チャールズアンドキース ダブルハンドル スローチーバッグ(Denim Blue)

charleskeith.jp

→大きめで安心。仕事バッグにも使える。A4はギリギリ入るけど曲がるから入れない。

①同様ポーチが入っているのが便利。取り外しも可能。

「持っていくもの」を全部入れても余裕があるので帰りに買い物寄って小物買ってもエコバッグいらず。

ぱっと見の大きさに対して本当になんでも入るので、普通に旅行とかにもよく使う。水色なのでテニミュ氷帝公演の時も持っていく。

③スタンドオイル オブロンバッグミニ(マロン)

m.standoil.jp

→必要なものがぴったり入る大きさ。アクスタポーチは入らなかったので、アクスタ単体のケースを持っていくのが良さそう。

肩掛け部分が長いので厚手コートを着ててもスムーズに肩にかけられるのが良い。

バッグの上部分にフラップがついてて、荷物の上からぺろっと上から被せられる。ファスナーじゃないので、観劇中膝に乗せておいてものを取り出すのも音出さないで済むのが良い。

【番外編:グッズ系トートバッグ】

④2020年エリザベートグッズ トートバッグ

→ビッグサイズ!なんでも入るので初日にグッズやパンフを買う!って時に持っていく。ミニショルダーバッグも余裕で入る。あと、うちわも入る。遠征の時はこのトートバッグとショルダーバッグを2つ持っていくことが多いです。大きいと安心感がある。

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A4パンフ(イザボー)と比較です。

⑤2020年RENTグッズ トートバッグ

→便利な大きさで可愛いデザイン。舞台のグッズとはわかりにくいデザインなのも気に入ってます。ショルダーバッグを中に入れるのは難しいけど、可愛いからっていう理由でパンフとグッズ買う時割と持って行きがち。

このトートバッグに必要なものを入れて、ミニショルダーに貴重品を入れる、が最近の観劇スタイルとしては結構多いです。

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⑥2019年エリザベートグッズ トートバッグ

→A4しか入らない!パンフとかチラシとかだけ入れるつもりの時に使う。わりかし便利。何よりデザインがすごく好きだったんだけど、使いすぎて持ち手がボロボロです。

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以上です!

観劇バッグと言いつつ半分くらいグッズのトートバッグの話をしていたけれど、推しの舞台通いのタイミングじゃない時はほぼ観劇バッグだけで過ごしてます。一般人への擬態も楽勝です。

人それぞれ選ぶ基準はあると思います!なんなら他のオタクたちの観劇バッグ事情も知りたいです!!情報お待ちしてます!!!

それでは、皆様がより良き観劇バッグと巡り会い、素敵な観劇体験ができますように!

2023年アナスタシア再演、本当にありがとうございます!そして、東京公演完走おめでとうございます!!

2020年多くの手持ちチケットが消えてしまったアナスタシア。今回は他の舞台と被りにかぶってなかなか予定が開けられず、開幕の日にはどうしても見たかった海宝ディマ回とディミよし×海宝グレブ回の2公演しか持っていませんでしたが、どうにかディミよし初日とばちディマ回を追加して4公演行ってきました。プリンシパルキャストの皆様だと、マルシアさんのリリー以外は見ることができました・・・。2020年もマルシアさん見逃しており、なかなか巡り合えなかったな・・・

初演からほぼ内容変更なし、少しだけ歌詞が違うところもあったけれど、2020年に初めて見たときの感動は本当に変わらず。毎回新しい発見とともに涙していました。

全体の感想ではなく、2023年アナスタシアの備忘録的に、拝見したキャストごとでの感想をまとめておきたいと思います。まだ大阪終わってないけど、再演してくれ~~~!

以下敬称略です!

アーニャ

木下晴香(はるーニャ)

圧倒的実力!2020年よりも地声っぽい、低めの声。モーツァルト!のコンスタンツェを思わせます。(よく考えたら、再演までの期間にコンスタンツェシングルキャストでやってたんだな・・・)強くて賢い。プリンセスみが強めで、クールさがよりある印象。今回はディミよしとのペアしか見れていないのだけれど、この二人は対等感があり、補い合う二人の印象。日本一あのブルードレスが似合う。

葵わかな(わかーニャ)

じゃじゃ馬!豪胆!コメディエンヌみが強い!キュートだけど強気で、この勢いでロシアの半分を歩いてきたんだな、という感じ。アグレッシブさがよりある印象。ばちディマとのペアは宝塚版を思わせる少女漫画感が増して、海宝ディマとのペアだとより海宝ディマのヒーローみが増す。ディマの足を蹴ったあとにごまかす顔がかわいすぎる、そんなの許しちゃうよ!

ディミトリ

海宝直人(海宝ディマ)

3年越しに見れた~!!正統派ヒーローという感じのディマ。何よりもこの役を海宝先生がやっているということがありがたすぎて拝んでしまった。My Petersburgは圧巻。この曲を全力で受け止めようとする会場の空気感も相まって、最高のシーンになっている、劇場でしか味わえない瞬間が最高。2023年1番拍手をもらった曲だと思う・・・あと、In a crowd of thousandsのパツパツタンクトップでn2nのグレブを思い出すなどしました。タキシードが似合いすぎてブルジョワを隠し切れない・・・!

相葉裕樹(ばちディマ)

やっぱり宝塚ver.のディマができるのはばちディマだと思う。本当に王子様、スマートでかっこいいディマ。どこに行ってもあなたは王子様よ・・・ばちディマは見てて行動にイライラしないというか、なんでも許されちゃう感じ。「あんたがハンサムじゃなかったらチクってるんだからね!!」を、どこかしこでもやってそう。個人的には、私自身オーブの音響と時々耳の相性が悪くなるため、ばっちの歌詞が聞き取りやすくてとても助かる。

内海啓貴(ディミよし)

私の本命ディマ。ロシアのネズミでアーニャの王子様・・・!この役を「生きた人間」としてリアルにやっているという意味ではディミよしが一番しっくりくる。下層からどうにか生き抜いてきた、一人で育ってきたというバックボーンがリアルな、少し険しい目線の使い方、やんちゃな仕草、そして癖のある歌声。昨今、貴族っぽい若手役者が多い中、あのきれいな顔で平民感をバチバチに出せるのは魅力だな・・・2020年にこの作品でグランドミュージカルデビューして、ここからきっと大躍進して行くんだな!と思っていたけれど、3年半で本当にたくさんの作品に出演して実力をつけて、ここに戻ってきてくれたのが、本当に嬉しい。My Peterburgも勿論だけど、Everything to Winがすごく良かった。ねぇ啓貴やっぱりロナンやらない?「ロナンマズリエ、平民だ」って言ってほしいんだが・・・

グレブ

堂珍嘉邦

この人、絶対いい人。ユーモアはないけど・・・まじめで、アーニャに「人として」好感を持っていて、守りたい、友人でありたいという感情があるのが、私はとても好き。仕事(革命)と友愛・親愛に揺れているのがバランスよくて、一番安心して見れるタイプのグレブ。とてもニュートラルに感情移入しやすいので、初見さんにお勧めしたいグレブ。

田代万里生

バケモノ?!声量でオーブ壊れない!?狂信的で妄信的、めちゃくちゃ怖い。彼の中でアーニャという存在は「人」ではなくて概念的になってしまっているのではないかと思ってしまう。最後にアーニャと対峙して、人として生きていることを目にしてやっと自分の狂信に気づいたのではなかろうか・・・なんとなく、まりおさんは何かの存在の概念に囚われて生きている役が映えるなと思います。フランツしかり、「私」しかり、ラドゥーしかり。

海宝直人

ディマとの2役すごすぎ。「恋」してしまったグレブ。宝塚のグレブに近いイメージでした。場所と時代が違えばマリウスとコゼットのような運命の出会いになっていたかもしれないと思わせるグレブとアーニャの出会い方・・・2020年から見てきた中で一番アーニャを愛してしまったんだなと思わせるグレブでした。はるーニャ×ディミよし×海宝グレブ回が個人的には一番「冒険」「革命」「恋愛」のバランスがかみ合って好きだったな。ユーモアのくだりで一番ギャップあるタイプのユーモアを繰り出してた。

ヴラド

大澄賢也

大澄ヴラドめちゃくちゃクリスチャン(ムーラン・ルージュ!)じゃないですか?!チャーミングで自信家、身分違いの恋でも、何も怖くない!といった様子が、6月から8月までがっつり甲斐クリスチャンを浴びてた私には刺さってしまいました・・・2020年はそんなこと思わなかったのでこれは絶対クリスチャンのせい。堀内リリーとの身長差とダンスのかみ合い方が最高に好きでした。2023年のダークホースでした。正直に言います、メロった。

石川禅

面白優しおじちゃん!やっぱり禅さんの優しいおじちゃん役が好きです。前に見たのがダーウィンヤングだったので、ヴラドの安心感ったら・・・!ダンス頑張ってるのが愛おしい。コメディ仕草やせりふ回し、間の使い方がさすがで、これぞ達人技、と思わされることもしばしば。リリーを口説くとき大澄ヴラドよりちょっと照れ屋なのがかわいい。

リリー

堀内敬子

コケティッシュでコメディエンヌ!歌とダンスのバランスが本当に絶妙。可愛らしくて、色っぽいのに、面白い、ずるい!皇太后陛下の前にいるときの貴族らしい声色使いから、「夜、一日が終わるのって最高ね!!」(セリフうろ覚え)の少しダミ声っぽい使い方まで幅広くって、こう、女優力(ぢから)を感じました。このリリー、全盛期はヴラド以外にも愛人がいたけど、ヴラドだけ特別になっちゃったみたいなイメージでした。個人的にはMyベストリリーです。大好き!

朝海ひかる

堀内リリーとしか比較できないんだけど、より貴族然としたリリーというイメージ。凛として美しく、理想的な伯爵夫人だったんじゃないかなと。きっとヴラドと出会ってしまって恋に落ちたのは思いもよらぬことで、自分と生きる場所が違いすぎる彼に惹かれた、みたいな感じなのでは、と思いました。「強くなったんだね」とヴラドに言われるシーンがあるけど、きっとロシア時代からパリに出てきて変わらざるを得なかったんだな・・・というのがわかるリリーという印象でした。

マリア皇太后

麻実れい

この方のラストシーンの演じ方がもう・・・すばらしいんですよ・・・思い出すだけで泣いてしまう。人生の重さ、酸いも甘いも経験した皇太后の姿がハマって、「いつが最後のさよならになるか、私たちにはわからないの」「遅すぎたの、来るのが遅すぎたわ」「今度は自分を幸せにしてあげる番よ、アーニャ」1つ1つのセリフに感動を詰め込んでくれる・・・お歌はなかなか厳しいところがあるように感じたけれど、存在感や言葉の説得力はこの方にしか出せないのだろうなと思う。ミュージカルは本当に久しぶりだったとお聞きしましたが、アナスタシアに出てくれて本当にありがとうございます・・・

以上拝見したプリンシパルキャストの感想でした。

本当にアナスタシアは最高なので、見てない人は絶対に見てほしいです。絶対再演するので。ね!!梅芸さん!!!

再演まで待てない人は宝塚版の円盤かアニメ版を見るという手がありますので、再演までどうにか食いつなぎましょう。笑

それでは、2023年アナスタシア、大千穐楽まで無事に走り切れますように!!!

2023年夏のムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル(MR!)の興奮冷めやらぬ中、KAI SHOUMA Billboard Live 2023が開催されました。

夏頃からまた舞台の休止・中止が散見されるようになり、私自身も楽しみにしていた作品が見れなくなったりしていましたが、まずはMR!もこのビルボードライブも無事に全公演完走できて本当によかったです・・・

3月の甲斐翔真君のファンミーティングで、「食事をしながらのライブができる、みたいな機会があればいいですね」といったことをお話していたかと思うのですが、半年で実現しましたね・・・すごい男だ・・・

というわけで、大阪2公演、横浜4公演に伺いました。どのタイミングで何の話をしたかすでに記憶がおぼろげなのですが、覚えているところは日程にも触れつつ、各曲・MCの感想をば・・・

かなり長くなる予感がしています。(私の手元にある手書きのロルバーンは7ページの感想となりました)お時間があるときにお読みいただくことをお勧めいたします。

ビルボードってすごくおしゃれ

ライブの感想じゃないんかい。

ビルボードライブ、初めて行きました。なかなかこの規模感のライブに行くことも少なく、「非日常」という言葉がぴったりの世界観でした。

ラ・ラ・ランドがすごい好きなのですが、大阪のビルボードに入ったときの看板を見て「Seb’s・・・」の気持ちになったのは私だけでしょうか。(ラ・ラ・ランド Seb’sで画像検索だ!)

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横浜はシャンデリアが印象的でした!開演5分前くらいにそっと上がるシャンデリア、上がる瞬間には気付けなかったのですが、終演後に下がってくる姿を見てフォロワーとオペラ座の怪人を開演させてしまいました。楽しい。

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横浜は場所もおしゃれで、レンガ造りの建物の一角にあのおしゃれ空間は夢がありますね・・・

ビルボードってご飯もおいしい

まだ本編に行かない。

大阪は心の余裕がなくて何も食べられず、翔真くんのコラボドリンクだけいただいたのですが(それもおいしかったです!)、横浜ではパスタとポテトをいただきました。

10/1の「本日のパスタ」はキノコとベーコンのクリームパスタでした!キノコの香りがすごくよくておいしかったです!ボリュームもほどほどで安心感。

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フォロワーがみんな「芋がすごい」「芋おいしい」と言っていたのを見て10/2はポテトを連番フォロワーとシェアしました。何よりボリュームがすごい。そしておいしい。

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開演前までに食べきれず、終演後冷えたポテトを食べました。それでもおいしかった。量としては、半分でもアラサーの腹にはかなり重かったです。

次から急に本編の話をします!!

M1. Shut up and Dance/Walk the Moon

1曲目がMR!からの選曲なの、わかってるな~~~

翔真君の英語の発音、個人的にはすごく聞き取りやすくて気持ちが良いんですよね。きっと彼、とても耳がいいんだろうな・・・

最初の曲から翔真君自身が「楽しい!」を全力&全身で出してくれるので、見ていても楽しくなれたし、客席も一気に盛り上がっていたので、M1として超大正解たたき出されてしまったな・・・という気持ちでした。

思い出されるのは甲斐クリスチャンの腰振り・・・

M2.星空輝いて/October Sky

ロックアレンジがめちゃくちゃよかったです!本編では2幕終わりのビッグナンバーなので、毎回体に力入れてみてしまっていたことを思い出しました。

BUMP OF CHICKENの月虹やHello,World!のような疾走感のあるアレンジ。あの曲からここまでロックに落とし込めるのか、と新鮮な気持ちで聞くことができました。歌い方もロック寄りでの歌い方に変えていたかと思うので、やっぱりロックバンドのボーカルでいてほしい気持ちがあります・・・(ハンサム・・・)

M3.最後のダンス/エリザベート

こちらの曲、実はリクエストしていました。が、多分してなくても歌っていたんだろうな、と思います。ちょうど9月10日のクンツェ&リーヴァイコンサートで古川トートの最後のダンスを聞いたところだったので、ここで、甲斐トートがくるとは・・・

大阪初日で初めて聞いたとき狼狽えに狼狽えてしまいました・・・その時もすでに出来上がっていたのですが、横浜公演で聞いたとき、もしかしてこの2週間本公演出てた・・・?という出来上がり方をしていて驚きました。ガナリの出し方も、表情の作り方も、手の動きもしっかり作りこまれていて素晴らしかったです。ライブでここまで役に入り込んでくれるのすごい・・・吐息入れた瞬間どや顔したときは面白くなっちゃったけどご愛敬・・・愛おしいな・・・

アレンジは基本古川トート、吐息は山崎トート、ラストシャウトは韓国版という感じでしょうか。古川トートが大本命で親なので、このアレンジで歌ってくれて本当にありがとうございますの気持ちです。甲斐フランツ派でしたが、甲斐トート派になりました(でもフランツもやってほしいので2役やろう、加藤和樹氏と海宝直人氏と城田優氏に続け!!)

MC①

3曲一気にビックナンバーやるのですでに休憩入れたくなっちゃう翔真君。客席側もヒイヒイ言ってました。心臓ばくばくいってました。初日1回目しゃべりすぎたようで2回目以降毎回「話しすぎると怒られる」という話をしていました。愛おしいな。

次の曲紹介で「ディズニーの、魔法にかけられての・・・テーマ曲?エンディングテーマ?」と言ってましたが挿入歌ですね!!望海さんがかつてディズニーとのコラボのコンサートで歌ったことがあるそうと、望海さんのファンの方からお聞きしました。ご縁。

というか、魔法にかけられてを見たことがないというのに少し驚きました。声優が畠中さんだったり、お話としても好きそうな内容なので・・・私は続編含めてとても好きです。

M4.So Close/魔法にかけられて

初日はラストの音を外してしまったり、他の日も苦手そうな音程があるようで出にくかったりしていたように見えたので、彼にとっても挑戦だったのかなと思いました。特にその前の3曲ががっつり張り上げるタイプの曲だったので、そこから切り替えてしっとりロマンチックに歌いこなすというのは、結構大変そうだなと思いました。

そしてやはりディズニー曲、似合いますね・・・ぜひまたディズニー曲を選曲してほしいです。個人的には実写版美女と野獣の「ひそかな夢」を聞きたいです。大好きなので・・・こりずに引き続きリクエストし続けます!

MC②

次の曲はJPOPから、という形でここで紹介MC。横浜2日目昼公演での出来事、「先日サザンのライブがあったからサザンの曲をやりたい」というお話だったのですが、そこの再現で「しんごさん(バンマスさん)にすぐLINEしたんですよ、『真夏の果実ってできますか』って」とスムーズなネタバレ・・・言ってしまったことに気づいた翔真君の「口が滑るってこういうことを言うんですね!!!」というコメント、こちらもお手本のような「口が滑る」の状況はなかなか見れないので面白かったです・・・この人本当にエンタメ力が高い・・・!

M5(大阪).Everything/MISIA

まさかの女性曲!私も女性曲が聞いてみたくて「Defying Gravity」とか「Wizard and I」とか(謎のWicked縛り)をリクエストで入れていたりしたんですが、貴重な機会でした!

迫力はもちろんですが、なかなかの難曲だと思うのでよくぞ選んでくれたな、という気持ちでした。かなり安定して歌いこまれた印象があったので、もしかしてもともとカラオケのレパートリーにあったのだろうか・・・

M5(東京).真夏の果実/サザンオールスターズ

こんな短期間に2人の推しが真夏の果実を1年ぶりに歌ってくれるとは・・・!

実は7月に田村芽実ちゃんのイベントに行ったとき、そのときに彼女も真夏の果実をフルで歌っており・・・クラウディアから1年、主演2人が同じ曲を自分の個人イベントで歌ってくれるという、感謝しかないですね・・・甲斐細亜羅とめいクラウディアのペアが推し同士のペアで大好きだったので、うれしすぎました。二人ともこの曲を「サザンの歌を歌いたい」という理由で選んでいたのもご縁を感じましたね。

そして翔真君この曲本当に似合う。楽しそうに気持ちよさそうに歌っていて、時々桑田節が入るのも「この曲が好きなんだなー」と思わせてくれました。

M6.車の中でかくれてキスをしよう/Mr.Children

ミスチルオタクの私、初日大暴れ。

以前、日比谷音楽祭の発表があったときに、この曲が好きというツイートをしていたのを覚えていたのですが、その時は「すごい渋い選曲をするなぁ・・・」と思ったくらいだったのですが、まさか伏線とは・・・

— 甲斐翔真 (@kai_shouma) 2023年5月31日

あの時に聞いてみよう!と思った人へのご褒美だったのでしょうか・・・私は2022年のミスチル30周年ライブツアーで最後に聞いたぶりでした。ご褒美です・・・

本家の音源ではあそこまでフェイク入れないんですよ・・・ライブでしか入れないんですよ・・・きっと何かしらのライブを参照しているんだろうなと踏んでいます。調べます。

歌い方については、特にナ行とラ行の発音の仕方の癖が桜井さんっぽかったように思いました。また伸ばした後に少し「ん」が入る歌い方も桜井さんの癖と同じでしたね。きっと、聞きこんでるし歌いこんでるのでしょう・・・!

いやそれにしても、翔真君にミスチル曲もっと歌ってほしいです。特にSimpleが聞きたいです。

MC③

RENTやりますMC①。大阪で何やると思う~~!?って聞いて「Over the Moon」出てきたときはさすがに面白かったです。カイショーマのパフォーマンス!

One Song Gloryは発表して、「もう1曲は秘密」「後のお楽しみ」といってにやにやへらへらする翔真君本当にいちいち愛おしい。私はいたずらっ子のカイショーマをハンサムで見てしまってから沼に足突っ込んだ人間なので・・・

M7.One Song Glory/RENT

ビルボード用アレンジ、特徴的なあのギターイントロがカットされても成り立つのすごいな、と思いました。とてもよかった。翔真君が「くすぶりながらこの曲を書くんだ!と思っていたロジャーが、こういう場所で歌えるようになった未来のよう」だというお話をしていて、ロジャーを通すことでこの曲の理解や、このような場所で歌うことの意味を見出しているのがとても印象的でした。こういう感性が翔真君の美点だと思います。

でも、歌詞間違えた報告はしなくていいよ!!!かわいいけど!!!

MC④

RENTやりますMC②。ギターをセットする前に「おっ、なんだこれは?!」っていう茶番をした回とか、「やるぞ~~」って気合を入れた回とかいろいろありましたが、山口さんとのやりとりといい、ほわほわした時間が流れて和みました。

M8.Your eyes/RENT

横浜1日目初回だけミスしてやり直しがありました。「皆さんお得ですね!!(by翔真君)」そうですね!!!

ビルボード始まって以来のギターが弾けない人の弾き語り」だと言ってましたが、これ毎回RENTではしっかり決めてたんだなと思うとすごいことですね・・・「目の前で好きな子が死にそうなのにうまく弾けるわけがない、と思い始めたら弾けるようになった」というエピソード、なんともカイショーマ!!!って感じで好きです。役に入ることで洗練されていく彼のパフォーマンス・・・

MC⑤

Your eyes終わりにあからさまにほっとして「俺の仕事終わったぜ!!!」みたいな顔をするのが面白かったです。まだ終わってないよ!

一旦バンドメンバーの方は休憩で、翔真君のフリートークのコーナー。FCの設立のこと、MR!のこと、グッズのことなどいろいろ話してくれました。FC設立の話で「もしかしたら10人くらいしか入ってくれないかも」とか「FCのイベントじゃないとファンじゃない人もいるかも、あのぽっと出の?25歳の?ああ、アミューズのね、一応みておくかみたいな・・・」という話をしていて、いや、自己評価低すぎだぞ…!?の気持ちになりました。それでも今回のFC設立で、最初は「ちょっと見てみるか」の人だった人ががっつりはまってFC入ってるなんてざらだろうなぁと思ったし、きっとこれからもそういう人たちも虜にしていくんだろうなと思いました。

最終日はマイクなしで客席から質問募集して答えてくれるという大盤振る舞い・・・最終日まさかの最前鑑賞だったため、本当に良い経験をしました・・・翔真君、そして同テーブルの皆様、本当にありがとうございました!!距離感が近すぎて感覚がバグりました!!

そしてバンマスの方をお呼びして「ピアノとデュエット」。モーツァルト!(M!)から・・・で初日の私は「僕ミュか?!影を逃れてか?!残酷な人生か?!」ってなっていましたが、空を見上げて両手を広げるジェスチャーで「星から降る金~~~~~!!!!」と・・・

大阪の2公演目で客席から出た「ダンスはやめられない!」の言葉に「ダンスはやめたい!」と答えたのが面白すぎでした、本音じゃん。

M9.星から降る金/モーツァルト

M!曲は何かしらある気はしていたし、かくいう私もがっつり僕ミュと残酷な人生をリクエストに入れていたのですが、これか~~~!たーたんさん(香寿たつきさん)の物語を読むような星金が好きといっていたのと、ジブリっぽいから好きと言っていたのを聞いて、彼の中でのファンタジージブリをベースに出来上がっているというバックボーンが表れてて良いお話が聞けました。

男性が歌う星金、いいですね・・・翔真君の星金の王子様、絶対旅に出た後その旅がアドベンチャーになるタイプの王子様だ。

MC⑥

バンドメンバー全員が戻り、ラストスパートへ。

山口さんのギターを活かして、ということで曲紹介。「何もしなくても歌えた」といった話をしていてびっくり・・・難しい印象があったので・・・

M10.You Raise Me up/Westlife

アコースティックギターの音、本当によかった・・・翔真君がこのまま寝れるといっていたのもわかります。私的にはこの曲のイメージが「清廉な湖の前」みたいな印象を持っていたのですが、翔真君が歌うと「エアーズロックの上」という感じでした。世界の中心・・・

「何もしなくても歌えた」というのは、きっとたくさん聞いていたから、少し練習したら歌えるようになった、の意味だとは思うのですが、それでもこの曲を、しっかり自分のものにして歌い上げているのはすごいな、と思いました。

M11.I’m Alive/next to nomal

この曲がないと終われないでしょ!の勢いで出てくるI’m Alive!歌う機会の多い曲だからこそ、自分のものにしている感覚がしっかり伝わってきました。聞いていても気持ちがいいし、ロックな歌い方がとても似合うのを再確認しました。

n2n再演してほしいですね。舞台上ではない機会で聞くこの曲と、劇中で聞くこの曲は印象がかなりガラッと変わってくると思うので、もしまだn2n見たことないけど翔真君のイベントとか番組とかでは聞いたことある・・・みたいな方は本当に劇中でのこの曲を聞いてほしいです。衝撃的なので。

ばしっと手を握り曲を締めるとさっそうと去っていく翔真君。さわやか。

EN1.Hold me in your Heart/Kinky Boots

初日にこの曲だと気づいたときは涙止まりませんでした。なんなら毎公演いろいろ考えてしまってうるうるしていました。1番きてしまったのは横浜公演1日目夜公演、歌う前に上を見上げてライトに照らされる翔真君が神々しくて、ぞわぞわしました。しょうがないんです、私キンキー本公演でもこの曲とI'm not my fother's sonとJust beでは大号泣なんですから・・・

最終公演以外はこの曲には全く触れなくて、大阪公演では泣いているお客さんに「泣いちゃうね」とか言っていたくらいだったのですが、最終公演のこの曲の後、「これ(袖のひらひらのジェスチャー)つけないとね」と言ったり「いつかね・・・でもそれだとダンス頑張らなきゃね」と言ったりしていて、あぁ、彼はやっぱりローラをやりたいのか、と思いました。

実は私個人としてはローラやってほしい!となったことはないのですが、これも彼の目標の一つなのかなと、現時点での位置を確認する機会になりました。やりたい役、どんどん言ってほしい。言霊パワー!

MC⑦

最後の曲をやる前の「終わりたくない」タイム、毎回愛おしかった・・・

まだ帰りたくない!これやったら終わっちゃうから歌わない!みたいなくだり、いや~楽しかったんだろうな。

ラストもMR!の曲。これもわかってる選曲というか、2023年の夏の締めくくりとして、MR!でも彼がラストに歌った曲をここに選ぶの、言葉は安直ですがまさに「エモい」。

EN2.Come What May/Moulin Rouge!

やっぱり翔真君の英語いいですね・・・英語だと日本語の訳詞バージョンの3倍くらいの情報量があるのですが、そこにしっかり感情をひとつひとつ乗せた歌い方をしてくれるのがとても素晴らしいなと思いました。MR!ロスも救われました。

歌い始めに左手をすっと上げて歌いだすのも印象的でした。すぐにでもMR!が見たい。

MC⑧

なかなか帰らずにステージをうろうろして、客席を見渡して手を振ってくれる翔真君、ありがとう・・・途中から帰り道じゃない方の客席通路を降りていくファンサ精神!と思ったのですが、もしかすると本人がファンの顔もっと見ておこう!と思っただけなのかもしれない・・・と思うと愛おしいです。私この感想で何度愛おしいって言ってるんだ・・・?

最終公演の「みんなきれいだよ!!」の爆弾投下、良かったです。なんか、カイショーマさんってそういうところある。

夢か?いいえ~~~~~

以上です。夢の話じゃないです。現実です。

本当に夢みたいな3日間でした。ありがとうございました・・・ちょうど自分の仕事が立て込んでいて、生きる希望がこのライブだったので、本当に元気に生きててよかったです。体調崩しそうになったときに無理せず飲み会断った私えらい。

翔真君も言っていたけど、「今自分がいる位置、場所をファンと共有したい」という方針でいてくれること、とてもありがたいです。今このタイミングでビルボードに出てくれたのは、本当に恵まれていて、素晴らしい機会だったんじゃないかと思います。それは彼のキャリアにとっても、ファンの心理としても。

まだまだ上に行けるという余力も感じたし、彼の夢も垣間見ることができた素敵なライブでした。

ぜひ次はロック系メインとかのライブも見たい!ミスチルとかBUMPとか米津とか、歌ってほしいな~~(願望)

そしてアミューズさんへ、今の翔真君の歌声、残しておきませんか?ミュージカル曲カバーCD、お待ちしています。

2022-2023エリザベート大千秋楽から2週間。アーカイブ配信期間でロスを癒し、最推しの帝劇主演に涙しながら、徐々に3月からの推し初の再演ミュージカルへ心をシフトしていっているオタクです。

無事にエリザベート博多座公演を現地で見届けたのは1か月前。割と経っていました。楽しかったなぁ…

せっかくの機会なので、初めての博多座楽しかった記念に旅行記を残しておこうと思います。またいつか博多座に行くであろう私と、未来の博多座遠征オタクに捧げます。

1, 遠征準備

今回の博多遠征は、普段ソロ遠征の多い私にしては珍しく、大学時代からの友人と二人旅行という形になりました。

言い忘れておりましたが、私は普段日比谷を根城としている東京の在住のオタクです。そろそろ本籍を帝国劇場に移したい。

博多座遠征はいろいろあって*1初めてになる今回、まず友人(ヅカオタ寄りのミュオタ)が以前行った際によかったよ!とお勧めしてくれたホテルを予約することに。

〇 三井ガーデンホテル福岡中洲

www.gardenhotels.co.jp

友人からのおすすめポイントは

・とにかくきれい

・大浴場が夜遅くまで、朝早くからやっている

博多座から近い(徒歩5分くらい)

という点。

普段のソロ遠征では、面倒くさがって朝ごはん付きで安くて劇場に近いところ…という条件で調べていたのですが、なるほど大浴場!観劇で疲れた体に足をのばしてゆっくりできるお風呂がつくというのはいいかもしれない…ということで今後の遠征時の宿選びの指標にも加えようかなと思いました。

というわけでホテルは9月中旬ごろに予約。まだチケットもとれていませんでしたが、ホテルの部屋が埋まりかけているとのことだったので予約。

素泊まりツインで通常なら1人1万円くらいだったかな。

なぜこの時期からホテルの部屋が埋まっていたか、それは遠征当日知ることとなりますがそれは後のお話。

チケットが取れたのは10月中旬、そのタイミングで飛行機をとりました。

1日目のお昼頃に福岡空港へついて、2日目の夜に羽田空港へ戻る往復便をJALで予約。ウルトラ先得という割引で、往復25000円ほど。あれ、大阪に新幹線で往復するより安いぞ…

というわけで遠征に向けた準備は終了。この時期は絶賛帝劇のエリザに通っていましたので、博多座のことはしばらく頭の隅に置いておくことになりました。

その間にANAの7000円セールとか全国旅行支援とかあって、頑張ればもっと安く行けた手もあったかもしれないのだけど、ちょっとそこまで頭も回らず今回は保留。

2. いざ博多へ!

福岡空港へ旅立ったのは1月14日(土)。羽田空港につくなり某ゴールドカード特典のラウンジでカフェラテをいただきながら、推しと飛行機を並べて写真など撮りつつ出発を待ちます。

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羽田から福岡は2時間ちょっと。その間バズライトイヤーの映画を見ていました。あっという間に福岡着。しっかり映画に泣かされて降り立つと、すぐに駅へ。近い!

それまで福岡に行ったことは2回あったのですが、そのどちらも出張。落ち着いてしっかり観光することなどなかったため、今回の旅はすべてが新鮮でした。

博多座の最寄駅である中洲川端駅まで向かい、ホテルに荷物を預けてお昼の博多へ繰り出します。

今回の旅、友人がほぼプランを決めてくれて、私はそれについていくだけの旅でした。めちゃくちゃ助かりました。この場を借りて友人に多大なる感謝を・・・!

3. 博多グルメその1

〇徳永屋

tabelog.com

まずは友人の友人(福岡在住)が予約してくれていたもつ鍋屋さんへ。

昼からがっつりもつ鍋、シメはちゃんぽん麺!手羽先もおいしくいただきました。ここで本当におなか一杯いただいたので、ソワレ眠くならないかちょっと心配になりました。

お腹休めがてら博多の街歩き。

マチネ中の博多座の前で写真をとったり

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最推しの舞台写真と最推しのアクスタの写真撮ったり

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閣下と殿下の記念写真を撮ったりしました。

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まだ時間があるので別のお店へ。

〇パンストック

stockonlineshop.com

川沿いのおしゃれなパン屋さん。明太フランスがおいしいよと勧められて、翌日の朝食用に購入。一緒にかぶせ茶とホワイトチョコのパンやブリオッシュも購入。

袋まで可愛くておしゃれな気分で上がります。

実は明太フランス目当てで行列ができるほど人気のあるお店だということを後から知りました・・・良いタイミングで買えてよかったです。

その後は博多のパルコで買い物などをして時間をつぶし、エリザベートソワレの時間に。

最後は友人と二人でエリザのモニターをバックに写真を撮ってもらい、友人の友人とお別れ。初対面の私にも気さくに接してくれていろいろ案内してくれためちゃくちゃいい人でした。ありがとうございました・・・

4. 初めての博多座

噂に聞いていた観劇オタクにやさしい劇場。本当に素敵な劇場でした!アクスタ用のパネルもしっかり使わせていただきました。

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ロビーはたくさんのお店が並んでいて、東京出身のオタクは「明治座のようだ・・・」とつぶやいておりました。そういうの大好きだ!

14日ソワレは奇跡の2列目。友人がとってくれました、感謝!!!前方にも若干の傾斜があり、見やすかったです。そして全体的に、舞台との近さを感じる劇場でした。

エリザベート本編の感想は長くなるので割愛しますが一言だけ。

古川トートと甲斐ルドルフが好きすぎる!!!推しの共演はコスパがいい!!!が!!!目が足りない!!!最高!!!ありがとうございました!!!!

5. 博多グルメその2

ソワレが終わりお目当てのご飯屋さんへ・・・

と、冒頭に述べた「早い時期からホテルが埋まっていた理由」をここで思い知ります。

1月14日、15日。5駅隣のPaypayドームで、Hey! Say! JUMPのライブが行われていました。エリザベートソワレ終演より若干早く終わっていたのでしょうか。お目当てのお店の姿を視認する前に、歩道を埋め尽くす行列が・・・

〇めんたい重

www.mentaiju.com

次回来た時に絶対食べます!!!!待ってろ!!!

というわけで急遽別のお店へ。

〇博多のとり皮焼き鳥

すみません、お店の名前をすっかり失念してしまい、調べてもピンとこなかったのでお店情報は割愛します・・・

しかし、私は初めて知ったのですが、博多の焼き鳥、とり皮をぐるぐる巻いた焼き鳥は有名なようで。1人5本くらい食べられてますよ~と店員さんに聞いて、うそだぁ~となりながら注文しましたが、本当にペロッと食べてしまいました。

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そのほかにもセセリやもも、クリームチーズ巻きなどいろいろいただいて1軒目でかなり満足なお腹になりました。

ちょうどこのタイミングで甲斐翔真の美しい横顔インスタストーリーがあがり一人で小躍りしたのもいい思い出です。

〇ふとっぱら

www.futoppara.com

シメは絶対これにいこう!と友人から事前に言われていた居酒屋さん。博多のチェーン店なのですが、ここの「ラーソーメン」を食べてほしいと強く勧められました。

「やたらとおいしい麺」と紹介を受けましたが、本当に、やたらおいしかったです。お腹いっぱいになってたはずなのですが、全然食べられる・・・

細麺のラーメンを冷やして、甘めのつゆでソーメンのようにいただくものなのですが、絶妙なおつゆが本当においしくて・・・

下戸すぎてアルコールを摂取できない私は、夜の博多でウーロン茶とラーソーメンを永遠にすすっていました。

6. 博多の宿へ~そして朝

ホテルに戻ったのは24時くらい。すぐに大浴場に行きますが、ここでも行列が。きっとこの行列、めんたい重の店前でみた行列と同じところに行っていた人たちの行列ね・・・

25時に大浴場は終わりだったので、潔く諦めて部屋のシャワーを浴びて、朝風呂をすることに。

朝7時くらいに大浴場にいくとかなり空いていて快適でした。やっぱり朝風呂はいいぞ!ストレッチをしながら、のびのび入れました。熱めのお湯だったのでささっと入り部屋に戻ります。

朝食は前日パンストックで購入した明太フランス。焼きたてがきっと一番おいしいのかなと思いますが、一晩経っても、溶けたバターがしっかりしみ込んだ明太フランスは絶品でした!私が思っていた明太フランスの概念を超えていました。明太ペーストもめちゃくちゃおいしくて、また絶対買おうと決意しました。

他に買ったかぶせ茶のパンも程よい渋さと甘さでお気に入りでした!

11時チェックアウトでホテルに荷物を預け、博多座の目の前の鈴懸を覗いてからエリザベートへ。

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7. さらば博多座

15日は花總シシィと芳雄トートの回ということでチケット取るのが大変でした…無事取れた貴重なチケットで観劇。

実は私、福岡に来る際に愛用のオペラグラス・アトレック8×32mm*2を家に忘れてきてしまい、なんてことをしたのだ・・・と前日から唸っていました。しかし、1階の中ほどの列センターブロックからの眺めは、全体を見るのに最高でした!とても近い!!やはり博多座は座席と舞台が近く感じて、かつ傾斜もあって、前の人の頭は全く気にならなかったです。本当にこの座席東京の劇場にもほしい。

花總シシィはこの時に見納めとなってしまい、今でもさみしい思いです…芳雄トートも無事見れて本当によかったです!生の芳雄トート、やっぱり迫力がすごい。博多まで行って本当によかったです。

きんつばのお店のお姉さんの「家に帰ったら冷蔵庫かお腹に入れてね」の決まり文句ににこにこしながら博多座を後にします。

8. 博多グルメその3

この期に及んでまだ食べます!!

ホテルから荷物をピックアップし、博多駅へ。そこでまたロッカーに荷物を預けてお土産などを物色します。

〇伊都きんぐ

www.itoking.jp

デパ地下でいただいたのが伊都きんぐの「あまごりスムージー」。氷を使っていないイチゴミルクのスムージーということでしたが、本当に濃くてあまいイチゴミルク!結構たっぷりでしたがおいしくてすぐ飲んでしまいました。

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お土産に「どらきんぐ生」と「博多ぱいおう」を購入。イチゴ好きにはたまらないです。

〇ShinShin

www.hakata-shinshin.com

博多に来たならラーメンは外せない!ということでいただきました。

自分でも正直、細麺のラーメンがこんなに好きだなんて思ってなかったのでびっくりしました。本当においしかったです・・・

博多ラーメン、きっと私は東京でも探して食べてしまうんだろうな。

〇プレミアムめんべい

omotetyou.com

お土産として購入。めんべいは今までの出張土産でも毎回買っていた大好きなお土産だったのですが、プレミアムは初めて。

牡蠣のめんべいを身内に購入していきました。最近やっと渡せて、おいしかったとちょうど連絡がありました。私も次回絶対買おう。

博多駅でのお土産巡りがひと段落し、そのまま空港へ。

飛行機に荷物を預けてまたお土産を買い足したり、買ってあったどらきんぐ生を食べるなどしました。

どらきんぐ生、生のイチゴが入っているどら焼きなのですが、もっと買えばよかった、と食べてすぐ後悔しました。本当においしい。

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生のイチゴが入れられない季節だとジャムが入るそうなのですが、ぜひ生のイチゴが入るタイミングで買われてください。超おすすめのお土産です。

9. 帰路 東京へ

帰りの飛行機はさすがに疲れていて爆睡、一瞬で羽田につきました。

流れてくるスーツケースを見ながら、次回遠征があるときまでに、自分の無個性なスーツケースを新しいスーツケースに買い替えようと決意しました。無事に無個性スーツケースをピックアップして駅へ。

福岡空港も街に近くて驚きましたが、羽田も大概だな、と思いながら帰路へ。無事に家に着くとさすがにへとへとでしたが、博多楽しかった!!!の多幸感で割と元気でいれました。

旅行中食べまくっていたので若干体重も増えましたが、そこまでひどくなかったし、肌荒れもしなかったので、一旦よきとしたいと思います。

10. 最後に

博多遠征旅行から1か月たちましたが、それでもまだ博多楽しかったな…と反芻してしまいます。

実際、博多座は舞台としてとても好きでしたし、交通費が高くつくから…とか飛行機だし…とか今まで思っていましたが、実際大阪行くのと大差ないことがわかったし、これくらいの時間なら割と飛行機でも酔わないことがわかったので、今後、博多遠征は積極的に取り入れていきたいなと思います。

書きながらざっと思い返してみましたが、まだまだ食べたいものや行きたいお店があります。特に明太フランス、ラーソーメン、どらきんぐ生…そして断念しためんたい重リベンジも。

次回行く時はもっと自分でも色々調べて美味しいもの巡りをさらに楽しみたいです。よければみなさんの好きな博多グルメもコメントとかTwitterとかで教えてほしいです、よろしくお願いします!

次はムーラン・ルージュで行かことになるのだろうか、はたまたそれより先に何か入るだろうか…1789とか…何れにせよ遠くない未来です。

ありがとう博多、ありがとう博多座、必ずまた会おう!!!!!