ハピラインふくい転換、北陸本線ローカル駅めぐり⑥ 武生駅 (original) (raw)
電車の都合でこの順番になりました
と見せかけてフェイントの越前市の中心駅です
吸収合併のイメージにならないように
「新しい市の名前は変えなきゃいけない」というのが先にあって
旧国名をもってきたんでしょうな
お隣の割に、どちらもしっかりした駅前ロータリーを持っていて
地方都市の代表駅、特急停車駅の風格をもっています
どっちかと言えば武生の方が栄えている感じがしますが
断言しちゃうと戦争起こりそ・・・((誰か来た
どっちも福井方面が1番線、敦賀方面が橋を渡った3番線
待避、折り返し列車が真ん中の2番線に発着します
でもって、福井~敦賀の間の主要駅ツートップなのですが
意外と2面3線以外の留置線とかの設備がないんですよね
保守用の線路はありましたが、営業用の電車が入る線路としては
いたってシンプルな超模範的2面3線のみ
過去にはあったけど引っぺがしましたみたいな跡もなく
折り返し列車はすぐに福井に戻しますわって感じなんでしょうかね
というか、特急街道だったころは
そんなローカルの区間列車なんて出せる余裕なかったでしょうか
春休み&転換前フィーバーもあるのでしょうか
そこそこお客さん乗ってました
やっぱりあまり調子よくないようで・・・
わかってたことではありますが
北陸と名古屋を結ぶという役割はそのままでも
もうひとつの役割「東京までの最速ルート」が失われてしまい
かなり大きな穴になってしまいました
しらさぎの大きな顧客層となっていましたが
新幹線の延伸で敦賀乗換になると、さすがに手詰まり
幹在幹なんてことするのはヲタくらいでしょう(笑)
つづいて1番線には金沢行きのサンダーバードが到着
リニューアル車のお顔もだいぶ見慣れてきました
金沢方の先頭クロが貫通型なので、683系の4000番台ですね
サンダーバード用車両の最終形として9両固定編成のグループです
必要な編成数が少なくて済むようになったので
新幹線開業後のサンダーバードはほとんどこいつのようですね
非貫通型のサンダーバードを見る機会がかなり減ってしまいました
今度は金沢行きのしらさぎが到着
ぞろぞろと数十人が降車、需要の高さをうかがえました
早速廃車解体の車両も出てきたようです
しらさぎ用車両の多くを占める681系は
旧型な上に鋼製車であり「長野」新幹線時代は
最近ではくたびれた車両が多く・・・
名古屋駅でも「ほんま大丈夫か」みたいなのに出くわすことも
塗装の浮きや剥げも日常茶飯事
雪国を高速で疾走するために泥や鉄粉が大量に付着したのも相まって
かなり限界を感じさせる車両も多く、おつかれさまって感じです
大阪の方ではサンダーバードの縮小で浮いた車両を
しらさぎ仕様に改造している動きもあるようで・・・
あまりにも・・・な編成を、敦賀短縮による運用数減で廃車
(いまここ)
サンダーバードから転用の編成でさらに置き換え
状態のいい681系と転用の683系で賄う
こんな感じでしょうか
現在の名古屋・米原~敦賀を、全部基本6両編成、一部で9両に増結で
走らせるには転用する683系が足りないと思われるので
一部の681系は残さざるを得ないんじゃないかといった感じですが
なんなら「利用状況を鑑みて」米原止まりの列車を
3両モノクラスで運行という手を使っちゃえば
何とかなるのでは??と思ったりもする次第・・・
実際、かなり需要の落ち込み大きいみたいですし
武生駅の改札まわりです
大きく間口をとってあった鯖江に対して、
かなりコンパクトにまとめられています
かつてはもっと広かったんでしょうが・・・
それにしても、どうがんばっても有人2通路より拡張できないって
イベントの時とかかなり不安な感じがします
さすがに右側の運行情報のところ開けられるんでしょうかね?
さっきの写真の左側、出札まわりです
右側の券売機にかぶせてある、手書きの味のある看板は
鯖江駅と同様に近距離券売機の停止中の案内
2台あるうちの片方を先行して使用中止にして
早めにハピラインの機械に入れ替えてあります
機器の配置数も鯖江と全く同じで、転換にあたっても全く同一
有人窓口は1減で1つになったものの、
ハピライン端末&JR用マルス端末の2台体制
指定席券売機は使用停止となりました
隣り合う兄弟駅ですが、いろんなところが全く同じ設備にしてあって
面白いなと思いつつ次の駅へ向かいます