「尊皇攘夷」が「世界史の奇跡」を生んだ(6) (original) (raw)

人気ブログランキング |話題のタグを見る

松浦光修先生のコラム matsumitsu.exblog.jp ブログトップ 松浦先生のコラムブログです by matsuura_mnプロフィールを見る 画像一覧 更新を通知する カレンダー < October 2024 > S M T W T F S 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 カテゴリ 全体 みたみわれー皇室と国民ー 神国日本の甦り 著書 報道 教育(三重) 拉致 皇室 靖国 インタビュー 教育(全国) 歴史 講演要旨 和歌随想 教科書 プロフィール 講演記録 経済 政治 随筆 私の『うた日記』 未分類 以前の記事 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 08月 2014年 03月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 09月 2013年 08月 2012年 12月 2012年 07月 2012年 05月 2012年 04月 2011年 11月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 05月 2011年 02月 2010年 11月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 お気に入りブログ 新田均のコラムブログ メモ帳 最新のトラックバック ライフログ 検索 その他のジャンル 1 コスプレ 2 介護 3 将棋 4 教育・学校 5 6 競馬・ギャンブル 7 メンタル 8 投資 9 健康・医療 10 仮想通貨 ファン 記事ランキング 日本の心 和歌の心 三 (「教育再生... 松浦光修著「いいかげんにしろ日教組」.. ... 神国日本の甦り(11) (『解脱』 平成21年1... 神国日本の甦り(12) (『解脱』 平成21年1... 日本の心 和歌の心 四 「教育再生... 松浦光修(まつうら・みつのぶ)プロフ.. 昭和34年、熊本市生まれ... 建国記念日 教育再生テーマに講演 (「岐阜新聞」 ・平成... (講演記録)天皇を仰ぐ ―み光かくす.. 守るべきものとは、国... 日教組―歪んだ洗脳教育の真実(下) (「... (講演記録)天皇を仰ぐ ―み光かくす.. 皇統は日本の命 もっと... ブログジャンル 画像一覧 エキサイト XML |ATOM Powered by Excite Blog 会社概要 プライバシーポリシー 利用規約 個人情報保護 情報取得について 免責事項 ヘルプ 「尊皇攘夷」が「世界史の奇跡」を生んだ(6) (インタビュー・『明日への選択』平成20年12月号)復興する朝廷の権威━━━━ 尊皇思想が学問の面でも、民衆の思想として高まっていくと、現実の政治にも反映していくことになるわけですね。松浦 ええ。外国船が出没する少し前から、内政の面では朝廷が少しずつ重みをましてくることになります。 特に十八世紀末に起きた「天明の飢饉」に際して、何万人もの民衆が“天皇陛下に難儀を救っていただこう”ということで、御所を拝みに行く「御所千度参り」と呼ばれる動きが起きました。 これは、信仰という「かたち」をとってはいますが、人々の本音は、天皇陛下から幕府に何か言って欲しい、ということであった…と思います。そして実際、時の光格天皇は、幕府に対して、「民衆に救済米を出してやってほしい」と、江戸時代では、はじめてのことになりますが、幕府に対して「内政」に注文をつけられるのです。 ちなみに、天明の飢饉があったのと同じころ、フランスでも飢饉が起きました。しかし、フランスでは飢饉によって革命が起こり、王様も、王妃のマリーアントワネットもギロチンで殺されました。こうしてブルボン王朝が潰れたわけです。日本は、まったく逆で、飢饉によって、逆に朝廷の権威が、飛躍的にたかまっていくわけで、ここらへんに「国がら」の大きなちがいが見えます。 じつは朝廷の儀式の復興は、江戸初期の後陽成天皇のころから、すでにはじまっていて、戦国時代に廃れたいろいろな儀式が、江戸時代を通じて、次々に復興していきます。後陽成天皇は、後水尾天皇に位を譲られるとき、醍醐天皇の例にならって、“測位と元服を同時にさせたい”ということで、幕府と対立されているほどです。 また、先にふれた光格天皇の崩御後には、「天皇号」が「復古」しています。そのころ、平安時代以後の天皇は「天皇」ではなく、長く「院」と称されていたのですが、その時から、また「天皇」と言われるようになったのです。 これは古代以来のことだ…というので評判になり、この調子でいくと、いずれ古代のような山陵がつくられるようになるのではないか…という噂が、人々の間に広がったりもしています。 実際、後に孝明天皇は、山陵復活に乗り出されています。それこそ「禁中並公家諸法度体制」からすると、ありえないようなことが、次々に起こっていくのです。 「復古への気運」というのは、単に皇学(国学)などの、学問の世界だけで高まっていったものではありません。以上のように、江戸時代を通じ、じつは朝廷の儀式の復興などを通じて、同時に高まりつづけていったものなのです。(つづく) by matsuura_mn 2016-06-01 13:59 インタビュー << 「尊皇攘夷」が「世界史の奇跡」... 「尊皇攘夷」が「世界史の奇跡」... >>
ファン申請 ※ メッセージを入力してください