タビー・ヘイズを聴き直そう (original) (raw)

タビー・ヘイズを聴き直そう

ronnie scott tubby hayes the couriers of jazz

英国のテナー奏者タビー・ヘイズについては、ずいぶん前に『Mexican Green』と『Down in the Village』の2枚を聴いたものの、どちらも魅力を感じなかった。知名度の低いミュージシャンは、マニアのあいだで持ち上げられがち。タビー・ヘイズもその一人なのだろうと、以来、タビー・ヘイズを聴くことはなかった。

先日youtubeでthe jazz couriers名義のアルバムが紹介されているのを見て、ハードボイルドでジャズらしい雰囲気のある演奏に驚いた。
the jazz couriersというコンボを結成していたことも知らなかった。couriersとは「宅配業者」の意味らしい。jazz messengersをなぞったグループ名と推察される。
なるほど、男っぽくてキャッチーなサウンドが鳴り響く。白人とは思えないブルージーな演奏だ。これはハードバップのど真ん中をゆく名盤といっていい。

この一枚でタビー・ヘイズのイメージが一変。さっそくAmazonで2枚ほどポチッとしてしまった。