【和歌山】粉河寺で、北面観音の特別拝観&限定御朱印(紀の川市) (original) (raw)
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和歌山県紀の川市にある、粉河寺(こかわでら)へ。昨年12月に訪れて以来の訪問です。
縁起や境内の紹介などは、前回の記事にて↓
今回訪れたのは、北面観音さまの特別拝観が行われており、限定御朱印もいただけると知ったからです★
2021年5月5日まで、拝観料700円。
北面観音とは…
本堂の背面、後戸(うしろど)に安置される千手観音立像。12世紀、平安時代後期の作とされています。
粉河寺の御本尊千手観音は、これまで一度も公開されたことがない秘仏。さらに、お前立ち像も秘仏ですが、この北面観音はお目にかかることができます。
損傷が目立っていたため、2016~2018年にかけて修復を行ったところ、もとは十一面観音(あるいは聖観音)であった像を、後に全ての手を新たに作るという大幅な改造を行って、千手観音像に変更していることが判明したそうです(!)。
(拝観時にいただいた説明書きより)
↑二度目の訪問、お邪魔します。この大門が視界に入ると、やはり気持ちが高揚しますね(*^^*)
↑個人的に大門より好きなのが、この重厚な中門。素敵すぎる出で立ちです。
↑石だらけの変わった庭園と、その向こうに見える大きな本堂。
本堂内はもちろん撮影禁止。
北面観音さまの前に、足場を設けてあって、より近い位置で観音さまと対面できるようになっています。
すごく近くで拝見できて、特別拝観でこんなに近づけたのって初めて。優しいお顔で、それぞれの手にいろいろな仏具を持っていて、細かい装飾まで至近距離ではっきりと眺めることができました。こんなに近くで拝めるなんて、とってもラッキーです。
そして、北面観音の他にも、本堂内陣は見ごたえがありました。
二十八部衆、十六羅漢をまじまじと拝見。そして、不動明王像はなんと、「伝・弘法大師作」と書かれていてびっくり。こんなところにも弘法大師作の像があったとは👀
さらに、徳川吉宗寄進の「野荒しの虎」(左甚五郎作)もいます。
「夜な夜な抜け出て田畑を荒らしたので目に釘が打たれている」と、事前に目にした看板には書いてあったのですが、よくよく見ても目に釘は打たれていなくて🐯お寺の方も、「そう言われてるけど、実際釘はないんですねぇ」なんて仰っていました(笑)。
北面観音さまもそうだし、内陣を拝めたのはとても良かったです★
↑本堂前のお茶処、前回来た時は閉まっていましたが、今回は開いていました。藤の花も咲いていて、小さめだけれど可愛くて癒されました。
↑北面観音特別拝観でいただける、限定の御朱印です。
観音さまの印が、とても細かくて素敵!!眺めていたくなる御朱印です。
「粉河寺」ではなく「施音教寺」と書かれていて、何だろうと気になり、聞いてくればよかったです…😅ネットで調べてみたら、施音教寺は江戸時代の寺名だと分かりました。
さて、粉河寺に来たら、境内にある粉河産土神社にも立ち寄らないと。
ここには、孔雀のピーちゃんと黒猫のタンゴちゃんというアイドルがいるのです。
孔雀のピーちゃん、前回来た時は羽を閉じていたのですが、今回は…。
↑羽を広げてくれました👏大きいー!かなり迫力あります。
私が鳥小屋(?)の網越しに写真を撮っていたら、神社の方が「そんなとこから撮らんと、ここから撮り」と。写真を撮るための窓を作ってあって、そこから写真を撮らせてもらえるようになっています(笑)。
そして、ピーちゃんの他に、こんな子が。
↑網越しで見えづらいですが、フクロウ🦉まだ毛がホワホワしていて、幼いのかも。前回はいなかったので、新入りちゃんです。ピーちゃんの所にはチャボもいるし、なんだかプチ動物園状態になりつつあります(笑)。
↑そして、タンゴちゃんにもご挨拶。私が近寄ると、今回も「にゃぁ~」と可愛い声で話しかけてくれました。か、可愛い~🐱
↑人懐っこいタンゴちゃん。とっても癒されました♡
粉河寺