minimoジャーナル (original) (raw)

今度は妹たちと真夏のドライブです。

沖縄の美ら海で心が浄化されたあと、

近畿の海の景観も満喫してきました。

8月15日(木)

山陰海岸ユネスコ世界ジオパークの景観を楽しむため、

海の京都、丹後半島に出かけました。

朝9時に西宮を出発して約2時間半後、

美しい日本海と切り立った巨岩が連なる絶景のドライブコースに出ました。

目指したのは京丹後市丹後町にある「立岩」。

高さ20m、周囲1kmもある一枚岩で直線的で荒々しい岩肌が雄々しい巨石です。

可能な限り車で近づこうと、鳴砂の浜として有名な「琴引浜」と

「立岩」の間を何度となく往復するものの、

なかなか車ではすぐ近くまで寄ることができません。

結局は「立岩」に立ち寄ることなく、車を走らせ続けることになりました。

ただ走るだけでは勿体ないと言われそうですが、

この炎天下のなか、歩く気力はまったくなく、

車窓から眺める海の眺望だけで十分満足です。

このあと丹後半島をぐるりとまわるように伊根、天橋立宮津と巡り、

一日中ドライブで日本海の眺めを楽しんで帰ってきました。

8月17日(土)

日本海に続き、今度は太平洋を目指します。

和歌山県日高郡由良町にある「白崎海洋公園」に出かけました。

白崎海岸は、太平洋に開けた群青の海と、太陽の下で輝く石灰岩の海岸線。

青と白のコントラストが眩しい壮大な風景は、”日本のエーゲ海”とも

呼ばれているそうです。

この日も出発は朝9時。

車を飛ばして10時半過ぎには由良町に到着しました。

ここでも深い青と巨大な岩が美しい海岸線のドラブコースです。

ほどなくして全体的に白っぽい巨大な岬が見えてきました。

白崎海洋公園内の駐車場に車を停め、

らせん階段を上がった途端に眩しい白い岩に囲まれます。

真っ白な岩の隙間から紺碧の海と空がのぞき、

エーゲ海には行ったことはありませんが、これはエーゲ海っぽい!

開けた展望台からの眺めも最高でした。

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このあとは、紀州南高梅が生まれ育った日高郡みなべ町に立ち寄り、

「梅干館」や「みなべ町うめ振興館」を訪れました。

さすがに人の出も少なく閑散としていますが、冷房だけはばっちりです。

美味しそうな梅干しを求めることできて、満足でした。

この後、再び海岸線をドライブし、田辺市の天神崎を通過。

車窓からの眺めだけで満足の私たちなので、無理はしません。

「前来たことあるよね」「暑そうだからもういいか」と素通りし、

帰路に着きました。

2日間とも9時から17時までの日帰りドライブ。

日本海、太平洋、そしてエーゲ海も楽しむことができて、

大満足の真夏のドライブでした。

楽しい夏休みをありがとう!

8月13日(火)

沖縄も最終日です。

午後のフライトまでホテル最上階にある空の大浴場や

リビングロビーでゆっくりと寛ぐつもりでしたが、

どうせなら朝の散歩だけでもとつい貧乏性が出てしまいました。

急な思いつきなので急いで部屋でシャワーと荷造りを済ませ、

朝8時頃にホテルを出発しました。

平日のこの日、かりゆし姿でご出勤の方々が行き交っています。

県庁周辺は高い建物が多く、日陰のおかげで暑さも気になりません。

これは快適とばかりに、裏通りから壺屋やちむん通りを目指しました。

次第に日が高くなり、高い建物もなくなってきます。

そろそろ日傘でもとリュックを探ると、まさかの日傘の入れ忘れ。

日に向けて歩くため、帽子とサングラスだけでは防ぎきれない日差しです。

すで半分は歩いてきていたため、日傘を取りに戻るにも気力が萎えます。

あと少しだからと腹をくくり、やちむん通りに向かって歩きました。

これがかなりキツい・・。

コンビニでしのぎの傘を購入しようと思ったくらいですが、

あいにくコンビニのない裏道です。

仕方なく日陰を選んで歩いていると迷ってしまい、

本来は片道35分ほどの距離のはずなのに、

うろうろと必要以上に汗を流してしまいました。

この近くまで来ているはずなんだけど、と思っていたら、

なんとなく見覚えのある奥路地に出てきました。

そうそう、こんな感じだったよね。

前に来たときは、偶然出会った地元のおじさんに連れられて、

この辺り一帯を歩き回ったことが思い出されます。

おじさんの方言は聞き取れなかったけど、

沖縄の草花や道路に隠れたシーサーや器をそれはたくさん見せてもらいました。

自分だけでも発見できるかなと歩くつもりで来てみたものの、

暑くて熱心に歩き回ることもできません。

すでに汗だくで疲れも出ていたので、軽く散策して引き返すことになりました。

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帰りは分かりやすく商店街を抜けて国際通りを歩いたので、

日差しには難儀せずに楽にホテルまで戻ることができました。

しかし、この汗だくの状態で飛行機には乗れません。

急いでシャワーをして荷を解いて着替えをすませ、

途中で買ってきたお弁当を食べてチェックアウトしました。

飛行機の時間には早いけれど、

これ以上汗もかきたくないので早めに空港に向かいます。

到着したときにに苦労した網より駅までの道のりも今はもう簡単です。

あっという間にモノレールで空港に到着して荷物を預け、

人の少ないエリアを見つけて腰掛け、のんびりと出発を待ちました。

復路も全日空便で14時那覇発16時伊丹着。

伊丹空港から甲子園行きのリムジンバスがは間引き運転で、

17時半すぎまで便がありません。

常に空港での待機時間が長いのは面倒ですが、特に急ぐ必要もなし。

空港で早めの晩ご飯を食べたらちょうどいい時間になりました。

空港バスで甲子園に着いたら、あとは電車で5分の近さ。

帰宅したのは18時半前でした。

4日間留守にして締め切っていた家の中の温度計は37度!

室内最高気温記録です・・。

ということで、最終日もなんだかんだと17000歩。

この4日間、暑さに負けずよくもまあ毎日たくさん歩けたものです。

沖縄の文化的豊かさと自然の力に癒やされ、

本当に楽しく充実した真夏の沖縄ひとり旅でした。

ぜひ気持ちを失わないうちに再訪して、

歴史民俗学的な奥深さを探究したいと思います。

次回は涼しい時期に・・!

8月12日(月)

この日はガイド付きツアーに参加します。

こちらに来る前までは、中日2日目は自分のペースでゆっくりと、

首里城周辺を散策してからホテル涼みと考えていたのですが、

結局はやっぱり貧乏性。

せっかくなのでいろいろ見て学びたくなります。

しかもこの暑さで、自分一人ではきっとまともに散策できず、

諦めて引き返すことが目に見えています。

というわけで、急遽前日の観光バスのなかで思い立って

翌日のツアーを検索し、読谷村へ向かう途中で申込みを済ませました。

滑り込みで参加が決まったのは、

琉球王国最高の聖地とされた「斎場御嶽」(せーふぁうたき)と、

その琉球王国時代から数々の神事が行われ ”神の島”と呼ばれる「久高島」を

南城市教育委員会認定の地元ガイドつきで巡るツアーです。

御嶽(うたき)とは、南西諸島に広く分布している聖地の総称で、

斎場御嶽は、その御嶽の中で最も神聖な場所とされ、

2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして

ユネスコ世界遺産に登録されています。

そしてこの御嶽を作ったとされる琉球王国創世神アマミキヨ」が

最初に降り立ったのが久高島だと言われているそうです。

いずれも謂れある神聖な場所。襟を正してしっかりと、

沖縄の歴史や習慣を学びながら観光しようと選びました。

ツアーは地元ガイド付きかつ那覇市内のホテル送迎付きです。

朝は8時25分にホテル前まで迎えに来てくれました。

ピックアップは私が最後で、小さなバンにすでに4名が乗っています。

参加者は私のようなひとり参加とふたり組が一組の計5名です。

みなさん真面目そうで安心です。

那覇市から沖縄南部の南城市まで車で約1時間。

橋からの眺めが絶景と有名な「ニライカナイ橋」を通過しました。

正式には、構造形式が異なる二つの橋「ニライ橋・カナイ橋」なのだそうで、

大きくカーブを描く橋からはパノラマの絶景が見渡せます。

ちなみに「ニライカナイ」とは、

古来から沖縄地方で海のかなたや海底にあると信じられる理想郷のことで、

沖縄に残る神話では、ニライカナイから神々が人間の世界を訪問し、

人間に豊饒繁栄をもたらすと伝えられているそうです。

ニライカナイ橋を降りたらほどなく、9時半には斎場御嶽に到着しました。

ここで添乗員さんと分かれ、現地のガイドさんに案内してもらいます。

御嶽内へ入る参道の入り口から早速に、

”神の島”久高島を遠くに臨む ”久高島遙拝所” と、

御嶽の中にある六つの拝所=イビ(神域)の分身とされる六つの香炉を

丁寧に説明してくれました。

各イビ(拝所)の前でも丁寧に説明があります。

暑さと神秘的な森や荘厳な岩石に圧倒され、

ガイドさんの説明が耳に入らないこともありました。

ここがいかに神聖で特別な場所なのか、

重厚な歴史と文化と自然に思いを馳せずにいられません。

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最後に有名な三庫理(サングーイ)の参拝が終わったら、

添乗員さんとの集合時間が迫っていました。

足元に気をつけながらガイドさんと急ぎ足で入り口まで戻り、

ゆっくりお礼を言う間もなく斎場御嶽を後にしました。

駐車場から再び添乗員さん運転の車で座真港まで。

ここからフェリーで久高島に渡ります。

向こうで別の現地ガイドさんと合流し散策をすることになっています。

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11時発のフェリーで約20分。

向こう岸の徳仁港の待合所に小さな車が迎えに来てくれていました。

いかにも島人といった出で立ちの貫禄ある男性ガイドさんが、

車で島内をくまなく案内しながら説明をしてくれます。

厳しい暑さのなか、車移動は本当に有り難い・・!

ニライカナイへの遙拝場であり、五穀発祥伝説の浜であるイシキ浜。

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琉球開闢の祖アマミキヨが降臨した聖地とされるハビャーン(カベール岬)。

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琉球開闢(かいびゃく)七御嶽のひとつで、昔からの最高の聖域として、

現在も入り口から奥は立ち入り禁止となっているフボー御嶽。

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美しい海と手つかずの独特な自然に囲まれた見所スポットを、

様々なエピソードとともに次々と説明してくれます。

狭い路地の集落にも車を進めて「これ俺の実家」とまで。

素朴で力強い人柄が素敵なガイドさんでした。

約2時間のガイドツアーが終わったあとは、

島の食堂でお昼ご飯を食べ、さらに約2時間のフリータイムです。

私は、島の人々の暮らしが知りたかったので、集落を散策しました。

特徴的な石垣や石門、赤煉瓦、青い空と眩しい緑、

狭い路地を一歩入るだけでも、“神の島”として崇められる独特な文化を

感じとることができます。

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本当はもっともっと歩きたかったけど、

非常に強い日差しと暑さで体力がもたず、

最後の最後に見つけたカフェ「ふがに屋」に立ち寄りました。

ここは、島の小規模多機能介護施設で、デイサービスや介護予防のほか、

島人や旅人が集えるカフェ・サロンを併設しているそうです。

神の島の秘祭、最後のイザイホーを経験した元神女のおばあたちも高齢化し、

人生の最後は生まれた島からニライカナイ(天国)へ旅立ちたいという願いから、

島のみんなの長年の夢として2022年につくられたということです。

祝日のためおじぃおばあぁには出会いませんでしたが、

温かなスタッフの方に手作りのミカン茶を勧めていただき、

ふらりと立ち寄る旅人たちへの温かいもてなしや交流を眺め、

ゆるやかで人間味のある豊かな沖縄時間を過ごすことができました。

素敵な空間をありがとう!

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久高島を満喫し、帰りは高速フェリーで本土へ戻ります。

港には添乗員さんが車で待っていてくれ、約1時間で那覇市内まで。

帰りは迎えと逆の順番で下ろします、ということで、

私は一番最初にホテル前に下ろしてもらいました。ラッキー。

最後まで、至れり尽くせりで大充実のツアーでした。

さて、ホテルの部屋で30分ほど休憩し、再び外へ出ます。

前日にコンシェルジュの方に教えてもらった居酒屋に向かいました。

ところが!なんと今日もお休み・・・。

もしかすると夏休みだったのでしょうか。

残念すぎたけど、仕方ないですね。

最後の夜は、地元のスーパーでお寿司を求めて部屋食となりました。

コンシェルジュの方にもご報告したかったのすが、

この日はお休みだったようでお見かけしませんでした。

最後にお礼を伝えることができなかったことが心残りです。

こうして沖縄夏旅の最後の夜が更けていきました。

ちなみにこの日は2万歩には届かず、15000歩でした。

最終日に続く・・。

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8月11日(日)

沖縄2日目。

この日は現地の日帰りバスツアーに参加です。

集合は朝8時20分に県庁前。

ホテルから歩いて集合場所に向かいます。

大きなリムジンバスに6名の参加者を乗せ、

定刻の8時半に県庁前を出発しました。

このあと2カ所で他の参加者も追乗し、ツアーは私も含めて8名に。

多言語音声ガイド対応ということで、

参加者はほぼ台湾や中国からの旅行者です。

さて、バスは沖縄本島のほぼ中央に位置する恩納村へ。

まずは万座毛に立ち寄りました。

象の鼻の形に見える隆起サンゴの断崖絶壁の周囲には美しい海が広がり、

まさに絶景の有名観光スポットです。

この日も良く晴れた夏の空が広がり、澄み渡るコバルトブルーの海が

一段と美しく見えました。

そうそう、2020年に万座毛入り口に周辺活性化施設ができたようで、

休憩や買い物をすることができるようになっていました。

まったく影のない原っぱと断崖を散策したあとに、

クーラーの効いた綺麗な屋内はとても有り難かったです。

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次に向かったのは、名護市のかりゆしビーチです。

ここはマリンアクティビティが盛んで、

リゾートホテルのプライベートビーチのように

たくさんの家族連れで賑わっています。

ビーチや海遊びにはまったく関心のない私ですが、

ここでは船の底がガラス張りになったグラスボートに乗船し、

海中の魚や珊瑚礁が見られるアクテビティが含まれていました。

乗船時間は約30分ですが、

美しい海の上に船を停めてガラスの船底から珊瑚礁を眺めたり、

魚の餌づけでボートの周りにたくさんの魚がやってきたりして、

夏の海遊びのハイライトになりました。

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続いては、本部町の海洋博公園です。

広大な公園内にはバスツアー定番の沖縄美ら海水族館があります。

私もこれが2回目。

見応えのある水族館の再訪は気にならないどころか楽しみでしたが、

今回は自由時間が2時間でかつ食事も必要、

夏休みの家族連れと避暑対策で混雑は間違いなしという点が引っかかり、

そこへ水族館への入館料が別払いが決め手となって、

私はひとり離れて熱帯ドリームセンターに行ってみることにしました。

2000株以上の蘭をはじめ、様々な熱帯・亜熱帯の花々が咲き、

トロピカルフルーツが実る植物園と、景色も楽しめる雄大なセンターです。

思った以上に見所が多く、こちらを選んで良かったなと思う反面、

熱帯気候の花々を育てているために、室内は当然に亜熱帯状態です。

とにかく汗が止まらず、ゆっくり鑑賞できる状況ではありません。

途中日陰や休憩スペースで涼みながらお昼も済ませ、

足早に温室をめぐり、最後は見晴らしの良い遠見台からの眺望を楽しみました。

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続けて、海洋博公園から車ですぐ近くにある備瀬フクギ並木です。

防風林として家を取り囲むように植えられたフクギの木々が連なり、

備瀬崎までのおよそ1kmの並木道になっています。

30分の自由時間では時間が足りず散策が十分にできなかったことと

レンタル自転車の観光客が狭い道を行き交うのが玉に瑕ですが、

一度訪れてみたかった場所に来られて満足です。

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ここから、沖縄本島中部へと戻り始めます。

読谷村(よみたんそん)の山間にある「やちむんの里」に立ち寄りました。

やちむんは、沖縄の伝統的な焼き物のこと。

かつて那覇で盛んだったやちむんですが、

登り窯で焼く際に出る煙が人々の暮らしに影響を及ぼすと問題視され、

陶工たちが読谷村に移り住むようになったそうです。

やがて陶工たちは元米軍用地だった場所に登り窯を作り、

「やちむんの里」として窯元や店舗が集まる集落になったとのこと。

緑豊かな自然に囲まれ、赤瓦の登り窯など風情ある景色を眺めながら、

工房巡りを楽しむことができます。

工房はお休みのところも多かったけれど、30分の散策時間にはびったり。

こちらも初訪問だったので、大満足です。

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そうして最後に向かったのが、北谷町美浜アメリカンビレッジです。

前回もツアーで訪れたうえ、アメリカンな雰囲気にも関心はありません(失礼)。

サンセットビーチまで歩いてサンセットにはまだ早い景色を楽しんだあとは、

たくさんの店舗が並ぶアミューズメントタウンは素通りし、

バスが停まっている駐車場近くのイオンスーパー(!)に入り、

家族用のお土産を買い物してバスに戻りました。

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ということで、全ての行程を終え、県庁前に戻ってきたのは20時前。

ほぼ12時間のてんこ盛りの丸一日の弾丸ツアーでした。

駆け足だけどお得感の高い大満足の楽しい一日になりました。

さて、余談ですが、このあともうれしいエピソードがありました。

長くなりますが、忘れないように書いておくことにします。

ホテルに戻ったのはすでに20時です。

夜ご飯はどうしようと再びホテルのコンシェルジュの方に相談しました。

時間も遅いし近場で沖縄料理で、という注文に、

日頃ご自身が同僚や友人といくローカルな居酒屋を教えてくれました。

しかも、店の名前が分からないからと、友人や同僚に電話までしてくれて!

その電話のやりとりの方言を聞くのもなんともうれしいことでした。

3人目の電話でお店の名前が分かり、すぐに営業時間を調べてくれました。

ところがなんと日曜は定休日。残念・・!

月曜日は開いているとのことだったので、明日の最終日の夜はここに決まりです。

で、悩んだ結果、昨日と同じお店に行ってみることにしました。

コンシェルジュの方が、人気店だから念のため予約の電話を入れておきますと、

満員だったところに1名だけなんとかと、ねじ込んでくれました。

お礼を言ってホテルを出発し、足早に昨日の居酒屋に向かいます。

お店の方も顔を覚えていてくれ、名前を言うとすぐに席に通してくれました。

たくさん食べられるようにハーフサイズでメニューを提供してくれたり、

おすすめのメニューを選んでくれたりと、着かず離れずで居心地がよく、

帰りにはわざわざ出口まで見送ってくれました。

温かい人たちと美味しい食事で素晴らしい一日の締めくくり。

本当に感謝です。

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というわけで、この日も暑さに負けず2万歩越え!

疲れてぐっすり休みました。

3日目に続く・・。

8月10日(土)

10:55伊丹発の全日空便で沖縄へ。

約2時間のフライトで午後1時には沖縄空港に到着しました。

前回の旅と違い、賑やかで楽しげなムードが漂う空港です。

なんとなくの記憶を頼りに空港からモノレールに乗り、

宿泊ホテル最寄りの旭橋駅まで順調に、

実に簡単に移動することができました。

駅からホテルまでは徒歩3分。

すぐ分かるだろうと高をくくって歩き出したのが失敗でした。

強烈な日差しのもと、日傘をさしていてもすぐに汗だくです。

携帯電話のマップ機能によれば道路を挟んですぐそこにも関わらず、

道路の向こうに渡ることができません。

近くの陸橋を試してみると行き止まり、横断歩道も遙か彼方。

目の鼻の先なのに10分以上迷ってしまいました。

散々迷った末にホテルに着いたのは午後2時すぎ。

移動距離はわずかなのに15分もかかり途端に疲れてしまいましたが、

チェックイン時刻が3時なのでフロントに荷物を預け、

ランチを食べに出かけることにしました。

これまた以前の記憶を頼りに、県庁前まで歩いてデパートリウボウへ。

デパート内にある「楽園CAFE」に一直線。

沖縄素材を利用したお洒落でヘルシーなメニューが揃っています。

デパート内とは思えないのんびりとした雰囲気のなか、

人気メニューだというベジタコスを食べました。

見た目だけでなく味も好みで、すっかり元気を取り戻しました。

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デパート内でしっかり体が冷えたところで、国際通りに向かいます。

土産物屋や飲食店が並ぶ観光名所で、ほぼ関心はありませんが、

ここから徒歩ですぐだからせっかくなので立ち寄ることにしました。

これが間違いのもとでした。

暑さが半端なく、さらにハイシーズンで人だらけ。

本当は国際通りを抜けて、牧志公設市場まで歩きたかったのですが、

これは無理だと途中で諦めて引き返し、一旦デパートで体を冷やしてから、

宿泊ホテルまで歩いて戻りました。

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16時すぎにホテルに戻ってチェックイン。

広くはありませんが自然が基調となった癒やされるお部屋です。

ナチュラルな雰囲気に早くも元気を戻し、

少し休憩をしてから再び牧志市場を目指すことにしました。

これがまた失敗。

夕方で気温も下がり影も伸びていたので少し距離は伸ばせましたが、

結局最後まで行き着かずに引き返し。

毎度のデパート涼みをしてから、宿泊ホテルに戻ることとなりました。

下手に歩いて疲れていましたが、せめて美味しい夕食でもと、

ホテルでコンシェルジュの方に、お勧めのお店を尋ねてみました。

私がひとりだったからか「いつもは教えないんですけど」と、

デスクにあった案内地図には載っていない個人的なお勧めのお店と

お勧めのメニューを教えてくれました。

人気だから席が空いていないかもと言われましたが、

徒歩5分くらいのところだったのでダメ元で出かけたところ、

カウンターに通していただくことができました。

地元の人で賑わうお店ですが、沖縄メニューもたくさんあります。

カウンター越しのスタッフに沖縄料理の基本を教えてもらったり、

合間合間に会話もほどよく楽しんで、

おいしく楽しい夕食の時間を過ごすことができました。

ちょうど外は急なゲリラ雨でしたが、その間にしっかりと食べ、

ホテルもすぐそこだったので、シャワー代わりにと笑いながら、

まだ雨が残るなか、お勘定をして戻りました。

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ホテルに戻るとすぐ、コンシェルジュの方が片付けをしていました。

声をかけて、お店に入れたこと、すごく美味しかったこと、

素敵なお店だったことを話し、お礼を伝えて部屋に戻りました。

この日は移動日で何もしていないのに、なんだかなんだと歩いて2万歩!

日記もだらだら長くなってしまいました。

なんてことない一日だったけれど、人情味ある夜のおかげで、

充実した旅の初日になりました。

ありがとうございます!

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2日目に続く。

8月10日(土)〜13日(火)

夏休みを利用して沖縄へ行ってきました。

夏の沖縄と言えばなんといってもビーチやリゾートですが、

私のひとり旅は、那覇市内の普通のホテルに滞在して、

街歩きとホテル涼みがメインです。

とはいえさすがにこの連日の猛暑のなか、

街歩きもかなり無理がありそう。

往路復路は移動日だからホテルで涼やかに過ごし、

中1日は現地のバスツアーを予約、

残り1日はモノレールで自力で観光歩きでもと、

ざっとのんびりの予定を立てました。

沖縄はこれで2回目。

前回は確か2017年のクリスマスでした。

バスツアーで歴史を巡ったり、

当時担当していた留学生に遭遇したり、

現地のおじさんに街を案内してもらったり、

楽しかった想い出は断片的にしっかり覚えています。

年末でオフシーズンではなかったかもしれませんが、

観光客もそれほど多くもなく、

思ったり肌寒かったけれど歩くには快適で、

リュックひとつで手軽に4泊5日の一人旅を大満喫しました。

変わって今回。

この酷暑で少し歩くだけで汗だくなので、

たった3泊4日でもいつもより着替えがたくさん必要です。

リュックにどれだけ着替えが入るかな?

荷物を背負うだけで汗だらけになるしどうしよう?

大きめのバッグだったらリュックよりまだいいかな?

散々悩んだ挙げ句、出発前日の夜(!)

仕事帰りに小さめのスーツケースを購入し、

コロコロと転がしながら旅に出ることになりました。

こんな異常な暑さに加えて、8日夜には宮崎県で地震が発生。

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)も発令されました。

続いて12日には東北に台風横断とさらに次の台風が関東を直撃の予報。

気象に警戒が必要とされ、影響を受けた方々も多かったと思います。

そんな言い知れない状況にもかかわらず、

予定とおりに旅に出かけ、安全に旅を終えることができたことを

本当に有り難く思っています。

楽しかった旅日記はこれから綴ります・・!

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7月21日(日)

父が80歳を迎えました。

節目の誕生日のお祝いに、

実家に仕出し会席膳を手配して

父、母、妹、甥、私の5人で食事会をしました。

四字仕切りの中に季節の八寸、炊き合わせ、

天麩羅盛り合わせ、酢の物などが盛り付けられ、

さらに、お造り盛り合わせ、茶碗蒸し、

季節の御飯にお吸い物がそろった松華堂御膳。

食卓に5人分すべては並べられなかったので、

父がひとり離れて座卓へ。

お祝い膳なのに主賓を囲んでいませんが、

本人はその方が落ち着くみたいなのでそれで良しです。

こんなに全部食べられるかな言いながら、おいしく完食してくれました。

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食事のあとは、

母が知人に教えてもらった手作りパンを焼いてくれました。

”ご飯と同じくらい気楽に焼けるパン”(だったかな?)との

簡単レシピだそうです。

すでに仕込んでくれていたのであとは成形して焼くだけ。

10分で焼き上がるということで、

オーブンがないから魚焼きグリルに入れました。

7分ほど経ってなんだか焦げたような匂い。

母が慌ててパンを取り出すと表面が真っ黒です。

せっかく食べてもらおうと思ったのにと残念がる母に、

焦げを取れば大丈夫と、妹はキッチンばさみで表面の焦げを落とします。

「なんかパンが無残やわ・・」と母はかなり落胆していましたが、

食べてみると素朴でおいしい私好みのパンでした。

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ということで、たくさん笑って和やかな一日。

私たちが大笑いするタイミングで甥もハハハと笑ったり、

和やかで楽しい一日でした。

これも80歳の父のおかげです。

お父さん誕生日おめでとう!

これからも健康に気をつけて元気でいてくださいね。