輪郭 (original) (raw)

風景の輪郭がくっきりしてきた。すでに冬が顔を出している。日本の気候は中庸を知らない。この季節が非常に好きだ。昨年はこの時期に体調を崩し、修論提出まで治ることはなかった🎶

寂しさを感じているのだな、と感じる瞬間ってある。改札を抜ね、迎えの顔を見つけて駆け寄る瞬間を想起したときである。というか、目の前でその光景を見た時に涙が込み上げてきてしまった。年端のいかぬ2人が、迎えにきた親に駆け寄っていくのを見て、ああ、そういう瞬間ってあったなぁと思い出す。暖かさを知って、寒さを知る、みたいな。

夜はちょっと冷えるねー!寒暖差に負けない。何を持って負けとするのか知らない。心はちょっと折れそうになって、また回復した。小学校の目標に、体調管理をしようという文言があり、誕生日パーティーをしよう、と聞き間違えたものだ。誕生日パーティーしようぜ、ターンテーブルは私が回す。

思い出をリスト化しよう。社会人だからね。

箇条書きをするときは数字を振ると、認識に齟齬が生まれにくいことを学んだよ。

①ハイエイタスカイヨーテのライブ

降臨という熟語が想起された。

夢幻の世界に誘われた夜だった。

XG IYKYK

私はm-floのprism だーいすき人間。m-floで最も好き。本当にサンプリングをありがとう。

③ルイーズ・ブルジョワ

トラウマを昇華していく過程を見た。芸術は目的じゃないんだなと知る。中之島ブルジョワ作品と出会ってから、ずっと楽しみにしていたから研究室の後輩と一緒に行けてよかったよ。

阿部公彦 事務に踊る人々

事務の概念と向き合う契機となった。ブルシットジョブと唾棄せず、もうすこし私にもできることがある、と思った。頑張る。仕事に哲学を持ち込んだら、もっと生活に張り合いが出そう。意味とコンテクストについて考えをめぐらそう。

⑤映画 happyend

研究室の後輩(便宜上そう呼んでいる)に教えてもらった。とてもよかった。繰り返される構図とその意味について、LINEで問わず語りを繰り広げたよ。鑑賞後、数日は映画の余韻を反芻していた。

⑥数年寝かせたワイン

職場の先輩たちにご馳走していただいた。高級ワインに心踊らせた。サイゼのワインが飲めなくなりそう、と本気で不安になった。ちなみに、そこでも私の問わず語りを繰り広げていた。言葉の数だけ多くてごめんなさい。

あれ、意外と幸福そのものだな。ネガティブに引きずられすぎかもしれない。