どんなあなたもきれい (original) (raw)

どんなあなたもきれい

こんにちは~

数年に一度の体調不良の中

子犬のようなイタリア人彼に愛を与えられている

もものです。

今回の彼の滞在は3日間でした。

私はただ水を飲むだけの生き物に

なっていたのですが

彼はずっと私の近くにいてくれて

(私の家なのでやることがないだけ)

どすっぴんの体調不良の

ねずみ色をした私の肌

良くなりそうな兆候もなく

目に光もなくなる

水分もほとんどとれず

乾ききったガサガサくちびる

自分の体が恐らく高熱のため

お風呂にもつらくて入れない

髪もぼさぼさ

そんな史上最低ビジュアルの私を

彼は、

「ほんとにきれい」

「めっちゃかわいい」

キスとハグ

そんな愛を与えてくれるんです。。。

妖怪になっていた私は

ほんとにびっくりしました。

この史上最低ビジュアルの私が、、、

きれい、、、、?かわいい、、、、?

いばらの森の中にいる

妖怪のような気持になりました。

こんな私も愛してくれるんだ。

これでいいんだ。(もちろんよくない、早く治せ)

ありのままでいいんだと

とても心強かったのを

覚えています。

ただたくさんの愛の言葉を

もってしてでも私の体調はよくならず、、、

なにかしらの食事をとったほうが

よくなるのはもちろん分かっていて

のどが痛いのでおかゆが欲しい、、、

と思いましたが

彼におかゆが作れるはずもなく、、

自分が作れるほどの体力もない。

彼はとにかく私に固めの食事をすすめてくる。

菓子パンとか。

あの、ありがたいんだけど

ほんとに食べれん、

さらに、一緒に映画を見よう!

と私の体力をさらに奪おうとしてきます。笑

彼は悪くない。

子犬のように甘えて私の体の上に乗ってきたり、、

彼は悪くない、、

詰んだ。

これが、おかゆ妖怪が出した結論です。

もう、母を呼ぶ。

彼には帰ってもらう。

です!!

キマッタ!!

彼は3日目の夜に帰る予定でしたが

3日目の昼頃に私が限界を迎えたので

母を呼び出し

彼を東京へ強制送還してもらいました。

ほんとにごめんね。

今後の二人のためにも。。

ひびが入らないために。。

そのあと

母に病院へ連れて行ってもらい

薬をもらって

おかゆも作ってもらい

妖怪は死ぬほどのおかゆをものすごい勢いで

吸引し、薬を飲み

「母とおかゆ、偉大なり。」

と言葉をのこし

おかゆ妖怪は目を閉じました。

そのあとはすぐ回復!

やはりこういう時に海外の方と付き合っていると

病院に連れて行ってもらうとか

どんなものが欲しいとか

難しいんだなと感じました。

つらい経験でした。

彼は全く悪くない。

まだおかゆのレシピを教えてないので

徹底的に教えなきゃ♡