徳島県の庚申塔 #14(美馬市美馬町宗重・玉振神社) (original) (raw)

徳島県美馬市美馬町字宗重の玉振神社(訪問日:2024年8月11日)f:id:nagatorowo2:20240826124340j:image宗重集落に鎮座する神社です。かつては玉振大明神と称し祀っていたとのこと。

鳥居には「安政三年丙辰年九月十八日(1856)」の紀年銘が認められます。

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狛犬一対f:id:nagatorowo2:20240826124408j:image社殿および標柱(しめばしら)。標柱は右手に「敬神愛國」、左手に「國利民福」と刻みます。f:id:nagatorowo2:20240826124405j:image境内の西側に石仏石塔の並びます。そこに境内社も鎮座しています。f:id:nagatorowo2:20240826124415j:image多数の石造物がありますが、今回は庚申塔のみ掲載します。
f:id:nagatorowo2:20240826124412j:image青面金剛庚申塔

刻銘「明治廿三年四月吉日建之(1890) / 世話人南伊之太(ほか3名略)」f:id:nagatorowo2:20240826124418j:image御尊容(立像、一面六臂、宝剣・ショケラ型、自然石龕型)、その他像容・彫像(日天月天、瑞雲、円形光背、火焔光、三叉戟、矢、宝輪、弓)f:id:nagatorowo2:20240826124359j:image三猿像

f:id:nagatorowo2:20240826124422j:image青面金剛庚申塔

刻銘「正徳四甲午年三月十九日(1714) / (連名13名略)」f:id:nagatorowo2:20240826124402j:image御尊容(立像、一面四臂、宝剣・羂索型、笠付角柱型(唐破風))、その他像容・彫像(日天月天、円形光背(?)、宝輪、戟)f:id:nagatorowo2:20240826124356j:image三猿像と二鶏像
f:id:nagatorowo2:20240826124349j:imageお気に入りの1枚。しっかりと彫り込まれた像容の庚申塔はやはり写真映えします。f:id:nagatorowo2:20240826124346j:image御神木のイチョウ。まだ葉は青いです。

玉振神社の所在地