津軽地方の庚申塔 #208(平川市八幡崎・金剛寺) (original) (raw)
青森県平川市八幡崎字宮本の金剛寺(訪問日:2023年9月16日)大字八幡崎の南方に位置する寺院です。境内の杉木立の中に複数の石仏石塔が並びます。写真左手前のものから載せます。
文字庚申塔(猿田彦大神塔)
刻銘「寛政十二庚申年八月十日(1800) / 石寄進 / 當邑講中 / 奉勧請猿田彦太神」
自然石型、彫像(日天月天、瑞雲)
刻銘「昭和三十四年五月三日(1959) / 浅原操(ほか19名略)」御尊容(立像、一面四臂、宝剣・ショケラ型、櫛型)、その他像容・彫像(日天月天、瑞雲、三叉戟、宝輪)三猿像と二鶏像
馬頭観音塔(馬頭観世音塔)
刻銘「昭和二十九秊六月十七日(1954) / 馬頭觀世音」
角柱型
馬石像。前掲の馬頭観音塔はもしかするとこの石像こそが馬頭観音と示すもの、すなわち社号標的な役割を担っているのかもしれません。正面から。勇猛に野を駆ける姿を見事に表現しています。
金剛寺の所在地