宇陀市室生ダムサイクリング スピリチュアルな龍鎮神社への行き方 榛原駅まで輪行がおすすめ (original) (raw)
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サイクルベースあさひの折りたたみ自転車、アルブレイズを購入してから3回目となるショートライド。
1回目は桜井市の談山神社まで多武峰ヒルクライム。平均勾配8.4%は自分にとって激坂過ぎました・・。
2回目は「ならクル C1 上ツ道ルート」を橿原神宮から奈良公園まで逆走。往復60kmとロードバイクなら比較的短い距離と言えるかもしれませんが、自転車の性能的にどうしても速度や乗り心地で劣る折りたたみ自転車だとそこそこ疲れる道のりとなりました・・。
とはいえアルブレイズを購入してからもうすぐ2週間、走行距離にして100kmほど走ったため今まで乗っていた27型シティサイクル(変速無し)との違いも把握できてほどよく小径車に慣れてきた頃合い。
「今なら桜井市長谷寺から宇陀市榛原までの辛い坂を越えられるんじゃ?」
と謎の自信が出てきたため今回は以前から一度行ってみたかった室生ダム近くにあるスピリチュアルなパワースポット、龍鎮神社を目的地にサイクリングすることに!
まずは長谷寺への参道入口まで自走。あぢさゐ回廊開催中に紫陽花の写真を撮影しに訪れるなどここ数か月で4~5回は同じ構図の写真を撮影したような気も(笑)。
自宅からは15kmほどと距離的には近い観光名所ですが、ここまでじっくり1時間かけてライド。この先にいくつもの坂が待ち受けてるのがわかりきっているためママチャリ並みの速度で体力と脚を温存したのが果たして後々功を奏するのか?!
長谷寺を過ぎるとそこは坂の始まりだった。
右手に見える美しい景色。日本の原風景というよりは少し秘境な感じがしないでも。
以前シティサイクルで走った際は立ち漕ぎしないとまともに進めず、心臓や肺に負担がかかり何度も足をつきながら汗だく状態で体力回復&水分補給の連続。結局宇陀市まで辿り着くことができず引き返した苦い思い出のある坂道ですが・・。
リアが11-32Tの8段変速な折りたたみ自転車アルブレイズだと座ったままのシッティング状態で無事宇陀市に到達、やはり坂で軽いギアは正義というのを実感。あと初回の試走でいきなり多武峰ヒルクライムに挑戦した成果もあったのかもしれません?
ふと背後を振り返ると結構登ってきたのがよくわかります。
事故にあわないように安全第一でゆっくり国道165号線を進んでいると、突然道がひらけて街の雰囲気に。
時間帯もあって国道165号線はそこまで混んでいませんでしたが、道路が狭い所もあるため大きな車が横を通ると結構危険。ローギアだとスピードが出ないためしっかりハンドルを握らないとふらつきやすいというのもさらに恐怖に拍車をかけていました。
折りたたみ自転車の場合、特に理由がない限り近鉄榛原駅まで輪行するのが安全だしきつい坂を登る必要もないしでおすすめかもしれませんね~。桜井駅あたりまで自走して榛原駅までの短区間を輪行でショートカットするだけでも大違いかと!
榛原まで来ると道はかなり平坦に。気をよくして更に国道165号線を走るとローソン、コーナン、スーパー(Aコープ榛原店)を発見。食料やドリンクの補給、トイレ休憩などに最適なスポットが絶妙な場所にあるのはサイクリストにとってもありがたいかも!
補給ポイントから少し進み、榛原ふれあい広場への道を右折。緑深き山々に囲まれた室生ダムのダム湖が見えてきました♪
素晴らしい景色。ついつい写真を撮影するために自転車を止めてしまいます。
ここまで結構な坂道をいくつも越えてきましたが、そのかいがあったというもの!
その後、道を間違えてグラベルロードに途中迷い込んだりしたもののタイヤがパンクすることなく室生ダム南側の道を進み目的地である龍鎮神社に到着。
行き方がわからない場合は「ならクル T13 室生寺ルート」の標識を頼りに室生ダムに沿った道を室生寺方面へと走ると辿りつけるはずですよ~。
龍鎮神社で撮影した写真。
ネットで見た神秘的な雰囲気に惹かれて今回初めて参拝しましたが、期待通りの美しい場所で大満足!時間があったら1時間くらい夢中でシャッターを切ってしまうかも。
ただスピリチュアルかつフォトジェニックなスポットとしても有名になったからか、わりと辺境の地なのに自分を含めて同時に7人も参拝していたのが驚き。
観光の邪魔になるのも問題ですし、帰りのライドもあるため今回は短時間で写真撮影を済ませて龍鎮神社を後にすることに。
夏場の景観も最高でしたが、次回は紅葉が深まり山が燃える秋の季節にまたぜひ訪れたいですね~。
後ろ髪を引かれつつも龍鎮神社から北上し室生ダム管理所横の坂道から帰路へ。
その前に室生ダム建設の碑をパシャリ。室生ダム管理所には駐車場や公衆トイレもありましたよ!
国道165号線の来た道を逆走し近鉄榛原駅を過ぎるとそこは最後の難所でした。写真ではわかりにくいですが結構な勾配の坂・・とびだし注意に加えて激坂注意だよお嬢さん!
ローギアを駆使して最後の坂を登りきれば、あとは長谷寺までほぼダウンヒル。車とスピードの出し過ぎに注意しながら爽快な気分で坂を一気に下り桜井市を抜けて明日香村方面へ。
甘樫丘の横を辿るサイクリングコースを通り日没前に帰宅しました。
宇陀市室生ダムの龍鎮神社まで往復約50km、あれだけ坂を登ったわりに脚へのダメージが一切なかったのが驚き。息が上がることも無く、変速付き折りたたみ自転車の走行性能の高さを垣間見た一日でもありましたね~。
折りたたみ自転車でこれだけ走れるならより重量が軽いミニベロやタイヤが大きいクロスバイク、ロングライドにも最適なロードバイクならどれだけ快適なんだろう・・とか考えてたらまた新しい自転車が欲しくなり自転車沼にはまりそうなのでやめておきます(笑)。
ただ体や脚に疲れは出なかったものの、真夏の日差しの中半袖で走っていたのが災いして肌がヒリヒリするくらい腕が日焼けしてしまい・・夏のサイクリングは紫外線対策が必須だなと痛感。
地元のショップやAmazonや楽天といった通販サイトでよさげなUVカットの服や紫外線対策グッズを物色する日がしばらくの間続きそう・・あれこれもしかしてもう既に自転車沼にはまってるんじゃ?!