「文豪ストレイドッグス」イケメン文豪の誕生秘話を語る朝霧カフカ、春河35インタビュー - コミックナタリー 特集・インタビュー (original) (raw)

太宰治、芥川龍之介、中島敦……さまざまな文豪がスタイリッシュな画風でキャラクター化され、「人間失格」「羅生門」「月下獣」など、それぞれキャラに対応する特殊能力を操り戦う「文豪ストレイドッグス」。ヤングエース(角川書店)にて連載されている異能力アクションバトルの第1巻が、4月4日に発売された。

刊行を記念しコミックナタリーでは、原作者の朝霧カフカと作画担当の春河35にインタビューを実施。文豪を擬人化するという特殊なキャラクターデザインの過程から、独自の中二病観についても語ってもらった。

取材・文/坂本恵 編集・撮影/淵上龍一

文豪ストレイドッグスとは

舞台は、異能の力を持った文豪たちの探偵社

文豪ストレイドッグス

孤児院を追い出された青年・中島敦は、餓死寸前のところを太宰と名乗る青年に助けられる。太宰の仕事を手伝うことになった中島は、軍や警察にも頼れない危険な依頼を専門に請け負う探偵集団「武装探偵社」に入ることに。キャラクター化された文豪たちが、凶悪事件に立ち向かう。

曲者揃いのイケメン文豪たち

文豪たちは生前の逸話や作品内容をもとにキャラクター化されており、代表作になぞらえた特殊能力を持ち合わせている。ここでは「武装探偵社」に務める文豪6人のビジュアルと、各人の能力を紹介したい。

朝霧カフカ(あさぎりかふか)

シナリオライター。テーブルトークRPGのリプレイ風動画をWEBで発表したことで人気を博し、「文豪ストレイドッグス」で商業デビュー。

春河35(はるかわさんご)

ヤングエース2013年1月号(角川書店)にてスタートした「文豪ストレイドッグス」の作画担当としてマンガ家デビュー。イラストレーターとしても活動しており、代表作に「ソラの星」(アスキー・メディアワークス)など。