映画や音楽で横浜の街がフランス文化一色に (original) (raw)

映画、音楽、ワインにチーズ！横浜の街がフランス文化一色に

2015年5月26日 23:58 3

フランス文化を多方面から楽しめる「横浜フランス月間2015」が、神奈川・横浜市内の各所にて5月31日から7月15日まで開催される。

今年で11回目の開催となるこのイベントでは映画、音楽、美術、ダンス、食といったフランスに関するさまざまなジャンルの催しを企画。会場となる横浜の街を、フランス文化で染め上げていく。

注目すべきは、本邦初公開のフランス映画を東京藝術大学馬車道校舎にて上映する「横浜シネクラブ『フレンチ・コメディ特集』」。真面目な裁判官が酔っ払って強盗の子供を妊娠してしまう「禁錮9ヶ月」、そして映画監督フィリップ・ガレルの息子、ルイ・ガレルが出演する裕福な家族の崩壊と愛を描いた仏伊合作「イタリアのある城で」というフランスでヒットを飛ばした2作品が上陸する。

さらに6月6日から7月17日までは、シネマ・ジャック＆ベティにてフランス映画特集も。上映ラインナップにはジャン＝リュック・ゴダールの監督作「アルファヴィル」やフランソワ・トリュフォーの監督作「華氏451」、ロベール・ブレッソンの監督作「やさしい女」のほか、ジャック・ドワイヨンの監督作「ラブバトル」、「ダラス・バイヤーズクラブ」の監督が贈る「カフェ・ド・フロール」など比較的新しい作品も挙げられているため、公開時に見逃した人はこの機会にぜひ。

ほかにもイベントではフレンチポップのコンサート、ワインやチーズのテイスティング、子供のためのアトリエ講座などが行われる。数々の企画から興味のあるものを見つけて、フランス文化に飛び込んでみよう。

横浜シネクラブ「フレンチ・コメディ特集」

2015年6月13日（土）神奈川県東京藝術大学馬車道校舎
料金：一般1200円 / 会員600円 / 芸大生無料 ※同日２本目は一般も600円
＜上映作品＞
「禁錮9ヶ月」開映 14:00
「イタリアのある城で」開映 16:00

シネマ・ジャック＆ベティフランス映画特集

2015年6月6日（土）～7月17日（金）神奈川県シネマ・ジャック＆ベティ
料金：一般1800円 / 大学・専門学生1500円 / シニア・高校生以下1000円 ※会員割引あり
※「アルファヴィル」「華氏451」のみ、一般1500円 / 大学・専門学生1200円
＜上映作品＞
「アルファヴィル」
「華氏451」
「やさしい女（デジタル・リマスター版）」
「ラブバトル」
「カフェ・ド・フロール」
「奇跡のひとマリーとマルグリット」
「チャップリンからの贈りもの」
「不正義の果て」
「ピクニック（デジタルリマスター版）」ほか

ジャン＝リュック・ゴダールのほかの記事

ジャン＝リュック・ゴダールの映画作品

リンク

横浜フランス月間2015 公式サイト（アンスティチュ・フランセ横浜）
シネマ・ジャック＆ベティ

※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。