立川談志が愛情たっぷりに映画を斬るエッセイ集 (original) (raw)

立川談志が愛情たっぷりに映画を斬るエッセイ集「観なきゃよかった」発売

2015年6月23日 17:30 2

多くのファンに惜しまれながらも2011年にこの世を去った落語家、立川談志。映画通でもある彼のエッセイ集「観なきゃよかった 立川談志映画時評」が、本日6月23日に刊行された。

本書は、立川が書き残した「週刊サンケイ」の連載「談志のエンドマークを斬れ!」や、「週刊文春」の星取表といった映画にまつわる論評をまとめたもの。ミュージカルを愛した彼がジーン・ケリーフレッド・アステアに捧げる思いや、スティーヴン・スピルバーグ、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟ら名だたる映画人の作品に対する批評に触れることができる。

さらに映画監督の大林宣彦、俳優の佐藤慶、映画評論家の森卓也をゲストに迎えた対談も掲載。生前、歯に衣着せぬ物言いでファンを沸かせた立川が、独特の表現で映画への愛情を示した1冊となった。

「観なきゃよかった 立川談志映画時評」

アスペクト 2015年6月23日(火)発売
著者:立川談志
価格:1944円

Scene1 ジーンとキャグニィが好きだった

「天国は待ってくれる」/「アラビアのロレンス」/「ゴッドファーザー 特別完全版」/「ゴッドファーザーPART III」ほか

Scene2 談志のエンドマークを斬れ! / 談志の星取表

「イシュタール」/「戦場の小さな天使たち」/「遠い夜明け」/「レボリューション めぐり逢い」/「ウォール街」ほか

Scene3 ああ、観なきゃよかった

ファミリービジネス」/「悲情城市」/「グッドフェローズ」/「シンドラーのリスト」/「Coo/遠い海から来たクー」ほか

Scene4 映画の友と、映画を語る

立川談志×大林宣彦 / 立川談志×佐藤慶 / 立川談志×森卓也

Scene5 わがベストテン、そしてアステア

マイベストテンと好きな映画人(洋画篇・邦画篇)/ 談志が見たフレッド・アステアほか

この記事の画像(全2件)

リンク

※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。

開始5秒で心をつかまれた「ロッキー」

1

小袋成彬、さいたま市長選挙に立候補