大映女優祭で「雨月物語」4K復元版など48本上映 (original) (raw)
映画会社・大映が製作した作品の特集上映「大映女優祭」が12月9日から1月12日まで東京・角川シネマ新宿で開催される。
2017年で75周年を迎える大映は、長谷川一夫、市川雷蔵、勝新太郎、山本富士子、藤村志保、中村玉緒など数々の俳優を輩出してきた映画会社。この特集は6月から7月にかけて開催された「おとなの大映祭」に続く第2弾で、内面の強さと外面の美しさを兼ね備えた魅力的な女性たちが登場する大映作品48本が集められた。
ラインナップには、京マチ子出演作「浮草」「雨月物語」の4K復元版、若尾文子の主演作「妻は告白する」「女は二度生まれる」、叶順子が谷崎潤一郎の小説のヒロインに扮した「鍵」「痴人の愛」などがスクリーンにかけられる。
「大映女優祭」は東京・角川シネマ新宿ほか全国で順次上映予定。そのほか秋以降、東京・ラピュタ阿佐ヶ谷、シネマヴェーラ渋谷、神保町シアター、新文芸坐といった都内名画座4館で大映作品を上映する連動企画も開催される。抽選プレゼント付きのスタンプラリーも実施予定なので、詳細を待とう。なお2018年春には「大映男優祭」と題した特集上映も開催予定だ。
大映女優祭
2017年12月9日(土)~2018年1月12日(金)東京都 角川シネマ新宿
<上映作品>
「偽れる盛装」
「しとやかな獣」
「鍵(1959年)」
「遊び」
「いそぎんちゃく」
「成熟」
「千姫御殿」
「太陽は見た」
「地獄花(1957年)」
「痴人の愛(1960年)」
「痴人の愛(1967年)」
「でんきくらげ」
「浮草(4K復元版)」
「夜の素顔」
「羅生門」
「赤線地帯」
「雨月物語(4K復元版)」
「白鷺(1958年)」
「清作の妻」
「妻は告白する」
「女系家族」
「破戒(1962年)」
「華岡青洲の妻」
「ぼんち」
「女は二度生まれる」
「山猫令孃」
「お琴と佐助」
「いとはん物語」
「お嬢さん」
「女と三悪人」
「婚期」
「最高殊勲夫人」
「千羽鶴」
「濡れた二人」
「母の旅路」
「母を求める子ら」
「夜の河」
「古都憂愁 姉いもうと」
「おさな妻」
「愛染かつら(1954年)」
「越前竹人形」
「くちづけ(1957年)」
「朱雀門」
「白子屋駒子」
「新女賭博師壷ぐれ肌」
「なみだ川」
「みだれ髪」
「雪の喪章」
前売り料金:1回券 1000円 / 5回券 5000円 ※前売り券購入者にはポストカード贈呈
当日料金:一般 1600円 / シニア、水曜サービスデー 1100円 / 学生 1000円 ※親子での来場者に限り1人1000円
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リンク
- 角川シネマ新宿 公式サイト
- 「大映女優祭」公式サイト
- 「大映女優祭」予告編
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