「マトリックス」新作にキアヌら出演、監督は姉が続投 (original) (raw)

「マトリックス」新作にキアヌ・リーヴスとキャリー=アン・モス出演、監督は姉が続投

2019年8月21日 11:33 10

「マトリックス」シリーズの最新作となる第4弾にキアヌ・リーヴスキャリー=アン・モスが出演。ラナ・ウォシャウスキー(旧ラリー・ウォシャウスキー)が同作の脚本・製作・監督を担当すると、IndieWireなどが報じた。

20年前の1999年に第1作「マトリックス」が公開され、凄腕ハッカーのネオ / トーマス・アンダーソンが、人類の命運を懸けた壮絶な戦いに身を投じていくさまを描いてきた同シリーズ。2003年には第2作「マトリックス・リローデッド」と第3作「マトリックス・レボリューションズ」が封切られ、シリーズは世界で16億ドル以上の興収を記録した。

そして新作には、過去3作に出演したネオ役のリーヴスと、トリニティ役のモスが復帰。過去作すべてを手がけてきたラナ・ウォシャウスキーも引き続き参加する。彼女とともに、ドラマ「センス8」のアレクサンダル・ヘモンとデヴィッド・ミッチェルが脚本を手がけ、「マトリックス・リローデッド」のグラント・ヒルが製作に名を連ねる。

なおラナ・ウォシャウスキーとともに過去3作を手がけた妹のリリー・ウォシャウスキー(旧アンディ・ウォシャウスキー)に関しては、新作への参加が明かされていない。ラナ・ウォシャウスキーは、米Varietyの取材に対し「リリーと私の20年前のアイデアは今につながっています。私は『マトリックス』のキャラクターと再会できてとても幸せですし、素晴らしい友人と再び仕事をするチャンスをありがたく思っています」とコメントした。

なおラナ・ウォシャウスキーらのシリーズ復帰については、2019年5月に「ジョン・ウィック」シリーズの監督チャド・スタエルスキがある取材で言及し、話題となった。スタエルスキの広報は、あくまで仮説段階の話であったことをのちに発表したが、当時彼は「もしスタントマンをやってほしいと言われたら、喜んで車に轢かれるよ」と明かしていた。また2017年には、マイケル・B・ジョーダン主演で「マトリックス」のリブートが製作されるとうわさされたが、これに代わってリーヴス主演の新作が作られることになったと思われる。

「マトリックス」第4作は2020年初頭に制作開始。なお第1作の製作20周年を記念し、「マトリックス」の4D上映が9月6日より東京・TOHOシネマズ 新宿などで行われる。

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(情報提供:Indiewire.com / IFA / ゼータ イメージ)

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