2019年興収は過去最高の2611億円、「天気の子」が1位 (original) (raw)
2019年における全国映画の概況が一般社団法人・日本映画製作者連盟の公式サイトで発表された。
「天気の子」ポスタービジュアル (c)2019「天気の子」製作委員会 大きなサイズで見る(全6件)
2019年に公開された映画は1278本で、邦画が689本、洋画が589本。2018年の公開本数は1192本だったため、前年より86本多い結果に。また、入場人員は1億9491万人で前年比115.2%。興行収入は2611億8000万円で前年比117.4%となり、興行収入による統計が始まった2000年以降の最高記録を更新した。内訳は邦画が1421億9200万円、洋画が1189億8800万円。平均入場料金は2018年の1315円から1340円に上がり、スクリーン数は3561から3583に増加した。
「アナと雪の女王2」日本版ポスタービジュアル (c)2019 Disney. All Rights Reserved.[拡大]
邦画では140億6000万円で「天気の子」、洋画では127億9000万円で「アナと雪の女王2」が興行収入1位に輝いた。邦画は93億7000万円で「名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)」、57億3000万円で「キングダム」、55億5000万円で「ONE PIECE STAMPEDE」、50億2000万円で「映画ドラえもん のび太の月面探査記」、洋画は121億6000万円で「アラジン」、100億9000万円で「トイ・ストーリー4」、66億7000万円で「ライオン・キング」、65億7000万円で「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」が続く。10億円を超えた邦画は40本、洋画は25本となった。なお2018年11月に封切られ、104億6000万円で同年のトップに輝いた「ボヘミアン・ラプソディ」の最新興行収入が131億円であることもあわせて発表されている。
興行収入のランキングは下記にて確認を。そのほか詳細は日本映画製作者連盟の公式サイトに掲載されている。
2019年興行収入10億円以上番組(邦画)
1.「天気の子」140億6000万円(東宝)※上映中
2.「名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)」93億7000万円(東宝)
3.「キングダム」57億3000万円(東宝 / ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
4.「ONE PIECE STAMPEDE」55億5000万円(東映)
5.「映画ドラえもん のび太の月面探査記」50億2000万円(東宝)
6.「マスカレード・ホテル」46億4000万円(東宝)
7.「ドラゴンボール超 ブロリー」40億円(東映)
8.「翔んで埼玉」37億6000万円(東映)
9.「記憶にございません!」36億4000万円(東宝)
10.「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」29億8000万円(東宝)
11.「コンフィデンスマンJP」29億7000万円(東宝)
12.「劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」26億5000万円(東宝)
13.「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~」22億4000万円(東宝)
14.「七つの会議」21億6000万円(東宝)
15.「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~」20億8000万円(東宝)
16.「アルキメデスの大戦」19億3000万円(東宝)
17.「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」18億2000万円(松竹)※上映中
18.「ザ・ファブル」17億7000万円(松竹)
19.「劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel]II.lost butterfly」16億6000万円(アニプレックス)
20.「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」15億6000万円(東映)
21.「十二人の死にたい子どもたち」15億5000万円(ワーナー・ブラザース)
22.「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」15億3000万円(アニプレックス)
23.「プロメア」15億円(東宝映像事業部)
24.「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」14億5000万円(アスミック・エース)※上映中
25.「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」14億2000万円(東宝)
26.「フォルトゥナの瞳」13億7000万円(東宝)
27.「人間失格 太宰治と3人の女たち」13億2000万円(松竹)
28.「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」13億円(松竹)
29.「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」12億5000万円(東宝)
29.「HiGH&LOW THE WORST」12億5000万円(松竹)
31.「Diner ダイナー」12億4000万円(ワーナー・ブラザース)
32.「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」11億7000万円(東映)※同時上映
33.「空母いぶき」11億6000万円(キノフィルムズ)
34.「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」11億4000万円(松竹)
35.「雪の華」11億2000万円(ワーナー・ブラザース)
36.「引っ越し大名!」11億1000万円(松竹)
37.「君は月夜に光り輝く」11億円(東宝)
37.「決算!忠臣蔵」11億円(松竹)※上映中
39.「コードギアス 復活のルルーシュ」10億6000万円(ショウゲート)
40.「最高の人生の見つけ方」10億5000万円(ワーナー・ブラザース)
2019年興行収入10億円以上番組(洋画)
1.「アナと雪の女王2」127億9000万円(ディズニー)※上映中
2.「アラジン」121億6000万円(ディズニー)
3.「トイ・ストーリー4」100億9000万円(ディズニー)
4.「ライオン・キング」66億7000万円(ディズニー)
5.「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」65億7000万円(ワーナー・ブラザース)
6.「アベンジャーズ/エンドゲーム」61億3000万円(ディズニー)
7.「ジョーカー」50億6000万円(ワーナー・ブラザース)※上映中
8.「シュガー・ラッシュ:オンライン」38億6000万円(ディズニー)
9.「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」30億6000万円(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
9.「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」30億6000万円(東宝東和)
11.「名探偵ピカチュウ」30億1000万円(東宝)
12.「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」28億4000万円(東宝)
13.「ターミネーター:ニュー・フェイト」23億5000万円(ディズニー)
14.「ペット2」21億6000万円(東宝東和)
15.「グリーンブック」21億5000万円(GAGA)
16.「キャプテン・マーベル」20億4000万円(ディズニー)
17.「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」18億4000万円(ワーナー・ブラザース)
18.「アクアマン」16億4000万円(ワーナー・ブラザース)
19.「アリー/ スター誕生」15億1000万円(ワーナー・ブラザース)
20.「マレフィセント2」14億円(ディズニー)
21.「グリンチ」13億2000万円(東宝東和)
22.「メリー・ポピンズ リターンズ」11億8000万円(ディズニー)
22.「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」11億8000万円(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)※上映中
24.「メン・イン・ブラック:インターナショナル」10億3000万円(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
25.「ダンボ」10億円(ディズニー)
この記事の画像(全6件)
上映スケジュール
上映スケジュールがありません
上映スケジュール
上映スケジュールがありません
情報提供:ぴあ
読者の反応
- 157
- 12
ティグレ @Masked_Tigre 2019年興行収入は過去最高の2611億円、「天気の子」「アナ雪2」が邦画・洋画で1位 https://t.co/kP7bJeriKH
関連記事
2016年映画興収は00年以降最高の2355億円、「君の名は。」などアニメが好調 170 2017年1月25日
「美女と野獣」が124億円で2017年興行収入トップに、邦画1位は「コナン」 1988 2018年1月25日
「ボヘミアン」が104.6億円で2018年興収トップ、邦画1位は「コード・ブルー」 292 2019年1月29日
「十二人の死にたい子どもたち」金ローで地上波初放送、堤幸彦によるオリジナル編集版 752 2020年1月31日
TAAF2020で「天気の子」「鬼滅の刃」が作品賞、ノイタミナ特集も決定 81 2020年2月6日
「映画 すみっコぐらし」ソフト発売、特典にひよこ?ぬいぐるみセットや小冊子 126 2020年2月16日
「翔んで埼玉」武内英樹がブルーリボン作品賞に「狐につままれた気持ち」 265 2020年2月19日
「翔んで埼玉」の再上映が決定、東京・埼玉の4劇場で実施 1229 2020年2月22日
「メン・イン・ブラック」シリーズ全4作をWOWOWで一挙放送 68 2020年3月9日
映画館の新型コロナウイルス感染予防対策、全興連の副会長が“3密”軸に説明 298 2020年5月28日
2020年映画興収は前年比54.9%で1432億円、「鬼滅の刃」が約22%占める 288 2021年1月27日
2021年映画興収は邦画が約8割の過去最高シェア、洋画の落ち込み顕著 332 2022年1月25日
2022年邦画興収はアニメ3作品が100億円超え、洋画興収は前年比で約2倍に 175 2023年1月31日
関連商品
タグ
リンク
- 一般社団法人日本映画製作者連盟 公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。