「Mank/マンク」ゴールデングローブ賞で最多ノミネート (original) (raw)
第78回ゴールデングローブ賞映画部門のノミネート作がアメリカ現地時間2月3日に発表された。
ドラマ部門の作品賞や主演男優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞、作曲賞と最多6部門にノミネートされたのは、脚本家のハーマン・J・マンキーウィッツが「市民ケーン」を生み出すまでを描いた「Mank/マンク」。そのほかドラマ部門では認知症の父とその娘の絆を描く「ファーザー」、現代のノマド(遊牧民)として季節労働の現場を渡り歩く女性を主人公とする「ノマドランド」、ベトナム戦争反対デモの首謀者として起訴された男たちの裁判を描いた「シカゴ7裁判」などが作品賞候補になっている。
ミュージカル / コメディ部門では、「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」が作品賞、主演女優賞、主演男優賞の3部門でノミネート。ディズニーの「ハミルトン」やタイムループラブコメディ「パーム・スプリングス」、プロムへの参加を禁じられた女子高生カップルと落ち目の舞台俳優の人生が交錯する「ザ・プロム」も作品賞にノミネートされた。
第78回ゴールデングローブ賞の授賞式は現地時間2月28日に開催。
第78回ゴールデングローブ賞ノミネーション(映画部門)
作品賞(ドラマ部門)
「ファーザー」
「Mank/マンク」
「ノマドランド」
「Promising Young Woman(原題)」
「シカゴ7裁判」
主演女優賞(ドラマ部門)
ヴィオラ・デイヴィス「マ・レイニーのブラックボトム」
アンドラ・デイ「The United States vs. Billie Holiday(原題)」
ヴァネッサ・カービー「私というパズル」
フランシス・マクドーマンド「ノマドランド」
キャリー・マリガン「Promising Young Woman」
主演男優賞(ドラマ部門)
リズ・アーメッド「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ」
チャドウィック・ボーズマン「マ・レイニーのブラックボトム」
アンソニー・ホプキンス「ファーザー」
ゲイリー・オールドマン「Mank/マンク」
タハール・ラヒム「The Mauritanian(原題)」
作品賞(ミュージカル / コメディ部門)
「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」
「ハミルトン」
「Music(原題)」
「パーム・スプリングス」
「ザ・プロム」
主演女優賞(ミュージカル / コメディ部門)
マリア・バカローヴァ「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」
ケイト・ハドソン「Music」
ミシェル・ファイファー「French Exit(原題)」
ロザムンド・パイク「I Care a Lot(原題)」
アニヤ・テイラー=ジョイ「Emma.(原題)」
主演男優賞(ミュージカル / コメディ部門)
サシャ・バロン・コーエン「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」
ジェームズ・コーデン「ザ・プロム」
リン=マニュエル・ミランダ「ハミルトン」
デヴ・パテル「どん底作家の人生に幸あれ!」
アンディ・サムバーグ「パーム・スプリングス」
アニメ映画賞
「The Croods: A New Age(原題)」
「2分の1の魔法」
「フェイフェイと月の冒険」
「ソウルフル・ワールド」
「ウルフウォーカー」
外国語映画賞
「Another Round(英題)」(デンマーク)
「ラ・ヨローナ ~彷徨う女~」(グアテマラ、フランス)
「これからの人生」(イタリア)
「ミナリ」(アメリカ)
「Two of Us(英題)」(フランス、アメリカ)
助演女優賞
グレン・クローズ「ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-」
オリヴィア・コールマン「ファーザー」
ジョディ・フォスター「The Mauritanian」
アマンダ・サイフレッド「Mank/マンク」
ヘレナ・ゼンゲル「この茫漠たる荒野で」
助演男優賞
サシャ・バロン・コーエン「シカゴ7裁判」
ダニエル・カルーヤ「Judas and the Black Messiah(原題)」
ジャレッド・レト「The Little Things(原題)」
ビル・マーレイ「オン・ザ・ロック」
レスリー・オドム・ジュニア「あの夜、マイアミで」
監督賞
エメラルド・フェネル「Promising Young Woman」
デヴィッド・フィンチャー「Mank/マンク」
レジーナ・キング「あの夜、マイアミで」
アーロン・ソーキン「シカゴ7裁判」
クロエ・ジャオ「ノマドランド」
脚本賞
エメラルド・フェネル「Promising Young Woman」
ジャック・フィンチャー「Mank/マンク」
アーロン・ソーキン「シカゴ7裁判」
フロリアン・ゼレール、クリストファー・ハンプトン「ファーザー」
クロエ・ジャオ「ノマドランド」
作曲賞
アレクサンドル・デスプラ「ミッドナイト・スカイ」
ルドウィグ・ゴランソン「TENET テネット」
ジェームズ・ニュートン・ハワード「この茫漠たる荒野で」
トレント・レズナー、アッティカス・ロス「Mank/マンク」
トレント・レズナー、アッティカス・ロス、ジョン・バティステ「ソウルフル・ワールド」
主題歌賞
「Fight for You」(「Judas and the Black Messiah」)
「Hear My Voice」(「シカゴ7裁判」)
「Io si (Seen)」(「これからの人生」)
「Speak Now」(「あの夜、マイアミで」)
「Tigress & Tweed」(「The United States vs. Billie Holiday」)
※「Io si (Seen)」のiはアクサングラーヴ付きが正式表記
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