映画監督ノーマン・ジュイソンが97歳で死去 (original) (raw)
「屋根の上のバイオリン弾き」などで知られるカナダ出身の映画監督ノーマン・ジュイソンが、1月20日に死去したとIndieWireなどが報じた。97歳だった。
1926年にカナダ・トロントで生まれたジュイソンは、大学を卒業後、テレビドラマの監督を経て、1962年に「40ポンドのトラブル」で長編映画監督デビューした。1967年の「夜の大捜査線」は第40回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞を含む5部門で受賞。シェールとニコラス・ケイジの共演作「月の輝く夜に」は、第60回アカデミー賞で主演女優賞など3部門に輝いた。そのほかの監督作に「ジーザス・クライスト・スーパースター」「ローラーボール」「ザ・ハリケーン」などがある。
ジュイソンは、自身の多くの映画でプロデュースも手がけた。その功績を讃えられ、1998年のアカデミー賞ではアービング・G・タルバーグ賞を受賞している。1988年には映画、テレビ、デジタルメディアの専門学校としてトロントにカナディアン・フィルム・センター(CFC)を設立し、カナダの映画文化の発展に尽力。また2010年には、全米監督協会から生涯功労賞が授与された。
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(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)
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