グー・シャオガン監督作「西湖畔に生きる」9月公開 (original) (raw)

「春江水暖~しゅんこうすいだん」のグー・シャオガン(顧曉剛)による長編2作目「西湖畔(せいこはん)に生きる」が9月27日に公開されるとわかった。

本作は中国茶・龍井茶の生産地として有名な西湖のほとりに暮らす母子が、あるきっかけでマルチ商法の地獄に落ちていく物語。仏教の故事で、釈迦の十大弟子の1人である目連が地獄に落ちた母親を救おうとする「目連救母」からインスパイアされている。原題は「草木人間」。

母を救い出そうと奮闘する息子をドラマ「長歌行」のウー・レイ(呉磊)、天上のように美しい茶畑で働く母をドラマ「清越坊の女たち~当家主母~」のジアン・チンチン(蔣勤勤)が演じた。ジアン・チンチンは本作で第17回アジア・フィルム・アワードの最優秀主演女優賞を受賞。出演にはチェン・ジェンビン(陳建斌)、ワン・ジアジア(王佳佳)も名を連ねた。音楽は「花様年華」「陰陽師」で知られる梅林茂が担当している。

西湖畔に生きる」は東京・新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次ロードショー。ムヴィオラ、面白映画が配給を担当する。

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