【暮らし】初めてのぬか漬け作り。初心者にオススメのぬか床3選! (original) (raw)

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日本食に欠かせないお漬物。

品数が足りないなーという時にもお漬物があれば嬉しいですよね。

数ある漬物の中でも、ぬか漬けはぬか床作りが難しかったり、温度管理や頻繁にかき混ぜる必要があったりと、大変そうなイメージから、なかなか挑戦できなかった方もいるのではないでしょうか?

今回は初心者でも簡単に作れるぬか漬けの作り方とオススメのぬか床を紹介します。

今は冷蔵庫で保存できるもの、頻繁にかき混ぜなくていいものなど、初心者でも簡単にぬか漬けを作れる商品がたくさんあります。ぬか漬けを作ってみたいけど、初心者だから不安。という方は、ぜひこの記事を読んで気軽に挑戦してみてくださいね♪

ぬか床とは

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玄米を精米する時に出る外皮の『ぬか』に、水や塩を混ぜて発酵させたものがぬか床です。

ぬか床には乳酸菌や酵母菌などが豊富に含まれていて、これらの菌が増殖を繰り返すことにより、ぬか床に漬けた野菜に旨みが加わります。

ぬか漬けの栄養

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ぬかにはビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。

このぬか床に野菜を漬けることで、旨みだけでなく栄養素も吸収されます。生野菜と比較すると、ぬか漬けの方がビタミン・カリウム・カルシウムなどの栄養素が増加します。

特に、糖質をエネルギーに変える働きを促す**ビタミンB1、脂質の分解を助けて、皮膚や粘膜を健やかに保つ働きをするビタミンB2、抗酸化作用に優れ、肌や血管の老化を防ぐビタミンE**が増加します。

また、発酵食品であるぬか漬けは、乳酸菌・酵母菌・酪農菌も多く含まれていて、これらの菌は腸内環境を整え、免疫力向上に貢献してくれます。

おいしいだけじゃなく、栄養豊富で健康的に野菜を食べられるのは魅力的ですよね♪

ぬか床の作り方

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ぬか漬けを作るためには、野菜を漬けるぬか床が必要です。

基本的なぬか床作りに必要な材料は、ぬか・水・塩・捨て漬け野菜の4つのみ。

旨みや風味を出すために、昆布・干し椎茸・柑橘の皮を加えたり、唐辛子や山椒の実をいれることもあります。

【材料】

●ぬか 1kg

●水 1L

●塩 120g

●昆布 1枚(10cm×10cm程度のもの)

●赤唐辛子 2本

●山椒 ひとつまみ

●捨て漬け用野菜1回分 100g(大根・キャベツ・人参など)

【作り方】

①大きめの容器にぬかと塩を入れて混ぜ合わせる。

②水を少しずつ加えながら、味噌ぐらいの硬さになるまで混ぜる。

③保存容器の底に➁のぬか床を半分入れて平らにならす。

④捨て漬け用の野菜・昆布・赤唐辛子・山椒を加え、上から残りのぬか床を重ねる。

⑤空気を抜くように表面を平らにして抑え、蓋をして涼しい場所で保管する。

⑥3〜4日後、捨て漬け野菜の表面についたぬかと水分を絞って取り出し、新しい捨て漬け用の野菜を加える。この時に昆布も取り出しておく。(3〜4日おきに捨て漬け野菜の交換を行う)

20日ほど経って発酵した匂いがしてきたら、ぬか床の完成。

【注意点】

捨て漬け期間中の10日間は1日2回、底からしっかり混ぜ、次の10〜20日間は1日1回のペースで混ぜます。

捨て漬け野菜を交換する時、野菜表面についたぬかはぬか床に戻し、野菜の水分をできるだけ絞ってから捨てるようにしましょう。漬け野菜からでた水分はおいしいぬか床作りには欠かせません。

初心者には『熟成ぬか床』がオススメ

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ぬか床作りから始めると、手間と時間がかかるので、初心者の方は「やっぱりぬか漬け作りはやめておこうかな。。。」と諦めたくなるかもしれません。

でも待ってください!!

最近では買ってすぐに野菜を漬けられる『熟成ぬか床』がたくさん売られているので、面倒なぬか床作りを省略できるんです♪

しかも、冷蔵庫で保管できて、かき混ぜの頻度は1週間に1度でOKという、お手入れ簡単なぬか床もあります。これなら初心者でも安心して気軽に挑戦できますよね♪

初心者にオススメの熟成ぬか床3選

樽の味 熟成ぬか床スタンドパック

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和歌山の老舗漬物屋が販売している本格的なぬか床で、LDKのベストバイにも選ばれています。

毎日のかき混ぜが必要な商品ですが、味がおいしいとの口コミが多く、100%国産原料で作られた無添加のぬか床で、180日以上かけて発酵させ、原材料に果物の皮やきなこが加えられているので、旨みと風味を感じられます。

袋の中に直接野菜を入れて漬けることができ、常温と冷蔵の両方で保存可能です。

無印良品 発酵ぬかどこ

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SNSでバズったことのある人気商品。

チャック付きの袋の中に直接野菜を入れて、冷蔵庫で保管します。毎日かき混ぜる必要がなく、1週間に1度かき混ぜるだけでいいので、初心者やズボラさんでも手軽に作れますよ。

コーセーフーズ 冷蔵庫で育てる熟成ぬか床

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袋に直接野菜を入れて冷蔵庫で保存するタイプのぬか床で、1kgあたりに10億個もの植物性乳酸菌が含まれています。

かき混ぜの頻度は3日に1回程度でよく、野菜ごとの漬け方やぬか床の保存方法などが詳細に書かれたガイドブックがついているので、初心者でも安心して始められます。

無印良品『発酵ぬかどこ』を使った感想

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私は初めてのぬか床に無印良品の発酵ぬかどこを選びました。

袋を開けた瞬間、酸っぱいビールのような匂いがしたので、本当においしく漬けられるのか、少し不安になりました。

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漬けた野菜はきゅうりと大根とにんじん。それぞれ漬け時間が違うので、大根とにんじんを先に漬けて、後からきゅうりを足しました。

作り方は、袋に入っているぬか床の中に野菜を入れて、冷蔵庫に入れるだけなので、本当に簡単でした。

味はにんじんはおいしく感じたのですが、きゅうりと大根は思っていたよりも酸っぱくて、最初に香ってきたビールのような香りがほのかに残っている感じ。

夫はおいしいと食べていましたが、ビールが苦手は私にはちょっと合わないかな。。というのが最初の印象。

でも、3回ほど野菜を漬けた後、酸味やビールのようなか香りが弱まって、おいしく感じるようになりました☺︎

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味の好みは人それぞれなので、正解はありませんが、私は記載されている漬け時間の目安よりも少し短めに漬けるのが好みでした。

ぬか漬けを作り続けると、もう少し塩味を強くしたいな、柑橘の風味を入れたいな、と自分好みのぬか床を作りたくなってきますよ♪

ぬか床に関するQ&A

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Q:かき混ぜずに放置するとどうなるの?

A:ぬか床の菌のバランスが崩れて味が落ちたり、変な匂いがしたりします。長期間放置するとカビが生えて腐ってしまいます。

Q:旅行などで長期不在にする場合はどうするの?

A:商品によって異なりますが、特別な記載がない場合は、1週間程度であれば冷蔵庫、1週間以上であれば冷凍庫で保管します。

さいごに

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ぬか漬けはビタミンや乳酸菌など、体に良い栄養素がたくさん含まれています。

ぬか床のお手入れは大変そうと思われがちですが、今では初心者でも簡単に扱えるぬか床がたくさんあります。

ぜひこの機会にチャレンジしてみてくださいね♪