千葉近郊ベビーカー外出(真夏) (original) (raw)

夏の炎天下でも外出した〜い!しかし5ヶ月の乳幼児を連れて外出となると、屋根のない屋外は厳しい。行く先を探して検索するも、わたしの検索技術の問題かもしれないが、アウトレットだったり、自力歩行を前提とした2歳くらいからが対象だろうな〜という場所しかヒットしない。

ということで、授乳室、エレベーターのある場所で自分が行きたい場所に行ってみた結果をまとめておく。関東近郊、特に千葉周辺で、ベビーカーの乳幼児と一緒に出かける先を探している人の参考になれば幸いです。現在までに行った場所は下記の4箇所。

・葛西臨海水族館

・大洗水族館

茨城県自然博物館

国立歴史民俗博物館

【葛西臨海水族館】

大きなクロマグロが高速で泳ぎまくっている水槽が有名な水族館。出入口にある大きなガラスドームと噴水が好き。わたしが子供の頃からあるのでかなり年季は入っているけど展示は時々リニューアルされていて楽しい。子供は、どの程度見えてるのかわからないけど、生まれて初めての巨大水槽に目を丸くしていた。水槽というよりも、水と通してゆらめく光をみていたのかもしれない。

館内にはスロープもエレベーターも設置されている。ただ、そこそこ混雑する日(土日祝)はベビーカーで移動するには通路は暗く少し狭いが、大変と言うほどではない。空調もきちんと効いている。

授乳室はママロというボックスタイプの個室。畳一畳分の広さの中にソファが設置されている。お湯や水はないので自分で水筒を持ってくる必要がある。ボックス内に空調はなく、天井に開いた穴から外気を取り入れるだけなので、若干暑い。

周辺は海に面した大きな公園になっている。通路も整備されているので真夏でなければ散歩に向いている。小さな遊園地やめちゃでか観覧車もある。有料駐車場あり。駅から徒歩10分程度。アクセスはよし。

【大洗水族館】

サメで有名な水族館。サメは生体も標本も骨もとにかくたくさんいる。シャークダディ(架空の人物)の蒐集室というていで展示されている世界中のサメの標本が楽しい。全体的に展示方法にテーマ性を感じて、凝っていて好き。

スロープもエレベーターも設置されている。ただエレベーターはバックヤードにあるものではないので、一般のお客さんの利用も多く、ベビーカーはたまに乗れないこともある。別に待つと言っても5分もないけど。通路は狭くはないけどそこまでお客さんでぎゅうぎゅうということがないので困らない。一つ一つの水槽がそこそこ大きいので、間近によらなくても見れるのが嬉しい。

授乳室はママロ。お湯はお食事コーナーに置いてあるポットを使っていいらしい。ただ場所が少し離れているので自分で水筒を持って行ったほうが楽。無料駐車場が隣接されている。

水族館から車で10分程度のところに、わたしが大好きなめんたいパークがある。これでもかというほどに明太子が乗った丼やおにぎりが食べられるのでおすすめです。

茨城県自然博物館

マンモスや首の長い恐竜のとてつもなく大きい骨格化石(レプリカ)や自然のジオラマ、剥製などが多数展示されている。標本だけじゃなくて結構リアルに動く恐竜のロボットなんかもある。メタセコイアを館内に設置しているくらい天井が高くて開放感がある。宇宙コーナーなど、多少古めかしい展示もあるけど、とにかく展示物の量が多いのできっと好きなものが見つかる。ちゃんと見て回ったら半日はかかりそうなくらい広い。スロープもエレベーターも完備されている。通路も広く移動は困らない。

授乳室は専用のそこそこ広い部屋がある。ソファが何台か置かれており、絵本もある。流し台もあり、手洗いやミルクの温度を冷やすのに使える。ポットなどはないため水筒は持っていく。

東京ドーム3.5倍の広大な野外施設がある。夏場でなければいいかも。ベビーカーでは回っていないのでよくわからない。無料駐車場あり。

国立歴史民俗博物館

民俗学や考古学の資料のほかに、時代ごとにテーマ分けされた生活や文化の展示がある博物館。わたしはここの民俗学の展示室が大好き!色んな地方の神様や妖怪、お祭りやお祝いなどの儀式について展示されています。かなり迫力のある「オニンギョウサマ」が渋くて大きくて怖くてかっこいい。時代ごとの展示室の方も、マネキンだけじゃなくて居住区が等身大サイズで再現されてたりしてる。昭和展示室にある「団地の暮らし」の展示が、わたしの住んでいる古い社宅に激似でいつもいくたびに笑ってしまいます。わたしは昭和に生きている。

授乳室も用意されているそうで、頼めば使えるみたいですが使わなかったので中はよくわからない。上下の移動はバックヤードにあるエレベーターを使う。使う時は係員さんの案内が必要だけど、国立の施設なだけあってどの展示室にも必ず係員さんがいるし、こちらから声掛けせずとも、エレベーターが必要な場所になると必ず彼方から声掛けしてもらえた。気遣いがすごくありがたかったです。

上記3つの施設に比べ、対象年齢が高いからかすごく静かで赤子が泣いたら…とヒヤヒヤすることもあったが、ソファが設置された休憩用のホールとか、広々とした外階段の広場とかにつながるドアとかががちょくちょくあるので、そこまで心配することもないと思う。無料駐車場あり。

いくつかの施設で授乳室を使ってみて思ったのが、ママロは綺麗だし完全に個室だから完母の人にはとても向いてると思うが、完ミの人間としては茨城県自然博物館のように流し台がある部屋だととても助かるなあと思った。でもおそらく休憩室か何かを潰してもらって授乳室に割り当ててもらったのだと思うので、贅沢は言うまい。

博物館、水族館系はエレベーターやスロープが大体は完備されていてベビーカーで動いて困ることはあまりなかった。小さな水槽にお客さんが集合していて、ベビーカーでは入って行けず見れない、などもたまに発生するが、そもそも普段から人混みに突入してまで見るガッツはないので気にならない。

乳幼児を連れてあちこちいくことについては色々意見があるが、わたしは車で1時間以内でそこまで賑やかではなくぎゅうぎゅうの人混みを通るわけでもないのなら行っていいんじゃないかと思っている。定期的に同じところに行って、家族写真を撮りたいな。朝顔の観察日記みたいな気持ちで。

またどこか行ったときは記録をつけたいと思います。