10月4日のブログ「裏千家の靖国神社献茶式、パナソニック労組の方へ講話など」 (original) (raw)

今朝は午前4時半に起床して、午前4時45分からいつものユックリとした5キロのジョグ。


↑ 今朝の江ノ島

いつもより1時間早い時間に走るだけで、海岸沿いの風景もガラリと変わり、視界が狭い分、海の波音が怖いくらいに響きます。

松下幸之助・塾主の言葉をお借りすれば、「万物流転」・「生成発展」を感じます。

部屋に戻って、ジョグウェアを手洗いして、洗濯機で脱水だけして乾燥機へ。

久しぶりにスーツ・ネクタイ姿で、午前5時45分過ぎに政経塾を出発。

昨日のブログで書いた通り、裏千家の千玄室・大宗匠靖国献茶式に参列するため靖国神社へ。

午前7時45分前に、茶道のご指導をいただいている加藤陽子・先生と45期生と合流。

私が塾生時代から靖国献茶式は行われているそうですが、塾生当時は参加することがありませんでした。

千玄室・大宗匠のご到着からお出迎えをしたのですが、松下政経塾の塾生と分かった途端、大宗匠から一人ひとり声をかけていただき、激励をいただきました。

これだけで、ホントに恐縮至極。

30年前、京都裏千家今日庵にて、当時、お家元でいらっしゃった大宗匠とお会いしたことがあります。

何回かブログにも書きましたが、お家元の後ろに掛かっていた軸は「主人公」。

軸にかかっている言葉としては(変わった言葉だな)と感じたのですが、お家元から「あらゆる人は、「主人公」として自分の人生を歩む」というお話をお聞きしたことを、今でも鮮明に覚えています。

今日は大宗匠に思い出話をお話しする機会はなかったのですが、「主人公」をずっと頭に置いていました。


↑ 大宗匠と一緒に写真も撮っていただきました

濃茶席・薄茶席・立礼席とすべて大宗匠とご一緒させていただき、献茶式も前列に席を準備いただきました。

とにもかくにも大勢の方が参加していらっしゃる中で、松下政経塾というだけで特別な扱いをいただき、本当に恐縮です。

これも松下幸之助・塾主のお陰なので、改めて感謝を申し上げるとともに、塾生には自分たちが偉いわけでもなんでもないので、勘違いだけはしてもらいたくありません。

献茶式では靖国神社の拝殿にて、大宗匠が濃茶・薄茶を点てられ、戦没者の御霊に捧げられました。

拝殿に座っていると、何度か風が殿内を吹き抜けたのですが、大宗匠にお茶を点ててもらったことを、特攻で命を亡くされた大宗匠の戦友の皆さんが喜んでいらっしゃるように感じました。

その後、本殿にも上がらせていただき、英霊の御霊に対して衷心より哀悼の誠を捧げました。

最後に、大宗匠をお見送り。

その後、辻堂駅まで戻り、遅めの昼食。

政経塾に戻り、汗だくになった服を着替え、シャワーを浴びて職場へ。

午後4時半から、来塾研修にいらっしゃったパナソニック労組の方に講話を1時間。

終了後、辻堂駅前の居酒屋に場所を移して、そのまま労組の皆さんと懇親会。

市長時代の話や、企業や政経塾での人材育成について意見交換。

最後はバスで帰塾。