【ネタバレ】スクール・ウォーズ<デジタルリマスター版>▼第14話 一年目の奇跡 (original) (raw)

TBS 1985年1月12日

あらすじ

イソップ(高野浩和)の死に滝沢(山下真司)も部員たちも落胆。そして、川浜高校と相模一高との宿命の試合が始まる。試合終了間際、川浜は初勝利のチャンスを迎えるが…。

第14回 一年目の奇跡

2024.10.16 BS-TBS録画

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滝沢賢治:山下真司

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滝沢節子:岡田奈々

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山崎加代:岩崎良美

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甘利信之:三浦浩一

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江藤桂一:谷村昌彦

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大木大助:松村雄基

富田圭子:伊藤かずえ

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勝又欣吾:倉石功

森田光男:宮田恭男

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野田文義:大石吾朗

竹村司:佐原健二

奥寺俊也:北村総一朗

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木村康信:辻萬長

奥寺康代:久保田民絵

内田勝:宮田州

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三上謙介:小川隆市

柳俊子:松井きみ江

奥寺浩(イソップ):高野浩和

滝沢ゆかり:間下このみ

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玉川成治:佐藤弘

田村二郎:片桐肇

和久田澄夫:並木信三

星高彦:武藤大助

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丸茂良三:松本誠一

高杉克之:柿島伸次

佐野孝広

池谷健

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山城晋平:下川辰平

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内田玄治:坂上二郎

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下田大三郎:梅宮辰夫

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脚本:長野洋

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「落ちこぼれ軍団の奇跡」

馬場信浩 著

光文社「カッパノベルズ」より

スクール・ウォーズ~落ちこぼれ軍団の奇跡~ (光文社文庫)

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音楽:菊池俊輔

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ナレーター:芥川隆行

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主題歌「ヒーロー」

歌:麻倉未稀(キング・レコード)

ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO

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監督:山口和彦

病室

「イソップ、死ぬんじゃないぞ」と賢治が呼びかけたが、イソップこと奥寺浩は16年という短い生涯を終えた。

グラウンド

ラグビー部員たちは相模一高との試合に臨む。

制服に着替えて川浜高校を出る部員たち。大木は試合までは行くと加代に言って学校に残った。

大木とイソップの中学時代のエピソード

歩道橋の上でケンカをしていた大木を止めるイソップは、ケンカを止めた理由を大木をかわいそうだと言い、大木を怒らせた。いつも寂しそう、僕と同じ寂しい人間だとイソップは言う。イソップは体が弱く、周囲の人間から同情されてる、馬鹿にされてると吐き捨て、そのことで大木と仲良くなった。

イソップは滝沢賢治がいるから川浜高校に行きたい、高校に入ったらラグビー部に入ると大木に話した。大木は高校に行く気はないと言うが、イソップは一緒に高校に行きたい、一緒に受験勉強をしようと誘った。

まだ校門前にいた大木に大三郎が声をかけた。イソップの話をした後、大三郎に殴ってくれと頼み、殴られた。大三郎のバイクで試合会場へ。

勝又監督はイソップのことは知っているけど、そのことで同情はしないと賢治に言い、大木が到着すると、「始めましょうか」と言う。ここでオープニング。

試合が始まる頃、イソップの告別式の準備も行われていた。イソップの遺影に手を合わせる節子。玄治は市会議員として花を出し、内田もお焼香をした。一種の選挙活動ね。

グラウンド

川浜高校の気合いは凄まじく、相模一高も苦戦した。

大木がイソップに言う「分かるぅ?」がかわいい。イソップはラグビーに一人のヒーローはいらないと大木に言う。

前半終わって10-0。負けていてしょげている部員たちに加代は檄を飛ばす。賢治はイソップが泣くぞと部員たちを鼓舞した。部員の中にすごく大きい人がいるな。

以前、取材に来た木村が再び試合を見に来た。

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トライは決めたけど、ゴールは決まらない…ルール全然分かってない。でも4点は入った。

告別式にいる先生たちに4点入ったと報告する甘利先生。イソップの母は泣き出し、節子が別室に案内した。内田は試合が見たくてウズウズし、玄治と共に会場に向かい、大三郎も店を閉めてバイクを飛ばした。ノーヘル!

丸茂がトライを決め、ここでゴールを決めれば同点というとき、森田はまたもゴールを外し、試合の流れが変わった。相模一高はペナルティゴールを決め、13-8。

これまでか、と思う先生たち。節子は絶対勝つと言う。

スクラムを組んでいた大木にイソップの顔が見え、大木がトライを決めた。キッカーを変えたほうがいいんじゃないかと言う木村だったが、賢治は森田に任せた。森田は大木から東都体育大との試合では決めたじゃないですかと言い、森田もその時のことを思い出し、ゴールを決めた。

試合は13-14で川浜高校の勝利!

告別式にいる先生たちは試合のことばっかり気にしてていいの!?

試合後、勝又監督は負けましたと賢治と握手し、明日の葬儀には出席することを伝えた。

その夜、賢治や部員たちはイソップのそばでお寿司をつまみながら試合の話をして大はしゃぎ。イソップの父は賑やかにしてほしいと頼んだ。

一人出ていく大木に節子は泣きたいときは泣きなさいと言い、大木はチクショーと泣き叫ぶ。

翌日の葬儀では賢治が弔辞を読み、加代がユニフォームとラグビーボールを棺に入れた。

居酒屋・太楼で飲む賢治と山城校長。本当の闘いはこれからだと賢治は決意を新たにする。

目標が打倒・相模一高から全国大会出場に変わった。ポールには“イソップ”と書かれていた。(つづく)

大木とイソップの感じ…いい! 賢治が赴任して2年…森田は3年生になれるのか!?