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アンサンブル・フィルムージカ・トウキョウ 特別演奏会
ウィーンからの贈り物
タマーシュ・ヴァルガの超絶技巧
C.P.E.バッハのチェロ協奏曲全曲を一夜で演奏
サントリーホール ブルーローズで贅沢なひとときを!
アンサンブル・フィルムージカ・トウキョウ
2024年3月18日
本日は、素敵な演奏会情報をお届けします!
世界の名門**ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のソロチェリストにして、ソリストとしても世界で活躍しているタマーシュ・ヴァルガが、5月26日夜にサントリーホール ブルーローズ(小ホール)でアンサンブル・フィルムージカ・トウキョウと5回目の共演を果たします。この特別な夜に披露されるのは、カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ(C.P.E.バッハ)のチェロ協奏曲全曲(3曲)です。日本では滅多に実現できない貴重な機会です。ファンタジーあふれる音楽的表現と超絶技巧が魅力の秘曲**を存分にお楽しみいただく機会になるかと存じます。すべての音に生命を吹き込むヴァルガの美音は、必ずや聴衆の心を魅了するでしょう。
◼️この機会を逃すと次にいつ聞けるかわからない貴重なプログラム!
C.P.E.バッハは、父ヨハン・セバスチャン・バッハが確立したバロック音楽を基礎としつつも、父の友人でカールの名付け親にもなったゲオルグ・フィリップ・テレマンと共に聴き手の情緒をゆり動かす作品を次々に作曲します。さらに、**ヴィオラやチェロにソロ楽器としての活躍の場をつくり、宮廷や教会に閉じられていた演奏会を一般市民向けに公開して、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンに代表されるウィーン古典派を生み出す**決定的な役割を担いました。
このたびはヴァルガ本人の発案により、**C.P.E.バッハのチェロ協奏曲全曲を一晩で演奏することで作曲家の魅力を余すところなく伝えるべく、この公演の企画が生まれました。名付け親のテレマンの「ドン・キホーテのブルレスケ」もとても楽しく、時代の空気をブルーローズに満たしてくれる傑作**です。この機会を逃すと、次にいつ聞けるかはわからない貴重なプログラムです。
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
日時:2024年5月26日(日)
- 開場: 18:30 / 開演: 19:00 / 終演: 21:00(予定)
プログラム:
- ゲオルグ・フィリップ・テレマン:組曲「ドン・キホーテのブルレスケ」 TWV55:G10
- カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ:チェロ協奏曲変ロ長調 Wq.171/H.436
- カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ :チェロ協奏曲イ短調 Wq.170/H.432
- カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ :チェロ協奏曲イ長調 Wq.172/H.439
出演者:
- チェロ独奏:タマーシュ・ヴァルガ(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ソロチェリスト)
- 管弦楽:アンサンブル・フィルムージカ・トウキョウ ※指揮者なし
後援:一般財団法人日本チェロ協会
チケット販売情報:
- 自由席(2,000円)
- 販売:TEKET(https://teket.jp/8821/30469)
注意事項:
- 5歳未満のお子様の入場はご遠慮いただいております。
お問い合わせ先:
◎独奏者プロフィール:
タマーシュ・ヴァルガ(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ソロチェリスト)
1969年ブダペストに生まれたタマーシュ・ヴァルガは、20年以上にわたってウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のソロチェリストを務めており、この楽団でのソロ演奏はヴァルガの輝かしい演奏キャリアのハイライトのひとつと言える。その中でも傑出しているのが、クリストフ・エッシェンバッハ(2005/2006)指揮によるシューマンのチェロ協奏曲、ズービン・メータ(2009)指揮によるリヒャルト・シュトラウスの「ドン・キホーテ」、アンドリス・ネルソンス(2017)指揮によるドヴォルジャークのチェロ協奏曲ロ短調の演奏で、いずれも絶賛を浴びている。2018/2019年度は、コンサートマスターのアルベナ・ダナイローヴァ、また、世界に名を馳せるピアニスト、ルドルフ・ブッフビンダーとともに再びアンドリス・ネルソンスの指揮の下、ベートーヴェンの三重協奏曲を演奏。ヴァルガは、世界の各大陸でソロ奏者として演奏しており、アダム・フィッシャー、小澤征爾、ジュゼッペ・シノーポリ、ピンカス・スタインバーグ、マイケル・ティルソン・トーマスなどの著名な指揮者と共演している。ヴァルガはティルソン・トーマスと同様、自らの根本的な責務のひとつは、知識と経験を若い世代の音楽家たちに受け渡すことであるとの確信を抱いている。ヴァルガは、世界中各地でマスタークラスを開催しており、近年はオーストラリア、中国、ベトナム、日本そしてアメリカ(ニューヨーク、バークリー、マイアミ、シカゴ)を訪れている。最先端のテクノロジーを駆使し、また、インターネット経由でも教鞭をとっている。シドニーでYouTube交響楽団のチェロ部門を指導したことも、ヴァルガにとって新しい挑戦と言えよう。グスターボ・ドゥダメルの招待を受けてのチリとベネズエラの国立青年オーケストラによる2018年の記念コンサートへの参加のようなプロジェクトもまた、音楽の持つ、人を結びつけ、力強くし、それぞれを補い合う力を見出すために若い音楽家たちと協力することの重要性を、ヴァルガに改めて確信させた。室内楽にも傾注しており、ウィーン芸術週間、ブダペスト春の音楽祭、また、ラインガウ音楽祭などの名高い音楽祭でも定期的に演奏している。2018年のザルツブルク音楽祭では、ヴァルガを始めとするウィーン・フィルの同胞たちが、ザルツブルクのモーツァルテウムで祝祭の室内コンサートを催した。室内楽の共演者には、フェレンツ・ボーグナー、フレデリック・シャスラン、クリストファー・ヒンタフーバー、カール・ライスター、ボビー・マクファーリン、ダニエル・オッテンザマー、カール=ハインツ・シュッツ、タマーシュ・ヴァーシャーリ、さらに、バルトーク弦楽四重奏団やフランツ・リスト室内管弦楽団などが含まれる。過去25年の間にタマーシュ・ヴァルガは、カメラータ・トウキョウ、ナクソス、フンガロトン、キングレコード、カヴァッリ・レコードに30枚以上のCDを録音してきた。2020年2月11日に今回と同じくサントリーホール ブルーローズで開かれたアンサンブル・フィルムージカ・トウキョウの特別演奏会ではハイドンのチェロ協奏曲第1番と第2番を一夜で演奏、満席の聴衆を魅了した。
◎主催者団体情報:
アンサンブル・フィルムージカ・トウキョウ
2001年に結成され、都内のアマチュア・オーケストラの首席奏者を中心に活動する室内オーケストラ。主要レパートリーにはモーツァルトやハイドンの古典音楽が含まれており、数々の世界的演奏家との共演実績を誇る。これまでに、ダニエル・ゲーデ、フランツ・バルトロメイ、ヴェルナー・ヒンク、シュテファン・コンツ、クリストフ・コンツなどのウィーン・フィルやベルリン・フィルのメンバー、フランスのアンサンブル・モンソロのメンバーなど多くの演奏家と共演を重ねてきた。