「ブラック・ショーマンと覚醒する女たち」東野圭吾/光文社 (original) (raw)
東野圭吾さんの短編集
「ブラック・ショーマン」シリーズ第二弾
全米でも活躍した元マジシャンの神尾武史と
その姪:建築士の真世が活躍する短編集
新作を読めるのは嬉しい!
面白かった!楽しみました。
本シリーズは、
長編よりも短編の方がテンポがよくてあっているような気が
しますね。
下記の6編を収録
- トラップハンド
- リノベの女
- マボロシの女
- 相続人を宿す女
- 続・リノベの女
- 査定する女
収録された作品が直接・間接的にリンクしていて
ひとつの世界を共有しているというのもよい。
個人的には、
「続・リノベの女」の最後にちょっと泣いてしまった。
こういう救いのある話はよいな。
「査定する女」
最初の「トラップ・ハンド」からの続きが
こんな風になるとは思わなかった。
これもまたいいな。
おすすめ!です。
前作を読んでなくても楽しめます。
新作も期待できそう。楽しみです。
<出版社URLの内容紹介>
亡き夫から莫大な遺産を相続した女性の前に絶縁したはずの兄が現れ、
「あんたは偽者だ」といいだす。女性は一笑に付すが、
一部始終を聞いていた元マジシャンのマスターは驚くべき謎解きを披露する。
果たして嘘をついているのはどちらなのか――。
謎に包まれたバー『トラップハンド』のマスターと、
彼の華麗なる魔術によって変貌を遂げていく女性たちの物語。
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<光文社の作品特設サイトURL>
https://special.kobunsha.com/blackshowman/
<光文社の作品URL>
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334101824