seikimatsu-boo’s blog (original) (raw)

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<私の基本情報>

2024年10月下旬に顎変形症(左右非対称)でSSRO手術を受ける予定です。

・理系の大学院生

・26卒として就活中

・精神科通院中(ASD精神疾患のため。服薬ありだが落ち着いている)

・実家で暮らしているため、入院+手術や術後の生活には家族のサポートあり

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~矯正を始めたきっかけ~

身近な家族が矯正で歯並びがすごく整ったのを見たことが一番大きかった。あのガタガタだった歯がこんなに綺麗に並ぶなんて…!と感動した。あとは、自分の上下の歯の真ん中(正中線)が明らかにずれていたので、これは直しておいたほうがよいのだろうな…という意識もあった。

★2020年4月、矯正歯科初診(20歳)。

コロナ禍ではあったが、自分の精神状態が良かったことと学生時代に矯正を終えるためには今しかない!と受診することに。最初のカウンセリングで「もしかしたら手術適用かも」と言われるが、検査ではグレーゾーンだったらしく、普通のワイヤー矯正を行うことに。ただ、成長ホルモン分泌不全性低身長症の既往歴があったため、保険適用にはなっていた。

※私は家族がここの矯正歯科で矯正をしたこともあって、セカンドオピニオンをせずに決めてしまったことを後悔している。自身の矯正が始まってから、医師がベテラン先生から息子の若先生に変わったことを知った。(ベテラン先生なら安心!と思って始めたのに、実際はベテラン先生引退。矯正歯科の主体は若先生に)いくつか矯正歯科回ってもっと早く顎変形症が確定していれば手術も早くできたかも…

・抜歯

私は珍しく親知らずがすべて無かったようで、抜歯せずに済んだ。ただ、上顎が小さく歯が入りきらないとのことで、1本だけ抜いた。

・矯正装置

普通のブラケット&ワイヤー+クワドヘリックス

このクワドヘリックスというやつは、入れたばかりの時は違和感が半端ない。繊維質な食べ物の挟まり具合もすごい。慣れてしまえば平気なのだけど、再装着になったときはものすごく嫌だった。

普通のワイヤーの方も歯を動かす痛みに加えてブラケットが口内の粘膜に擦れて痛い!どちらかというと、口の中がブラケットによってえぐられる痛みの方が辛かった。

いろいろ不満はあれど、矯正を始めてから2年くらいまでは、「このまま私の歯並びはどんどん良くなっていくのだろうな」という実感があった。その後は「全然歯並びが改善している様子がない、むしろ悪化している?」と思うことも。本来は2~3年でワイヤーが外れる治療計画だったので、「あれ?何かおかしいのでは?」と思いながらも通い続ける。

★2024年2月、初診から約4年

いつも通り定期受診したところ、矯正歯科主治医から「seikimatsuさんって手術NGなんだよね?」と聞かれる。手術適用にならなかったと思っていたのでビックリして、「手術NGと言ったつもりはない。そもそも手術適用にならなかったのではないか」と反論。どうやら、主治医が思ったより私の歯が動かなかった?顎が頑固だった?らしい。その後手術の詳しい話を聞き、親とも話し合って手術をする方針で固める。

※手術を決めたきっかけは、とにかくかみ合わせを良くしたかったから。いまのうちならギリギリ長期入院もできるし(まだ学生なので)、ここで治しておくしかないか!的な感じで決めた。せっかく矯正したのに治りきらない微妙な歯並びのままなのは嫌だった。

★2024年4月

紹介状を持って近くの総合病院へ。

口腔外科でまたもや手術の話を聞き、検査(胸部と顔のレントゲン、頭部CT、血液検査、心電図)を実施。検査結果には何の問題もなく、たまたまキャンセルが出た10月下旬に手術日が決定。本当は夏の間に手術してしまいたかったけど、最短が10月下旬だった…

研究室の先生に事情を説明。「10月下旬入院するからしばらく研究室来ない!」と宣言。研究で関わっている同期や後輩にも、機会があれば入院を伝えておく(10月下旬は毎年実験が立て込むため、お手伝い不可を予めアナウンス)

★2024年7月

口腔外科での術前検査(胸部と顔のレントゲン、血液検査、心電図)、入院予約

★2024年8月

定期受診で上の歯にトゲトゲが付いた。

★2024年9月

定期受診で下の歯にもトゲトゲが付いた。これで矯正歯科での手術前の準備完了、とのこと。精神科+咳喘息とアレルギーで掛かっている内科からも手術許可をget

口腔外科での入院説明を受ける。

★2024年10月現在

手術後しばらくは食べたいもの何も食べられなくなるし、と好きなものを好きなだけ食べている。企業の早期選考や秋冬ISの案内が相次ぎ、「手術やその後の入院と被っている…」と萎えまくる日々。早期内定を諦める。夏の学会やその後のバイトラッシュを乗り越え、急に手術を近く感じるようになり、正直ビビっている。

~今心配なこと~

入院が早期選考や秋冬ISと被りまくっていて、チャンスを逃している感が半端なく、気がかり。内定取れなかったらどうやって奨学金返していくんだ?って気持ちでいっぱい。

この手術自体ストレスが大きくかかるものらしくて、精神疾患が悪化しないかがまず心配。もし仮に悪化したとしても、入院先の病院には精神科もあるので何とかなると思うけれど(精神科主治医の許可もあるし)。あと気がかりなのは術後の食事。ASDの影響もあってか、食事に関してすごく制限があるので、病院食を食べることができるのか不安(食べられないと退院できないらしいし)

秋っていうのは、毎年実験のハイシーズンなのでその期間に研究室にいられない、っていうのが後輩の実験計画にも影響してしまって申し訳ない。私自身、2月に研究発表が控えている都合で、退院したら速攻やらなければならない実験もあるけど、果たして退院して実験ができるくらい体力が回復するのはいつになるのか…

全身麻酔なんてする大掛かりな手術は初めてなので、そもそも怖い。麻酔から覚めた後、起こることもあるらしい吐き気。地獄らしい術後の夜。ほぼ確実に出る、と言われている麻痺。この手術で命を落とされている方もいる。この手術は絶対にしないといけない系の手術ではなく、どちらかといえばQOL上げる系の手術なので、するのが本当に正解なのか分からない。などあげればキリがない。

※ただ、手術中に私は寝ているだけでできることは何もない(頑張ってくださるのは執刀医をはじめとした医療関係の方々)。また、術後に何か問題が起きるかどうかは実際手術を終えてみないと分からないし、もし何かあったとしてもしばらくは入院している+退院後も病院の割と近くに住んでいるので何とかなると思っている。

以上、主に心配なことを列挙してみた。結局私は不確定要素が多すぎて不安なんだろうな、という感じ。