それでも飛行機は順調に遅れる (台湾一周・1日めその1) (original) (raw)

台湾旅行の初日です。タイトルにもある通り、今回は鉄道による台湾一周を企てています。とは言えそんなに長い期間の休みは取れず、4泊5日。実際には夜便で到着して昼便で帰るので実質4日間です。

いや、何も考えなければ台湾、それほど大きい島ではないので1日で一周可能です。そもそも台湾国鉄、台鉄が企画列車として台北発の台湾一周列車を1日2周走らせていますからね。

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環島之星夢想号、という列車だそうです。現在はディズニーキャラクターが満載の列車で、中にはカラオケ設備とかあって、ドリンクも飲み放題なんだとか。どう考えてもインバウンド観光客向けというよりは台湾の地元民向けの企画車両ですが、まあ興味がある方は乗ってみたらいいかも。今回使ったのはこの列車ではありません。

さて今回は台湾を反時計回りに周る構想です。桃園空港に着いたら最初に台中に宿泊、翌日に高雄に宿泊、その翌日に花蓮に宿泊、最後に台北に宿泊して翌日桃園空港から日本に帰国。台鉄に詳しい方ならこの4つの駅が台鉄4大重要駅であることを知っているかもしれませんが、それは単なる偶然です。いずれにせよ、宿泊予約だけは既に取ってあります。

あと、台鉄中心の旅ですが、最初の桃園から台中までは台湾新幹線、つまり高鉄を使う予定で、こちらのチケットも取得済み。

で、近所の空港に向かったところ、とりあえずの予定ズレが発生しました。

発時刻の遅れです。

いや、正直な話、来る便も1時間近く出発が遅れていましたからね。それを考えると遅れは少しだけ取り戻せてはいます。それが出来るならなんとかなるかもしれないし、なんとかならないかもしれない。台中では台鉄の台中駅のそばで宿泊する予定にしていましたが、台鉄の台中駅と高鉄の台中駅は実は場所が違いまして、連絡シャトル列車が走っています。とは言え今回予約した高鉄はシャトル列車が最後に接続する列車なのですね。これを逃すとあとは遠回りをするバスか、タクシーしかなくなります。さてどうなるか。

搭乗は離陸時刻の30分ほど前に始まります。

そして、全員が乗り終えたのが10分後でした。

思った以上に早い。ここだけで15分稼いで離陸します。

さらに、たどり着くのも早かった。

沖止めでタラップ降りてバスでの接続となりましたが、到着時刻はほぼ予定通りに収まりました。誰が頑張ったのか。飛行機も飛行士も頑張ったし乗客も頑張ったような気がします。

こちらは行きの荷物は何も預けていませんし、入国カードは既にオンラインで書き終えています。乗客はほぼ全員台湾人で外国人の列はほぼ皆無。入国審査に手間取ることなくほぼノータイムで制限区域を抜けました。

さて、新幹線に乗る前に、いくつかやることをこなしますよ。