【青森 / 平川】ジブリの聖地~『借りぐらしのアリエッティ』の舞台へ~ 盛美園♪ (original) (raw)
【青森 / 平川】ジブリの聖地~『借りぐらしのアリエッティ』の舞台へ~ 盛美園♪
本日夜9時からの金曜ロードショーで「となりのトトロ」が放送されます。ジブリの作品は大好きです。ですので、過去にもジブリの聖地は行ったことはありますが、今回またひとつ聖地めぐりしてきました。
青森県にある国の名勝に指定されている 「盛美園」が「借りぐらしのアリエッティ」の舞台となっています。
盛美園は、明治時代の三大庭園のひとつとなっている「庭園」と、その庭園を鑑賞するために建てられた和洋折衷洋式の建物「盛美館」、豪華絢爛の「御宝殿」の3つに見どころがあるとのことです。
入り口はこちらですが、まだ実感わかない古風な建物、民俗博物館のようでした(*^-^*)
まず中に入って見えてきたのは、見どころの一つとなっているこの「庭園」。
こちらは明治時代の三大庭園のひとつで、清藤盛美が小幡亭樹宗匠を招き9年の歳月を費やして作庭した、面積約12,000m²の名庭園。ここにはなんと80種類1300本の木々が植えられているんですって(@_@)
その庭園から見た盛美館はこのように見えます。お洒落な建物(*^-^*)
さて、入り口からは正面に庭園が見え、そして左手に見えたのが「盛美館」。
庭園を眺めるために建てられ、1階は純和風、2階は洋風仕立ての洋館となっており、和洋折衷洋式の建物になっています。この建物こそが「借りぐらしのアリエッティ」の劇中に登場する建物の参考にされたようです。
この写真からも、1階は純和風の数奇屋造りであるのがおわかりいただけるのではないでしょうか。
そして1階部分だけを見てみると、どうみても和風の建物ですよね( *´艸`)
ここからの景色はこちら。じゃ~~~~~ん!!!!
縁側より見る庭園は、ほんとに素晴らしい景色。とっても落ち着きます(*^-^*) それもそのはず、明治時代の三大庭園かつ国の名勝のお庭が臨めるんですから、なんとも贅沢なお話です(*^-^*)
次に一階客間です。
この庭園を鑑賞するためのこの部屋は、銘木をふんだんに使用した書院造りとなっています。照明といい、掛け軸といい、書院窓、障子、欄間といい、繊細な造りで一級品ですよね。懐かしさも感じます。ここからの景色は、四季折々の庭が楽しめるんですよね、素敵なお部屋です。ずっと観ていられそう(*^-^*)
そして**ルネッサンス調**の2階。
漆喰の白壁に、展望室のドーム屋根、尖塔、棟飾りなどが見事ですよね。2階の展望室からは、全庭を見渡せるようになっているそうですが、2階は一般開放されておらず。。。2階の洋風な感じも見たかった~(>_<) ガイドツアーに参加すると見せてもらえるとのことですので、事前に申し込みされるといいと思います。
この階段から2階に上がっていくようです。
畳から直接階段が上がっているのって珍しいですよね。ここから1階の和から2階の洋へと変わる階段になりますが、ここから観る限りではまだ「和」ですね( *´艸`) 益々2階が気になる。。。
1階のお風呂とトイレは見学出来ました。
さて、盛美園の3大見どころの最後は、豪華絢爛「御宝殿」です。30分ごとに1回約3分間公開されるとあり、1回逃すと30分待たなければなりません。ですので、まず入園されたら、「御宝殿」の時間をチェックされた方がいいですね。待つのが面倒だからもういいや~なんて思わないでください。金箔でピカピカの豪華絢爛の「御宝殿」は必見です!!!写真撮影禁止でしたので、公式サイトの写真を拝借しました。
公式サイトより
中では自動音声で説明がありました。内陣は鎌倉幕府執権北条時頼の側室唐糸御前を祀り、本尊には鎌倉時代の彫刻金剛界大日如来が安置されていました。両側の蒔絵はさくら、孔雀は日本最大のもので、漆芸の最高峰のものといわれているようです。
借りぐらしのアリエッティの舞台というのにつられてきましたが、とっても興味深い盛美園でした(*^-^*)
◉盛美園◉
休園日 : 12月29日~1月3日(正月休み)
駐車場 : 無料
開園時間 :4月中旬~9月末 9:00~17:00(17:00閉園)
10月~11月中旬 9:00~16:30(16:30閉園)
11月中旬~4月中旬 10:00~15:00(冬季営業)
入場料:大人 500円、中・高校生 330円、小学生 220円、小学生未満 無料
*冬季は約半額