大糸線乗車記 自然災害と鉄道の復旧 (original) (raw)
大糸線…本来は松本から分かれる単線電化のローカル線
何故大糸線かと言いますと
松本から1時間程
鉄道が通ってまして
そこから国鉄が工事を担い
お祭り騒ぎだったとか
ワンマン気動車もなりに乗客が乗ってます
先程単線電化と申しましたが
正確に言えば
南小谷駅まで電化
もっと言うなら電化路線はJR東日本
非電化路線はJR西日本の管轄
南小谷迄は立山黒部アルペンルートの基地
信濃大町市
スキーシーズンになると
小谷と
観光地があるため
比較的本数があり
1日一本ですが
新宿から特急「あずさ」が南小谷迄乗り入れています
これが西日本区間になりますと
姫川という急流に沿って
渓流を縫う様に
小さな街、否部落を結ぶ脚として
走って行きます
写真の川
姫川と言いますが
お淑やかな名前に反して
大変な暴れ川
1996年頃でしたでしょうか
長野県北部を集中豪雨が襲った際には
あちこちで土砂崩れや姫川が氾濫
橋脚は流され
線路だけが残るという
駅舎も土砂に埋まり
南小谷〜小滝駅で3年程復旧に要したそうです
今でこそ治水が成された様ですが
昨今の線状降水帯を見るにつけ
大変不安になります