体操JAPAN OPEN2024 第2回スーパースペシャリスト選手権大会 (original) (raw)

体操JAPAN OPEN2024 2日目の今日は第2回スーパースペシャリスト選手権大会が行われ、立川立飛アリーナに見に行ってきました。

ゆか

優勝 松見一希選手(徳洲会体操クラブ)14.300(D6.0 E8.300)

2位 青木翔汰選手(ジュンスポーツ北海道)14.266(D6.0 E8.266)

3位 武井優介選手(相好体操クラブ)14.000(D5.7 E8.300)

4位 川上翔平選手(徳洲会体操クラブ)13.866(D5.8 E8.066)

5位 橘汐芽選手(茗溪クラブ)13.833(D5.9 E7.933)

松見一希選手が優勝。

新月面僅かに一歩、前方1回ひねり(C)~シライ2着地ピタリ!

後方3回半ひねり(E)着地ピタリ!

後方3回ひねり着地ピタリ!

ガッツポーズ出ました!

高難度のひねり技で着地を決めてきました!

14.300の高得点で優勝!

あん馬

優勝 谷川翔選手(セントラルスポーツ)15.000(D6.7 E8.300)

2位 津村涼太選手(鹿屋体育大学)14.900(D6.6 E8.300)

3位 杉野正尭選手(徳洲会体操クラブ)14.733(D6.4 E8.333)

4位 長崎柊人選手(ジュンスポーツ北海道)14.466(D6.3 E8.166)

5位 加藤裕斗選手(コナミスポーツ)13.500(D6.0 E7.500)

谷川翔選手が優勝。

ブスナリ(F)を成功!雄大な開脚旋回の高難度技の連続、存分に魅せてくれました。

得点は15.000!ビッグスコアで優勝!

津村涼太選手が2位。

去年のアジア大会種目別あん馬で2位の実力者。

こちらもブスナリ(F)を成功!

高難度の演技構成をスピード感ある旋回で通し切りました!

素晴らしい演技で得点14.900を出しました。

杉野正尭選手が3位。

パリ五輪でこの種目ファイナリストになり6位だった杉野正尭選手。

HコンバインはF難度にして、モギルニーは抜いてきました。

大観衆が注目する中、見事に通し切りました!

得点14.733、大きなガッツポーズ出ました!

つり輪

優勝 金田希一選手(相好体操クラブ)14.500(D6.2 E8.300)

2位 高橋一矢選手(徳洲会体操クラブ)14.400(D6.3 E8.100)

3位 上田悠太選手(筑波大学)14.333(D6.2 E8.133)

4位 上山廉太郎選手(徳洲会体操クラブ)14.166(D5.8 E8.366)

5位 谷川航選手(セントラルスポーツ)14.133(D6.0 E8.133)

金田希一選手が優勝。

冒頭にヤンミンヨン実施してきました。

中水平2つ、振り上がり上水平、力技盛りだくさんの構成!

伸身ムーンサルトの着地はやや低くなり一歩。

14.500!高得点出ました!Dスコアは6.2!

高橋一矢選手が2位。

力技のひとつひとつを余裕を持って捌いてますね。

伸身新月面宙返り降りの着地は前に一歩。

力技のスペシャリストで降りにF難度を持ってくるのが凄いです!

14.400の高得点出しました! Dスコアは最高の6.3!

パリ五輪団体金メダリストの谷川航選手は5位。

中水平2発の姿勢素晴らしかったです!

着地はめずらしく一歩はずみました。

14.133 Dスコア6.0。

跳馬

優勝 壁谷日陽選手(日本大学)14.399

1本目14.466(D5.6 E8.966 減点0.1) 2本目14.333(D5.2 E9.133))

2位 遠藤幹斗選手(静岡県体操協会あいねっとグループ)14.283

1本目14.833(D5.6 E9.233) 2本目13.733(D5.2 E8.733 減点0.2)

3位 藤井涼平選手(宮崎ひなたGYM)13.849

1本目14.633(D5.6 E9.033) 2本目13.066(D5.2 E7.966)

4位 作本淳哉選手(MARUDA)13.833

1本目14.800(D5.6 E9.200) 2本目12.866(D4.8 E8.366)

5位 早坂晶宗選手(タートルスポーツクラブ)13.633

1本目13.533(D5.6 E7.933) 2本目13.733(D5.2 E8.533)

壁谷日陽選手が優勝。

1本目にロペス(D5.6)

2本目にローチェ決めてきました!

ローチェは腰高着地で小さな弾みに抑えて素晴らしかったです。

注目の南一輝選手は6位。

1本目ドゥリッグスを決めてきましたが、2本目はシューフェルトを実施して尻もちをつく大きなミスをだしてしまいました。

平行棒

優勝 岡慎之助選手(徳洲会体操クラブ)15.400(D6.5 E8.900)

2位 北園丈琉選手(徳洲会体操クラブ)15.133(D6.4 E8.733)

3位 川上翔平選手(徳洲会体操クラブ)15.100(D6.5 E8.600)

4位 杉本海誉斗選手(相好体操クラブ)14.933(D6.3 E8.633)

5位 田中佑典選手(田中体操クラブ)14.566(D6.0 E8.566)

岡慎之助選手が優勝!

車輪ディアミドフ成功!マクーツ(E)成功!昨日ミスのあったヒーリーも丁寧に行い成功!バブサー(E)、ティッペルト、前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降りの着地ピタリ!得点は15.400!

パリ五輪で種目別銅メダルを獲得した時の再現のような完璧な実施に場内大歓声でした!

北園丈琉選手が2位。

マクーツ(E)、ヒーリー、雄大なササキ、バブサー(E)、前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降りの着地ピタリ!

15.133の高得点!Dスコアは6.4!

川上翔平選手が3位。

車輪マクーツ(F)成功!

前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降りの着地ピタリ!

15.100の高得点!Dスコアは6.5!

F難度の車輪マクーツ見事に決めてきました!素晴らしい!

注目の田中佑典選手は5位。

マクーツ(E)でめずらしく足をぶつけるミスがありました。何事もなかったかのように演技を続け、後方屈伸2回宙返り(D)の着地をピタリと決めてくるところに田中佑典選手の強さを感じました。

14.566 Dスコアは6.0

鉄棒

優勝 杉野正尭選手(徳洲会体操クラブ)14.833(D6.4 E8.433)

2位 田中佑典選手(田中体操クラブ)14.700(D5.9 E8.800)

3位 長谷川毅選手(徳洲会体操クラブ)14.033(D6.1 E7.933)

4位 北園丈琉選手(徳洲会体操クラブ)13.700(D6.0 E7.700)

5位 前田楓丞選手(ナカノ体操教室)13.600(D5.9 E7.700)

優勝は杉野正尭選手。

ペガン成功!昨日抜いてきたカシーナを行い成功!コバチ~コールマン連続成功!

場内が最高に盛り上がったところに伸身新月面宙返り降りの着地ピタリ!

場内が大歓声につつまれました!

14.833の高得点!Dスコアは6.4。

田中佑典選手が2位。

アドラー1/2ひねり~コールマンの連続技を成功!

コバチ高い!

リバルコのひねりも鋭い!

伸身新月面宙返り降りの着地僅かに一歩。

14.700の高得点!Dスコア5.9。

鉄棒のスペシャリスト前田楓丞選手は5位。

ツォリミン、手放し技に入る前のひねりでバランス崩す、カッシーナ成功連続は行えず、コバチ成功、アドラー1/2ひねり~デフ成功!

伸身ムーンサルトの着地はピタリ!

得点は13.600 Dスコアは5.9。

昨日は連続含むDスコア6.5の高難度の演技構成を成功させて14.800の高得点を出しましたが、今日は思わぬミスで惜しい演技になってしまいました。

解説の塚原さんが言うには、「カッシーナ~コールマンの連続技のことを先に考えてしまってミスが出たのではないか」とのこと。

ひとつの油断も大きなミスにつながる、体操の難しさがでましたね。

パリ五輪この種目の金メダリストの岡慎之助選手は6位。

アドラー1/2ひねりで戻るミス、コールマン成功!リューキンで落下。

演技やりなおして伸身トカチェフ(D)でも落下。

チェコ式車輪、伸身新月面の着地はピタリ!

得点は2回の落下が響いて11.600 Dスコア5.4。

昨日はリューキンも完璧に決めて、14.966の最高点を出しましたが、今日は悔しい演技になってしまいました。落下こそありましたが、新たにリューキンに挑む姿勢はさすが金メダリストだと思いました。

試合後にはパリ五輪団体金メダルメンバーの橋本大輝選手、岡慎之助選手、萱和磨選手、杉野正尭選手、谷川航選手からパリ五輪金メダル報告の挨拶がありました。

体操スクールのジュニアの女の子達から花束が送られ、写真撮影、一人一言ずつ挨拶をしてくれました。会場を一周、お客さんの歓声に手を振って応えていました。

こうしたセレモニーは嬉しいですね。昨日に続いておめでとうの拍手を送りました。

終了後、金メダリストを間近で一目見ようと、通路に人だかりが出来てました。

パリ五輪団体金メダルの熱狂は凄いです!

第2回スーパースペシャリスト大会、堪能しました。

今年から全日本種目別選手権が6月から12月に移動になったので、ここでスペシャリスト達の最高峰の演技を見ることが出来て大満足です。

そしてパリ五輪金メダリストの演技をパリ五輪が終わってからまだ一ヶ月ちょっとしか経ってない中で、目の前でもう見ることが出来る喜び!パリ五輪の興奮が蘇りました!

パリ五輪3冠にして4つのメダルを獲得した岡慎之助選手は、もう新しい技に挑戦していて、さらなる進化も感じました。その演技を生で見て、これは金メダル3つ含む4つのメダルを取るわけだと凄さを肌で感じました。

この岡慎之助選手がひっぱる日本チームに、万全の状態の橋本大輝選手が加わったらと思うとやっぱり体操ニッポン最強ですね。

来年からのルール変更は技数が10技から8技に変わる大きな変更となるので、それに対応するための新たなる戦いも既に始まってますね。

体操ニッポンなら、対応して最強の強さを見せてくれると思います。

頑張れニッポン\(^o^)/