AMDが「9700X/9600X」に105W TDP modeを実装へ - テンプルナイツ (original) (raw)

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AMDがCPUファームウェア「AGESA」のバージョン 1.2.0.1でTDP65Wの「Ryzen 7 9700X」「Ryzen 5 9600X」の電力上限を105Wに引き上げる105W TDP modeを実装した。

ユーザーはマザーボードのBIOSアップデートの形で提供されるまで待つ必要があるが、MSIが「MEG X670E ACE」向けのベータBIOSでいち早く実装し、ASCII.jpがレビューしている。

結果はCGレンダリングや動画エンコードのような処理では明らかな性能改善が見られた一方、ゲームでは差が無いか僅かに良くなる程度だった。TDP105の設定方法はBIOS設定またはAMDのオーバークロックを管理するユーティリティ「AMD Ryzen Master」からできる。

……ギリギリまで性能を求めるか、性能を抑えて低発熱・低消費電力を求めるか、両立できない問題を良い形で解決した。ただ、X付きモデルを105W、無印を65Wのいつも通りの売り方だったら端からこんな問題は生じ無かったとしか言えない。

価格.comの売れ筋を見ると、今のところはパフォーマンスと値段が良い感じの「Ryzen 7 5700X」、ゲーミングの「Ryzen 7 7800X3D」、最高性能の「Ryzen 9 9950X」という流れ。

投稿者: (公開日：2024年9月 5日 08:28/最終更新日：2024年9月 5日 08:58)

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