『ミリアム』 (original) (raw)

かわいいもの好きな騎士団団長

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ペイシェ騎士団団長。幼い見た目に似合わない武力、統率力、判断力を持ち合わせ、最年少でその座についたペイシェ随一の実力者。家は、ペイシェの七煌タラッサの直系子孫と言われる名家であり、本人もタラッサを目標に鍛錬に励んでいる。

口癖は「却下だ」。ことあるごとに口にしている。その口調から分かる通り、いつも男口調で話す。

ペイシェ王立魔法学院のOBで、もちろん優秀な成績を収めていた。

目次

見た目とは異なる高い能力と誇り

家は名門貴族としてペイシェを昔から牽引してきた。家督自体は兄が継いだものの、それでも非常に厳しく育てられた結果、騎士団長に必要な決断力や忍耐力が身に付いたという。
もちろんそれだけでなく、観察眼にも優れている。テレーザの危うい部分を的確に見抜き、さらに寄り添う発言をするなど、騎士団長としてこれ以上ない動きを見せた。
当然腕も確かで、複数人でチームを組まなければ苦戦必至のゼノアニマたちを単騎、かつ無傷で撃破するほど。

これらの高い能力は全て、ペイシェの七煌タラッサの直系子孫として恥じないように、そしてタラッサに近づけるように鍛錬を積み重ねたゆえである。

▼実は………… タラッサの直系子孫と言われていたが、実を言うと真実は異なる。七煌は千年の眠りにつく前に、自身の力を七人に分け与えた。その七人の中にミリアムの先祖がいるというのが真実で、タラッサとは血縁関係のない全くの赤の他人である。見た目が似ているのは気のせい。

見た目通りの可愛らしさ

見た目とは裏腹に騎士団長らしい振る舞いが目立つが、実は女の子らしい一面を持つ。あまり有名ではない恋愛小説も好んで読んでいたり、甘いお菓子が好きで食べると思わず笑顔になってしまったり、アイドルに興味を持っていたりと、むしろ誰よりも女の子っぽいといえる。
特に猫には目が無く、騎士団本部で猫を飼ったり猫を模した可愛いグッズを集めていたりしている。

ただ、こうした面を他人に見せることは恥ずかしいと考え、基本的には隠している。だが、周囲には悲しいことにバレバレである。

▼更なる秘密 エイツと部屋で二人きりになると、騎士団長としての厳格な仮面を捨てて完全に女の子口調になる。性格も甘えんぼうの少女のそれに変化し、逆に見た目から想像した通りの人物になるのだ。

騎士団長としてのプライド

以前は、エイツの力を借りることを頑なに拒絶していた。ともに力を合わせて困難に立ち向かうこと自体は問題ないが、簡単に他人を頼る姿を見せたくない、借りを作りたくないと考えている。
手を借りたくない理由はもう一つある。ペイシェの七煌、タラッサのように後世にまで語り継がれるほどの英雄になることを目標としているミリアムにとって、安易に助けを求めたり誰かの下で動くことはその目標から遠ざかることになりかねないと考えていたのだ。

だが、今はその考え方は変わった。多くの仲間に囲まれているエイツを見て、独立独歩だけが英雄の姿ではないと気づいたのだ。そうして、互いを信じる気持ちこそが一番の強さであることを思い出し、以降はエイツの力を積極的に借りるようになった。

ストーリーでは(第一部)

ペイシェ編

アルジェントタワーへの通行許可を得ようとしたエイツたちに一度は却下したものの、ソフィア(鏡界)の覚悟を目の当たりにし、自身も同行する形でアルジェントタワーに向かう。道中に蔓延る魔物たちを一人だけでなんなく退けながら、アルジェントタワーに到着した。
ライサ(鏡界)の姿を確認したのも束の間、女の声が鳴り響き大量のダークリフレクターが出現。そして、ダークリフレクターを全て破壊して姿を現した月の女神アリステラと接触。彼女の操るゼノアニマたちと戦う。獅子奮迅の活躍を見せるが、無限に湧き出てくるアニマたちには分が悪いと判断し、エイツたちを撤退させて自身はしんがりを務めた。
その後、援軍を引き連れて戻ってきたエイツたちと合流し、アリステラを撤退させることに成功した。

残ったアニマたちを掃討した後は、次の目的地を探すエイツたちにヴォモス湖に行くことを薦めた。

ジェネラス編

天啓の儀式が始まることを受け、ペイシェ国王陛下を護衛する任務につく。先遣隊としてヒュームへ向かっていたところ、ついでにエイツたちと合流。月影のエンフォーサーに襲われている彼らを助けた。そのままミルに乗り込む。
そのあとはヒュームの国境越えを目指していたが、直前でカルラ待ち伏せを食らい、戦闘になる。

ヒューム編

カルラと一進一退の攻防を繰り広げるも、そこにダークリフレクターが出現。ことの真相をカルラが知ったことで一時休戦となり、ヒューム入国に成功した。

だが、ほどなくしてヒューム国内に悪魔を含む大勢の魔物が出現。応戦する最中に現れたタラッサに驚きつつも、戦力外のエイツたちにここから脱出するよう進言。タラッサやヒューレーレアとともに悪魔と戦う。
新たなる力、熾天聖の力を得たソフィアたちと合流し、悪魔たちの相手を彼女たちに任せてマカロンサンドラの護衛に回った。そうしてある程度事態が落ち着いてくると、ソフィアたちやマカロンをエイツたちのところまで合流させ、自身は首都ヒュームで残党狩りを行った。

ストーリーでは(第二部)

サイド:ペイシェ

ヒュームから帰国してしばらく経ち、ペイシェにてエイツと出会う。彼からペイシェに悪魔が出現しているという噂を聞き、タラッサに相談。その結果、調査することを決め、テレーザたちに一任した。
そのあと、レッジェの占いに従って悪魔の痕跡を探していると、アルジェントタワーにたどり着く。そこに悪魔が出現。タラッサに悪魔を倒してもらい、撤退。その旨をステファニアに報告した。

それから、タラッサに聖化武装や悪魔の出現が今のところは見られないことを報告しつつ、アイドルのコンサートを見たりしていた。

登場イベント

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個人的な印象

▼クリックで詳細表示 キャラストーリーを読んで一番驚いたキャラ。だってストーリーでは頼りになる実力者としか思えなかったのに、あの変わりぶりはとてもギャップ萌えだったから。もう最高。

関連人物

テレーザ・・・ペイシェ騎士団副団長。彼女からは心酔されており、ミリアム自身も彼女を強く信頼している。

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アリーチェ・・・ペイシェ騎士団の一員。彼女からも尊敬の念を抱かれている。

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タラッサ・・・ペイシェの七煌。実際に本人と出会い、その実力を見て少し自信を無くしてしまった。本人との仲は良好で、彼女がペイシェ王立魔法学院の教壇に立てるよう便宜を図った。また、彼女がアイドルになったときは騎士団長としての体裁が完全に崩れ、終始テンション高く応援していた。

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カルラ・・・ヒュームの近衛軍師団長。実力はほぼ互角で、異次元の戦いを繰り広げた。

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