ななころびやおき (original) (raw)
【本題開始前の一言】
10月3日の閲覧数が94もあった......。
なぜ......!?
いつもなら1日あたりの閲覧数なんて、どれだけ多くても10~20程度なのに......。
なぜ......!?
10月3日に一体なにがあった......!?
一体、何のどの記事のワードが人々の関心をひいたというのだ......!? 需要や閲覧数稼ぎなんて何も狙っていないブログなのに......!?
わからぬ......!!
◎嘘話~魔王が世界を滅ぼそうとした理由(2)~
※前回の続きです。
魔王城の最奥部にある魔王室の扉を開け放って勇者は言った。
「おい!! 魔王!! どういうことだ!!!!」
「おう。100件目の勇者か。どうした?」
魔王椅子に座っている魔王はポテチを食べながら応じる。
「なんでまた世界滅亡させようとしてるんだよ!? モロッコヨーグルはちゃんと市場に流れていただろう!?」
「ああ。神奈川県藤沢市のドンキホーテに、我が欲していた普通サイズのモロッコヨーグルはあったぞ。フラワーヨーグルもあった!!」
事も無げに淡々と述べる魔王に、勇者は額に青筋を浮かべて怒鳴った。
「貴様!! 普通サイズのモロッコヨーグルが市場に出回らないから世界を滅ぼそうとしたんだよな!?!?!? 問題は解決したのにどうしてまた!!!!」
「......ほう?」
ミリィッ!!
魔王椅子の手を置く部分が、魔王の手によって握り潰された。
「ッ!!」
勇者が後方に飛びのいて腰の剣を抜く。
「やめておけ。お前のレベルでは我には勝てん」
「そんなのは知っている!! だが!! もう他の勇者は全員心折れて引退したんだ!!!!」
勇者剣を正眼に構えて勇者は魔王を睨む。
「戦士も!! 魔術師も!! 僧侶も!! みんなお前にワンパンされて自信を失くして勇者PTを引退した!! もう世界を救える存在は俺しかいないんだ!!!!」
「しかし、お前も結局は我に勝てなかったではないか。世界が救われたのはモロッコヨーグルが市場に出回った事実を確認できたからだ。すなわち、業者のおかげで世界は救われたのだ」
「だからこそ!! 貴様に今一度問う!! どうしてまた世界を滅ぼそうとする!?」
勇者のあらんかぎりの大声に、魔王は静かに口を開いた。
「......我は、柔らかいたこ焼きが好きなのだ」
「......は?」
勇者が眉をひそめる。
魔王は構わず話を進める。
「揚げたこ焼きのような、外はカリカリ系のたこ焼きはイヤなのだ。外も内もフワフワのたこ焼きこそ、我の望むたこ焼きなのだ......。だが、しかしッ!!!!」
ビシッ!!
魔力のこもった魔王の怒気によって魔王室の壁に亀裂が入る。
「関東には......!! 関東地方のたこ焼きといえばもはや......!! 外はカリカリの!! 築地銀だこしか!! 存在しないのだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
怒りと共に魔王が魔王椅子から立ち上がる。
凄まじい覇気と魔力と圧力で勇者は膝を屈した。
「そ、それが......!! 世界を滅ぼす理由なのか!?」
「そうだ!! 我が魔王城は関東地方にある!! それはつまり......つまり......ふざけるなああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
魔王のあらんかぎりの絶叫に対して、
「てめえがふざけんなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
勇者は叫び返した。
「お前!! 貴様ァ!! そんな理由でまた世界を滅ぼそうとしたのか!? フザッケンナあああああああああああ!!!! だったらお前が関西地方に引っ越せええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!」
「我は生まれてこのかた実家住まいだ!!!!! そんな情弱が気軽に引っ越せると思うなああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
魔王が手のひらから黒い球体を生み出して、勇者に放った。
「ッ!! ディバイン・ダークネス・ボールか!!」
勇者は勇者剣にありったけの聖力を込めて、飛来する暗黒球を切り裂いた。
「どうだ!! 俺もこのくらいのことは......!! ッ!?」
暗黒球を切り裂いて、勇者剣を下段に振り抜いた勇者の眼前には、魔王の手のひらがあった。
「......前世でやり直してこいッ!!」
魔王の手のひらから放たれる漆黒の光線。
「チ、チクショオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!」
顔面に漆黒光線を受けた勇者は絶叫して......果てた。
倒れた勇者を冷たく見下ろす魔王のもとに、側近の魔物が現れる。
「......また、殺さなかったのですか?」
「ああ。気絶させただけだ」
「まさか......こやつを、関東地方にもフワフワ派たこ焼きをもたらすための先兵としてお使いになると......?」
「そうだ。さもなければ、我はまたお祭りの縁日で売られるたこ焼きを指折り数えて待たねばならないのだ......!!」
ビシィッ!! 魔王室の天井にヒビが入る。
「魔王様。修繕係の魔物達の負担が増えますので、どうかお気をお鎮めくださいますよう」
「すまぬ......我としたことが......」
魔王は一度深呼吸をすると、静かに口を開いた。
「よいか。この勇者を人間界に送り返すのだ。そして、関東地方にもフワフワ派たこ焼きを普及せねば世界を滅ぼすと、人間界の王に伝えるのだ」
「......承知いたしました」
気絶した勇者を脇に抱えてから頭を垂れて静かにその場から消える側近の魔物を魔王は見届ける。
静かにため息をひとつして、魔王は魔王椅子に座る。
魔王椅子の前には魔王机が置かれている。
この魔王机に置かれているものは、たこ焼き器と、たこ焼きに必要な食材達だ。
「......しばらくは手作りのたこ焼きで我慢するしかあるまい」
魔王は静かにたこ焼きを作り始めた。
[完]
◎なんで関東地方のたこ焼きって銀だこばかりなの?
いや。
生まれも育ちも関東なんだけどさ、わたし。
しっとりふわふわなたこ焼きが好きなのよ、わたし。
だけどさ。
こっちは銀だこばかりなんだよね。外はカリカリなたこ焼きオンリー。
銀だこは銀だこで美味しいんだけどさ。
けれど、俺は普通のたこ焼きを食べたいんだよね......。
それを食する機会はもはやお祭りの縁日しかないという......。
あるいは自分で作るかだね......。自分で作ったたこ焼きも美味しいんだけどさ、やっぱりお店で食べたいという願望もあるのよね......。
なんでカリカリばかりになった......? いいじゃん、フワフワ派とカリカリ派で共存してくれれば......。なんで一方に偏った......?
たこ焼きっていったら外皮もフワフワだろう......? 関東人の僕でもこのくらいはわかるよ......?
店で作られたフワフワのたこ焼きを......食べたい......!!
自作たこ焼きには自作たこ焼きの良さがあるけれど......!!
店には店の良さが......!! あるんだよおおお......!!(魔王)
銀だこもせめてカリカリorフワフワで選択できるようにしてくれたらいいのにね......。現状、銀だこは銀だこっていう食べ物なんだよね......。
それはそれとして。大きめのドンキホーテになら普通サイズのヨーグルがあるのを確認できたのは良かった。買った。堪能できた。凄く良かった。魔王にはポテチ食わせたけれど。
......。
......。
......。
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!! 明日から仕事かああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!! やだなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
昔から、youtubeの占い動画とかで「これから先は良いことしかないよ!! 苦難はもうじき終わるよ!!」って結果ばかりを毎回毎回見るんだけどさあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
実際、普通に嫌なことも起きるんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
良い結果の占いなんて当たった試しがねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッ!!!!!
......まあ、景気の良い占い結果を出していかないと再生数も登録者数も稼げないからね......。そこは理解しているよ......。僕もそうやって虚像の希望を与えてもらってなんとかモチベーション維持して生きていられるのだから......。
あーあー!!!!! 休日が終わる!!!!! あと数時間で休日が終わる!!!!! そしてまた5日間の勤労が始まる!!!!!
ノーマクサンマンダーバーザラダンセンダーマーカロシャーダーソワタヤウンタラターカンマン!!!!!! 南無不動明王!!!! 南無不動明王!!!! 南無不動明王!!!!
やってランねえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!
......こうやってブログで吐き出して、ちょっとはマシな精神状態になって、明日を迎えるのです。
◎睡眠の質が上がった話
いびき防止のために口閉じテープを購入&使用してみたんだよね......。
薬局に売っているやつ。口にテープをつけることで睡眠中に口を開かないようにするんだよね。
いびきは睡眠中に口が開くことによって起きるから、口を閉じ続けていられればいびきは出ないんだよね。
んで、使ってみた感想だけど......。
いびきが収まったかは不明なんだけど......。
睡眠の質が上がったっぽい......。
起床時に感じる身体の回復度が違うっていうか。
たぶん、いびきをかいていた頃は口呼吸で寝ていたところを、口閉じテープの力によって強制的に鼻呼吸で眠れるようになったからだと思う。
ほら、口呼吸と鼻呼吸では鼻呼吸のほうが脳に酸素が届くというじゃん?
睡眠時無呼吸症候群も防止できるので。低酸素状態を脱することができて......なんか、充分に酸素補給できて、どういうわけか睡眠の質が上がったんだろう、たぶん......。
仕事で生じる手の痛みとか、以前の睡眠なら後日に引き継がれていたのだけど。
口閉じテープを使うようになってからは、翌日になってもあまり痛くないパターンも発生するように......。
ちゃんと鼻呼吸で眠ることがこんなにも回復効果を向上させるとは......!!
睡眠の質を改善したくて漢方飲んだりヤクルトY1000飲んだりしてもイマイチで辞めちゃったりしていたけれど。
そもそも口呼吸こそが睡眠の質の大敵だった......!!
鼻呼吸で眠れるだけでこうも違うとは......!!(二回目)
あと、喉にも地味に優しい。口を開けて眠っているとこれからの季節、喉をやられるから......。
毎年、喉風邪予防対策のために加湿器を手放せなかったけれど、今年は口閉じテープだけでも充分にイケそう......。それはそれとして本格的に空気乾燥してきたら使うけどね、加湿器。
寝ても疲れがとれない人は、ひょっとしたら口呼吸で寝ているのかもしれない。
そんな人には口閉じテープ、おススメかもしれない。
◎今週のお題「ちょっとした夢」
ちょっとした夢、ですか......。
うーん......。彼女を作ることですかねぇ......。
初彼女、欲しいです。
我、33歳童貞男です。
なんて言ってもそのための行動なんて何も起こしていないのだけれど。
結局はコミュニケーション能力だからなぁ......。
見た目が良くても、高給取りでも。異性とのコミュ力と、イケると思った時の行動力と、勇気がなければ......恋愛は成就しないんだよなぁ......。そして一番は勇気なんだよねぇ......。
俺ってば、ちゃんと好きな異性に自分の気持ちを伝えたことすらないんだからなぁ......。
でもなんかもう、叶わない夢のように思えてしまって......。
当たり前のように彼女を作れた人達は一体どうなっているのか。自然にできるとか、嫌でもできるとか、ありえないって。
普通は学生時代に一人くらいはできるっていう人もいるけれど、普通ってなんなんだろうか。それって強いて言えば持てる側の普通なのでは......?
あーあー。今の仕事にも慣れてきたなー。
望まない異動からの未経験の仕事だったけれど。
一新された人間関係も落ち着いてきて。業務も慣れてきていて。
それでも本当はこんな仕事は嫌だと思っていて。
それでも休み明けには出勤しなければならなくて。休みも少なくて、給与&賞与も......っていう職場に......。
異動から半年ほど経ったけれど、よく保っているもんだ......。
そんな僕の持つちょっとした夢といえば、やはり初彼女なのです。
ちゃんと彼女を作ってセッ〇スしたいのです。
そんなことを考えながら、結局は何もせず、味奈登庵で富士山盛りの蕎麦を食べたりしているわけです......。富士山盛り最高かよ......。
◎嘘話~魔王が世界を滅ぼそうとした理由~
魔王は玉座にいた。
魔王城の最奥部。豪奢な絨毯と金品装飾品で敷き詰められた部屋に、静かに存在していた。
魔王の目の前には勇者がいる。
世界を救うために、仲間の戦士・魔術師・僧侶と共にやってきた人間達だ。
「魔王......!! お前の野望もここまでだ!!」
勇者は強く叫ぶ。
「答えろ!! どうしてこんなことをした!!」
戦士は怒号を放つ。
「世界の9割の富を独占して!! 世界中に食糧不足による飢餓を引き起こして!! 権力者の人間に化けた魔物達が人間同士の戦争を引き起こした!!」
魔術師が腹の底から憎しみを吐き出す。
「貧富の差はますます広がるばかり!! 食えなくて死ぬ奴と、生きる希望がなくて自死する奴と、無気力にその日をやり過ごして死を待つ奴!! そんな奴らばかりの世の中になった!!!!」
僧侶が歯を喰いしばりながら唸った。
「答えろ魔王!!!!! どうしてこんなことをした!!!!!」
再度勇者は叫ぶ。
魔王は閉じていた目を静かに開ける。
「......モロッコヨーグルを、知っているか?」
魔王の問いかけに勇者は眉をひそめる。
「モロッコヨーグル? あの駄菓子のか?」
「そうだ」
「そのモロッコヨーグルが世界を滅ぼそうとする原因なのか?」
「......その日、我はモロッコヨーグルを買いにいった。だが、モロッコヨーグルはどこにも売っていなかったのだ」
静かに語り始める魔王に、勇者の背後にいる戦士・魔術師・僧侶は困惑顔をする。
「待て。それとこれと一体どういう関係が......」
「勇者よ。モロッコヨーグルはどこにもなかったのだ。近所のスーパーマーケットにも、駄菓子屋にも、コンビニにも、どこにもな」
「まさか、それが世界を滅ぼす理由だとでもいうのか!?」
「少し違う。最終的にモロッコヨーグルはあったのだ。近所のドンキホーテにな」
「......どういうことだ!! 話が見えない!!」
「ようやく見つけたモロッコヨーグルは、ジャンボサイズだった」
「ジャンボサイズ......? あの、1個300円はするという、値段高めの......?」
「そうだ。我は普通のモロッコヨーグルで良かったのだ。1個10円ほどのアレを3つほど買って食べられれば良かった。だというのに......ッ!!」
ビシッ。魔王室内の壁にヒビが入る。
戦士・魔術師・僧侶が苦しそうにその場に膝をついた。
「......!? みんなどうしたんだ!?」
「すみません勇者様。空間内の魔力の圧が高まっていて......」
「か、身体が押しつぶされるようだ......!! 動けない......!!」
魔術師と戦士が息を荒くしながら答える。
「魔王!! 何をした!?」
「勇者よ。我はただ少しばかり怒りの感情を表に出したに過ぎない。それだけで膝を屈するとは。お前の仲間は大した実力ではないようだな」
魔王が静かに視線を一点に向ける。
目線を追った勇者は、白目を剥いて床に倒れている僧侶を見つけた。
「ッ!! 僧侶ッ!!!!」
「気絶しているだけだ。もっとも、このまま我の怒りの波動にあてられ続ければどうなるかは知らないがな」
「くそッ!!」
勇者は単身剣を抜いて魔王に切りかかった。
「無駄だ」
勇者の剣は、魔王の指先で受け止められる。
「なにっ!!」
「普通サイズのモロッコヨーグルのない世の中など......!! 滅べばいい!!!!!」
魔王の指先から漆黒の光が走り、勇者の眉間に直撃する。
勇者は断末魔の悲鳴をあげることもなく、静かに倒れた。
戦士と魔術師が絶叫をあげて魔王を睨む。
魔王は何も言わずに指を振る。
戦士と魔術師は何を言う間もなくその場に倒れた。
魔王は静かに手をあげる。
配下の魔物達が音もなく出てくる。
「お前たち。この気絶した四人を別室に連れていけ」
「......殺さなくてよろしいのですか?」
「こいつらは人間界に返す。普通サイズのモロッコヨーグルを市場で再販するようにと、人間界の王に伝えさせるのだ」
「御意」
配下の魔物達は気絶した勇者・戦士・魔術師・僧侶をかついで魔王室を出ていく。
扉が閉まると同時に、魔王の隣に側近の魔物が現れた。
「よろしいのですか」
「なにがだ」
「こんな大人げないことをしなくとも、Amazonで普通サイズのモロッコヨーグルは売られています」
「あれは60個入りまとめ買いセットだからダメだ。1箱2500~3000円するのだぞ。それはもはや駄菓子の値段ではない!!」
ビシッ!! 魔王室内のヒビが増えた。
「魔王様。怒りの魔力圧によって室内に亀裂を入れるのはどうかと......。修繕する魔物達の身にもなってください」
「すまない......。モロッコヨーグルのことになると抑えが効かないのだ......」
しばしの沈黙。
「しかし、いつまで続けるのですか」
側近の魔物が静かに口を開いた。
「なにがだ」
「いまの勇者PTでもう100件目です」
「それがどうした」
「これまで送り返した勇者達にもメッセンジャー役を命じてきましたが、依然として人間界には普通サイズのモロッコヨーグルは市場に出回っておりません」
「諦めるな。今回訪れた勇者PTなら、もっと上手く人間界の王に伝えてくれるはずだ。希望を持て」
「しかし、今回の勇者達は少々弱かったので幸いでしたが......。いつか魔王様を倒される存在が訪れるかもしれません」
「その時はその時。最後に人間界に我が本懐を告げて散ろうではないか」
「魔王様。今日はジャンボモロッコヨーグル、買ってきますか?」
「やむを得えまい。小遣いを圧迫するが、買って......いや、ねりあめで頼む。今日はねりあめがいい」
「御意」
後日、ねりあめを食べている魔王のもとに新たな勇者PTが現れる。
魔王はいつも通りに勇者達を倒して、普通のモロッコヨーグルを再販する為のメッセンジャー役を任せて人間界に送り返すのだった。
[完]
◎モロッコヨーグルがどこにも売られていない話
最近、モロッコヨーグルを食べたくなってさ。
買いにいったんだけど、なかったんだよね。
売り切れではなくて、そもそも棚に存在しない。
スーパーマーケットに行っても。
コンビニに行っても。
駄菓子屋に行っても、なかった......。
え、なんで......?
それでも諦めずにあちこち歩きまわっていたら、近所のドンキホーテにあったんだよね。
ただしジャンボサイズで。
もともとは1個10円くらいのモロッコヨーグルを3個くらい食べたかっただけなのだけど......。
1個300円くらいのジャンボヨーグルしかなかったんだよね......。
仕方なく買ったよね......。たっけぇ......。
食べたら美味しかったよ......。ついでにねりあめも買ったよ......。
でも本当なら普通サイズのモロッコヨーグルが良かったなぁ......。あの、ちょこっと食べる感じが好きなのに......。
Amazonになら取り扱いがあるけれど、箱買いしないといけないんだよね。1箱2500~3000円ですよ? 買いますか? っていう。
この時のどうしようもない気持ちをSS化したものが上記の嘘話なんだよね......。
心の魔王が目を覚ましちまうよ......。
いつの間にか復活してくれないかな、ヨーグル......。
なんで在庫ないんだろう......? 誰か知ってる人いますか?(問いかけ)
【本題に入る前の一言】
ニンニクが余ったので、ホイル焼きにした。
具体的には、器状に成型したアルミホイルにニンニクと鷹の爪を入れてマジックソルトを振ってオリーブオイルをかけて加熱した。
それだけなのにとても美味しかった......。最高かよ......。
『本占い』をご存知だろうか?
占いたい内容に関してメッセージをくださいと念じて本のページを開くと、そのページに書かれている内容が占いたいことの答えになっている......というものです。
書物占い、ビブリオマンシーとも呼ばれています。
それ専用の書籍もあったりします。そういう本は何も思わずとも無造作にページを開くと今の自分に必要なメッセージが載っていたりする作りになっていますね。
本占いで聖書を使うのは王道なのですよ。本来なら聖書を通じてキリストが信者にメッセージを送ってくれているという想定で行うものなのです。(たぶん)
なので聖書と、僕にとっては聖書である日月神示で行おうかと思うのですね!!
Q&Aの質問形式でいこうと思います。ではスタート。
Q:俺に彼女はできますか?
A.日月神示→(返答なし)
A.新約聖書→断食するときには、あなたがたは偽善者のように沈んだ顔つきをしてはならない。偽善者は、断食しているのを人に見てもらおうと、顔を見苦しくする。
......!?!?!?
いきなり返答なし......だと......ッ!?
いつもなら答えの載っているページで自動的に手が止まって、視線が特定の一節に固定されるはずなのが、そうはならなかった......。よって返答なしとの判定をしたのだけども......。
まあ、新約聖書からは返答あったけれども。
この神様から見ると、僕は恋愛断食をしているらしいぞ。モテないのではなくて、自分から彼女を作らないでいるだけなのだと......。信じられねえ......信じられねえよ......。
苦しむな、思い悩むなということでもあるのかもしれない。
では次の質問いってみよう。
Q.いまの仕事を辞めてもいいですか?
A.日月神示→三千年の昔に返すと申してあろうがな。よい御用いたす身魂ほど苦労さしてあるのぢゃ。他から見てはわからんなれど、苦労に苦労さして、生き変わり死に変わり、鍛えに鍛えてあるのぢゃぞ。
A.新約聖書→しかし、わたしの言葉を聞いているあなたがたに言っておく。敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。
なるほど......。いまの望まぬ仕事も必要があって肥やしになるからと神がやらせているってコト......?
あと聖書の方は僕が仕事を辞めたがっている理由を的確に見抜いてきている......。でも無茶を言わないでくれ......。キリスト教の愛って難易度高いんだよ......。
はい。次の質問。
Q.ぶっちゃけ、あの子と僕は付き合える?
A.日月神示→(返答なし)
A.新約聖書→「主よ、御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」
なるほど......。日月神示は異性絡みの質問には答えてくれないのかもしれない......。
そして新約聖書の解答よ。草生え散らかしたわ。
穢れてるってコト!? 心を清めろと!?
はい、次の質問!!
Q.いま日本って色々大変だけど、日本はこの先大丈夫なのでしょうか?
A.日月神示→霊はモノにつくと申してあろう。
A.新約聖書→娘から悪霊を追い出してくださいと頼んだ。
話を総合すると......。
なんか、日本についた悪いものをモノにつけて祓ってくれる......らしい......!!
こういう系の質問だったら日月神示の方も答えてくれるみたいね。
では、次。
Q.転職したほうがいい? いまの仕事を継続したほうがいい?
A.日月神示→大空に向かって腹の底から大きく呼吸してゴモクを吐き出し、大空を腹一杯吸い込んで下されよ。そなたの神を一応捨てて心の選択を致してくれよ。
A.新約聖書→その人の後の状態は前よりも悪くなる。
うん。いまの職場に留まれと。不満はちゃんと吐き出してスッキリして、いまの職場に留まれと。これに関しては一貫している......。
えー。なに。いまの仕事って、自分で不本意にも選んでしまったことかと思っていたけれど、実は神の御計画だったってコトォ?
いまの望まない異動を経た先での職場に骨を埋めなければならないの......?(涙)
つぎぃ。
Q.俺って生きているうちにセックスできるの?
A.日月神示→これから三年の苦労ぢゃ。拝むとは御用することざぞ。
A.新約聖書→すばらしいことです。仮小屋を三つ建てましょう。
日月神示の方、いつも「三年の苦労ぢゃ」って言ってるよね......。俺は何度三年の苦労を越せばいいのだろうか......。
あと、新約聖書の方も何故か三の数字が......。
三年間苦労して仮小屋を三つ建てる御用をすればセックスできるってこと? どーいうことなの......。嫌だよあと三年も......。
男の勃起力は加齢と共に落ちていくんだぞ......ッ!?!?!? わかっているのか神よッッッ!?!?!?!?!?
NEXT。
Q.熱く生きていきたいのですけれど、どうしたらいいのでしょうか?
A.日月神示→始めに出て来る霊はほとんど下級霊であるぞ、玄関にまず出て来るのは玄関番であるぞ。
A.新約聖書→熱は去り、彼女はすぐに起き上がって一同をもてなした。
草ァ!!!!!
新約聖書さん、熱く生きたい我を即行で解熱......!!
日月神示の方も、それは下級霊の感応によってそう思わされているだけって言っているように思える。そうなのか......。そうなのか......?
つぎ。
Q.近所にうるさい騒音野郎がいるのですが、静けさを取り戻すにはどうしたらいいでしょうか?
A.日月神示→(返答なし)
A.新約聖書→『わたしがメシアだ』と言って、多くの人を惑わすだろう。戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞くだろうが、慌てないように気をつけなさい。
OK。日月神示の方は俗世的な質問にはノーコメントっぽい。
新約聖書の方も、心を平静に保っていなさいという感じか......。耳に諸々の不浄を聞きて心に諸々の不浄を聞かずってことかぁ......。無理ぃ......。
ぼちぼちラスト。
Q.ぶっちゃけ、神様的には俺の人生の役割(御用)ってなに?
A.日月神示→霊はモノにつくと申してあろう。祓いする時はモノにつけて、モノと共にせよ。
A.新約聖書→実に不思議です。あの方は、わたしの目をあけてくださったのに。
ま さ か の 悪 霊 祓 い。
そんなスキルねえから!! 陰陽師じゃねえからあああああああッ!!!!!!!
祓い給い清め給えで目を開かせてあげる御用ってなんやねん!?!?!?
こんなん真に受けたら胡散臭いスピリチュアリストの完成だわ!!!!!!
はい。本占い終了。
感想は......。漫才かよッ!!!!!!
そりゃ、遊び半分でやっているんだから、返答側だって遊び半分で返してくるわな......。
あー、面白かった。以上です。
※本占いは遊びみたいなものです。あまり本気にしないでください。御神託かのように思っていたら人生終了します。身魂相応に受け取って解釈違いとかざらにあります。それでも信じたいなら自己責任でお願いします。
↑押してもらえるとランキング上がります。(たぶん)
◎逆転裁判4の感想
クリア後の感想を書こうと思います。ネタバレ注意。
(※序盤プレイ感想は下記記事にあります)
けっこう面白かった。
2話が一番逆転裁判らしくて好きだったかな。
3話は......。ガリュウ検事のキャラを立たせるための話なのは理解できるんだけど、色々と面倒臭かったかな......。
4話(最終話)は、決着のつけ方がなんか......なぁ......。矛盾を突いた証拠を提示して真犯人を追い詰めていくのが逆転裁判の醍醐味なのに、最後は多数決で決着って......。こんなダーティプレイなやり方をする成歩堂見たくなかった......。この話で成歩堂を操作できたこと自体は予想外のサプライズで嬉しかったけれど......。
それでも物語全体での真相が明らかになっていく過程は良かったと思う。面白かった。
駆け出し時代のオドロキ君の物語って感じだったかな。まだまだ他人の助けが必要な新米弁護士時代のストーリー。
4話のMASONシステムで成歩堂が第四の壁を突破してきたときはいよいよ没入感を失ってきて「えぇ......」ってなったのだけど。そこはプレイヤーに語りかけてこないで、ストーリー中でうまく処理してくれよと。
後の展開で成歩堂は作中の裁判員に語りかけていたことが判明したので、個人的にはセーフかなと。裁判員=プレイヤーみたいなものだけれども。ギリギリ第四の壁は突破していないといえる。成歩堂はただ優海さんに語りかけていただけだったんや。
それにしても......。
今作のヒロインのみぬきちゃん、オドロキ君の異父妹でしたかー。
マジかよ......。オドロキ君とみぬきちゃん、結婚できないじゃん......。
でもこの事実は当人同士は知らないんだよね。成歩堂は「いつか話す」って言っているけれど、そこはすぐに話してやったほうがいいのでは......。オドロキ君とみぬきちゃんの母親が生きていることも含めて......。
みぬきちゃん、最後まで可愛かったな。みぬきちゃんのために逆転裁判4をやってもいいくらいだよね。
うーん。これがエロゲ世界だったら実妹だろうと攻略対象になるのだろうけれど。コンシューマー世界だものなぁ......。いやでも、成歩堂とマヨイちゃんも付き合い長いのに結婚していないから、普通に良いコンビって関係で終わる可能性も高いよなぁ......。
あと、ハミガキってキャラクターがけっこう強烈だったな......。後半になるにつれて「こいつけっこう良いやつなのでは?」ってなったのだけど、強烈だったな......。そしてそんな奴が重要なキーキャラクターだったという......。こんな重要な役回りのキャラクターをどうしてハミガキにしたんだ、っていう。
うん。どうして逆転裁判4が色々と言われがちなのかわかった。追求BGMも出たと思ったらすぐに引っ込んじゃうし......。
逆転裁判1~3に関してはこんな感想出てこなかったものね。
でもまぁ、普通に面白かったです。みぬきちゃん可愛かったし。
たぶん、4から初プレイした人からすれば何の不満もないと思う。
1~3があまりにも傑作だったからこそ生まれる不満だと思うので、これ。(未だに逆転裁判は1~3まででいい派の人もいるらしいので。どれだけ根強く愛されているのかがわかるよね)
逆転裁判4、普通に楽しめました。3話はちょっとダルいけれど、平均以上の面白さはあると思います。以上です。
◎いまでも聴いているアニソン・ゲーソン話からのハサウェイ
10代の頃からいまでも聴いている曲ってありますよね?
僕にもあります。
おもにアニメやゲームの主題歌なのですが......。
ツバサクロニクルのED曲『ループ』とか。
Ef - The First TaleのOP曲『悠久の翼』とか。
ほら。ボイスロイドとかボーカロイドでカバーしていたりもするから、ふとしたときに再会するんだよね。それで再度ハマる。
あとやっぱり逆転裁判熱が再来しているので、各シリーズの追求BGMをひたすらに聴いたり。
ていうか、特にループを延々と聴いてしまうのですけれど......。
まさにループだよ......。
『踏み固められた土を道だと呼ぶのならば 目を閉じることでも愛かな』とか。
『語りかけてくる文字を小説と呼ぶのなら 届かない言葉は夢かな』とか。
こういうフレーズ好き。
それと、定期的に聴きたくなる悠久の翼に関しては......。
『壊れていく心癒す 優しい音聞こえた』
『凍てついた痛みさえ ぬくもりに変えれば 鐘の音は鳴り響く 果てしない未来に』
とか。こういうフレーズ大好き。
あとあと。Fate/stay nightのOP曲『disillusion』にある最後のところの『誰かのために生きて この時がすべてで良いでしょう?』ってフレーズなんかも好き。今でも心に残っています。
......うん。脳が老化したオタクって、こうして若い頃に好きだった作品を繰り返し語るだけの壊れたラジオと化すんだよなぁ......。
新しい作品を受け付けなくなっていくという......。俺はまだ大丈夫なんだけど、少しの徴候は見られる......。
いや待て待て。俺だって最近劇場アニメ化された『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のテーマソング『閃光』を聴きまくっているじゃないか。あれも最近だったはず!!
あれは曲というよりもハサウェイの気持ちに共感する部分があるから聴いちゃうんだけどね。
テロ行為でしか腐敗した政治を正せないと思ってしまったハサウェイが、その青さから反政府組織の表首領となって突っ走ってしまうという。
でも、内部から変えるなんて不可能なほどに地球連邦政府は腐敗しているから......。
民主政治とか、組織内での出世とか、政治活動とか、そういう非暴力的な方法でなんとかできるレベルを越えてしまっている。
その結果、地球連邦政府高官は身内で地球を独占して部外者は宇宙コロニーに強制移住させる棄民政策を実施しようとするという。耐用年数のある宇宙コロニーに、定期的な修繕を継続して行ってくれる保証もあるかわからないままに。
しかも、その独占者たちは地球の深刻な環境汚染を放置するような輩達で、地球環境がダメになれば人類皆滅ぶとわかっているのに自分達の代さえ良ければいいとばかりにやりたい放題......。そんなことされたら宇宙コロニーを修繕する資源さえもなくなるかもしれないのに......。
こんな政府は潰すしかないってハサウェイは思っちゃったわけだよね。
話してもわかりあえないって思っちゃったんだよ。明日の地球平和のためには暴力を用いて諸悪の根源を叩くしかないと。それが罪のない人々を大勢巻き込んで死に追いやるような外道のやり方だとわかっていても......。
そんなハサウェイの気持ちに共感してしまう。
こんなことになって、こんな連中が相手ならやるしかないじゃないか、と。
他に方法があるのなら教えてくれよ、どうすればいいんだよ、と。
それで受領されたΞガンダムに乗って戦ってしまうわけです。
そうして念願(?)のガンダム乗りになれたハサウェイですが、そのガンダムの容貌は異形でした。(※少なくとも劇場版のデザインでは)
顔は一見するとガンダムのようですが、よく見るとクインマンサに近い。
正当なガンダム顔ではないんですよね。むしろ敵として登場するペーネロペーのほうがよほど正当なガンダム顔という。
ある意味では正当なガンダムにはなれないんです。(※まあ、アナハイム・エレクトロニクスの製造したガンダムが正式なガンダムなので、Ξガンダムもちゃんとしたガンダムなのですが!!)
ガンダムになれないMSが頑張ってガンダムになろうとして擬態してみせたようにも見えるわけです。むしろペーネロペーと名前を入れ替えてもいいのではないかと思うくらいなのですよ。
そんな、ガンダムだけれどもガンダムだと認められないガンダムにハサウェイは乗っています。
それがなんというか、こんなやり方は間違っているという、本当はわかっているハサウェイの内心を体現しているようで......。
ガンダムらしい容貌になりきれないガンダムというデザインは、そうしたハサウェイの内面の葛藤を表現しているのではないかと思ってしまうのですな。自分のやっていることを正しいと思いきれない(=ガンダムになりきれない)という。
......やっべぇ。アニソン・ゲーソンの話よりも熱く語っちまったよ......。
まあ、そんなことを思いながら『閃光』を聴いているとですね、なんとも熱いものを感じるのですね。
俺はまぁ、ハサウェイの味方につきたいなぁ......。
純粋なんだよね、ハサウェイ。
これはガンダムWの五飛もなんだけど、純粋で真っ直ぐなキャラクターを応援したくなっちゃうんだよね。
以上、かな?
......たぶん、この記事を読んだ人が一番聴きたくなる曲って『ループ』でも『悠久の翼』でもなくて『閃光』になるんだろうなぁ......。
【本題に入る前の一言】
サイゼリヤで「ほうれん草のソテー」「ムール貝のガーリック焼き」「イカ墨スパゲティ」「ガーリックトースト」「マルゲリータピザ」「ミックスグリル」「セットドリンクバー」を注文して一人で食べたんだよね。それでも合計2550円だったんだよね。これだけ頼んでなんてお安い価格なんだ......サイゼリヤ凄すぎるだろ......。もう最高......。
◎ペットとの思い出
今週のお題がきていたので書いてみようと思う。
お題はペットに関する思い出とのこと。
いまは他界したけれど、我が家には以前、犬がいました。
犬種はミニチュアダックスフンドのブラックタンです。
10代前半~20代後半くらいまでの付き合いでした。
可愛かったな。
話しかけるときはどうあがいても赤ちゃん言葉になっていた。
「可愛い」っていうとすまし顔をして、「可愛くない」っていうと犬歯剥き出しでキレる子だった。言葉わかるんだよね。
寝っ転がっている姿も可愛かった。
網戸からくる風を受けて目を細めている姿も可愛かった。
なによりお日様の似合う子だった。ひなたぼっこしている我が犬は最高に可愛かった。
あと僕が座って何かをしていると、いつの間にかやってきて身体の一部をこちらにくっつけてくる。だけど、顔は向こうを見ている。撫でるとこちらを振り向く。そういう子だった。
我が家の犬はツンデレだったのである。
たまに謎に機嫌の悪いときもあって、近寄るだけで唸ってくることもあった。
そんなときはそっと近づいて首元を撫でつつ「可愛いね」って言い続ける。
すると、剥き出しだった犬歯が段々としまわれていき、唸り声も小さくなり、最後はお情け程度の義務唸りに変わり、終いには唸ることも止めて通常モードに戻る。
すまし顔をしていたけど、可愛いって言われるのは好きな子だったのだろう。
それと、腰を撫でるとなんでかいつも腰を浮かしていた。気持ちいいのか嫌がっているのか判断がつかなかったのであまりやらなかったけど。
お散歩に行くよっていうと、大喜びで自ら首輪に頭を通す子だった。
しかし、実際に外に出ると即行で自宅に戻りたがる子でもあった。なんでやねん。
ちゃんとアスファルトの冷めている時間帯を選んでいるし、飽きないようにルートもたまに変えていたのだけど......。犬にとっての散歩って、たぶん冒険ごっこなんだと思うから。
その場合、仕方がないので抱っこして外を一緒に歩くのである。散歩の意味とは。
途中で地面に降ろして、家に帰ろうかっていうとリードをぐいぐい引っ張って帰宅しようとするんだよね、我が犬。
そんな散歩嫌いのケはあっても、なんでか散歩にいこうと言うと大喜びするんだよね。不思議。もちろんちゃんと歩いてくれる日もあったのだけどね。
目の前に座ってじーっと見上げてくるときもあったな。やたら目がキラキラしていたな。
僕も見返して撫でたり。膝の上においでっていうと膝の上で丸まってくれたり。
隙あらば手とか足とかを舐めてくる子だった。顔も。
舐めてくるときの犬の執念深さってなんなんだろうね。絶対に舐めることを諦めないんだよね。舐めきることに使命感を持っているというか。可愛い。
引きこもり時代に父親に座らされて説教されていると、何かを感じ取ってくれたのかいつも我が犬は僕の膝の上で丸まってくれたな。優しい子だったな。
若い頃はよくワンプロを仕掛けてくる子でもあった。
なんでか自分から仰向けになるんだよね。それで撫で繰り回すと興奮したのか部屋中を爆走する。
ねんねしている姿も可愛くて。撫でたいけど撫でると起きちゃうから、我慢して観察するんだけど、視線を感じるのか起きちゃうんだよね。すかさず撫でて、寝ていていいよって伝えるんだけど。
ねんねといえば、犬って就寝中に小さく吠えたりするんだよね。夢の中で何かに吠えているんだろうね。そういう場合はたいてい途中で目を覚ます。犬も夢を見るのかと初見時は少々驚いた記憶があります。
今でも仕事でストレスを感じるときには脳内で我が犬を思い浮かべています。ちょっと心和らぐんだよね。今の職場は以前のところよりも我慢が必要で......。
ちゃんと名前はあるのだけど、その立ち姿から歩き方まで思わず「たぬたぬ」と呼んでしまうくらい可愛らしさのある子でした。
あと可愛いって言いまくっていたからな。天国行って自分の名前を「かわいい」と勘違いしてなければいいのだけど。以上。
-追伸-
生前はよく夢に出てきた我が犬だったものの、死後は一度だけ夢に出てきた。
我が犬は寝る前に必ず僕の部屋に入ってきて、おやすみを言う僕の姿を確認してから母の寝室に戻っていく習慣があったのだけど。
ちょうどそんな夢だった。
夢の中で「これは別れの挨拶だな」と直感した。
犬にも49日があるのかはわからんけど、一応でもあった現世との繋がりを断って、本当にあの世に行ってしまったのだなと思った。
次は何に生まれ変われるのかな、我が犬は。良い一生を過ごせる生物に生まれてこいよー。ただし必ずしも人間の生が良いとは限らんぞー。人間に可愛がられたからって人間に憧れちゃダメだぞー。いまの人間界は地獄だからなー。以上。
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【本題に入る前の一言】
ニコニコ動画復活やったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
◎逆転裁判4の序盤感想
1~6作までがセットになったDL版がセール価格で売られていたので。ササっと購入しました。
学生時代にGBA版の1~3はプレイしていたのですが、4以降のプレイ経験はないんですよね。
気にはなっていたものの4以降はあまり評判が良くないようなので。やらなくってもいいかなって、思っていました。
でも、心のどこかではずっと気になっていて。
今回のセールでどうしても欲しくなって、買ったんですよね。
それで現在は**逆転裁判4の2話までをクリア**したのですが......。
普通に面白いじゃん......。
みぬきちゃん可愛いし......。みぬきちゃん可愛いし......。(←大事なことなので
これたぶん、リアルタイム世代がリアルタイムに4をプレイした結果、不評が広まってしまったものと思われる。
僕もリアルタイム世代だったから。よくわかるんだよ。
主に成歩堂龍一が弁護士辞めてやさぐれているってところ。
学生時代の僕がプレイしていたら拒否反応起こしていたかもしれない......。
それだけ1~3までの流れは凄かったんだよね。主人公は成歩堂龍一以外あり得ないって思うほどには。
傑作だったし、逆転裁判は3までで良いと思った人もいたのではないだろうか?
たぶん、俺が逆転裁判4を楽しくプレイできているのは、1~3をGBAでプレイしていた当時の記憶と感情がけっこう薄れているからなんだろうね。
仮に1作目が逆転裁判4だったとしたら普通に楽しめて「こんなもんだろう」と思うっていう......。
結局のところ逆転裁判4が悪いんじゃない。逆転裁判1~3の出来が神がかかっていただけなのね。
優秀な1代目と比べられる2代目のような。
2代目も十分に有能なのに、1代目がシゴデキ過ぎて劣った評価を貰ってしまう感じ......。
逆転裁判4、今のところ2話までの時点では十分に面白かったぞ。
みぬきちゃん可愛いし(←三回目
まあ、でも、やさぐれた成歩堂龍一だけは何か引っかかるものを感じるけれど......。後作品でちゃんと復活するって知っているからいいけどね。
勿論、現在プレイしていても学生時代からの逆転裁判好きとして思う部分はある。
マヨイちゃんはこんなになっちまった成歩堂をなんで放っておいているのかとか。こんなになっちまった成歩堂を御剣が放っておくはずはないとか。矢張だってちょっとくらいは成歩堂を気にかけてもいいだろうとか。はみちゃんなんて定期的に成歩堂の様子を見にきそうな義理堅い子のはずなのにとか......。
成歩堂が挫折してやさぐれて7年経っているらしいから、そういうのはすべて通過してこうなったのかもしれないけれど......。
こうして話していてわかった。
公式とファンとの間での成歩堂龍一への解釈違い。
これが結局は逆転裁判4が発売当時不評だった原因だったのではないだろうか?
それだけ逆転裁判1~3は愛されていたし、成歩堂龍一はファンのみんなが大好きな主人公だったのだ。
ちなみに主人公交代における2作目拒否反応現象はあるあるなのだけど。
そのハードルを乗り越えてみせたゲームはある。メダロットとか、うたわれるものとか。(←趣味がバレる
逆転裁判4はそのハードルを超えられるほどの主人公を用意できなかった......ってよりは、安易に成歩堂龍一を出してしまったのがアカンかったのかもしれない。
前作主人公が常時出てくるようなら今作主人公は比べられるに決まっている。例えばガンダムSEED DESTINYもそのせいでシン・アスカが放送当時不人気だったしなー。(←俺は戦闘時の鬼神みたいな暴れっぷりが好きでした。
そもそも比べられる状況を作ってはいけなかったのだと思う。
成歩堂龍一の物語を関東地方を舞台としたお話とするのなら、王泥喜法介の物語は関西地方を舞台としたお話にするくらい別舞台に設定して良かったのかもしれない。
ともあれ。
発売当初からだいぶ時間を経てプレイしている僕であれば。
この逆転裁判4は普通に楽しく遊べています。ライバル(?)の牙琉検事も良いやつっぽいし。普通に王泥喜に助け舟を出しているんだよね。彼は勝ちよりも真実を明らかにしたいタイプらしい。
それにSwitch版なのでテレビ画面に映してプレイできるところも最高だ。GBA時代やDS時代にはこんなことは不可能だった。素晴らしいね。
さて。序盤感想はここまで。続きはクリア後に書きますね。
◎超絶久しくガチャポンを引いた話
網戸にはりついたセミって、無防備で可愛いよね。
弱点であるお腹をこちらにさらけ出している。
けど、セミは恐らくそれに気づいていない。
そんな隙だらけな様子を可愛いと感じてしまう。
今年もそんな季節がやってきました......。
そんで。そんな中で超々久しぶりにガチャポンを回したんですよね。
何年ぶりだ? 軽く20年以上は経っていると思うんだが......。
ふとした時に見つけちゃってさ。
すごいね。今時のガチャポンカプセルってこうなっているんだね。
僕が子供の頃とは全然違う。進歩している。なんかすごい。感動だよ。
そんで中身も可愛いんだこれが。
可愛すぎかよ......。
どんちゃん、かっちゃんじゃなかったのは残念でしたけど、このオレンジの子も可愛い。カクレッタ=ドンディーという名前だそうな。
普段は「ガチャポンにお金を使うなんて無駄遣いの極みだ」と思って見向きもしない勢だったのだけども。
これにばかりは足を止められました。
真に欲しいガチャポンを見てしまった時、人はガチャポンを回してしまうのです......。
可愛すぎかよ......。デザイン神かよ......ッ!! ガチャポンに入れ込む人の気持ちが少しわかってしまったよ!!!!
ちょ、もう一度、今度はうしろから見てみよっか......?
おしりもプリティーかよ......。可愛すぎだろ......。
うーん。これはお客さんの足を止めさせるほどのモノを作ってきたバンダイさんの勝利だなぁ......。(※このガチャポン商品はバンダイの製品です)
え、どうしよう......。もう可愛すぎて......。現実にこんなのが存在していたら絶対に抱き締めてその場に転がる......。自然界で生きていけなさそうなフォルム最高かよ......。
これで1回300円とか余裕で気持ちよく回せるお値段じゃん......。気持ちよく払えるお値段でこのクオリティとか最高かよ......商売人として誇らしくないの......?
最っ高......。
以上、現場からのレポートでした......(悦)
◎今週のお題「まつり」
夏祭りは好きです。
子供の頃は夏になると近所の縁日に家族や友達とよく行ったものです。
大人になっても平塚七夕祭りに行ったりもして、大量の屋台よりも商店街の出店の食べ物のほうが遥かに美味しくて「商店街すげぇ!!」ってなったりしていました。
けど......。いつの間にか行かなくなったなぁ。
理由は、一緒に行く人がいないから。
いや。もともとは一緒に行く人がいなくても一人で出歩いていたんだけどね。
でもさ......。一人でお祭りを巡っても寂しいんだよね......。
そう......。寂しさを感じてしまって。そこからお祭りには行かなくなったんだよね。
楽しみのために行く場所なのに、人は多くとも孤独という悲しい思いをしてしまっているので......。
お祭りには行かなくても、神社仏閣には一人でよく行くんだけどね。
一人で行っても寂しくならないんだよね。
それで最近は神様仏様にお願い事をしようとすると、何故か日常の不満とか助けてほしいこととかが頭から消えてしまうんだよね。
帰宅してから「なんであのお願い事をしてこなかったんだろう......」ってなる。
電車賃の高い場所にある神社仏閣に行ったときほど、そうなる。
あるいは祈るタイミングで願いを覚えていたとしても、それを神様仏様に伝えることに抵抗を覚えてしまう。
「俺の願いは本当にこれなのか?」という迷いが生じるんだよね。
結局、ちゃんとお願い事を伝えているのか、曖昧にしか伝えられない状態なのか、よく知らんような祈り方になって参拝を終えています......。
助けてほしいんだけどね、神様仏様に。
でも、祈ろうとすると頭の中に浮かんでいたはずの願い事が取り去られる。
困ったなぁ......。でも、俺の願い事もいつまでも曖昧な状態なんだよなぁ......それも良くないんだよなぁ......。
自分のことなのにどうしてこう真剣になれないのか。
本気で困らないと神仏にちゃんと祈れないというのか、俺は。
具体的に何をどうしてほしいのかを、自分自身ちゃんと理解していないのだから......。当然、神仏に伝えるときも曖昧な伝え方になる......。
こんなふわふわした願い事を投げられても神仏も困るだろうよ......。
以前は好きな子と結ばれたいという祈願をしていたのだけども。(←そこは転職祈願じゃないんかい!!!!
休日のたびにそうした祈願をしていたら......なんかこう、その好きな子への興味が何故か薄れてきていて......。
むしろ、本当にこの子と結ばれていいのかとさえ思えてきて......。
そういえば転職に関してもそうだ。ずっと神社仏閣に参拝してお願いしてきていたのに......。
ここにきて、いまの職場もまんざらでもない気持ちになってきている......。
仕事環境に適応してきているのもあろうが、主体的に動けるようになってきて仕事が面白くなってきたっていうか......?
うーん......。異動先の望まぬ業務ではあったのだけれど。もうじき半年になるんだよなぁ......。時間の流れは早いなぁ......。俺はどうしたらいいんだろうか......。
......。うん。今年の夏は一回くらい夏祭りに行こうかなぁ......。
確実に一人で行くことになるから、たぶん寂しさを感じることになるとは思うけれど......。近所のところとかでも......。お好み焼きとかたこ焼きとか食べたいよね......!!
◎【ネタバレ有】コードギアス奪還のロゼ-最終幕-【愚痴の感想】
はい。
奪還のロゼの最終幕を映画館で視聴してきました。おそらくは視聴組にしかわからないかもしれない感想いきます。
愚痴が多いです。そこも含んだネタバレがイヤな人はブラウザバック推奨です。
なんか、駆け足で終わった......。
それにちょっと展開が雑になったような......。第一幕~第三幕までは良かったのに......。
てか、なんでアッシュ死んじゃうの? あそこで死なせる意味あった? 脱出できたよね? サクヤのコクピットに迎え入れたら助かってたよね? 脚本家さんはなんでアッシュ死なせたの? アッシュの人生ってなんだったの? 生きて自治区皇帝となったサクヤと一緒に騎士として戦後を過ごしていくENDで良かったよね? ねえ、なんで?
あと、ハルカが成長しそうでしなかったのも......。前章からアッシュやキャサリンに戦闘時の欠点を指摘されていたというのに......。攻撃が直進的過ぎるって......。そこを直してロキの大軍を捌けるくらいの成長をしていれば、物部さんも特攻せずに済んだかもしれないのに......。代わりにロキ軍団を捌きまくって爆弾設置して起爆して帰還するくらいの成長を見せてほしかった......。あんな高性能機を与えられておいて......。けど、それはそれとして物部さんの死に様は武士道で見事だった......。けど......。
ノーランドも。なんだよあいつ。人類に生理的嫌悪を覚えるから人類滅ぼすために動いていたってこと? それで本気であそこまでやってのけたくせに、ラストバトルで舐めプして倒されるってどういうこと? もっとガチでこいよ......。しかもなんで倒されたときに笑ってんだよ......。倒されるときにラスボスに意味不明な笑みを浮かばせる昨今の風潮ってどうなんだよ......。やるんだったらラウ・ル・クルーゼくらいキャラクターの掘り下げをやってからやれ。こんなのただのゲームを終わらせるためのスイッチ役じゃねーか......。
いや。ハルカはまあいいや。所詮はサブキャラだと割り切れる。
ノーランドもいいや。キャラクターというよりは、物語を終わらせるための舞台装置みたいなものだったんだろう。脚本家に与えられた役割をこなすNPCみたいなものと割り切れなくもないさ。
問題なのはアッシュの死だよ。なんで殺した?
これがアッシュ生存でサクヤと仲良しENDだったら多分、俺は多少の粗には目をつむっていたと思う。
終わりよければ総て良しとは云うけれど。
今作は、始めは良くて終わりは納得いかねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!
しかもなんだよ!!!! ラストのサクヤが自分自身にギアスをかけるやつ!!!!
自分の声を一生出せないようにするだあああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!?!? 今後ギアスを使わないための戒めと覚悟としてええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?!?!?!?!?
お前!!!!! そんなこと死んだアッシュが望んでいるとでも思ってんの!?!?!?
アッシュはギアスの肯定的な使い方を自身で示してみせたんだぞ!?!?!?
望んでかけられるギアスは呪いではなく、誓いなのだと!!!! ギアスの善的な使い方を示してくれたのに、お前は皇帝として声も出せなくしてギアス使えなくして何をやってんだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!? 自治区民は皇帝としてのお前の言葉が欲しいってわかってんのかあああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!?!?
......。
......。......。
......。......。......。
こんなに熱くなってしまうのも、アッシュが好きなことの裏返しなんだよなぁ......。
なんか、俺ってこんなにアッシュのこと好きだったんだなぁ......。
アッシュが死ぬまで気づかなかったよ......。
まさかサクヤよりもアッシュをキャラクターとして好きになるとは......。
アッシュには幸せになってほしかった......。ちゃんと童貞卒業したのか......? ん?
そうさ。サクヤの幸せのためにアッシュとくっついてほしいのではない。アッシュの幸せのためにサクヤとくっついてほしい。そう思うほどだった。
Zi-アポロは最後までかっこよかったよ。スザクのような王道的な戦い方とは対照的な、アサシンじみた戦闘スタイルと高機動形態時の戦闘機動には魅せられたよ。
でも、パイロットの自動脱出装置は存在しなかった......。サザーランドにさえ備わっているというのに......。
そこはたとえ敵機の自爆に巻き込まれるとしても、アッシュを強制脱出装置で逃がして自分だけが敵機と心中していくのがロボットアニメにおける主役ロボットの花道だろ......!!!!!!!!(←個人的な趣味です)
とかなんとか言っちゃうくらいに俺はアッシュというキャラクターが好きなのである。
それを最後はあんなにあっさり殺しやがった脚本家には親指を下に向けたい。
そう。俺にとっての『奪還のロゼ』は最後の最後で微妙な評価となってしまった。
その理由は「なんでアッシュを死なせた?」に尽きる。
助かる余地なんて普通にあったはずなのに!!!!! 意味のない死亡シーンなんて今時流行らないんだよ!!!!! 雑に殺してんじゃねえええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!! やるなら黒富野アニメの在庫処分回くらい徹底しろやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
もう一度いう。
サクヤのためにアッシュを生かしてほしいのではない。
アッシュの幸せのためにアッシュを生かしてほしい。
そしてサクヤはたまにでいいからラズベリーさんになってアッシュを労わってやりなさい。別に恋愛関係じゃなくていいから。兄妹関係みたいな仲良しでいいから。けど、アッシュが君に求婚したらちゃんと受け入れなさい。そのくらいのことを君はアッシュに対してやったのだから。
......こんなことを考えてしまうほどに。考えてしまうほどに......ッ!!!!
あああああああああああああ。アッシュには報われて幸せになってほしかった.......。俺、リアル長男だけど、お兄ちゃんになってほしいアニメキャラクターってアッシュが始めてかもしれない......。
なんでだよ......。これじゃあアッシュは始終殺しの道具じゃんか......。いや、アッシュはそれまでのように使われて殺しをするのではなくて、自分の意思で守るための戦いをして。それで守りきって。それだから最後はアッシュの意思ではあったのだけど......。
でも、もっとご褒美をあげてやってくれ......。アッシュは報われるべき男だったんだ......。あんな終わり方はないよ......。
つか、サクヤお前、ラストで何ワロとんねん。ちゃんとアッシュの墓は建てたんだろうな!?!?!?!? まさか懐かしむように故人を思って微笑むだけで終わりじゃないだろうな!?!?!?!?
なんだろう。最終幕だけ脚本家が変わったのかと疑いたくなるくらいのエピソードだった......。それかプロットだけ渡された代役脚本家が肉付けを間違えた話作りをしてしまったのだろうか......。勘繰ってしまう......。
結論:アッシュには生きていてほしかった。
劇場版モノノ怪-唐傘-を映画館で視聴してきました。
おそらくは視聴組にしか通じない感想を書いていきます。以下ネタバレ注意です。
最高かよ......。
薬売りの声優が変わってしまってどうなるかと思っていたけれど、ささいな不満に過ぎなかった......。
第二章もあるとのことだからどうなることかと思ったけれど、ちゃんと1話完結していた......。良かった......。
ヒロインのアサちゃん可愛い......。しかしカメちゃんは今回で退場か......。カメちゃんを退場させてアサちゃんは『乾かない』のか心配ではあるな......。しかしアサちゃん可愛い......。順調に出世して天子様に見初められて大奥の闇とか事の真相とかを知っていきそう......。
今回、薬売りはモノノ怪である唐傘を倒したけれど、たぶんこれって大奥の闇の序の口に過ぎないんだよね。次章の火鼠で徐々に色々と明らかになって大奥が取り潰しになるんだろうな......。
物語はモノノ怪らしく、難解な部分もあった。僕も話のすべてを理解できたわけではない。
けれど、満足だった。
放映中は暇な時間など一瞬もなくて、ひたすらに画面にクギ付けになっていた。
画面作り? 話の進め方? 場面転換のタイミング? テンポの良さ? が上手い。考える時間さえも惜しくなる見事なアニメーションとストーリーだった。1秒も見逃したくない場面とセリフ達がそこにはあった。飽きない。凄く計算して作られている。
まあ、それは俺がモノノ怪を大好きだからっていうのもあるんだろうけれど。TVアニメの怪 ~ayakashi~化猫、モノノ怪と楽しんできてからの今回の劇場版なので。
退治するモノノ怪の形・真・理を知らなければ退魔剣を抜くことができずにモノノ怪を倒すことはできないという事情から、どういう経緯でどういう恨み悲しみからどういうモノノ怪が誕生したのかを明らかにしていくストーリー展開は健在です。
その時に暴かれていく人の心の闇がこのシリーズの醍醐味なんですよね。その心はどうしようもない醜さなのですが、誰の心のなかにもあるものだったりして、嫌悪しきれないんですよね。(※ただし怪~ayakashi~化猫は除く。あれは完全に外道だったので同情の余地もない。むしろ化猫側に同情する)
和製ホラー×ミステリーの醍醐味をちゃんと入れているところがこのシリーズの大好きなところです。
これは第二章の火鼠も楽しみです。公開は来年になるけれど。
死体とかいろいろなものを捨ててきた井戸の臭い水を毎日飲まされている大奥の女中さん達が不憫でならない......。最後は飲まずに出ていったカメちゃんは正解だと思う。
あんなもの毎日飲んでいたら病気になって大奥の目的である天子様の御世継を作ることが達成不可能になると思う。まさかそれが目的か......? 最初は清かったかもしれないお社つきの井戸水だけれど、今となっては情念怨念腐敗物やらが溜まっている状態なのでもはや呪物だし......。
アサちゃんは適応しちゃったなぁ......。最初は嫌がって飲んでいたのに、途中から美味しいかのように飲み始めて......。ヤバいよ、あの水......。絶対に薬物的依存のような呪いのような穢れのような何かが入ってるって......。
まだ大奥の問題は全解消されていない。大奥を縛る3本の綱のうちの1本が切れたに過ぎない。氷山の一角なんだよね。
倒すべきモノノ怪はあと2体いる。
それは、この大奥を闇深い場所にしている女中達の恨み辛みがまだまだ溜まっていて、溜まっている原因が根強くあることを意味する。
もうさ、アサちゃんとカメちゃんが大奥に第一歩を踏み出す場面で「やめろおおおおおおおおお!!!! そっから先は地獄の監獄だああああああああああああ!!!!!」と思った直感が大当たりなんだよね。当人達はニコニコしてたけどさ。
というか御水様って何者なんだろう。ラスボスなんだろうとは思うけれど。
次章は来年かー。長いなー。見にいくことは確定だけれどな!!
結論:なんかもう色々と最高だった。
◎ただの愚痴
モノノ怪第二章公開まで来年、来年かー。
来年、俺はいまの会社でまだ働いているのかなー。それとも転職できているのかなー。
はぁ......。アンダーテールのサンズ戦BGMをひたすらにリピートしてしまう......。明日も職場かぁ......。やってらんねぇ......。なんで転職に動けないんだろう、俺......。
今の俺って明確に「人生は仕事じゃない!!」モードなんだよね......。異動前まではそこまでじゃなかったのになぁ......。職場に毎朝出勤するのもまんざらでもなかったのになぁ......。なんならその日の仕事の段取りとかをちょっとウキウキしながら考えていたくらいだったのにねぇ......。
今の仕事はできはするけれど自分には合わないよ......。ていうか職場内の人間関係が終わってるんだよ......。これだよ、俺が職場に行きたくない、モチベーションだだ下がりの理由......。
あー、嫌だなー......。また明日から5日間、何も考えず感じないように仕事をこなして休日を待つ日々か......。やってらんねぇ......。
来年4月になったら自主退職でも一ヵ月目から失業保険を貰えるようになるんだっけ? たしか職安指定の資格技能習得講座を履修する条件付きでなら。
会社都合退職でなければ一ヵ月目からの失業保険受給はできなかったのが、来年4月からなら退職しやすくなるという......。やっと労働者の流動性が改善されるってコト?
あーあー......。キャリアアップ転職したいなー......。
職場の人間関係や雰囲気が良くてさ。年間休日125日以上でさ。休憩時間もちゃんと取れて。有休消化率も良好で。仕事の内容が魂に合っている。給与も賞与も良い。正社員で福利厚生も充実していて......。
まあ、高学歴者にしか入れないホワイト企業にしかなさそうな条件だがな......。
俺も学生の頃に知っていれば。当時の大人たちが言っていた『高学歴=大企業=高収入』には興味なかったけど、『高学歴=ホワイト企業=年間休日多し』ってことを教えてもらえていたら勉強頑張ったと思うんだけどな......。なんで高給でばかり釣ろうとしたのか......。それでモチベ上がると思ってるのか......。今さらか......。
愚痴を吐いて幸せになれるわけではない。
現実的な行動こそが幸せを得るために必要なことだ。
今を抜け出したければ動くしかない......。でも疲れているのかやる気にならない......。
そういえば、**今週のお題「この夏のプラン」**っていうのがあったな......。
この夏にやりたいこと、か......。夏休みなんかない異動先の仕事場だけれど......。
それでも一週間でも休めるのなら出雲大社に行きたいなぁ......。関東地方在住なのでハードル高いんだけどさ......。確実に一人旅になるし、日帰りじゃなくて宿泊になるだろうから余計に......。一人旅の遠出なんてしたことないよ......。
ニコニコ動画も未だに縮小営業中だしさ。そろそろ復活してくれよぉ......。今期のアニメなんてニコ動コメント付きで見れたらもっと面白かったものばかりなんだよぉ......。
負けヒロインが多すぎるとか**異世界スーサイドスクワッドとか逃げ上手の若君とか天穂のサクナヒメ**とか。特に負けヒロイン。絶対に実況向けアニメだっただろあれは!!
......。俺は、心のどこかで他力に救われようとしているんだよな。
自力で立ち上がろうとしていない。神社仏閣に拝んでばかり。しかも神社仏閣にいくとなんでか仕事を変えたいという思いが薄れるという......。
いっそのこと親鸞聖人のように他力(※阿弥陀仏)と心中するくらいの覚悟で信心できていればいいんだけど、神仏にお願いするくせにどこか疑う心もあるのが僕であって......。
本当は自由が欲しいんだよね。
自由は不労所得・健康・時間で構成されている。(と、この時点では思っている)
でもこの三点を得るためにはどうしたらいいのか不明だし、得られている人間なんて一握りだろうし......。
......。うん。ここまで自分語りしていて気づいたかもしれない。
僕、疲れている。
休息が欲しい。短くても一ヵ月。長くても半年~1年くらいは。
ダメだ。働きすぎかもしれない......。疲れているから脳が動きたがらないんだ。それでエネルギーを多く必要とする新しい行動をとりづらくなっている。転職活動とかね。
いくら彼女ができたとしても。(※できていません)
いくら童貞を卒業できたとしても。(※できていません)
人生の大部分である仕事を充実させられなかったら、人生は充実しねーんだよ!!!!!!
仕事が充実できていないのに彼女ができても現実逃避にしかならん!!!!!!
彼女はあくまでも現在の幸せに+αする存在でしかないんだよ!!!!!(←彼女ナシ歴=年齢男がなんか言ってる)
そのためにも!!!!!
再度仕事選びをしなくてはならんのだ!!!!!!
どこでも咲ける雑草も、本当なら咲きたい場所はあるんだ!!!! どこでも咲けるからってどこででも咲きたいと思うな!!!! 咲きたい場所があるんだ!!!! (←誰に向けて言っている)
今の職場の人達には申し訳ないけれど......。人手不足のなか踏ん切りもつかないのだけど......。せっかくの勤続年数はふいになってしまうけれど......。それでも俺は仕事と職場と会社を手放して、もっと良い場所に、魂に合った居場所に行きたい!!!!!!
......。自分で言っていて夢物語を語っているような気持ちだ......。
どう動いたら目的地に到達できるのか、まるで不明だ......。
俺の人生、まず仕事をどうにかしないとなぁ......。
長期休暇がマジで欲しい......。
とりあえずヴィパッサナー瞑想をやって落ち着くとしようか......。