ネオジム磁石 (original) (raw)

うきなすの新曲がmagnetだから、それに掛けて世界一強力な磁石として知られる「ネオジム磁石」を題名にしたけど、
どうしよう。化学の人達がこのブログにたどり着いて読み始めたら。
今回は化学の話は一切ないです
すいません。
至って真面目に、サマステ うきなす公演について書きます。

お久しぶりです。
前回、少年たちのラストの考察ブログを殴り書きして以来のはてブロになります。
今回のテーマは
新曲「magnet」から二人の関係を読み解く
です。
壮大ストーリーに見えるかもしれないですけど、そんなことないです。
ただただ、新曲「magnet」の解釈と感想を書き残そうというだけです。
一つだけお願いしたいのが、思想が強い人間なので理解できないというか、何だこの解釈ってなる部分が絶対出てくると思うんですけど、そこに関しては「この人はこうなのね」程度で留めて欲しいです。できるだけ飛躍しすぎた解釈にはしないつもりで書きますが、、、、。
あと、今回も一日で書き上げた殴り書きですので、ご承知おきを。

それでは、本題に入りましょう。
そもそも、今回の新曲「magnet」、この歌詞がどこを切り取っても“うきなす”すぎるんですよね。
そんなうきなすすぎる歌詞の題名がmagnetって、、、、。あんたらほんまに、、、、すぎます。

じゃあ一体どこが“うきなす”なの?っていうと、
そもそもうきなすって、似てるようで似てなくてでも似てて、反対なようで同じででも反対で、みたいな言葉にすると訳が分からなくなるコンビだと思ってるんです。
ただ、確実に言えることとしては2人は運命ってこと。
うきなすの周りで起こってる全ての事象が偶然ではなく必然なものだと私は思ってます。

ってことをもう少し今回の新曲「magnet」寄りに言語化すると、
「向かい合ってる瞬間も反対を向いている瞬間もあるけど、必然として引き寄せられてどの瞬間もすぐ隣にいる」
だと思ってます。
上記文がうきなすであると仮定した場合に、じゃあ「magnet」のどこがそう(うきなすすぎる)させてるのか、紐解いて行きます。

まず、冒頭から

四六時中アダムとイブしてんだ Baby 怠惰に捕縛したいよ 憑かれ合うふりして 争奪戦 明けない夜はないとか言ってる場合じゃない ただの I Need You 惹かれ合う2人のストーリー

ここは、所謂うきなすの“運命的必然”の部分。
神様が敷いたレールを歩いているからこそ、2人は出会って、2人のストーリーが始まり、2人で乗り越えなきゃいけない壁を神様は与えるから、その度に互いを捕まえて、切っても切り離せなくなるんです。
もちろん、必然的に出会うことをアダムとイブと表記してるし、その後の「怠惰に捕縛」の部分もお互いがそこまで相手に執着してなくても切っても切り離せない関係値に成り上がってることを示してると思ってます。
ただし、ここの「アダムとイブ」や「怠惰に捕縛」は上記意味とはまた別の意味も込められてると思ってるので、それは最後に後戻りして来ようと思います。
ちゃんと、伏線回収をします。

次の部分ですね、

South & North & Silent& Noisy Red & Blue & Rose & Blast 愛情表現 反対車線 緊急 緩急 諸行無常

ここは、うきなすの「反対のような同じような」部分にあたりますね。
個人的にここで好きなのが、「愛情表現 反対車線」なんですよ。おそらくこれを読んでる人の大多数はうきなすのことをよく知ってる人だと思うので、思い出してみてください、2人の愛情表現の仕方と受け取り方を。
ひだかは常に口に出して「好き!好き!」って100愛があるなら10ずつ小出しに出していくし、愛を伝えられたら素直に受け入れるじゃないですか?だけど、なすって100愛があるとしたら、貯めて貯めて一気にドカンと愛を伝えていくし、愛を伝えられても素直に受け入れないじゃないですか?2人の愛情表現って綺麗に正反対で、まさに「反対車線」なんですよね。その表現の仕方が上手すぎてシンプルに痺れました。

次、

中合わせのSun and Moon 中合わせのSun and Moon でも正体はYou&I ダージリン淹れたらいい加減 Count on me

ここって、要素が詰め込まれ過ぎてるんで割愛しながら行きます。
「背中合わせ」は、まぁその通りじゃないですか?言わずもがなって感じ。昔のうきなすのことだと勝手に解釈してます。2人が向いている方向が違えど、彼らは常に一緒にいます。でも向いている方向は違うので背中合わせになるんです。背中合わせ、つまり表裏一体、だから「You&I」になるんです。
そして、その後にある「ダージリン」ですが、ダージリンという花が出てきたということは、花言葉が関係してることになりますよね。ここで、ダージリン花言葉について調べてみたところ、2つの意味がありました。「追憶」と「純愛」。どちらでも当てはまるな、、、、なんて思いつつ、おそらく今回は「追憶」の意味合いの方が強いのかな?って思います。その後が「Count on me(=頼りにする)」なので。特に、ダージリンを追憶の意味で相手に送る時は、ポジティブな記憶を思い出すらしいので。
つまり、「ダージリン淹れたらいい加減 Count on me」っていうのは、「俺らはどんな境遇でも常に一緒でどんなことも乗り越えてきただろ?だから、いい加減俺を頼ってくれよ」ってことをここでは示唆している気がします。
過去の背中合わせを経験し、その中でも互いを頼りにしてきた瞬間もある。そんな2人は大学を卒業し、アイドル1本になって売り出していく中で、彼らの中で「コンビ営」は1つの大事な手段だと考えるようになってきます。そんなコンビ営をしていく上でより相手に依存をしていき、どんどんYou&Iになっていくということなのかなと考えています。

ここまでが1サビ前ですので、一旦綺麗に整理します。
俺らが出会ったのは運命的必然で反対な部分もあるかもしれないけど、どんな時でも一緒で切っても切り離せない関係だから、いい加減に俺と正式に歩いていこう。
ってことになるのかな?って思います。しかもその後に来るのが「magnet」っていう歌詞なので、Count on me って言った後、magnetって言って2人がくっつく=歩むことを決意するんですよね。

重いな、重すぎる、あまりにも、この重さがうきなすっぽい重さがあってええな、、、、。まだサビにすら入ってないのに。

よし、じゃあサビに入っていきます。

答えのない答えの答えの為に愛したい ねぇ?裏腹なら Magnet引き寄せ合うから The light and darkness 重ね合って 離れられない Just the two of us 触れ合うその瞬間に求めあうその度 Surrender ぶつかり合うほど夢中になるんだね 避けようも無い位 Magnet

まず、「答えのない答えの答えの為に愛したい」の部分です。
「答えのない答えの問題」って沢山あると思うんですけど、彼らの場合の問題は「将来」だと思ってます。彼らの将来、アイドルとしてどうなっていくのか、そんなのは本人も周りの大人も誰もわからない、だからこそ、その問題の最適解を2人で手繰り寄せるために手を取り合いお互いを受け入れ理解し進んでいく(=愛し合う)んです。
そして、相手を理解していく中で、やはり避けて通れないのは「衝突」。でも、この衝突をすることで相手をより理解できるようになり、相手の存在が必要不可欠に自分の中で膨らんでいって、相手の存在無しでは人生を進められなくなる(=夢中になる)んです。
うきなすって、ちゃんと衝突して、逃げずに理解出来る組み合わせだと思うので、その衝突回数が多ければ多いほど自分たちの中で存在がどんどん大きくなっていくんだろうな、そしてその存在が大きくなった結果が今なんだろうなって思います。

次、サビ終わりに来るのはここですね。

例え離れても ふたり惹かれ合うよ 結ばれて世界の果てまで

いやもう、これはそのまんますぎるんだよな。
例え難くてもふたり惹かれ合うって、冒頭にうきなすって話せば話すほど分からなくなるって書いたんですけど、まさにそれが「どんな形容詞にも例え難いのに運命だから惹かれ合う」ってことなんです。
ちなみに、その後の「結ばれて世界の果てまで」は「アダムとイブ」の伏線回収に関わることなので、一旦ここではスルーさせていただきます。

佳境です。ラスサビまで来ました。
ここから怒涛の伏線回収に入ります。

まずは、

答えのない君の答えになりたいよ ねぇ?際限なく Magnet 混ざりあえるColor The love and loveless 重ね合って 離さないで Till the end of the world

の部分ですね。
「答えのない君の答えになりたい」、ここでの「答えのない君」は、所謂うきなすとしてやっていく上でどういう振る舞い方をすれば君とやっていけるかの答え、だと思うんです。1サビの時の「問題」が「将来」だったと思うんですけど、その将来をもう少し噛み砕いて、より「2人」にフォーカスした問題だと思ってもらえれば良いです。
じゃあ、その答えとは何か?って事なんですけど、ここにあるように相手の答えになる事、なんですね。
わけわかんないですね。
なので、少しだけ噛み砕くと、相手の答えになることで、お互いが似てる部分も似てない部分も持ち合わせているがゆえに、それが合わさることで完全体になって無敵になるってことなんです。だから、この2人にとって、相手の答えになることが最適解なんです。
そして、相手の答えになることで「Till the end of the world 」、つまり世界が終わるまで離さない、運命共同体になるんです。

そして、ラスト

答えのない答えの答えのために愛したい ねぇ?裏腹なら Magnet 引き寄せ合うから The light and darkness 重ね合って 離れられない Just the two of us 触れ合うその瞬間に求め合うその度に Surrender 愛も憎しみも受け止めるMagnet 過去も未来も抱きしめるMagnet ぶつかり合うほど夢中になるんだね Waiting for you 避けようもないくらいMagne

ここの部分ですが、ほぼ1サビと同じなのでSurrenderまで飛ばして「愛も憎しみも〜過去も未来も〜」の部分にここではフォーカスを当てます。
そもそもなんですけど、どんな問題にも必ず「答え」が必要じゃないですか?うきなすって、初めから相手が自分の答えではないんですね。最終的に運命で結ばれていたとしても、事務所に入ってからずっと2人ってわけじゃなくて、それぞれが色んなものを経験してたどり着いた先で結ばれたのがこの2人なんです。
だからこそ、初めから相手の答えじゃなかったからこそ、相手を受け入れるまでにかかった愛も憎しみも受け止めなきゃいけないし、過去も未来も抱きしめなきゃいけないんです。
運命を自分達で手繰り寄せたのであれば、その罪を一生背負ってく運命がこの2人にはあるんです。

ここで、「罪を一生背負ってく」と書いているのですが、何か関連するワード出てこないですか?
そう、「アダムとイブ」です。
そもそも、アダムとイブっていうのは神の命令に背いて禁断の木の実を食べてしまった罪があり、私たち人類はその罪を負っている、と言われています。

これ、上記で書いたうきなすまんまじゃないですか?
相手の答えになるという“罪”を犯した2人は、その罪を一生背負うために地の果てまで彼らはともにする運命になったんです。
ちなみに、この「地の果て」は_「結ばれて世界の果てまで」_の伏線になるし、「罪を犯した2人」はこの曲の冒頭の_「四六時中アダムとイブしてるんだ」_の伏線になってるんですよね。
ちなみに、なぜここが「四六時中」なのかというと、彼らが日々直面している様々な選択肢を選ぶ度に、彼らの運命はより強固に結ばれていくのでそれが罪に繋がっていくからだと思ってます。

つまり、この曲を簡潔にまとめると
一緒にいる運命の中で、彼らがどんどん離れられなくなる選択肢をする罪を犯していくことで、これから先は酸いも甘いも何もかも共に経験して答えのない答えを2人で探していく
それを“離れられない”をキーワードとして「magnet」というタイトルに込めたのではないか、と推測します。

もともとうきなすって自分の意見をしっかり持っていて相手に伝える能力があるし、その相手と意見が対立した時にお互いが納得行くまで話し合うことができる能力も持っていると思うんです。
今回のサマステを行うにあたって、やはりコンビとしての需要の認識を一致させないとセトリを組んでもしっちゃかめっちゃかになってしまうので、まずはそこのコンビとしての認識すり合わせから始まったと思います。そんな中で、解釈違いを起こして対立をした時だってあったと思うんですね。でも、そこでお互いが理解を止めずに認識を一致させようと努力した結果が今回の大成功したサマステうきなす公演に繋がったのではと考えています。
ということは、コンビの認識合わせをすることで自然と2人の意識レベルの一致、つまり2人が将来に対しての熱量を一致させることがこの公演を通して出来たと思っています。
そのレベルを一致させることで、コンビとしてより強くなることに繋がるわけで。
今回のサマステ、彼らの本気が伝わってきたのってそういうのが起因してるんだと個人的に思っていて、うきなすとしてのレベルが100上がったタイミングで「magnet」を下ろしてきたのって本当にずるいなって思っていました。
だって、本気になることで自分たちは今後このコンビとしてどういう道を辿っていくのかをこの曲に込めてるように、私には聞こえてるので。

このサマステを用意したのは事務所で、ただただシンプルにコンビとしての夏を届けたかっただけなのかもしれないです。
だけど、その事務所が用意したものを上手いように活用してある意味、決意表明の舞台と変えていった本人たちがもはや怖いです。

ただ、決意表明の舞台に変えたとしても、
今回のサマステが私の中でありえないぐらい楽しくて、人生の中でどこに戻りたいか聞かれたら確実に「この10日間」って答えるぐらい、大切な10日間を送れたことを考えると、
私はその決意表明を受け入れられることになるんですよね。
皆さんは彼らの決意表明受け入れられましたか?

ちなみに、オーラスの時あんなにあの2人が終わって欲しくない!寂しい!って気持ちをバンバン出していたのって、もちろん最高のものを届けられた上にその届けたものがめちゃくちゃ楽しいから、夢みたいで終わって欲しくないっていう気持ちからってのもあると思います。
ただ、それだけではなく、この決意表明の舞台が所謂自分たちにとってリスタート的な位置付けになっているからこそ、その熱量をずっと残しておきたくて終わらせたくなかったのかな、ってこれを書きながら少し思いました。
まぁ、どちらも不正解かもしれないし、どちらも正解かもしれないので、それは彼らにしか分からないことですが。

この夏、磁石のように、いや、磁石の中でも世界一と言われてるネオジム磁石のように強力になった彼らがとんでもない決意表明をしたことによって、コンビとしてどう成長して行くか、そしてコンビとして得たものをどうやってグループに還元していくか、今後が楽しみです。

ちなみに、途中で私が彼らに対して「コンビ営」と言っていますが、勘違いされたくないので少しだけ触れます。
ここ最近の彼らはありえないぐらい仲良しでありえないぐらいお互いのことが好きなのと、そもそも私が馬鹿なので、どこまでがビジネスでどこまでが本気か普通に分からなくなってます。というのも、ビジネスを彼らが素で楽しんでるように見えるからです。
ビジネスを素で楽しんでたら、それはもはや本音では?でも、ビジネスっちゃビジネスだもんな、、、で一生グルグルです。
でも、そのグルグルが楽しいんですよね。
ビジネスのイメージってあまり良くないと思うんですけど、それを彼らは覆えそうとしてますよ。
ま、とにかく私はコンビ営=ビジネス=悪いイメージのそれ、として記載してないです。むしろ、そのビジネスを本人達が楽しんでるならウェルカムです。

だから、うきなすって日に日に「怖いコンビ」になっているんです。

さて、ここからは余談です。
以前、スペースをしていた時に
magnetの歌詞を別界隈のオタクに見せたところ「いいねー!普通に素敵なラブソングだよねー!どんな曲調?」と言われて、ハッとしました。この曲の登場人物が『うきなす』とは限らない、、と。
っていう激怖マシュが届きました。
ここまでひたすら、うきなすの曲だ!って思って紐付けて勝手に苦しくなりましたけど、普通に考えたら女の子とのラブソングですよね、、、。
つまり、うきなすって、、、?

これ以上は飛躍しすぎるのでやめましょう。

やっぱりうきなすの話をしてる時が1番滾るな!!
それでは次回お会いしましょう!バイバイ!