若者に辞められると困るので、強く言えません/横山信弘 (original) (raw)
タイトルのまんまのお悩みを抱える、部下を持つ方が多々おられるんだろうと思いますが、最近は逆に強く言わなかったが故に「ホワイト過ぎて」と言って会社を去る若手社員も少なからずいるということで、じゃあ、どうすりゃいいんだよ!?とキレたくもなってしまいますよね…
でも、部下の立場からするとロクに指導もせずに、俺の言うとおりにやってたらええんや!なんて昭和でアナクロでプチパワハラチックなロクにビジョンもないような上司の言うことを聞いてられるか、と言いたいところでしょう。
別に彼らはラクをしたいワケでもなんでもなくて、むしろ自分の成長につながるのであれば、買ってでも苦労をしようという人も少なからずいるようで、そうであれば一応先輩として、ちゃんと方向性を示してあげる瀬金があるというモノでしょう。
とかく日本企業では、上司の説明責任というモノが蔑ろにされていて、部下の忖度にゆだねられるというか、大人しくついてきてくれたおかげで著しく指導力が停滞することとなっており、今後労働力不足が叫ばれる中、海外からの労働者に依存せざるを得ない状況になった時のためにも、こういった本を参考にキチンと言語化した指導のスキルを備えておくことが必須になっていくんでしょうねぇ…