寿司のコスパ、K点超え。近くにほしい「佐渡 廻転寿司 弁慶」 (original) (raw)

佐渡 廻転寿司 弁慶

減酒逃避行:番外編「佐渡 廻転寿司 弁慶 @新潟」

新潟といえば鮭。さて、「新巻鮭」と「塩引き鮭」の違いってご存じですか?

私はどうやら思いっきり勘違いしていたらしいんですよ。新潟は村上に縁があるんですが、そこのじっちゃんばっちゃんがアラマキアラマキ言っていたモンですから、そりゃソレが新巻鮭だと思うじゃないですか。塩まみれで超しょっぱいのがアラマキ。そう思っていました。塩引き鮭って、塩引いちゃってるんだし、なんかちょっと控えめなのかなって。

逆でした。

使う塩の量は「塩引き鮭>新巻鮭>一般的な定塩鮭」。さらに、塩引き鮭の製造手順には「日本海の寒風で干す」とある。干す期間も長いっぽい。そして、新潟県村上市が名産地!

新巻鮭,塩引き鮭,ぬいぐるみ

こんなヤツですね。これは村上市内の道の駅で売ってます。「鮭インテリア」って名前で。

まあ、村上って言っても、縁がある土地は市町村合併村上市になっただけですからね。背伸びしたら山形が見えそうな位置にある、ちっぽけな町です。なんか違ったのかもしれません。くやしい。

閑話休題

そんなワケで私は鮭、というか筋子といくらが大好物。寿司屋ではリピート&リピートです。しかし今回はそういうワケにはいかない。今回の舞台は、佐渡産の鮮魚がウリの「佐渡 廻転寿司 弁慶 新潟ピア万代店」。佐渡産を攻めつくすしかありません。
いつもは長蛇の列でなかなか入ることができない弁慶。去年の夏、万代シティ店にチャレンジしたときに、待ちが凄すぎて諦めたという過去があります。まあ、トボトボ歩いてなんでもいいからと入った寿司屋が、系列店の「弁慶の泣き処」だったんですけど。入店時客は私一人でした。

今回は、新潟ピア万代店をハズしても目の前の「立ち食い弁慶」が保険に使えるということで、こちらの店舗をセレクト。結果、佐渡 廻転寿司 弁慶、待ちなしで入店できました。まあ、行ったのが1月2日でしたからね。すんなり入れる日もあるようです。

テンションが上がるメニュー表です。佐渡産って記載があるタネだけを狙っていけばよろしい。まあ、まぐろとウニは行かざるを得ませんが。

いきなり「のどぐろ」だ! 見た目からして美しいですねえ。メニュー表の佐渡産「他」っていう表記がちょっとひっかかりますが。とろとろです。脂がじゅわぁっと溶け出します。ウマい! これは幸先がよいと言って差し支えないでしょう。

「かわはぎ胆のせ」です。胆が乗ってなかったら食べてなかったと思いますが、まあコレがおいしい。胆は濃厚とまではいきませんが、242円皿ですからねコレ。充分です。

「えんがわ」「ヒラメ」「真鯛」の330円皿白い三連星。えへへ、「えんがわ」大好きなんですよね。佐渡産じゃないけど頼んでしまいました。すしざんまいとか行くと、ノーマルと炙り織り交ぜて5カンくらいいってしまいます。

「天然ぶり」なんかめっちゃ赤いな。ここまで赤くなるか。でも大きくて食べ応えあったし、脂のノリもよし。

「しめサバ」はほどよいしまり具合。

あじ」もおいしい。ほどよい苦みで酒が進みます。酒は省いてますが、けっこう飲んでます。ちなみに、生ビールはスーパードライでした。エクストラコールドも選べます。選びました。そして、ほんとはこのあと真鯛いってます。

「中トロ」です。佐渡産じゃないけど、やっぱ頼んじゃいますよね。当然のごとくおいしいです。トロけます。甘いです。やっぱまぐろは中トロがいちばんバランスとれれてウマいよなあ。やっぱまぐろが一番ウマいわ。

んで、ひらめいって、かわはぎ胆のせをリピートしてウニ。ウニは残念お皿だったので省きます。

そして大ボス「大トロ」。中トロがいちばんとか言いつつ、〆は大トロに行っちゃうんだよなあ。なんか比べてみたくなっちゃうじゃないですか。結局ウマいんですよね。溶ける。ほんとトロける。

まあ、このお値段でこんなおいしい寿司が食べられるなんて、なんとも羨ましい。新潟に住みたい! 冬は越後湯沢に出やすいし。いいなあ、新潟。ただ、個人的にはちょいシャリがあったかすぎたかなあ。でも安くて美味い。最&高。
とか思ってたら、系列店が神田にあるんだとか。近々行かねばなりません。

結論
接 客:★★★★★★☆☆☆☆
味 :★★★★★★★★☆☆
雰囲気:★★★★★★☆☆☆☆

総評:並ぶコトもなかったので、紛うことなき高評価。待ち時間に耐えさえすれば、そこには幸せが待っています。

廻転寿司弁慶 新潟ピア万代店回転寿司 / 新潟駅

夜総合点★★★☆☆ 3.7