うつ充 (original) (raw)
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うつ病を抱えたとき、自分一人で苦しんでいるように感じることはありませんか?
サポートを求めるのは簡単ではありませんし、当事者会や家族会が本当に役に立つのか、不安になるのも無理はありません。
でも、私自身も同じ疑問を抱えながら、一歩踏み出した結果、大きな支えと新しい発見を得ることができました。
この記事では、様々な当事者会・家族会に参加してきたうつ病当事者の目線から、会の良いところや、参加する際に注意すべき点についてお伝えします。
参加したことがない人へ
当事者会と家族会の違い
参加したことがない人の中には、当事者会と家族会の違いが分からない人もいると思います。
どちらも、普段周りの人には話しづらい悩みや、雑談、病気に関する情報などを共有し、互いをいたわりあうことを目的にしている点は同じです。
大きく異なるのは_参加者の範囲_です。
当事者会は原則当事者のみ(うつ病の当事者会であればうつ病の人のみ参加する会)
なのに対し、
家族会は当事者に加えて親兄弟、子供も参加できる
ということが多いです。
ただ厳密ではありませんので、_各会のウェブサイトで確認_する必要があります。
また、公的機関が運営している場合に多いのですが、当事者やその家族に加えて、精神保健福祉士など専門知識を持つ職員も入るものもあります。
どちらか迷う方は記事の後半、 「当事者会と家族会のどちらがいいか」をご覧ください。
外出が難しい場合
ここ最近、zoomなどオンラインで参加できるものも増えています。
そのほとんどが民間のものですが、外出が難しい人でも、参加できるものもあります。
きちんと話せるか不安な場合
多くの当事者会、家族会はきちんと話すことを強要することはありません。
もっといえば、話したくなければ無理に話さなくて大丈夫です、という所がほとんどです。
ただ自己紹介はしてほしいという所は多いです。
そのため、話せる自信がない場合、
・名前
・自分の病名
・「今日は皆さんの話を聞きに来ました。よろしくお願いします」
といった内容を事前にメモしておきます。
それを自己紹介の時に読み、後は聞き手に回るという形でも全く問題ありません。
自己紹介で読むのもつらいという場合、家族会であれば、付き添いの人が代わりに自己紹介や悩み相談をするという形でも大丈夫です。
私自身、そういった場面を何度も見てきました。
ご自身のやりやすい形で参加されるといいかと思います。
いいところ
孤独感がやわらぐ
家と学校(職場)には自分の病気を理解してくれる人がいなかったり、病院(クリニック)はあくまで仕事として理解してくれているという状況だと、孤独に感じがちです。
当事者会や家族会は、同じ病気の人たちと話すことで、自分と同じ悩みを持つ人もいるんだ、という実感を持てるようになります。
特にうつ病の場合、メンタル疾患を持たない人と自分を比べて、「自分はうつ病だからダメ」という気持ちをもってしまうこと多いかと思います。
自分と同じ立場の人がいること認識することで、「うつ病だからダメ」という考えから「_うつ病でもできることをしてみよう_」という気持ちになりやすくなる、という意味で大変有意義だと思います。
情報交換できる可能性がある
うつ病の人への支援制度は、民間のものも含めると多岐にわたり、一人では情報収集しきれないのが現状だと思います。
会に参加することで、「こんな制度もあったのか!」という発見が得られることもあります。
もちろん、制度だけでなく、「こうしたらうまくいったよ」といった話を聞けることもあります。
また、あなたがほかの参加者に情報提供することで、あなたの自己肯定感を高める機会を得ることにもつながります。
もっとも、情報を得ることも与えることもできないことも多いと思います。
それでも相手の話を黙って聞くことで、一つ目にお伝えしたように、ほかの参加者の孤独感をやわらげることはできます。
ですから、_参加するだけで意義のある_ことと言えます。
社会復帰につながる
自分の悩みを伝えるのは、実はいろいろ技術が必要です。
以前、私が会でうまく話せず悩んでいたころ、同じうつ病の人で、あらかじめ話す内容をメモして読み上げていたのを見ました。
そのとき「ああ、こういう方法でもいいのか」と発見したことがあります。
自分が話す側に回らなくても、自分と同じ病気の人がうまく伝えている方法が見つかる、というのは普段の生活ではなかなかないと思います。
自分の悩みを相手に伝わるよう工夫することは、学校や仕事、プライベートなど、_人と関わる場面で必ず求められます_。
当事者会や家族会で、自分の病気に応じた伝える工夫を見つけることは社会復帰へのステップアップになるといえます。
注意すべきところ
宗教の勧誘のリスクがある
当事者会や家族会では、理性的な判断に困難を抱えている人がたくさんいます。
そのことにつけこみ、宗教の勧誘をしてくる人たちもいます。
多くの当事者会や家族会では、会のルールとして宗教の勧誘を禁じています。
それでも会が終わった後に関しては、会も責任を持ちきれないのが実情です。
私も実は5年ほど前に経験し、その実態をこちらの記事にまとめています。
対策としては
・公的な機関のものを受ける
・連絡先の交換は2回目以降、信頼できる人のみにする
ことが考えられます。
被害に遭いかけた経験でいうと、勧誘目的の人は、「これをやったら病気がすっかり良くなった」といった話をする傾向があります。
うつ病に関する情報を、公的機関や専門家から得ている人ならご存じでしょうが、多くの人にとってうつ病は治すのに時間が必要です。
連絡先の交換を求めてきた人が、上記の話をしていた場合は特に注意しましょう。
そして「私は会以外で個人的なやり取りはしないようにしています」などと言って断るようにされるとよいかと思います。
見えてない部分があると考える
絶対にこうしたほうがいい、とか絶対に相手は間違っている、と感じる場面に遭遇することがあります。
絶対にこうしたほうがいいと思った時は、「同じような場面で、私の場合~でよくなりましたが、どうでしょうか?」のように情報提供にとどめましょう。
たとえ同じ病名であったとしても、それぞれ置かれている環境(病気になったきっかけ、対人関係、経済状況など)が異なるため、絶対ということはありません。
絶対に間違っていると思った時も同様の理由で、基本的にはそのことへの指摘は避けたほうが無難です。
どうしても指摘したいときは、
「真剣にお考えになってのことだと思いますが」
といった枕詞を置いたうえで、
「~について、~という考え方もできないかと感じたのですが、いかがでしょうか?」
といった聞き方にとどめたほうが良いでしょう。
当事者会と家族会のどちらがいいか
一口にうつ病といっても悩みや状況は様々なので一概には言えません。
ただもし家族の協力を得られそうであれば、家族とともに家族会に参加し、家族に悩みを伝えてもらうのはアリだと思います。
家族の協力を得られない、あるいは得たくない場合、最初のうちは、公的機関が運営している当事者会を勧めます。
理由は、民間の場合、会費を参加者から募っている以上、トラブルのある参加者に制限を加えることが難しい側面があるのに対し、公的機関では、会費を税金でまかなっている分、トラブルに対応してもらいやすいためです。
また、会費を税金でまかなっている、ということは参加費が安かったり、会が存続しなくなる心配も民間に比べると低い、という考え方もできます。
家族会より当事者会を勧める理由は、家族会だと自分の親兄弟に相当する人の悩みを聞くことで、自分は家族に迷惑をかけているんじゃないか、と落ち込んでしまう可能性があるためです。
公的機関の会で通いやすいものがない場合は、会のルールをホームページで詳しく公開しているところがいいでしょう。
もちろん、上記の選び方はあくまで一例です。
民間の会や、家族会であっても、実際に参加してみていいなと感じたら、そこに継続されるのがいいでしょう。
当事者会・家族会の探し方
こちらの記事の「同じ病気の人と話したいとき」にまとめていますので、ご参考ください。
なお、当事者会や家族会ではなく、1対1で相談したい場合や、専門知識を持つ人に相談したい場合についても同じ記事で取り上げています。
まとめ
私自身、当事者会や家族会に参加して得られたサポートは、想像以上のものでした。
もちろん、最初は不安や緊張がありましたが、それを超える温かさと理解があり、今では大きな支えとなっています。
もしも迷っているのであれば、ぜひ一度、参加してみることをおすすめします。
きっと新たな気づきやつながりが、あなたを待っているはずです。
当事者会や家族会について、ご意見やアドバイスがあればぜひ、ページ末尾の「コメントを書く」よりコメントを頂くとうれしいです。
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朝散歩なんてできない!
朝がつらい!
このブログでたびたび紹介している精神科医の樺沢先生は、朝散歩を繰り返し勧めています。
現在、私は障害者枠で5年以上働くことができるまで回復し、朝散歩も(毎日ではありませんが)習慣になっています。
しかし、ひどかったときには、一日中ベッドの上で泣いて、何もできませんでした。当然、朝散歩なんて無理でした。
そんな経験があるため、朝散歩のハードルの高さはとてもよくわかります。
樺沢先生もそのことは承知で、代替案を出しています。
この記事ではうつ病の当事者が自身の経験を踏まえ、さらなる代替案や、現在の私のルーティーンを紹介します。
樺沢先生の代替案
(動画の要点)
①着替えて外に出る
②日の当たる場所で朝食をとる
③日向ぼっこ
④午後の散歩
※_できるところから少しずつ始める_のが大事
私の代替案
①コップ1杯の水を飲む
朝、つらい人でもトイレには行くと思います。
そのとき、トイレのついでにコップ1杯の水を飲んでみましょう。
「病に好かれる人 病に嫌われる人」の著者である順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生によると、水を飲んで胃腸を活発に動かすと、副交感神経を刺激することができ、自律神経のバランスが整うようです。
※URLのリンク先は本の内容に触れているサイトです
https://mi-mollet.com/articles/-/17387?layout=b
自律神経は気分の落ち込みと密接に関係しているため、水を飲むことで気分の落ち込みが、多少やわらぐ可能性があります。
トイレのついでに水1杯、ぜひ試してみてください!
②ラジオ体操
朝散歩よりハードルの低い運動として、ラジオ体操もおすすめです。
私も寝坊したときに、朝散歩の代用として実践していますが、同じくらいの効果を感じます。(あくまで私の場合です)
幸せホルモンであるセロトニンはリズム運動で分泌されるといわれています。
このため、全ての動作を正しい順番で行うことよりリズムよく行うことを大事にしてください。
③顔を洗う
「洗う」というと、高価な洗顔料を使うイメージがあるかもしれせん。
しかしは水もしくはぬるま湯で十分です。
私は同じメンタル疾患を持つ様々な人々と交流してきました。
そして症状がつらい人でよくやっているのがこの洗顔です。
うつ病がつらい時は、頭の中で考え事をしていることが多いかと思います。
洗顔で顔に刺激が入ると、一時的ですが、考え事をしづらくなります。
ぜひ試してみてください。
④夜の散歩
これは、うつ病が特にひどかったときに当時のカウンセラーの勧めで行っていたことです。
うつが深刻な時、よくあるのが通りすがりの人への恐怖心です。
当時の私も道端の人が怖く、知り合いならなおのこと怖かったと記憶しています。
その状態では朝、自分の顔がほかの人に良く見える時間帯で散歩するのはとてもつらいでしょう。
そこで母親の協力のもと夜二人で散歩をしました。
ずっと家の中で過ごすより、_解放感_や、_社会とのつながり_を感じることができました。
私の場合、当時のカウンセラーの判断で、母親に協力してもらいましたが、一人のほうが良ければ一人でもよいでしょう。
朝が難しい場合、夜の散歩も検討してみましょう。
私のルーティーン
トイレ
→コップ1杯の水
→ポケモンスリープ(5分ほど)
※こちらの記事をご参考ください
→朝散歩
※時間がない時ラジオ体操
→洗顔
まとめ
いかがだったでしょうか。
つらい朝を少しでも快適にできるヒントが見つかれば、とてもうれしいです。
朝散歩はあくまで最終的な目標なので、_無理のない範囲で徐々に_行うようにしましょう。
もしほかにこんな代替策がある、といった意見があればぜひページ末尾の「コメントを書く」より共有してください!
先週の土曜日(10月13日)、長瀞に行ってきました。
長瀞といえば、川のライン下りが有名ですが、頭がキーンとしないかき氷も有名です。
最盛期は夏ですが、今回あえて秋に行ってきました。
理由は2つあります。
ひとつは、その日の最高気温が27度と暑く、かき氷を楽しめそうだったこと。
もうひとつは、オフシーズンなので店で並ばずに済むだろうという期待から。
訪問したかき氷店は長瀞駅から徒歩3分の阿左美冷蔵 寶登山道店。
訪問したのが昼の1時過ぎということもあり、待ち時間は5分ほどで済みました。
※現金決済のみ対応です。訪問予定の方はご注意を。
甘党なので甘そうなイチゴミルク(税込1300円)を注文しました。
そして来たのが…
噂通りのメガ盛❗️❗️🤣
私(成人男性)の握りこぶし1個か2個分くらい器から飛び出ちゃってます!
※写真を撮り忘れて1口食べたので、実物は写真よりでかいです!
こんなにでっかいと、シロップをかけた途端、決壊しそうです!
でもそこはご安心。
店の人によると、スプーンで一口分取った氷に、少量のシロップをかけて食べれば防げるそうです。
ちなみに、写真左下の赤い物体は梅干しでお口直し用とのことです。
※自分の口にはあまり合いませんでしたが…
食べた感想ですが、噂通り、普通のかき氷と違って、頭がキーンとなることがありませんでした。
また、氷においしいという概念があったのか、と衝撃を受けるほど清らかで、食べるほどに体が浄化していくかのような感覚になりました✴️
ただなにぶん、量が多いので途中で飽きてきちゃいました…
複数人で訪問される場合、別々の味を注文し、食べ比べたほうが楽しめるかもしれません。
とはいえキーンとしないかき氷は絶品でした!
最近は温暖化の影響で、秋でも暑く感じる日はあるかと思います。
そんな日は長瀞で秋のかき氷を楽しんでみてはいかがでしょうか?
かき氷の他にも、新鮮な空気、小鳥のさえずり、川のせせらぎといった自然に大変癒されました!✨
あえてオフシーズンに長瀞を行くのもアリだと感じた人は、ぜひぜひお試しを!👍️
長瀞へ行ったことがある人は、その体験記を「コメントを書く」より利かせてもらえるとうれしいです!
もちろん秋でなくても大丈夫です!
遠くに行くなら車でいい
その考え、実は損をしているかもしれません。
自転車は車にはない魅力がたくさんあります。
健康上の効果については、おそらくご存じでしょう。
しかし自転車の魅力はそれだけではありません。
この記事では自転車の魅力を、自転車歴15年の著者が実体験をもとに解説します。
※当ブログの自転車カテゴリにおける方針についてはこちらの記事をご覧ください。
節約
自転車は車より圧倒的に_燃料費が低い_です。
一般社団法人日本エネルギー経済研究所による試算があります。
それによると、ガソリン換算で
自転車の燃費は約310km /L、
ガソリン乗用車新車では18.3km/L
と試算できるとのことです。
参考URL
https://eneken.ieej.or.jp/data/5059.pdf
このため、通勤や買い物、レジャーに自転車を活用することで、無駄な出費を抑えることができます。
著者は電車で遠出する時に、乗り換えの駅までは自転車で行くことで_電車代を節約_する効果も得ています。
最近では、駅前でも「~時間まで無料」とする駐輪場も増えています。
※「行きたい場所の駅名」、「駐輪場」、「無料」で検索すると出てきます。
単なる趣味というだけではなく、節約のためにも自転車生活、始めてみませんか?
移動手段と運動を兼ねる
自転車は交通手段としても非常に便利です。
特に渋滞の多い都市部ではルートによっては自転車のほうが車やバスより速くなることもあります。
さらに、自転車は移動と運動を同時に行うことができます。
このため、今まで運動する時間を持てなかった人は運動を習慣にしやすくなるでしょう。
遠くへ移動するだけなら車のほうが便利なのは確かです。
しかし、移動時間によっては_運動の時間を別にとる必要がない_ことを考慮すると、自転車も有力な候補になるでしょう。
他の趣味と組み合わせやすい
自転車は移動手段を兼ねています。
このため、たとえば写真撮影が趣味の場合、自転車で行ける所じゃないと撮れない写真を撮ることができるでしょう。
また、自転車で移動することで、車や徒歩だと見落としてしまう_お気に入りの場所_や、_新たな趣味と出会える場所_が見つかることもあるでしょう。
著者の場合、徒歩だと遠い図書館へ自転車で行き、本を借りています。
運動と読書、節約を同時に行うことができ、有意義に時間を使えていると感じます。
高齢になっても続けられる
自転車に乗ることは身体への負担が少ない運動として知られています。
ジョギングやウェイトトレーニングと比べて関節や筋肉への負担が軽く、高齢になっても続けやすいという利点があります。
また、身体への負担が少ないということは_続けるハードルも低い_、ということです。
ジョギングやウェイトトレーニングを続けるのは難しいと感じる人でも、自転車はさほど負担にならないかと思います。
まさに、自転車は_一生ものになるポテンシャルを秘めている_、といえるでしょう。
体を健康に
いわずと知れたメリットですが、具体的には知らないという人が多いのではないでしょうか。
まず自転車は_便秘解消_に有効です。
自転車と便秘はどう関係しているのでしょう?
岡山大学大学院 環境生命科学研究科の森田 英利教授によると、自転車は以下の側面から便秘に有効とのこと。
・下半身の筋肉を積極的に使い、エネルギーを消費するため、腸内フローラにも多様な刺激があると考えられる
・適度な運動により自律神経が整えば、腸内環境に重要な睡眠の質が向上する
参考URL
https://cyclingood.shimano.co.jp/health/interview27_2.html
自転車による体へのメリットは、便秘解消だけではありません。
国立健康・栄養研究所は、ウォーキングやジョギングと比べ、自転車は_エネルギー効率が格段に高い_ことを示しています。
※リンク先は見やすさから、グリコのウェブサイトを選びました
https://www.glico.com/jp/powerpro/citric-acid/entry63/
なお、「高齢になっても続けられる」の項目でお伝えしたように、自転車は続けるハードルが低い趣味でもあります。
便秘に悩んでいる人、手軽で効率的にエネルギーを消費できる趣味を探している人にとって、自転車はうってつきの趣味となるでしょう。
心も健康に
自転車などの有酸素運動は脳のエンドルフィンの分泌が促されることがいくつかの論文で分かっています。
論文のリンク先
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspfsm1949/45/5/45_5_519/_pdf
エンドルフィンは_ストレス解消や心のリフレッシュ_に役立つことで知られています。
このため、自転車をはじめとする有酸素運動は心の健康に向上につながるといえます。
また、本ブログはもともとうつ病に特化していたため、うつ病に関する効果についてもお伝えします。
エディンバラ大学の約37万人を対象とした研究によると、自転車通勤者はそうでない通勤者と比べて、_うつ病や不安症の処方箋が約15%減少_したようです。
※リンク先は日本語で解説したサイトです
https://www.glico.com/jp/powerpro/citric-acid/entry63/
うつ病の人も、そうでない人も、心の健康を改善するのに役立つといえるでしょう。
健康になる、ということは将来の医療費を節約できる、とも考えられます。
自転車は現在、病気をしていない人にとっても有力な選択肢となるでしょう。
まとめ
自転車を趣味にするといいことは、移動や体の健康の維持に役立つだけではありません。
時間、お金、メンタル的なエネルギーといた_限られた資源を有効活用_することにもつながります。
これらのメリットは車ではなかなか得られないものです。
しかも手軽に始められて、年齢を重ねても続けやすいのです!
移動は車という人は、一部でもいいので自転車に替えてみましょう。
迷っている人は、ぜひ始めてみてください!
もしすでに始めている人で、ほかにこんなメリットがある!という意見があれば、ぜひ「コメントを書く」より教えてください!
ロードバイクに興味がある
でもお金を無駄にしたくない
お金のために安全まで犠牲にしたくない
そんな方のための記事をこれからシリーズで連載したいと思います。
ご紹介が遅れました。
私はロードバイク歴10年で事故歴ゼロのこのブログの管理人、ななにぃです。
うつ病の既往があることから、普段は私と同じ病気を持つ人向けの記事を書いています。
しかしもっと読者層を広げたいという気持ちから、長年続いている趣味のロードバイクについての情報発信を始めることにしました。
10年というとベテランとは呼べないかもしれません。
しかしだからこそ、その分_初心者の方々に寄り添い、分かりやすくお伝えする_ことを心がけたいと思います。
私はロードバイク歴が最も長いですが、それだけでなく、折り畳み式のミニベロや他のスポーツバイクにも乗った経験もあります。
そのため、様々な自転車についての理解や比較ができるようになりました。
また、地元のサイクリングクラブに入ったり、様々なサイクリングイベントに参加したりすることで、他のサイクリストの楽しみ方や経験も得てきました。
自転車、特にロードバイクの場合、レースを目指すものというイメージがあるかと思います。
しかし、それだけではない_多様な楽しみ方_も知ることが出来ました。
そんな私も初心者の頃は、事故に至らずともひやりとした事態を何度も経験しました。
今振り返るとあらかじめ教えてくれる人がいたらいいのにと思います。
このシリーズでは、_初心者だった自分が知りたかったこと_や、_実際に体験して気づいたこと_を体系的にまとめたいと思います。
ベテランではないからこそ、初心者目線でスポーツバイクの幅広い楽しみ方をお伝えしていきます。
よろしくお願いします。
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〇〇が健康に良い
親が〇〇だから自分も〇〇だ
そう信じているあなた、実は大きな勘違いをしているかもしれません!
「シリーズ人体 遺伝子」はいまだ誤解の多い遺伝子について、多数の専門家へのインタビューを基に解説した本です。
うつ病の人に限らず、多くの人にとって気づきの多い本ですので、ぜひ読んでみてください!
本の概要
遺伝子についての最新の知見や、遺伝子検査のデータの見方などについて、一般の人に分かりやすく解説した本、というのがおおざっぱな内容です。
「NHKスペシャル シリーズ人体 遺伝子」放送内容に加え、番組で詳しく触れられなかったこと(特に生命倫理について)も紹介されています。
3部構成になっており、
第1部ではトレジャー遺伝子、
第2部では遺伝子のスイッチ、
第3部では生命倫理について解説しています。
第1部のトレジャー遺伝子というのはこの本の造語で、かつて「ゴミ」と言われていた遺伝子の98%に実はそ重要な情報があることがわかった、という内容でした。
第2部の遺伝子のスイッチというのも造語で、ちょうどスイッチのオンオフのような仕組みで、トレジャー遺伝子が遺伝子の調整をしている、という話。
第3部は山中伸弥氏とプロデューサーの浅井氏のインタビューで、生命倫理について山中氏の見解が示されています。
うつ病の人に紹介したい部分
※→以降は私の解釈です。
p89
ステファンソン教授らの最新の研究では、人はすべて、誰もが、平均70個の突然変異を生まれ持ち、そのほとんどが98%の部分で起きていることが突き止められたのです。
→あるものが健康によいかどうかは個人差がある
→「親が~だから自分も~になる」という考えに縛られなくていい
→「自分がうつ病だから自分の子供もうつ病になる」という考えに縛られなくていい
p160
スンドベルグ教授の言葉を借りれば、「運動をすると、あなたの遺伝子の働きが変わり、健康効果をもたらします。(中略)食事や運動などの外部環境に合わせて、驚くほど柔軟に、すばやく遺伝子の働きが変化することがわかりつつあり、そのダイナミックさに驚いています」
→食事や運動を気をつけたり、ストレスの少ない環境を選ぶことで、_**うつ病のつらさは減らせる**_
p215
(浅井プロデューサーとのインタビューにおける山中伸弥氏の発言より)
鎌状赤血球症という先天性疾患を引き起こす遺伝子も、この遺伝子を持つ人に貧血病を発症させる一方で(中略)感染症のマラリアに耐性をもたらします。(中略)100%良いもの、100%悪いものというふうに分けられない。両面ある。人間が短絡的な判断で良し悪しを決めると、適応力が下がってしまうかもしれない。
→うつ病は現代では不利と考えられがちだが、地域や時代によっては有利になることもありうる。
私の感想
この本を読むまでは、自分がうつ病であることに対して卑屈になっている部分がありました。
具体的には、
・もし子供を持っても自分がうつ病であることで子供に悪影響が出てしまう
・うつ病であることは仕事や対人関係に悪影響ばかりである
・うつ病ではない人と比べると、自分の幸せは制限ありきのものになる
といった考えを持っていました。
しかし「うつ病」の部分を、自分が不利だと感じているものに置き換えれば、誰もが同じような考えを持ったことはあるでしょう。
しかしこの本を読み、上記の考えは非常に偏っていることがわかりました。
うつ病といった不利だと考えられている性質ひとつで、全てが決まることはないのです。
本では遺伝子のスイッチを切り替えるには、新しい環境に触れることが必要という内容の記述がありました。
このため、未知の環境に身を置く機会を定期的にとりたいと感じました。
まとめ
本を読み終わって、自分のことすらよくわかっていないのに他人のことなんてもっと分からないな、と感じました。
自分に対しては食事、運動といった健康管理、ストレスの少ない環境や新しい環境に身を置くことを習慣づけること。
他人に対しては一つの側面だけで相手をジャッジしない、自分の知らない部分があると考えるようにする、ということを学びました。
興味を持った人は、ぜひ読んでみてください!
もし読んだことがある人は、ページ末尾の「コメントを書く」より、あなたの感想をいただけると嬉しいです。
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うつ病の回復に趣味は重要
うつ病の治療に入り始めると必ず言われることです。
しかしここで大きな壁にぶち当たります。
趣味をやる気力なんてあるか!
そこで今日はうつ病歴20年の私がオススメする趣味を、私の経験を交えながら紹介します。
精神科医による提言
(動画の要点)
・没入して集中することが脳にとってよい
・ゲーム、スマホ、ドラマ視聴など興奮することは一日2時間以内であれば問題ないと思われる
・手先を動かすと脳が活性化
具体例としては編み物、プラモデル、料理、手芸、工芸、ものづくり
・一番いいのは中等度以上の運動
・集中力を養うことは社会復帰にもつながる
(動画の要点)
運動以外でよい娯楽として
・アウトドア
自然のある環境へ出かける
・読書
私の場合
うつ病と診断されてすぐの頃は、症状がひどく、一日中ベットの上で泣いていました。昼夜も逆転し、趣味など到底できない状態でした。
しかし両親、特に母親がカウンセラーの助言を正直に受け止めてくれていたおかげで、本当にゆっくりとですが回復していきました。
今この記事を読んでいるあなたも、かつての私のような状態かもしれませんが、_もし頼れる人がいれば頼ってください_。
こうした経験から、外に出たくないという気持ち、とてもよくわかります。次の項目から、私がおススメする室内でもできる趣味や、外出を後押しする趣味を紹介します。
私がおすすめする室内でできる趣味
①絵を描く
もしかつての私のクローン人間が今いるのだとしたら、絵を描くこと(できればiPad、難しければ紙に)をすすめると思います。
理由として以下の点があります。
・手先を使い、スキルアップの要素がある
・効果が立証されている
アートセラピーと呼ばれる治療法もある
・スペースに困らない
・飽きにくい
ネタ切れの心配がないため
・維持費が少なめ
iPadの場合、初期投資は安くないものの、
維持費はほかの趣味ほどかからない
ただ、おすすめしておいてなんですが、私はまだ試していません。時間がとれ次第、挑戦して記事にしたいと思います。
②読書&フットステッパー
読書ができるくらい回復したら、フットステッパーをしながら本を読む、というのもいいかと思います。
雨の日でも運動できるため外出に抵抗がある人でも楽しめるかと思います。
③ポケモンスリープ
この記事を読んでいる人の中には、もともとゲーム好きという人もいるかと思います。
ただ2時間以上やってしまうことや、課金が不安という人は、ポケモンスリープもおすすめです。
やるとわかると思いますが、このゲームを2時間以上熱中してプレイすることは、まずできないです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
以上、室内でできる趣味でした。
ここで紹介した室内でできる趣味でも十分効果はあります。
しかし運動が最も効果的であることから、次の項目では外出したくなる趣味も紹介します。
私がおすすめする外出を後押しする趣味
①自転車、散歩
自転車があれば、晴れた日に5分でもいいので家の周りを走り風を感じると気分が良くなる可能性があります。
リラックスすることはもちろんですがそれだけではありません。
はじめ5分だったのが徐々に長くなっていくと、お店で買い物をしたり、図書館で本を借りたりといったようにほかの趣味を見つけやすくなります。
この相乗効果が自転車にあると思います。
自転車がなければ散歩でも同じような効果はあると思います。
②ポケモンGO
自転車や散歩に慣れてきたらポケモンGOもおすすめです。
うつ病の回復のため、と思うと義務感がありますが、ポケモンを捕まえたい!という気持ちもあれば外出へのハードルも少し下がるかと思います。
外出しないとプレイがかなり制限されるため、2時間以上熱中する、ということもそうそう起こりません。
よろしければこちらの記事も参考にしてください。
③料理
樺沢先生も紹介した料理ですが、メンタルへの効用だけではありません。
社会復帰につながる感じがほかの趣味より多く感じます。
私が始めた当初は家族からの反応もいまいちでしたが、少しずつ幅が広がりました。
料理するには買い物が必要ですから、外出を促す効果も期待できます。
はじめはハードルが高く感じると思います。
しかしレタスとミニトマトのサラダといった包丁を使わない料理もあるため、そういったものからチャレンジしてみてください。
同居している家族がいれば喜んでもらえる点も、他の趣味にはあまりない特徴だと思います。
④複数の趣味を組み合わせる
現在の私の楽しみは、公園でココアを飲むことです。
そのために、外出前に小さめの保温ボトルにインスタントココアを入れておきます。
家から公園までは周囲に気をつけながらポケモンGOをプレイしています。
このように散歩か自転車をほかの趣味と組み合わせるのもいいかもしれません。
記事内で紹介した趣味リスト
室内
・編み物
・プラモデル
・料理
・手芸、工芸、ものづくり
・読書、読書&フットステッパー
・ポケモンスリープ
外出を後押しする趣味
・自転車、散歩
・料理
・散歩、自転車とほかの趣味を組み合わせる
まとめ
できそうな趣味はあったでしょうか?
もしすぐにできそうな趣味がなくても、今は大丈夫です。
何もできなかった私でも見つけられました。
だから_あなたに合う趣味は必ず見つかります_。
もしこんな趣味もいいよ!という人がいればぜひコメントを書くより教えて頂けると嬉しいです!