【昭和の味 純喫茶グミ】第2弾は関西ローカルから脱却? の【クリームソーダ】 (original) (raw)

JR西日本は「昭和」をうまく使っていますねえ ミックスジュースに続いてクリームソーダです>

2021年4月26日から、JR西日本エリア、駅ナカの「セブン‐イレブン ハートイン」「セブン‐イレブン キヨスク」で「昭和の味 純喫茶グミ クリームソーダ」が数量限定で発売されています。

JR西日本といえば近畿エリア、北陸エリア、中国エリアと山陽新幹線北陸新幹線ですよね。

北陸を含めた西日本全域と、山陽新幹線は新大阪から博多まで行っていますから九州でも、1地域ながら購入可能ってことになります。

い~な~。関東エリアではお土産に期待するしかないわけですが、緊急事態宣言中ですからねえ、西日本エリアに往ったりきたりする人って、あまり居ないでしょうねえ。

変異種っていうのが出てきてから、特に大阪は心配な状況が続いています。
大阪、京都、兵庫のみなさん、くれぐれもご自愛を。

で、「昭和の味 純喫茶グミ クリームソーダ」はJR西日本の企画ものと言える「昭和の味 純喫茶グミ」の第2弾で、第1弾の「昭和の味 純喫茶グミ ミックスジュース」は2021年2月に出されています。

「ミックスジュース」そのものは、もちろん全国区の飲み物ですが、関西、こと大阪のミックスジュースとなると事情が変わってくる、ということもまた、よく知られていることですよね。

サンガリアの缶入り「みっくちゅじゅーちゅ」っていうのが一時期関東でも評判になったことがありました。

さすがサンガリアっていう納得の仕方だったんですが、そのネーミングは法的な制限からきたものだったことを、今回初めて知りました。

消費者庁「果実飲料品質表示基準」によりますと、

「果実ジュース」とは「1種類の果実の果実の搾汁若しくは還元果汁又はこれらに砂糖類、はちみつ
等を加えたものをいう」のであり、
「果実ミックスジュース」とは「2種類以上の果実の搾汁若しくは還元果汁を混合したもの又はこれらに砂糖類、はちみつ等を加えたものをいう」のだそうです。

つまり果汁100%か、それに砂糖、はちみつを加えたもの以外は「ジュース」を名乗ってはいけないって法律なんですね。

大阪名物の「ミックスジュース」は私も好物です。大阪へ行けば必ず1回は飲みます。

大阪の喫茶店のおばちゃんが、バナナのぶつ切り、りんごのざく切りをミキサーに入れて、ミカンの缶詰、桃の缶詰、パイナップルの缶詰を追加して入れます。ドドーンっと入れます。

このままガーっとミキサーを回すんであれば消費者庁の認める「ミックスジュース」なんですが、それじゃあ大阪名物にはならないんですね。

大阪のおばちゃんはそこに牛乳をドバーッといきます。店によってはさらに氷も追加。
で、それでガーっと回して、大阪名物「ミックスジュース」の一丁上がりです。これがサイコーに旨いです。

東京にも当然ありますよ「ミックスジュース」ってメニューはね。でも牛乳入ってませんね。

「あんなっ、こんなしてな、いろいろ入れるやんか。果物も牛乳もな。ミックスやろ。ほいでミックスジュースや。間違い無いでえ。がっはっはっは」

そ~です。その通りなんです。大阪のおばちゃんの元気も旨さの一要素ですね。

店でミックスジュースを名乗るのはオッケーなんですって、法律的に。

じゃあ、なんでサンガリアの缶入りは「みっくちゅじゅーちゅ」って名前にしたのか。

消費者庁「果実飲料品質表示基準」の第1条にはこうあります。
「果実飲料(容器に入れ、又は包装されたものに限る。)の品質に関する表示については、加工食品品質表示基準(平成12年3月31日農林水産省告示第513号)に定めるもののほか、この基準の定めるところによる」

なので、容器に入っている缶入りは「ミックスジュース」と名乗ってはいけないってことなんでした。

なので大阪の喫茶店のおばちゃんはセーフ、だけれど、サンガリアはダメ。

ま、なにかと決めごとって必要ではあるんでしょうけれど「ミックスジュース」でイイんじゃないかって気がしますけれどね。缶ジュースでも。

サンガリアの「みっくちゅじゅーちゅ」は大阪の喫茶店の味を忠実に再現したものだそうですが、そのネーミングのギャグっぽさが、味わいの、中身のクオリティについて「なんちゃって感」を持たれてしまうだろうことは残念ですね。

ま、サンガリアのセンスっていいますか、大阪のノリ、みたいなものかもしれませんけれど。

関西圏ではどうなのか確認できませんが、関東ではこのところ見かけなくなりましたよ、サンガリアの「みっくちゅじゅーちゅ
積極的に探せば見つかるのかもですがね。

で、JR西日本の第1弾「昭和の味 純喫茶グミ ミックスジュース」はグミなので「ミックスジュース」って名乗ってオッケーなわけですね。

大阪名物のミックスジュースですから、その販売エリアがJR西日本範囲内に限定っていうことに違和感はありませんでした。

「関東の人ら、どうせ知らんやろ、ミックスジュース」

って感覚がありそうですが、それってほぼ正解、でしょうしね。大阪のミックスジュースって意味ですけれどね。

でも第2弾は「昭和の味 純喫茶グミ クリームソーダ」です。

これ「クリームソーダ」も関西というか、大阪特有のものがあったりするんでしょうか。
そういう話は聞いたことありません。

たぶん「昭和の味 純喫茶グミ クリームソーダ」って日本全国、どこでもだいたい同じなんじゃないでしょうか。飲み物のイメージとして、ハッキリと全国区。

海外ではちょっと違うみたいですけれどね。

でも最近あんまり見ない気がしますよ「クリームソーダ

あのミドリ色のメロンソーダに、バニラアイスをかぶせて、サクランボを乗せたり、生クリームを乗せるバージョンもありましたね。

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見かけなくなったのは、個人の喫茶店が極端に減ったこととか、スタバのメニューに無いとかそういう理由でしょうか。

そこが狙いなのかどうか、「あの頃の思い出味。昔なつかしい純喫茶のクリームソーダの味を思い起こすグミ」なんだそうでありますよ。「昭和の味 純喫茶グミ クリームソーダ」40g、145円。

全国展開する予定はないんでしょうか。売り切れごめん、だそうですけれどね。

大阪・新世界のジャンジャン横丁にある果物屋さんが発祥とされる「ミックスジュース」に対して「クリームソーダ」は資生堂パーラー銀座本店が発祥らしいですよ。

銀座で流行っているものは、あっという間に日本全国に広まりがちです。ミックスジュースと違ってクリームソーダは全国発売にしても良さそうに思います。
JRグループって日本全国を網羅しているんだし。

でも、なに? JR西日本ってJR東日本と仲悪い? のかしらん?

なんか一緒にやれない「大人の事情」みたいなものがあるのかもしれません。知らんけど。。。

ちなみに、グミ、の前に付いている「純喫茶」って単語。知ってます?

平成までは残っていたんでしょうか。今はまったく見なくなりましたね。純喫茶の看板。

このJR西日本のグミのネーミングというかコピーの良さは「昭和の味」と「純喫茶」を並べたところにあるようにも思います。

実際、平成以降に生まれた人たちにもけっこうウケるらしいんですね「昭和」って。

ざっくり言ってしまえば、純喫茶っていうのは、酒を出さない喫茶店のことです。

「昭和の味 純喫茶グミ クリームソーダ」「昭和の味 純喫茶グミ クリームソーダ」両方とも全国展開してもらえませんかね。

セブンの流通だって全国展開の方が扱いやすいんじゃない???
お願いできませんかね。

酒のアテにグミって、あり? ですかね? どですかね?

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