小淵沢駅の丸政では山賊そばがクセになる味だった (original) (raw)
丸政はJR中央本線小淵沢駅構内の立ち食いそば屋で、「山賊そば」と「海賊そば」が看板メニューの店です。大き目の鶏モモ肉の唐揚げをのせた山賊そばは何度でも通いたくなるようなクセになる味わいでした。
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小淵沢駅の特徴
小淵沢駅はJR中央本線と小海線が接続する駅で、山梨県内の鉄道駅としては最も西に位置しています。中央本線の特急のほとんどが停車する駅であり、またサントリー白州蒸留所の最寄り駅という意外な一面も持っています。
かつての小淵沢駅は1904年の開業時の駅舎がそのまま使用されていました。現在の駅舎は2017年に完成したもので、八ヶ岳や南アルプスとそこを流れる沢をイメージしているといいます。
屋上には展望スペースがあり、八ヶ岳や富士山を望むことができるようになっています。
㈱丸政が運営する店
㈱丸政は山梨県北杜市に本社を置く会社で、本業の駅弁の他に駅内外の売店・みやげ物店・食堂・仕出し弁当の製造・宅配などもおこなっています。
駅そばに進出したのは1956年で、小淵沢駅の中央線ホームに立ち食いそばの店を開業したことがきっかけでした。現在では山梨・長野両県内に5店舗を構えています。
長野と言えば「信州そば」で知られた地域であり、電車に乗って周辺の駅そばをひたすら食べ歩くという企画がテレビの旅番組で組まれるほどです。中央線沿線を代表する食品会社の店ではどんなそばが食べられるのでしょうか。
全国的に有名な駅そば
看板メニューは「山賊そば」と「海賊そば」
丸政小淵沢店は小淵沢駅の改札口と同じ駅舎2階に位置しており、改札外なので電車に乗らない人でも自由に利用することができます。飲食店がほとんどないような場所なので周辺の人々にとっては貴重な店のようで、顔なじみの常連と思しき客が店員と親しげに言葉を交わしていました。
いかにも「駅の立ち食いそば」というようなメニューが並んでいますが、「山賊そば」と「海賊そば」が異彩を放っています。
山賊そばとは信州名物の山賊焼きをそばにトッピングしたもので、わかりやすく言えば「鶏もも肉の唐揚げの大きもの」が載っているということでいいでしょう。海賊そばはサメの切り身を使用しています。
山賊そばはクセになる味だった
今回は山賊そばを注文しました。ジューシーな鶏唐揚げがつゆを吸い、一層しっとりとしています。
麺はさっぱりとしていて、いかにも駅そばという柔らかさでした。しっとりとした鶏唐揚げが甘辛いつゆに適度な油分を加え、それをさっぱりとした麺が受け止めていたように思います。
全体として、何度でも通いたくなるようなクセになる味わいでした。
つゆもほぼ最後まで飲み干しました。
丸政小淵沢店について
主なメニュー
かき揚げ天そば 550円
天玉そば 650円
舞茸天そば 550円
山賊そば 680円
海賊そば 680円
店舗概要
営業時間 7:30~19:30
定休日 無休
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