ファッションfashion モードmode (original) (raw)
9月24日付け繊研新聞コラムです。
あの、8月の大騒ぎの後、のどもと過ぎればすっかり熱さをわすれておりますね。
折り畳みヘルメット、めっちゃ売れたそうです。
かさばらないし、おしゃれだし。
で、取材申し込みも断られました。なぜかというと、商品がないのにPRされても困る、とのことで。そりゃそうだ。
しょうがないのでメーカーさんの名前出さずに描きましたとさ。
各メーカーから出ているのですが、8月はまちがいなく買えなかったはず。
でもね、今ならそろそろ出回ってて、ゲットするにはいいかもね。
繊研新聞9月10日付けコラム。
開発に時間を費やし、発売から20年。世紀の大発明だと思っております、空調服Ⓡ。
あっちゃこっちゃのメーカーがパイオニアである株式会社空調服のマネっこで、ファン付きベストを特許に引っ掛からない方法で製造・販売しているので、空調服さんとしては「Ⓡ」が譲れない。「空調服」は他社が使っちゃイカンのです。
原稿は広報の担当者さまに掲載前に見て頂くのですが、「各メーカーが続々とファン付きウェアを開発・販売」という文章の「開発」は、取ってくれと。
そうでした、開発したのは、株式会社空調服さんなのです。
他のメーカーがどんなに特許に抵触しない方法で作っても、開発ではない。
ゼロから作り上げた開発者のプライドです。
ようやく、秋風が吹いて、空調服Ⓡやファンベストを身に着けて働く人も見なくなりました。
それにしても、今年の夏も暑かった。
空調服さんのカタログ見ごたえあり。
9229.co.jp←URLまで空調服!9229!
7月30日付け、繊研新聞のコラムです。
新紙幣発行から約2ヶ月経過。
ミーハーなワタクシは2日連続で銀行の両替機に向かい、発行2日目に新紙幣を手にしたというだけの、話。
おかげで、カワイイ渋沢栄一が描けたよ。
で、現在ワタクシの財布の中には、旧紙幣の野口英世がたった二枚入っている。
リアル紙幣を使うより、カードや電子マネーを使った方がポイントという名の貨幣がさらに手に入るので、すっげーお得。
ここ数年、ほんとうに現金を使わなくなった。
ワタクシより若い人はもっとだ、ほとんど現金使わない。
新紙幣もまだまだ対応していない自動販売機などあって、ますます、リアル紙幣が減って行く未来が予想される。
中国なんてニセ札が多すぎて電子マネーが普及したんだもんな。
紙の銭か、プログラムの銭か、どっちが安心かなんて、わかんないや。
6月25日付けの繊研新聞コラムで~す。
何回も書いておりますが、この「で~す」の「~」波ダッシュ・チルダはひらがなで「にょろ」って打っても出てきますね。どうでもいいことですが。
眼鏡専門誌の編集長に話を伺いました。
めっちゃ、教えて下さいました。すごいね、専門家ってのは。
眼鏡専門誌には1980年代にすでに、リムレス眼鏡は登場していたようです。
ちなみに、フチなし眼鏡、リムレス眼鏡、ツーポイント眼鏡と呼び名がありますが、眼鏡業界では、色々あって「リムレス」と呼ぶのが無難だなぁ、ってことで昔からリムレス眼鏡と呼ぶそうです。
で、「1992年にエア・チタニウム(現在のリンドバーグ)というリムレスフレームがグッドデザインで大賞を受賞し話題になりました。
さらにこの受賞がきっかけとなって、翌年(1993年)にデザイン専門誌「AXIS(アクシス)」の表紙にエア・チタニウムが掲載され、福井のフレームメーカーに務める工業デザイナー等の注目を集めました。
このことも、この頃の眼鏡業界の中でリムレスフレームの企画・製造が加速していった一因になったと思われます」
と、小倉編集長が語っております。
そして、このブームを若干懸念する声も。
というのは、リムレス眼鏡は加工に高度な技術を必要とするのと、フレームが無いため破損などのリスクが高いので、お客様のクレームが増えるんじゃないか。
しかも、Z世代は経済的にも低価格眼鏡ショップに流れるだろうから、小規模小売店はなんか、やってらんねーな、って事態になるかも。
まあ、懸念ですが。
で、もうちょっと経済的に余裕のある世代にこのブームが伝播していってくんないかなー、とも、眼鏡業界の方々は思っているようです。
大丈夫でしょう。今やK-pop人気を引っ張るのは、若い世代と、子育てを終え子どもの学費から解放されたマダムども。
子育て世代は子どもにすべての金をぶち込むから、そもそも金が無い。
リムレスのリーディング眼鏡もカッコいいじゃん。リーディング眼鏡って、老眼鏡のことね。
で、ワタクシ事だが、コンタクトの度数を下げたら老眼鏡が必要なくなってしまった。
同い年の友だちから教えてもらって、近所の眼鏡屋さんへ行ったら、ベテラン技師の方から最適な度数のコンタクトを選んでもらえました。
ありがとう!友と専門家!
そもそも、普段は手元の作業しかしてないから、度の強いコンタクトって、必要なかったのよ。視力は1.0以上ないとダメ、って考え方に縛られていたのよう。
0.7~0.6ぐらいでも、普通に外で標識とか読めるから。
でだ、本を読むのに老眼鏡が必要なくなったぞい。
老眼鏡が煩わしいコンタクトユーザーのみなさま、かかりつけの眼科かコンタクトを扱っている眼鏡ショップに、ご相談してみて。
コンサートなどや遠くのものを見なければいけない時は、きつめのコンタクトを装着するのよ、その場で。ワンデー、使い捨ては便利よ。
5月28日付け繊研新聞のコラムでーす。
2025年関西万博。何だかんだの賛否両論は置いといて、どこの企業も経済を回すべく、頑張っております。
で、さすが、大阪の企業だミズノ。
やってくれますな~、ミャクミャクさまのフォルムを生かしたスニーカー。
どどど、どういうことだ。ホップステップのち、大気圏にジャンプしたようなラインナップ。
世界中から訪れる人々に和の心を感じて頂きたいというコンセプトで、雪駄を公式グッズに入れたと、ご担当者さま。
そもそも、2020年にミズノが奈良の大和工房と共同開発したSettaという履物のブランドがあったのです。
ミズノのご担当者さまの話を聞けば聞くほど、欲しくなるじゃないか、Setta。
入手!
カジュアル良~し!
お出掛け良~し!
かわいい❤しかも履きやすい。指の股が痛くな~い。
スポーツメーカーミズノのおぞうりを履く日が来るとは。
見て、こんなところにちゃんと、ミズノ。
かわいいいいい❤
着物女子もカジュアル女子も、Setta 買いよ、買い!
4月30日付け繊研新聞コラム、ひと月遅れで転載。
そもそも、アウトドアワーカーの商品を作り続けてきたワークマン。
屋根のない所にいる人の気持ちに寄り添える商品を作るための、ノウハウの蓄積がある。
そして、安価。
色んなメーカーがランドセル市場に参入してきているんだけれど、軽量が売りの布ランドセルも、それはそれはブランドの価値だったり開発費だったり様々な理由で割と高額。
でも、ワークマン、低価格の企業姿勢。
ランドセルは子どもの成長を祝う喜ばしいアイテムだから、ジジババも父母も張り切るので、高額でも売れてきた。
ところがさ、何だこの国の税金と社会保障費の高さは。
働けど働けど、国が47%以上持って行くじゃないか。ほぼ半分徴収される民。
五公五民は江戸時代だと、一揆レベルのこのご時世。
みんな、一揆は起こさず生活を工夫して暮らしている。
これから子どもにお金がかかるのに、ランドセルに大金を掛けたくない人はいっぱいいる。
だから、こういう商品は間違いなく売れる。
安いから良いとかではなく、安すぎるとどこかで誰かが泣いているから、このワークマンの8800円ランドセル、ぎりぎりなんだと思う。カラーも一つ。ぎりぎり。
ワークマンの担当の方に「4年後に小学生になる孫に買います」って、つい言っちゃったぐらい魅力的。
安かろう悪かろうは、今は昔。
3月26日付け繊研新聞コラムです。
安かろう悪かろうでは、当然売れない時代。
安かろう良かろうでも、欲しくないものは誰も買わない時代。
知恵を絞り、こだわり抜いて、えっ、このお値段というのが、100円ショップのダイソーが展開するStandard Products(スタンダードプロダクツ)。
もっと紹介したかったのですが、ダイソーさんも欠品を紹介されると困るようで(当たり前)、何しろ、品数が多いのとこだわり商品には欠品も多いかも。
スタンダートプロダクツの「スケルトンのお風呂椅子」税込み1100円を発見した時はびっくりした!
お風呂の椅子がスケルトン。探せば他にもあるのかもしれないが、即買いで、愛用しております。何しろ、1100円だったし、サイズもデカい。
スケルトンだから、我が家の狭いバスルームでも圧迫感がなく、とても良い。
お財布に、優しいよ~。
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