猫のダイエットは”満腹感”が大切!おすすめダイエット用フード6選 (original) (raw)

ダイエットに成功した猫のイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

この記事では
猫のダイエットフードを選ぶときに大切なこととおすすめダイエットフード
について触れてるニャ!

多くの方がそうだと思いますが、

「猫のダイエットをするとき、食事の改善から取り組みますよね?」

その場合、毎日のごはんをダイエットフードへ切り替えるようになると思いますが、

ただ適当にダイエットフードに変えただけではダメなんです!

きちんと健康的にダイエットをしてもらうためには

きちんとしたダイエットフードを選ばないといけません。

とはいえ

「何を基準に、何を重視して選べばいいのかわからない」

ということもあるでしょう。

ということで今回は

について解説、紹介させていただこうかなと思います。

肥満は猫の健康に良くないですのでできるだけ早く改善できるように頑張りましょう。

ちなみに太りやすいと言われる「去勢・避妊の手術後」に太らせない方法についてこちらで解説していますので、あわせてご覧になってみてください。

www.kuronekoaguri.com

猫のダイエットは「食物繊維による満腹感の持続」が重要

満腹な様子の猫のイラスト

「ダイエット」と聞くと、”とにかく摂取カロリーを減らす”ということに注目しがちですが、ただカロリーが低いだけでは猫の健康に良くありません。

「たんぱく質」や「脂質」などの必要な栄養素はしっかり摂らないと栄養不足を引き起こしてしまい、例え体重が減ったとしてもそれは

”痩せた”のではなく”やつれた”

ということの方が正しい表現になってしまうでしょう。

またダイエットなので食事の量を減らすことになると思いますが、ただ量を減らしただけでは空腹になる時間が長くなってしまいます。

空腹時間が長いと「ストレス」になったり、猫によっては「低血糖症」を引き起こしてしまうこともあるのニャ!
特に子猫は6時間~12時間くらいの絶食でも低血糖症になる可能性があるため注意が必要なのニャ!

そこで重要になってくるのが

腹持ちが良く、満腹感の持続に効果のある「食物繊維」

です。

食物繊維を多く含んだフードを食べることで、空腹時間を短くして食べすぎを防ぐことができるようになります。

食物繊維は多すぎず少なすぎずを意識しよう

天秤のイラスト

「満腹感を持続しやすいため、猫のダイエットには”食物繊維”を多く含むキャットフードがいい」と言いましたが、何でも多すぎるのは良くありません。

食物繊維には「便通を良くする働き」もあるため、あまりに多く摂ってしまうと

といった症状の原因になることもあります。

そのため、ダイエットの場合は

食物繊維が”5%~15%”

くらいあれば良いと思われます。

ただし、

食物繊維の量を増やすために「穀物」がメインとなっているキャットフードは選ばないようにしましょう。

穀物は猫にとって消化しにくく胃や腸に負担がかかりやすいのニャ!
そのため穀物の多すぎるキャットフードでは「消化不良」や「 アレルギー」といったことを引き起こす原因になりやすいので注意ニャ!

キャットフードの「原材料」の欄で最初の方に穀物が出てくるようなフードは避けた方がいいかもしれません。

※フードの原材料は含まれる量が多い順から書かれています。

そういったことから少し食物繊維の量が少なくても「グレインフリー」になっているフードを選ぶこともおすすめです。

満腹感を持続しやすいダイエットフードのおすすめ6選

スーツを着ている猫のイラスト

これまでのことから、猫のダイエットに良いフードは

「たんぱく質」や「脂質」などの必要な栄養素がきちんと入っていて満腹感を持続させるため「食物繊維」が多めに含まれているもの

ということになります。

それではダイエットフードの中でも

”満腹感を持続すること”

を重視しているおすすめのフードを紹介させていただきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

「ロイヤルカナン 満腹感サポート」

リンク

こちらは
複数の食物繊維を独自に配合した高食物繊維でダイエット中の猫がおねだりする頻度を軽減してくれるダイエットフード なのニャ!

低カロリー低脂肪に調整されていますが、第一原材料に「肉(鶏、七面鳥、ダック)」を使っていて、「たんぱく質」「ビタミン」「ミネラル」などの必要な栄養素は十分に摂取できるようになっているので、健康的に体重を減らしながらリバウンドにも配慮がされています。

◆原材料◆

肉類(鶏、七面鳥、ダック)・植物性繊維・タピオカ・小麦粉
超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)・加水分解タンパク(鶏、七面鳥)
コーングルテン・チコリー・動物性油脂・サイリウム・魚油
マリーゴールドエキス(ルテイン源)・グルコサミン
加水分解軟骨(コンドロイチン硫酸源)
アミノ酸類(タウリン、L-リジン、L-カルニチン)
ミネラル類(Cl、K、Na、Ca、P、Zn、Mn、Mg、Fe、Cu、Se、I)
ビタミン類(コリン、E、C、A、ナイアシン、葉酸、ビオチン、B2、パントテン酸カルシウム、B6、B1、D3、B12)
酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)

◆成分◆

たんぱく質32.0 %以上・脂質7.0 %以上・粗繊維15.2 %以下・灰分9.5 %以下
水分6.5 %以下

ただし、こちらは「療法食」となっているため、動物病院の先生に一度相談してからあげるようにしたほうがいいかもしれません。

また、リニューアルされて原産国が「フランス」から「韓国」に変わっているようです。

まあ、品質に問題はないと思いますので気にすることはないでしょう。

「ニュートロジャパン ナチュラルチョイス 減量用アダルトチキン」

リンク

こちらは
必要な栄養素は保ちつつ、低カロリー・低脂質で良質な食物繊維がバランス良く配合され、満腹感を持続させやすいダイエットフード なのニャ!

独自の検査基準で”選び抜かれた原材料”を使っているので、安心安全であるうえに良質な栄養素がしっかりと含まれています。

また、ダイエットフードでありながら、

の健康にも配慮されているので体重を減らしながら猫の健康をサポートしていくことができます。

◆原材料◆

チキン生肉・エンドウタンパク・粗挽き米・乾燥チキン・玄米・エンドウマメ
アルファルファミール・オーツ麦繊維・ポテトタンパク・ビートパルプ・亜麻仁
鶏脂*・タンパク加水分解物・米糠・乾燥サーモン・ユッカ抽出物
ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)
ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)
アミノ酸類(タウリン、メチオニン)
酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)
緑茶抽出物・スペアミント抽出物
*ミックストコフェロールで保存

◆成分◆

タンパク質33.0%以上・脂質9.0%以上/11.5%以下・粗繊維11.0%以下
灰分10.5%以下・水分10.0%以下・カルシウム0.9%以上・リン0.5%以上
リノール酸3.5%以上・亜鉛300mg/kg以上・ビタミンE250IU/kg以上
タウリン0.18%以上・マグネシウム0.2%以下・ビタミンC50mg/kg以上

「ヒルズ プリスクリプション・ダイエット w/dダブリューディー チキン」

リンク

こちらは
低カロリー・低脂肪で可溶性繊維と不溶性繊維をバランスよく配合し、満腹感の持続と消化ケア、体重管理をサポートしてくれるダイエットフード なのニャ!

※食物繊維には水に溶けやすい「可溶性(腸内環境の改善)」と溶けにくい「不溶性(便通の改善)」があります。

また、ミネラルと尿pHのバランスを調整して「ストルバイト尿石」が形成されにくくなるよう配慮されていますので、下部尿路に不安のある猫にはピッタリなフードになっています。

◆原材料◆

トリ肉(チキン、ターキー)・トウモロコシ・コーングルテン・セルロース・米
チキンエキス・動物性油脂・植物性油脂・小麦
ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、イオウ、ヨウ素)・乳酸
ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)
アミノ酸類(タウリン)・カルニチン
酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)

◆成分◆

たんぱく質34.0%以上・脂質6.5%以上・粗繊維10.0%以下・灰分7.0%以下
水分10.0%以下

こちらも「療養食」となっているので、食べさせる前に一度動物病院の先生に相談した方がいいかもしれません。

「メディファス 満腹感ダイエット1歳から チキン&フィッシュ味」

リンク

こちらは
低カロリー設計でありながら下部尿路の健康維持にも十分な配慮がされたダイエットフード
なのニャ!

麻布大学獣医学部との共同研究に基づき、

で猫の病気でかなりの割合を占める「下部尿路」に配慮されたものとして開発されていますので、健康的なダイエットを続けていくのに最適なキャットフードと言えますね。

◆原材料◆

穀類(とうもろこし、コーングルテンミール、小麦粉)
肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、豆類(おから)
油脂類(動物性油脂、共役リノール酸、ガンマ-リノレン酸)、セルロース
魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源、フィッシュエキス)
糖類(フラクトオリゴ糖)、卵類(ヨード卵粉末)、シャンピニオンエキスL-カルニチンビール酵母
ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、イノシトール)
ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)
アミノ酸類(メチオニン、タウリン、トリプトファン)
酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

◆成分◆

たんぱく質29,5%以上、脂質8,5%以上、粗繊維7,0%以下灰分9,0%以下 水分10,0%以下、カルシウム0,7%(標準値)、リン0,7%(標準値)
ナトリウム0.6%(標準値)、マグネシウム0,09%(標準値)

「GRNTSキャットフード」

◆購入はこちらから👇◆

こちらは
グレインフリー(穀物不使用)になっていますが、代わりに「さつまいも」や「エンドウ豆」などを使って食物繊維を多くしている安心安全なキャットフード なのニャ!

グレインフリーであり「人工着色料」や「保存料」を使っていないため食物アレルギーの心配はありません。

また下部尿路の健康にも配慮されているので、健康面でも安心して食べさせることができます。

消化しにくく糖に変わりやすい穀物が入っていないので低炭水化物になっており、脂質は少し高めであっても結果ダイエットに向いているフードになります。

◆原材料(チキン)◆

脱水チキン27.00%・フレッシュチキン25.00%・チキンファット7.00%
チキンプロテイン6.00%・サーモンオイル0.80%
さつまいも・エンドウ豆・ひよこ豆・チコリ・ビール酵母・マンナンオリゴ糖
クランベリー・ブロッコリー・ブルーベリー・ユッカエキス・スピルリナ
グルコサミン・コンドロイチン
ビタミン類(A,D3,E)
アミノ酸類(タウリン,L-カルニチン)
ミネラル類(銅,ヨウ素,鉄,マンガン,セレン,亜鉛)

◆成分(チキン)◆

粗タンパク質32.00%・脂質15.00%・粗繊維4.50%・粗灰分10.00%・水分10.00%
オメガ6脂肪酸2.00%・オメガ3脂肪酸0.30%・リン1.00%・マグネシウム0.06%
ナトリウム0.60%・カルシウム1.20%

※他に「サーモン」「チキン&サーモン」がありますがそれらの原材料・成分は公式ページをご覧ください。

GRNDS公式ページ👇

「和漢 みらいのキャットフード」

◆購入はこちらから👇◆

こちらは
「和漢」という日本と中国由来の植物食材が89種類以上も使われているキャットフード なのニャ!

低カロリー・低脂肪でなのはもちろんですが

「未精製玄米」「未精製大麦」「さつまいも」や多数の和漢植物により食物繊維が豊富に含まれている

ので、満腹感を持続しやすくかつ腸の健康にもとても良いものになっています。

また、第一原材料には「鹿肉」が使われているいるため食物アレルギーの心配もないでしょう。

ただ、価格の方がどうしても高くなってしまっているので、コスパ的に少し厳しいですね。

◆原材料◆

生肉(鹿,魚)・玄・大麦・国産雑節・豚脂・ヤシ・大豆・サツマイモ・菜種油・胡麻
米ぬか・卵殻カルシウム 和漢植物【紅豆杉,サラシア,紅花,当帰の葉,クコの実(ゴジベリー),ヒハツ,ノニ果実
菊芋,クロガリンダ,タヒボ(紫イペ),吉野葛,陳皮,ハトムギ,生姜,ライフクシ
オルニチン,アルギニン,霊芝,冬虫夏草,チャーガ(シベリア霊芝),アガリクス
ハナビラタケ,ユーグレナ(ミドリムシ),ノコギリヤシ,クランベリー,プロポリス
クマザサ,ヨモギ,ナツシロギク,八角,ウコン,菊の花,ケイヒ,DHA,ジャバラ,亜麻仁
田七人参,朝鮮人参,発酵グルコサミン,メシマコブ,山伏茸,カワラタケ,タモギタケ
キバナオウギ,カミツレ,ガジュツ,大麦若葉,スギナ,ギムネマ,大棗(ナツメ),ドクダミ
ハスの葉,バンカ,ニンドウ,枇杷の葉,バイキセイ,南蛮の毛,レンセンソウ,バナバ葉
ゴカヒ,ギョクチク,杜仲の葉,蝦夷ウコギ,ウラジロガシ,タラコンピ,グアバ葉
ケイケットウ,枸杞の葉,ウイキョウ,サンシシ,サンザシ,ハス胚芽,シロキクラゲ
マイタケ,ガイヨウ,マタタビ,チョウジ,板藍根,桑の葉,アムラ,甜茶,キダチアロエ
山芋,イチョウ葉,ザイレリア,ダンデライオン,ジャーマンカモミール,オリーブ
ローズレッドペダル,ネトルリーフ】
サチャインチオイル(耐熱性オメガ3脂肪酸)・海藻(フコイダン)・イヌリン
セルロース・リジン・メチオニン・乳酸菌・オリゴ糖・タウリン・コリン
ビタミン類(E,B群,A)・ミネラル類(亜鉛,鉄)
※国産鹿肉&無農薬マクロビ食材を主体に漢方・サプリ成分・オメガ3など約89品種で構成。
※原材料の多くは国産を使用しておりますが、日本で調達できない一部原料は海外産を使用しています。 海外産使用例)チャーガ(シベリア霊芝)…ロシア、紅豆杉…中国、サチャインチオイル&サチャインチパウダー…ペルー等
※グルコサミンについて…カニやエビなど甲殻類を使用せず、アレルギー反応を起こしにくい植物性の『発酵グルコサミン』を使用しています。

◆成分◆

粗蛋白質33.3%・粗脂肪10.7%・粗繊維1.3%・粗灰分7.1%・水分7.6%・リン0.57%
ナトリウム0.25%

まとめ(フードの比較表)

フードを食べる猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「猫のダイエットの満腹感の大切さとおすすめダイエットフード」について解説させていただきました。

猫にダイエットしてもらうには満腹感を持続させることがけっこう大切だということがわかりましたね。

今回紹介したフードの「たんぱく質」「脂質」「食物繊維」「カロリー」の比較表をのせておきますので検討するときの参考にしてみてください。

「ロイヤルカナン」

たんぱく質32.0 %以上・脂質7.0 %以上・粗繊維15.2 %以下
カロリー307kcal/100g

「ニュートロジャパン」

たんぱく質33.0%以上・脂質9.0%以上/11.5%以下・粗繊維11.0%以下
カロリー325kcal/100g

「プリスクリプション・ダイエット」

たんぱく質34.0%以上・脂質6.5%以上・粗繊維10.0%以下

カロリー319kcal/100g

「メディファス」

たんぱく質29.5%以上・脂質8.5%以上・粗繊維7.0%以下

カロリー340kcal/100g

「GRANDS]

粗たんぱく質32.00%・脂質15.00%・粗繊維4.50%

カロリー358kcal/100g

「和漢 みらいのキャットフード」

粗たんぱく質33.3%・粗脂肪10.7%・粗繊維1.3%

カロリー362kcal/100g

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。