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スパッド・ウェブ_Spud Webb_

テキサス・レジェンズ
ポジション PG
役職 バスケットボール事業部長
基本情報
愛称 "Spud"
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1963-07-13) 1963年7月13日(61歳)
出身地 テキサス州ダラス
身長(現役時) 168cm (5 ft 6 in)
体重(現役時) 60kg (132 lb)
キャリア情報
出身 ノースカロライナ州立大学
NBAドラフト 1985年 / 4巡目 / 全体87位[1]
デトロイト・ピストンズから指名
選手経歴
1985-19911991-19951995-199619961996-199719981998 アトランタ・ホークスサクラメント・キングスアトランタ・ホークスミネソタ・ティンバーウルブズ スカリゲラオーランド・マジックアイダホ・スタンピード(CBA)
受賞歴
NBAスラムダンクコンテスト優勝:1986
Stats Basketball-Reference.com
Stats NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

スパッド・ウェブAnthony Jerome "Spud" Webb、1963年7月13日-)はアメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のバスケットボール選手。

168cmとバスケットボール選手では小柄な部類ながら垂直跳び117cmを記録する驚異的なジャンプ力により、長身選手が多いNBAで長く活躍した。強豪揃いの1986年のNBAオールスター・スラムダンクコンテストで優勝を果たした[1]

来歴

ノースカロライナ州立大学在籍中、1985年のNBAドラフトで4順目87位でデトロイト・ピストンズに指名を受けた。バスケットボール選手として余りに身長が低かったため、ドラフトの申請プロフィールに身長を10cm過大申告した178cmと記載してプロ指名に漕ぎ付けたことは有名なエピソードである。アトランタ・ホークスドミニク・ウィルキンスらと活躍して1991年から1995年までサクラメント・キングスに在籍した。NBAで8072得点4342アシストを記録した。ウェブのような背の低いNBAの選手はマグジー・ボーグスアール・ボイキンスネイト・ロビンソンがいる。1986年のスラムダンクコンテストでチームメイトのウィルキンスと決勝で戦い優勝した。

前述のスラムダンクコンテスト優勝で、NBAの知名度が低かった当時の日本でも話題を呼び、シューズ契約を結んでいたミズノCMに出演している。キャッチコピーは「小さかったら高く跳べ」

個人成績

略称説明
GP 出場試合数 GS 先発出場試合数 MPG 平均出場時間
FG% フィールドゴール成功率 3P% スリーポイント成功率 FT% フリースロー成功率
RPG 平均リバウンド APG 平均アシスト SPG 平均スティール
BPG 平均ブロック PPG 平均得点 太字 キャリアハイ
リーグリーダー

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1985–86 ATL 79 8 15.6 .483 .182 .785 1.6 4.3 1.0 .1 7.8
1986–87 33 0 16.1 .438 .167 .762 1.8 5.1 1.0 .1 6.8
1987–88 82 1 16.4 .475 .053 .817 1.8 4.1 .8 .1 6.0
1988–89 81 6 15.0 .459 .045 .867 1.5 3.5 .9 .1 3.9
1989–90 82* 46 26.6 .477 .053 .871 2.5 5.8 1.3 .1 9.2
1990–91 75 64 29.3 .447 .321 .868 2.3 5.6 1.6 .1 13.4
1991–92 SAC 77 77 35.4 .445 .367 .859 2.9 7.1 1.6 .3 16.0
1992–93 69 68 33.8 .433 .274 .851 2.8 7.0 1.5 .1 14.5
1993–94 79 62 32.5 .460 .335 .813 2.3 6.7 1.2 .3 12.7
1994–95 76 76 32.3 .438 .331 .934* 2.3 6.2 1.0 .1 11.6
1995–96 ATL 51 0 16.0 .468 .316 .851 1.2 2.7 .5 .0 5.9
MIN 26 21 24.8 .394 .403 .879 1.5 5.9 1.0 .2 9.4
1997–98 ORL 4 0 8.5 .417 .000 1.000 .8 1.3 .3 .0 3.0
Career 814 429 24.9 .452 .314 .848 2.1 5.3 1.1 .1 9.9

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1986 ATL 9 0 20.3 .519 .000 .738 3.4 7.2 .4 .1 12.2
1987 8 1 15.3 .474 .000 .765 1.0 4.8 .8 .0 3.9
1988 12 0 17.6 .432 .250 .919 1.7 4.7 .8 .0 8.8
1989 5 0 11.0 .273 --- 1.000 .8 3.0 .8 .0 1.6
1991 5 5 30.8 .439 .417 .688 4.4 4.8 1.4 .2 13.2
Career 39 6 18.6 .458 .304 .819 2.2 5.1 .8 .1 8.2

脚注

  1. ^'86 dunk winner Webb to judge contest”. ESPN.com (2010年2月13日). 2015年3月8日閲覧。

外部リンク

NBAスラムダンクコンテスト優勝者
1980年代 1984 ラリー・ナンス (フェニックス・サンズ) 1985 ドミニク・ウィルキンス (アトランタ・ホークス) 1986 スパッド・ウェブ (アトランタ・ホークス) 1987 マイケル・ジョーダン (シカゴ・ブルズ) 1988 マイケル・ジョーダン② (シカゴ・ブルズ) 1989 ケニー・ウォーカー (ニューヨーク・ニックス)
1990年代 1990 ドミニク・ウィルキンス② (アトランタ・ホークス) 1991 ディー・ブラウン (ボストン・セルティックス) 1992 セドリック・セバロス (フェニックス・サンズ) 1993 ハロルド・マイナー (マイアミ・ヒート) 1994 アイザイア・ライダー (ミネソタ・ティンバーウルブズ) 1995 ハロルド・マイナー (マイアミ・ヒート) 1996 ブレント・バリー (ロサンゼルス・クリッパーズ) 1997 コービー・ブライアント (ロサンゼルス・レイカーズ) 1998 未開催 1999 オールスターそのものが未開催
2000年代 2000 ヴィンス・カーター (トロント・ラプターズ) 2001 デズモンド・メイソン (シアトル・スーパーソニックス) 2002 ジェイソン・リチャードソン (ゴールデンステート・ウォリアーズ) 2003 ジェイソン・リチャードソン② (ゴールデンステート・ウォリアーズ) 2004 フレッド・ジョーンズ (インディアナ・ペイサーズ) 2005 ジョシュ・スミス (アトランタ・ホークス) 2006 ネイト・ロビンソン (ニューヨーク・ニックス) 2007 ジェラルド・グリーン (ボストン・セルティックス) 2008 ドワイト・ハワード (オーランド・マジック) 2009 ネイト・ロビンソン② (ニューヨーク・ニックス)
2010年代 2010 ネイト・ロビンソン③ (ニューヨーク・ニックス) 2011 ブレイク・グリフィン (ロサンゼルス・クリッパーズ) 2012 ジェレミー・エバンス (ユタ・ジャズ) 2013 テレンス・ロス (トロント・ラプターズ) 2014 ジョン・ウォール (ワシントン・ウィザーズ) 2015 ザック・ラヴィーン (ミネソタ・ティンバーウルブズ) 2016 ザック・ラヴィーン② (ミネソタ・ティンバーウルブズ) 2017 グレン・ロビンソン3世 (インディアナ・ペイサーズ) 2018 ドノバン・ミッチェル (ユタ・ジャズ) 2019 ハミドゥ・ディアロ (オクラホマシティ・サンダー)
2020年代 2020 デリック・ジョーンズ・ジュニア (マイアミ・ヒート) 2021 アンファニー・サイモンズ (ポートランド・トレイルブレイザーズ) 2022 オビ・トッピン (ニューヨーク・ニックス) 2023 マック・マクラング (フィラデルフィア・76ers) 2024 マック・マクラング (オセオラ・マジック)