レーベルゲートCDとは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
レーベルゲートCD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:31 UTC 版)
詳細は「コピーコントロールCD」を参照 2002年にレーベルゲートとソニー・ミュージックエンタテインメントが開発した「レーベルゲートCD」は、ATRAC3 132kbpsがPC用のデータ形式として採用された。レーベルゲートCDはコピーコントロールCDの一種だが、インターネット経由で認証することでPC上でATRAC3ファイルを再生したり、ATRAC Audio Device・MGメモリースティックに回数制限付きで転送する機能が用意されている。後に認証なしでPC上でATRAC3ファイルを再生できる「レーベルゲートCD2」に置き換えられたが、2004年11月17日発売分以降の音楽タイトルには利用されていない。全タイトルがCD-DAでの再リリースに伴い廃盤となり、認証サービスも2008年3月までに終了した。
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レーベルゲートCD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:50 UTC 版)
「コピーコントロールCD」の記事における「レーベルゲートCD」の解説
ソニー・ミュージックエンタテインメントによって発売されたCCCDで、CCCD導入当初から抱えていた問題点の解決を図ると同時に「PC用の部分」をATRAC3データに置き換えたものである。 構造は1stセッションエリアと2ndセッションエリアに分かれている。 1stセッションエリア オーディオ機器での再生や、カセットテープへのアナログ録音、SCMSに基づいたMDやDATへのデジタル録音は可能だが、PCでの読み出しやリッピングができないように「CDS-200」と呼ばれるプロテクト技術を採用している。よって、通常のCCCDと同じくレッドブックに反しているため、「Compact Disc」ロゴは入っていない。 また、従来から指摘されていたCCCDでの音質問題を是正するために、レーベルゲートCDではソニー・ミュージック マニュファクチュアリング(SMM)が開発した「カッティング工程のためのピュア・デジタル・リンク・システム(PDLS)」を採用している。このシステムは、ダイレクト・クロック・ディストリビューションシステム、アルト・レーザーカッティングⅡ、ピット・シグナル・プロセッシングから構成されており、ピット・シグナル・プロセッシングについては、ソニーがSuper Audio CDのために開発した技術である。 2ndセッションエリア ATRAC3(132kbps)のデータと転送用ソフトウェアを記録。データは暗号化されておりそのままでは取り込みはできないため、専用ソフトの「MAGIQLIP」を用いる。このときインターネット経由でアクティベーションを行い、ディスクに書き込まれた「Postscribed ID」(PID)をもとにコピーが初回であるかどうか判断する。初回コピーのみ無料だが、2回目以降(レンタル版は初回コピーから)有料で、値段は種類や企業によって若干変わる。コピーしたデータは、NetMDなどのOpenMG対応機器へチェックイン/チェックアウトが可能となる。 しかし、再生するためにはHDDにダビングする必要があったため、インターネット接続環境がなければ再生自体が不可能であった。そこで、後に発表された改良版の「レーベルゲートCD2」(LGCD2)では、転送ソフトも「MAGIQLIP2」となり、データの再生を直接行えるようになった。
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